補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第2号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1954/03/08
会議録
○葉梨委員長 これより会議を開きます。 補助金等の臨時特例等に関する法律案を議題といたします。まず本案の趣旨について政府の説明を求めます。植木大蔵政務次官。 —————————————
○植木政府委員 ただいま議題となりました補助金等の臨時特例等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、国の財政の健全化及び中央、地方を通ずる財政調整の見地から、国の補助金、負担金等につきまして整理する必要を認め、昭和二十九年度予算におきまして所要の措置を講じているのでありますが、このうち、法律に基いて交付する補助金等につきまして、右に即応して法的措置を講ずる必要があるのであります。しかしながら、関連法規も多数ございますので、慎重に検討の上、後日適当な措置をとることを妥当と考え、臨時的な措置といたしましてこの法律案を提出した次第であります。 この法律案の内容を要約いたしますると、一、地方公共団体が法令に基いて実施いたしまする施策に伴う経費に対する補助金等のうち、職員の設置費、事務費等、または地方的な事務費及び事業費にかかる補助金等で、金額を地方財源の計算に織り込むか、あるいは補助金等を低減することが妥当と認められるもの、二、民間団体等に対する補助金等で、補助金等の交付を停止または低減することが適当と認められるもの等について所要の措置を講じようとするものであります。何とぞ御審議の上すみやかに御賛成あらんことをお願い申し上げます。
○葉梨委員長 この際御報告を申し上げます。今朝の理事会におきまして協議の結果、一応の審査の予定といたしまして、今週は水曜、金曜の二日を総括質問に充て、来週は、十五日すなわち月曜が農林、水産、水曜日十七日が通産、運輸、建設、金曜日の十九日を文部、厚生の割当をもちまして審査に当りたい、こういうことに一応理事会で審査予定を決定いたした次第であります。各位におかれましても、どうかその御方針をもつて審査にお当り願うようにいたしたいと思います。 なお、その間に本案と憲法等との関係等につきまして参考人の意見を聴取すべしという御希望に対しましては、次回の理事会におきまして具体的にこれをきめまして、ただいま割当てました日にち以外の日におきましてこれを施行することにいたしたい、かような相談になつておりますから、御了承を願います。
○井手委員 当局の説明はこれでお終りでございますか。
○葉梨委員長 さようであります。
○井手委員 各省にわたる重要な法律の補助金を削る問題はきわめて重要であります。ただいまの御説明でははなはだ簡単過ぎる。それほど私どもは簡単なものじやないと考えております。補充説明は当然あつてしかるべきじやないか。この法律についてはこうなつている、こういう事情であるというくらいの親切はあつてしかるべきじやないかと思う。その親切があつてこそ審議の円満なる進行ができると私は考えております。
○羽田委員 ただいまの井手さんの御意見でございますが、私は、総括質問が十日から十二日までございますし、なお十五日から十九日までにわたりまして各省ごとに質疑を重ねる機会があるのでありますから、この各省の各論的な質疑の際に、一々の法律について質疑を行うというような機会が十分あることと存じます。ことに所管大臣や所管の政府委員等に対して十分に質疑を行つて行くことができると思いますので、ただいまの植木大蔵政務次官の提案の御説明はその程度でいいんじやないか、あとは各論のときに行うべきじやないか、こういうふうに考えます。これは私の意見であります。
○川俣委員 今井手委員からの動議的な質問はもつともだと思うのですが、その前にひとつ大蔵政務次官にお尋ねしておきますが、今の提案説明は、いわゆる政務次官としての提案説明でなくて、政府を代表しての説明だと理解してよろしゆうございますかどうか、その点が第一点。第二点は、こういうものを一本にまとめて来られたからには、やはり責任を持つてやるためには、今の井手委員からの質問のように、もう少し詳細に各般にわたつて概要的な御説明があつてしかるべきじやないかと思いますが、用意がなければ次でもよろしゆうございますが、どのようにお考えになつておりますか。この二点をお尋ねしておきます。
○植木政府委員 第一点は御質問の通りでございまして、政務を代表しての提案理由の説明でございます。第二点につきましては私もやや同感でございまして、少しこれでは説明として不十分に感じますから、できますならば、本日は用意をいたしておりませんので、次の総括質問の冒頭にでも、いま少しく詳細に総括的な立場で申し上げさせていただきたいと思います。
○川俣委員 それならいいです。
○葉梨委員長 それでは、ただいま政府の答弁にもございましたように、委員各位の御意見ごもつともでございます。政府におきましても、水曜日の総括質問の冒頭に、補足説明といいますか、それを行つて、それから総括質問に入つていただく、こういうことにお願いしたいと思います。 それでは明後十日午前十時より開会いたすことといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午前十一時四十五分散会