地方行政委員会 第71号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1954/05/31
会議録
○中井委員長 これより開会をいたします。 まず請願及び陳情書について審査することといたします。本日の請願日程第一冷害対策としての地方財政平衡交付金増額等に関する請願より、日程第五九六学生の選挙権に関する自治庁通達廃止の請願に至る請願について、審査することといたします。本委員会におきましては、これら請願審査のため小委員会を設置してありますので、まず小委員長よりその報告を聴取いたします。請願審査小委員長門司亮君。
○門司委員 ただいま議題になつております請願に関する請願審査小委員会の御報告を申し上げたいと思います。 請願に関する小委員会の経過は、本小委員会は去る、二十五日請願審査のため九名をもつて設置されましてより、本日小委員会を開いて審査をいたしたのでありますが、今会期において委員会に付託になりました請願は総件数五百九十六件でありまして、その内訳を、事項別に申し上げますと、地方税財政に関するものとして自動車運送事業に対して事業税の外形標準課税廃止を要望するもの百四十三件、自動車税の軽減を要望するもの百九十八件、事業税の軽減ないし税率引下げを要望するもの七十四件、遊興飲食税に関する請願の要望二十三件、固定資産税に関する要望十二件、その他の税に関する要望十三件、地方財政計画、交付税増額及び財政再建整備法制定等、地方財政に関するもの十九件、以上四百八十二件、地方自治に関するものとしてまず町村合併促進に関する要望が十五件、次に地方公務員法関係の要望が六件、その他八件、警察に関するもの三十六件、消防に関するもの一件、選挙に関するもの三十九件、その他に関するもの十二件であります。しこうして本日審議いたしたのでありますが、その審査方針としては、これら請願はいずれも真摯率直なる国民の声でありますので、その趣旨妥当なものはでき得る限り採択することとし、疑義あるものにつきましては、さらに慎重に審議することといたしたのであります。 その結果、貨物自動車運送事業及び乗合自動車事業に対する事業税の外形標準廃止に関する諸請願は、いずれもその趣旨が達成されておりますので議決を要しないものとし、福島県衆議院議員選挙第二区の分離に関する請願一件及び千葉県志津村外五箇村の町村合併反対に関する請願二件は、さらに検討を要するものと認め、一応その態度を留保することとし、その他の請願についてはいずれもその趣旨妥当と認め、政府においてもこれに対する措置及び研究調査をなすべきことを適当と考えるのであります。 以上の結果、便宜本日の請願日程の番号によつて申し上げますと、第一ないし第四、第八ないし第一一、第一三ないし第三八、第四〇ないし第四四、第四九ないし第五一、第五四ないし第六〇、第六五ないし第七四、第七九ないし第八八、第九六ないし第一一六、第一二四ないし第一三〇、第一三二ないし第一三六、第一三九ないし第一四三、第一四八ないし第一七〇、第一八九ないし第二〇二、第二一三ないし第二一六、第二二一ないし第二二二、第二三〇ないし第二四〇、第二四五、第二四七ないし第二五七、第二六九ないし第二八一、第二八六ないし第二九二、第二九四ないし第三〇二、第三〇八ないし第三一三、第三一八ないし第三二九、第三三四ないし第三四三、第三五四ないし第三五六、第三五九ないし第三六一、第三六四ないし第三七二、第三七六ないし第三九一、第三九四ないし第三九八、第四〇〇ないし第四一〇、第四一六ないし第四二七、第四三九ないし第四九二、第四九五ないし第五〇一、第五〇三ないし第五〇八、第五一〇ないし第五二七、第五二九ないし第五五〇、第五五二ないし第五六八、第五七一ないし第五八三、第五八五ないし第五九六の各請願は、いずれも採決の上内閣に送付すべきものと議決し、第五ないし第七、第一二、第四五ないし第四八、第六一ないし第六四、第七五ないし第七八、第八九ないし第九五、第一一七、第一二三、第一三一、第一三七、第一三八、第一四四ないし第一四七、第一七一ないし第一八八、第二〇三ないし第二一二、第二一七ないし第二二〇、第二二三ないし第二二九、第二四一ないし第二四四、第二四六、第二五八ないし第二六八、第二八二ないし第二八五、第二九三、第三〇三ないし第三〇七、第三一四ないし第三一七、第三三〇ないし第三三三、第三四四ないし第三五三、第三五七、第三五八、第三六二、第三六三、第三七三三七一ないし第三七五、第三九二、第三九三、第三九九、第四一一ないし第四一五、第四二八ないし第四三八、第四九三、第四九四、第五〇二、第五〇九、第五二八、第五五一、第五六九の各請願は、いずれも議決を要せざるものと、委員会においては議決すべきであると決した次第であります。 以上簡単でありますが、請願小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。
○中井委員長 これより請願について採決をいたすのでございますが、ただいま小委員長御報告にかかる請願中、自治警存置に関する請願並びに学生選挙権に関する自治庁通達廃止に関する請願は、いずれもその趣旨に反する法案がすでに本院を通過しておりまする関係上、なお地方公務員の停年制実施反対の請願と、これを制定せよとの請願が同時に採決すべきものとされておりまするが、同一の事項について、全然反対する二つの請願が採決せられるということにつきましては、問題がありまする関係上、この三項目にわたります請願につきましては、その採決を保留いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 それではさように決定をいたしました。 次に陳情書日程第一地方債のわく拡大等に関する陳情書より日程第四地方財政再建整備方策の促進に関する陳情書に至る陳情書について審査いたしますが、これらの陳情書の内容につきましては、すでに文書表によつて御承知のことと存じますので、これらの陳情書はいずれも委員会において了承することといたしたいと思いますが、これまた御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さように決定いたしました。 先ほど請願のことについて皆さんの御了解を得ましたが、右保留をいたしました以外の小委員長御報告の請願全部につきまして採決いたします。これを採択するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さように決定いたしました。 ただいま議決されました請願に関する報告書につきましては、すべてその手続を委員長に御一任くださるようお願いいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さように決定いたします。 —————————————
○中井委員長 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、今会期中警察法案、地方税法の一部を改正する法律案等の重要法案を初めとして全部で十八件の法律案を審査するとともに、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する国政調査等、地方自治の伸長、地方行政の円滑なる運営を期するために努力いたして参りましたが、第十九回国会も近日中に閉会となる予定と存じますので、本委員会の重要なる使命にかんがみまして閉会中も継続して審査できるようにいたしたいと考えます。しこうして国会法第四十七条第二項の規定によりまして、議院の議決を要しますので、内容、手続等は委員長に御一任を願うことにして、議長に閉会中も継続して審議をいたしたき旨申入れたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。 —————————————
○中井委員長 次に引続きお諮りいたしますが、閉会中も継続して審査することになりますれば、地方自治、地方財政、警察及び消防等の状況について委員を各地に派遣してその実情を調査し、本委員会の審査に遺憾なからしめたいと思います。つきましては、委員派遣に関しましてはすべて委員長に御一任を願うことといたしまして、議長にその承認を求めることといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 —————————————
○中井委員長 引続きお諮りをいたします。すなわち今会期中設置いたしました町村合併促進に関する小委員会、地方財政再建整備法案審査小委員会も、閉会中も継続して審査するようにいたしておきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 御異議なしと認め、さように決定いたしました。
○山中(貞)委員 参議院に皆様の御協力で送つていただきました奄美大島の法案でありますが、現在の参議院の主管委員会である地方行政委員会が、その他の重要法案で相当混乱難航いたしておりますために、願わくば各党のそれぞれの立場におかれましても、今国会会期中にぜひともこの法案の趣旨が期待に沿い得るように議決せられるよう、協力方を切にお願いいたします。
○加藤(精)委員 政府提出法案が非常に急ぐようになつていると聞いておりますが、政府提出法案は現在まだ審議未了のものが五件しかないことになつているそうであります。しかしながら奄美大島の復興特別措置法は、政府提出法律案に準ずる重要性を持つているのでございまして、国内的、国際的な政治的意味もきわめて重大でございますから、地方行政委員会としては、各派の理事がただいまよりただちに参議院の地方行政委員会におもむきまして、特にこれの取扱いは今国会中に必ず参議院の委員会及び本会議を通過するように努力方を、参議院地方行政委員会の各派に懇請して来たいと思いますが、その取扱いをなさることについて委員会の御同意を得たいと存じます。
○中井委員長 ただいま山中、加藤両委員よりの御発議は、両委員のお考えだけでなく、当委員会委員各位も同じ御意見と存じます。つきましては、御発議の通り参議院の方にぜひ奄美大島復興法案の成立を期するべく交渉をいたすことにつき、適当なる措置をいたしたいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中井委員長 さように決定をいたしました。 本日はこれにて散会をいたします。 午後四時十六分散会