議院運営委員会 第2号
- 発言数
- 27 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1953/12/24
会議録
○委員長(草葉隆圓君) 開会いたします。 先ず常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 自由党から、議院運営委員田中啓一君、同じく井上清一君、予算委員の西郷吉之助君、同じく高野一夫君がそれぞれ辞任せられて、議院運営委員に西郷吉之助君、同じく高野一夫君を、予算委員に田中啓一君及び井上清一君をその補欠として指名せられたいとの申出がございます。
○委員長(草葉隆圓君) 只今の申出の通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。申出の通り決定いたします。 —————————————
○委員長(草葉隆圓君) 次に議案の審査省略要求に関する件を諮りいたします。
○事務総長(芥川治君) 奄美群島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定について承認を求めるの件が予備審査の形式において、先ほど当院に提出されました。衆議院がやがて済みましてから、正式に委員会審査省略の要求が出て参るわけでありまするが、事前に、委員会審査省略をお諮りを願いたいと存じます。
○委員長(草葉隆圓君) この問題につきましては、かねがね本委員会等におきましても促進方のいろいろ御発言等があり、御協議を頂いておつたのであります。その後理事会等におきましても、再三お打合せを頂いておつたのであります。本日官房長官その他外務省関係のかたがたの御出席を求めたのであります。官房長官から発言を求められておりますので、官房長官に御発言願います。
○政府委員(福永健司君) 奄美群島の復帰につきましては、しばしば参議院におかれましても、決議或いはその他の形におきまして政府の方にこれが促進につきまして督励等を頂いておるわけでございます。私も本委員会におきまして、しばしば皆様の御質問にお答え申上げていたのでありますが、その際等におきまして、十二月の二十五日に復帰ができるようにということを目途といたしまして、諸般の折衝をいたしておりますることを申上げておりました次第でございます。数日前の本委員会の協議会におきましても、二十四日に本会議をお開き頂きまして、そこで事前の御承認を頂けまするならば、大体これに間に合うように諸般の折衝も進捗いたしますし、又同時に、今次提出いたしておりまする御承認を頂く案件は、その効力が二十五日の午前零時、即ち今夜半から効力が発生いたすということの内容等も含んでおりまするので、奄美群島二十数万の同胞の熱望等にも応える意味からいたしまして、若干時間的には無理なところもないではなかつたのでございますが、いろいろの作業等も進めて参つたわけでございます。今申しました理事会の際におきましては、一応二十四日ならば、しかと間に合うように進められると思いますということを申上げておつたのでございますが、実は今朝の九時になりましてアメリカの本国側からの最終の訓令が参りましたような次第で、その後暗号解読、その他いろいろの作業等がありまして、一応予想いたしておりました時刻よりも大分遅れましたために、国会の皆様にいろいろ御迷惑をおかけいたしておりますることは申しわけないと思つておりまするが、いずれにいたしましても、漸くにいたしまして、二時頃国会に提出するという運びになりました次第で、只今衆議院におきまして本会議にこれを上程して頂いておるわけでございます。もう間もなく本院のほうに廻つて来るわけでございますが、委員長におかれまして、只今御発言もありました通り、内閣におきましては、この案件につきまして委員会の審査省略をお願いしたいと願い出ております。この種の案件につきまして、委員会等でも御審議願うことは、これは誠に結構なことなのでございますが、先ほど申上げましたように本協定の効力の発生が、いわば今夜半ということでございます。又この両院の御承認を頂きました直後におきまして、米側と相会しまして署名等もいたすということの運びになりますような次第でございます。時間的の点、又この種のことにつきましては、前々から奄美群島復帰と関連して法律案等の御審議も頂きまして、事前に国会側としてはいろいろの御準備等もして頂いておりまする等の事情に鑑みまして、これをできるだけ速かに進捗せしめまして、一刻も早く奄美群島の住民は申すに及ばず、同胞の要望にも応えたいと存じますので、かような事情につきまして、何とぞ御理解下さいまして、政府からお願い申上げておりまするようなお取扱を願いたいと存じます。 さような次第を申出まして、皆様の御了解を頂きたいと存じまして、内閣から参つてお願い申上げました次第でございます。
○委員外議員(大和与一君) ちよつと懇談という恰好にして頂いて……。
○委員長(草葉隆圓君) 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(草葉隆圓君) 速記を始めて。 只今の議案としての奄美群島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定並びに交換公文は、政府のお求めの通りに委員会審査省略要求を承認することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。承認することに決定いいたします。 —————————————
○委員長(草葉隆圓君) 次に奄美群島日本復帰祝賀決議案につきまして、お諮りをいたします。
○事務総長(芥川治君) 大屋晋三君外二十一名から奄美群島の日本復帰祝賀決議案が発議されております。原文を朗読いたします。 奄美群島の日本復帰祝賀決議案 奄美群島は、沖縄、小笠原群島等とともに、米軍の管理下におかれて来たが、現地及び全国民の宿願が達せられていよいよわが国に復帰する日を迎えることとなつた。群島住民のよろこびは勿論全国民挙げて慶祝に堪えないところである。 参議院は、同群島の復帰を心から祝賀し、米国の好意ある措置に深く敬意を表するとともに、八年間にわたり苦難の途を歩み来つた奄美群島の同胞を深い同情をもつて迎え、同群島の民生の安定と経済の復興のため一層の努力を期するものである。 右決議する。 なおこの決議案に対しまして委員今の審査省略をされたいという御要求が出ておりますのでお諮りをお願いいたします。
○委員長(草葉隆圓君) この件につきましては、実は理事会におきまして、各会派全部御出席の上に、再三御検討頂いて、その結果この案文になつた次第でございます。先ほど大和君から、御懇談の際に、更にこれ以外になお残つておりまする従来の日本領土の復帰という問題も、これに合わしたらどうだという意味のことにつきましても、理事会でいろいろ検討いたしました。その結果この案文に落着いたような次第でございます。従つて理事会の決定の通りこの案文によつて、而も各会派提案者となりまして、これを委員会審査省略として取運びたいということに相成つたのでございますから、この点附け加えながら御承認をお願いしたいと思います。
○委員外議員(大和与一君) ここでなお言いたいのですけれども、絶対少数だつたら、今回に限り、私は了解いたします。
○天田勝正君 このことは如何なんでしようか、元来今朝の理事会並びにさつきの理事会におきましても、本来今大和君が仰せになつたようなことは、私が強く主張しておつたのでありますけれども、こういう事柄は、即時に取運ぶということも、現地住民に対してその熱望に応えるゆえんでもあると考えましたし、その時に第四控室の方からも御出席になつておられまして、まあこの程度でよかろうというお話もあつたので、むしろ逆に、私もそれまでも強く言つても如何かと、こういうふうに考えまして、それだから引込めたという事情もありまして、大和君も希望も付されたけれども、これで我慢するという御趣意のようでありまするから、これはこれで満場一致ということでお通し願つた方が私はよろしいんではないかと、こう考えます。
○委員長(草葉隆圓君) それでは決議案は本文の通りといたしまして、委員会審査省略の要求を承認することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(草葉隆圓君) 次に議員林了君の逝去に関することを御報告申上げ並びにこれに伴う処置についてお諮りを申上げます。
○事務総長(芥川治君) 緑風会の林了君が、十二月二十日午後十一時神奈川県足柄下郡湯河原町宮上六百二十三番地において狭心症のため逝去されましたことを御報告申上げます。 つきましては、弔詞は議長において起草されまして、昨日贈呈を済ましております。なお本日哀悼演説は堂森芳夫君が行う予定になつております。なお国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律、第十二条に基きまして、御遺族に対して、議員歳費の一年分を弔慰金として差上げることになつております。金額は九十三万六千円であります、予備金に関する法律第二条に基きまして、本議院運営委員会のご承認をお願い申上げたいと思います。
○委員長(草葉隆圓君) 只今事務総長から申上げました通りにこれを措置をいたし、なお予備金支出を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(草葉隆圓君) 次に議員派遣変更要求に関する件をお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 堂森厚生委員長から、議員派遣変更要求書が提出されております。 内容は、十二月十日の議運において決定いたしました派遣議員林了君の死亡に伴いまして、常岡一郎君に変更せられたいという要求でございます。
○委員長(草葉隆圓君) 只今、厚生委員長からの要求の通り決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたしました。 暫時休憩をいたします。 午後三時十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかつた〕