外務委員会 閉会後第4号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1954/09/21
会議録
○委員長(石黒忠篤君) それではこれより外務委員会を開きます。 私から御報告を申上げたいと思います。前回に私からいろいろご報告を申上げました済果、私の外務委員長として総理大臣に出しました手紙に対しまする十八日付の回答も御披露いたしたのでありましたが、それは当委員会として要望の総理大臣の出席可能の日をお知らせを願いたいというこちらの手紙の眼目に触れない、それについては何らの回答もなく、十八日にはこれこれの用事があるから出席できないという返事であつたのでありましたので、重ねて、この点に関して誠に書類往復の目的を達し得なかつたことを遺憾に存ずる。昨十七日貴公邸において拝聴した首相の挨拶の趣旨は本日の外務委員会でお伝えばしておきましたが、外務委員会としてはなお総理の出席を要求しておる従来の意思に変りはない。この際議長を経由して文書を以て重ねて出席を要求することに決定いたしましたについては、当委員会に出席可能の日時をあらかじめ承知いたしたいと考えるので、九月二十日正午までに御回答を得たいということを重ねて申入れておきました。それに対しまして、二十日付の返事が参つて来ております。 貴委員会への出席可能の日時に関 する九月十八日付貴信を受領いたし ましたが、出発当日まで外国大公使 等との会談、海外出張準備のための 打合等、止むを得ざる公務輻湊のた め出席困難と存じますので、何とぞ 御了承願います。 右お届けいたします。 という書面を昨日内閣から届けて参つたのであります。この段御報告を申上げます。 本日は中田委員の御質問がなお残つておるところがございましたので、その継続をもいたしたいと存じたのでありますが、中田委員は御用で御出席ありません。そこで前回の御要望の総理大臣出席の申入れに対して可能の日時を示してもらいたいということは、今申上げたような御返事でありますので、その御報告と中田委員の質問とを いたしたいと存じましたが、中田委員がお見えでございませんので、この御返事に対して御了承を願うというこういうことで、本日の委員会は尽きると思うのであります。これに関して何か御意見がありましたら……。
○曾祢益君 あの何といいますか、形式的の問題としては、委員長から再三に亘つて総理の出席を求める委員会の意思の上に副うた御努力願いました結果が、結局私たちが要意を想定するといつては悪いのですけれども、どうも総理は最後の段階になつて出席しないのではないか、悲観的な見方が正しかつたことがわかつたわけです。そこでそのいきさつの、その返事のあつたことそれ自体は事実といたしまして了承いたしまするが、それにつきまして、本日の委員会におきまして、この問題は非常に重大な問題であるから、委員会としては総理が外務委員会に外遊前に出席しないという正式の返答があつたものとして、それに対する委員会としての態度を如何に処すべきか、この点についての御相談を願いたいと思います。従いまして重複いたしまするが、その交渉の経緯は経緯といたしまして、事実として了承いたしまするが、問題は委員会をそれだけで散会するというようなことは、我々として考えられない。総理が出て来ないという確定的な返事を根拠としての委員会の態度について、これを議題とされることを私は希望いたします。
○羽生三七君 曾祢委員の提案に同感です。
○團伊能君 只今委員長から、非常に御苦心になり、総理出席の問題についての経過について承わりましたが、非常に私感謝いたします。只今承わりましたような事情によつて総理の出席がこの委員会に出発前には殆んど困難であつてできないというお話であります。これにつきまして、曾祢委員からこの委員会といたしてどういう処置をするかという御提案がありました。私もこれについてこの委員会といたしての立場というものを明らかにしなければならないと存じますが、非常に重大な問題でもございまするので、今日は委員も非常に出席が少いので、これを問題といたして、明日なり、いつか委員長の御指定の日において、最近において再び委員が集つて、我々の態度も決するところの御相談をいたしたいと思いますので、さようお取計らいをお願いいたしたいと思います。
○委員長(石黒忠篤君) この問題は委員会として重大な問題だと私も考えます。殊に他の委員会と違いまして、総理が外遊後に出席をするなどということについては、当委員会の要望に関する限り無意味だと思うのでありまして、出発前に是非とも出席をして発表がなくちやならんと思つてしばしば交渉したのであります。そこでそれを当委員会の問題として、当委員会の最後の返事が参つたのでありますが、議運等にはこれだけの最後の返事は来ておらんと私は思います。要望の日に出席ができないというのが、前回の当委員会が得ました答えでしたが、今回の答えは出席可能の日がないかと言つて重ねて聞いたのに対して、出発までないと、こういう最後の返事だつた。それに対しましての当委員会としての態度を相談をするということは、今御提案の通りに賛成者もありまするし、当委員会の問題といたしたいと考えます。そこで團委員のお説はこれを問題とするということにいたして、各自会派に諮つて最近の機会に急いで委員会を開くと、こういうことでありますが、それでよろしうございますか。
○曾祢益君 團委員の御意見の通りで結構でございます。具体的に大体もう日にちを予想して決めておいたほうがいいんじやないですか、正式に招集の通知をして頂く日にちを。
○委員長(石黒忠篤君) 速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(石黒忠篤君) 速記を始めて下さい。 それでは次回は明日の午後零時半から開くということにいたしまして本日はこれにて散会をいたします。 午前十一時三十三分散会