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第19回国会衆議院1954/05/29

労働委員会 第29号

発言数
7 件
登壇者
3 名
会派数
2
開催日
1954/05/29

会議録

赤松勇日本社会党(左)

○赤松委員長 これより会議を開きます。  けい肺病対策に関する件について調査を進めます。  本件に関して小坂労働大臣より発言を求められておりますからこれを許します。小坂労働大臣。

小坂善太郎自由党労働大臣

○小坂国務大臣 委員長のお許しをいただきまして所見を申し上げたいと思います。  珪肺対策の重要性については、いまさら申し上げるまでもないところでありまして、労働省といたしましては、労働衛生行政上最も重要なものの一つとしてこれを取上げ、昭和二十三年以来逐年珪肺巡回検診を実施して、罹患労働者の把握に努めるとともに、珪肺労災病院及び珪肺試験室を設置して、患者の療養と珪肺の予防並びに治療を目的とする研究を行い、また都道府県における監督機関によつて、予防のための施設の改善、健康管理の徹底等について、指導監督の実をあげるべく努力を続けて来たところであります。しかしながら、御承知の通り、珪肺の予防並びに治療について、十分その実効をあげるためには、現在遺憾ながら学問的に種々未解明な問題が残されておりますと同時に、作業環境の改善等の実施については、企業に多大の経済的負担を必要とする場合が多い等の事情により、その対策が必ずしも万全を期する段階に至つていないことは、これを認めざるを得ないところであります。  去る十六国会において、けい肺法案が議員立法として提出せられ、当労働委員会において慎重に御検討がなされており、これが珪肺対策を推進する上こ大いに貢献しておることは認めるのでありますが、同法案に対する政府の見解としましては、同法案が政府の予算措置を伴うものでもあり、また政府としては、珪肺対策全般につき、目下けい肺対策審議会に審議を煩わしておりますので、同審議会の結論をまつて予防、診断、補償等についての立法措置を講じたいと考えておるのであります。  けい肺対策審議会におきましては、目下予防、診断、厚生、対策、粉塵恕限度の各専門部会を設け、回を重ねて慎重な調査を検討を行つているのでありまして、さらにその審議を促進し、すみやかに結論が得られますよう督励いたすつもりでありますが、その結論をすみやかに得ることが困難な場合におきましては、政府としましても諸般の意向を参酌し、すみやかに立法措置について善処いたしたいと考えております。  以上は、立法に関する政府の見解でありますが、なお行政上の措置としましては、目下調査研究に着手しておりまず労働安全衛生規則の改正において、予防上必要な規定を挿入したいと考えておりますし、また石工等に対する労災保険の適用の拡張あるいは巡回検診の推進、珪肺病床増設等の措置を行い、立法上の措置がなされるまでもなく、行政上の措置によつても、珪肺対策の万全を期したいと考えております。

赤松勇日本社会党(左)

○赤松委員長 それでは暫時休憩いたします。     午後零時五十七分休憩     午後一時十八分開議

赤松勇日本社会党(左)

○赤松委員長 再開いたします。  次に、本日の請願及び陳情書日程全部を議題といたします。まず請願審査小委員長より、その審査の経過並びに結果を御報告願います。池田清君。

池田清自由党

○池田(清)委員 請願審査小委員会における請願及び陳情書審査の結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託せられました請願件数は六十件、送付せられました陳情書は八十七件でありまして、小委員会は二十九日慎重審議の結果、次の結論を得た次第でございます。  すなわち、日程第一、第二、第五、第六、第八ないし第一二、第一四、第一七、第一八、第二二、第二三、第二五ないし第三二、第三五ないし第四二、第四四、第四五、第四七、第五一、第五二、第五五、及び第五七の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと議決し、日程第五八及び第六〇の両請願は、いずれも採択すべきものと議決し、その他の各請願はいずれも留保すべきものと決定いたしました。  なお、陳情書につきましては、すべてその趣旨を了承すべきものと決定いたしました。  以上簡単に御報告申し上げます。

赤松勇日本社会党(左)

○赤松委員長 ただいまの小委員長の報告の通り決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

赤松勇日本社会党(左)

○赤松委員長 御異議なしと認めてさよう決します。  なお報告書の作成につきましては委員長に御一任願います。  それでは暫時休憩いたします。     午後一時二十一分休憩     〔休憩後は開会に至らなかつた〕     〔参照〕  請願に関する報告書     〔都合により別冊附録に掲載〕

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