P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
19回国会衆議院1954/05/12

議院運営委員会 第56号

発言数
88
登壇者
9
会派数
4
開催日
1954/05/12

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより委員会を開会いたします。  一番最初に、すでに決定済みであります第十次造船促進に関する決議案、これは各党一致の決議案でありますから、本日上程いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さよう決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員長から中間報告を求めて来ておりますが、これは議事の少いときにしたいということでありますので、今日でなく、次の機会にお諮りいたすことにいたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、参議院の回付案の取扱いを議題といたします。地方税法の一部を改正する法律案、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案、入場譲与税法案、土地区画整理法施行法案、離島振興法の一部を改正する法律案、補助金等の臨時特例等に関する法律案、厚生年金保険法案、船員保険法の一部を改正する法律案、厚生年金保険及び船員保険交渉法案、以上九件の参議院回付案は、明日取扱うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さよう決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、委員派遣承認申請の件をお諮りいたします。農林委員長井出一太郎君から委員派遣承認申請が出ておるのであります。御承知のように北海百万暴風雪による農林被害、その実地調査のために、六日間の予定をもつて北海道に委員を五名派遣したい、佐藤洋之助君、吉川久衛君、足鹿覺君、中村時雄君、安藤覺君、以上五君を派遣したいとの申出であります。これは御承知の通りの事情でありますから、この委員派遣は承認することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さように決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、なおこの際お諮りをいたしておきたいと思いますことは、議長より特に御諮問があつたわけですが、それは、市町村職員共済組合法案の付託に関する件であります。先般、これは規定に照して地方行政委員会に付託さるべきものであるが、地方行政委員会においては、目下重要法案をいまだ審議中であつて、会期の差迫つておるときにこの委員会に付託することは無理ではないか、規定ではあるけれども、内容は厚生委員会に関する部分が多いから、これを厚生委員会に付託するということで、一応ここできめたのであります。さらにその後地方行政委員長より、衆議院規則第九十二条の規定に照しても、この法案は地方行政委員会に付託すべきものであるとの議長に対する要求書があつたので、これをいかにするかということで議長より諮問になつた次第であります。なお、地方行政委員会においては、各党一致してそのことを主張されておるのであります。これはさきにきめましたことを、付託がえすることにいたしましたらよろしいか、いずれにすればよろしいか、一応御意見を伺いたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 私はこの際、地方行政委員会の一致した意見でもあり、厚生委員会もおおむね了承しておるように聞いておりますので、中身は別にして、地方行政委員会でやるべきが筋だと思います。やはりこの際付託がえをしていただくことに賛成をいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 私は付託がえは異議ないのですが、厚生委員会でもし審議に入つておればちよつと無理があると思うのです。入つていなければ付託がえしてもよろしいと思いますが……。

大池真衆議院事務総長

○大池事務総長 まだ入つておらないようでございます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、厚生委員長には委員長の方からもよくその旨を伝え、あのときは便宜的にやつたことであるからということで御了解を得たいと思いますし、今山本君の御発言の通り、議長にその旨を答申することにいたしたいと思いますが、いかがですか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、さようにいたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、漁港審議会委員任命につき同意を求めるの件をお諮りいたします。この承認の件は大分長くなつておりますので、本日本会議で決定をいたしたいと思いますが、各党の態度を御表明願いたいと思います。自由党はいかがですか。

坪川信三自由党

○坪川委員 自由党は異議ありません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 改進党はいかがですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 わが党も異議ありません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 社会党左派はいかがですか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 わが党は、その理由については前に言つてありますが、これに反対いたします。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 右派はいかがですか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 わが党も反対です。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは採決いたしましようか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 どうぞ。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは漁港審議会委員任命につき同意を求めるの件については、政府より求めて来た原案に賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 挙手多数。それでは承認することに決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、日本国有鉄道経営委員会委員任命につき同意を求めるの件でありますが、大体村田省蔵君は目下全権大使として海外に派遣されておるので、穏当を欠くのではないかと思います。従つて、便宜この人だけは撤回してもらうように交渉いたしますが、手続等の関係でまだ撤回になつておりません。従つて村田省蔵君を除いて、他の四君を承認いたしたいと思いますが、この件に対して各党の御所見を伺います。自由党はいかがですか。

坪川信三自由党

○坪川委員 承認に異議ありません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 改進党はいかがですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 異議ありません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 社会党左派はいかがですか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 反対です。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 右派はいかがですか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 反対です。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではこれも採決いたします。  ただいま申し上げました通り、村田省蔵君を除く四君を承認することに賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 挙手多数。この四君は承認することに決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 緊急質問は、重大な問題としては凍霜害緊急対策に関する緊急質問、あるいは北海道の今次の災害に関する二件の緊急質問などがあるのですが、北海道の方は、目下調査資料がまだ不完備で、内閣でも答える資料が足りないのじやないかと思います。私ども、今北海道議員連盟で会議をやつて来たのですが、資料はこれだけしかありません。今明日中に、現在も刻々電話で連絡をやつておりますから、大体資料がそろうのではないかと思います。従つて、これは明日の本会議の劈頭にでもやつてもらうことにして、きようは目下の緊急性のある旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問だけをやつてもらうようにお願いしたいと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 緊急質問は六つばかり出ておるのですが、現実として、どれとどれとやらせるかということについてまず御決定を願つて、それか決定いたしました場合に、本日やらせるか、あるいは明日やらせるかということについての御決定を願うようにしていただきたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 緊急質問はここに六件出ております。そのうち大体非公式にはお話合いをしたのですが、第一の凍霜害緊急対策に関する緊急質問、それから北海道災害対策に関する緊急質問、旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問、これらと同じ趣旨のものが北海道の暴風雪害に関する緊急質問、あるいは旭ヶ丘中学の紛争に関する緊急質問として同様のものが二件出ております。そこで、社会党右派は凍霜害緊急対策に関する緊急質問、杉村沖治郎君のもの、改進党は旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問、町村金五君のもの、社会党左派は北海道災害対策に関する緊急質問とし、国務大臣の不信行為に関する緊急質問は次回の委員会に留保、五と六は前と同様な緊急質問でありますから、これは削除というようにしたいと委員長は考えておりますが、いかがですか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ぼくは緊急質問の六件については、今のお説のように、それぞれ緊急性があると思うのです。それを旭ヶ丘中学だけの問題がきよう緊急性があつて、他はないというような  とは困る。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 その問題に入る前に、要するに、どれとどれをやるかということをきめてもらいたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、ただいま申し上げましたように決定するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、さように決定いたします。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ちよつと待つてください。要するに、一と三と四をやるということですね。二は留保ということですが、その場合に、二は私の方で留保に譲歩してもよろしいが、六は取上げてもらいたいと思うのです。同じような問題だけれども、調査に行つた人の観点も違うし、左派としては、やはり六をぜひ取上げてもらいたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 調査に行つた人がやるよりも、調査に行かない者、まず第三者的に、この事件を国家的な大きな問題として見ている人の意見の方が質問としてはいいと思います。小林君などは、一つの概念の上に立脚して現地に行つておる。小林君の調査の仕方をわれわれ見ておると、ただちに日教組に行つたり、反乱しておる方のみに行つておるような立場であつて、質問としては公平な見地に立つた質問でないと思う。第三者的な立場に立つて、表面的な事実を知つておる者が真相はどうかということを聞くのだから、町村君の質問の方が公正妥当だと思います。質問の内容は、二件とも同じ問題が対象になつておるのですから、そういう場合は、一括してやるのが当然です。各党から一人ずつやるということは便宜主義かもしれぬが、公平な見地から見て、わが党がやるということにしてもらいたい。   〔発言を求める者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ちよつと待つてください。これはこう願いたいのです。今までの取扱いもそうですが、ただ視察に行つて来たからという観点に立つて緊急質問をやるという意味じやありません。もしそうすれば、ほかの党の方が視察に行つて来たら、また同じ問題について緊急質問をすることになるので、そうなれば、それは当該委員会でやるべきことだと思いますが……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 ちよつと今の問題で、視察に行つて来た者がやるのがいいか、視察に行かない者がやるのがいいかということについての問題は、私は、この場合言及する必要はないじやないかと思います。ことに椎熊さんの視察のやり方云々ということで、わが党の小林君の視察のやり方についてよしあしを論議されることは迷惑だと思う。従つてその点は避けていただきまして、ただ問題は、こういうように緊急質問が六つ出て、おりまして、今も便宜主義的だという議論もありますけれども、結局各党一つずつということになれば、これはやむを得ないと思うのです。実際上の問題としては、運営委員会としては、どういう立場の人がやることが正しいとか正しくないとかいうこと、委員長もちよつと言いかけられましたが、それは言うべきじやないと思う。それは将来一つの悪例になる。たとえば、視察をしない人がやるというようなことが前例になつて来たり、あるいは視察をした人がやるというようなことが前例になつたりして行きますから、この点は御遠慮していただいた方がいいと思います。緊急質問の内容のぶつかつておるものを整理するということならわかるのですが……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ごもつともだと思います。そういう観点に立つて、緊急質問の一つの条件になるみたいなことは将来の取扱いの悪例になるし、大体今までは、同一案件の出た場合は一本にして、その緊急質問が終つた後に、さらに緊急性があるということで、別な問題で来たものは別ですが、取扱いの問題については、ただいま申しましたような方法でやつておるわけであります。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 従来の慣例では、そういうことになるであろうが、ここで扱う場合の問題は、調査に行つた人がやるかやらぬかは別として、現実には党派の立場で調査をやつて来ておるわけですから、質問をやる人が現地に行つておつても行かなくても、それはやつた党の独自の態度として、それをある程度含まれて質問をやられるだろうと思うのです。そうすると、調査をやつて来た人が、自分たちの調査に基いて質問をやるという問題にとどまらずして、質問の骨格がおのずから私は違つて来ると思うのです。そういう場合に、単に従来の慣例だからということで、それぞれ内容の違つておる問題について一本にしぼつてやるということは、われわれとしてはちよつと了解に苦しむ点なのです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 あなたのお話はよくわかりました。(「討論じやない」と呼ぶ者あり)これは討論するのじやないのですけれども、凍霜害緊急対策に関する緊急質問についても、それぞれ自分の立場から違つた内容のものであるというならば、何ぼでもできるようになる。今日までの慣例では、土井君のお話の通り、ある派が、趣旨が違うのだからといつて同じような緊急質問を出しておつても、これが最も重大な緊急性のある問題であるという場合ですら、おのおの一本ずつというよう取扱いが先例になつておる。そうなると、ほとんど緊急質問に対するルールも非常に乱れた形になつてしまう。そうすると、多数決によつてやらせるかやらせぬかということで論議して、結局当該委員会でやるということになつて来るから、ただいま委員長の申し上げたようにすることが最も穏当な方法だと思いますので、これに御賛成願いたいと思います。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 私はそういう先例も了解するけれども、昨日ようやく調査をやつて帰つて来た。われわれは出してないが、これは重要問題として緊急性があると考えるわけであります。その場合、各党がたくさん出しておる中で、どれをわれわれがやるかということは、重大な問題であるだけに、党の意向をさらに検討して、ここでわれわれの方で出しておるものもありますから……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 そうすると、これは改進党だけでなく、あなたの方にもやらせろということですか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 この問題はわが党から出しておる問題で、左派が出しておるのではないのです。左派は出しておりませんから、左派がやるというわけには行かない。わが党としては、もとより小林君にやらしてもらいたいと思いますが、従来議院運営委員会の取扱いの内容を知つておる私たちとしては、二つ出ておつて、改進党が凍霜害をまた出しておるなら、改進党に凍霜害をやつてもらつて、これはこつちにやらしてくれという主張もできるけれども、改進党は出ていないのだから、そうすると自然に振合いの上から行けば、わが党がこれを遠慮して、凍霜害をやる。改進党か旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問をやる。北海道災害対策に関する緊急質問を左派がやるというよりほかにおちつく方法がないので、左派の方がせつかく御親切に言つてくれることですけれども、わが党としては、今までの関係からこれはやむを得ないと思うのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 わかりました。ちよつとこの際皆さんにお願いしておくことは、もちろんこの緊急質問は右派より出しておるのですから、右派の土井さんからそういう御発言がある限り、私ども主張する必要はないと思うのです。それはわかりましたが、ただこの際私が明確にしておきたいことは、今までの緊急質問の扱いでは、同一の名称であつて、同時に内容的にも緊急質問の仕方の角度は違つても、大体おおむねそれぞれ性格が一緒だという場合にはまとめていいが、名称が一緒でも内容が違つておるものは、やらせるべきだということを私は主張したのです。その意味で主張したことを了解してもらいたいと思います。ただ、ただいまの緊急質問の問題は、土井さんがおつしやつたことで、私どもあえて主張しませんが、その点を了解してもらわぬと、今後こういう問題が出て来ると思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 私どもの方でこの問題を聞きたいのは、新聞紙上に出ておるああいう問題で、真相はどうかということを聞くわけです。何もこういう立場でこうなければならぬという主張をするのではないのです。あの事件についての真相を究明したいというだけです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それは私どもも一緒です。率直に言うと、私個人としては、学校の中に赤旗を立てたりすることは好ましくないと思う。そういうことも、質問する小林君にやつてもろう場合は、決してそういうイギオロギーを持つてやるのじやないのですけれども、多少質問をされる人によつては、たとえば椎熊さんあたりがやられる場合は何ですが、町村さんの場合は、従来の言動から見て、やはり攻撃の質問になるかもしれぬと思うのです。それは何とも保証できないので、まず内容がまつたくかわつて来るということをおそれて、私は申し上げるのです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 では、土井君の御発議の通り決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 その点を了解してもらわぬと、今後の問題があるから……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 今後の問題は、問題が具体的に出たときにお願いいたします。  そうしますと、本日は椎熊君の御発言があつたように、この三本をやるか、また政府の方において調査その他の都合があるだろうから、凍霜害と北海道災害は明日やるか、それについてお諮りをいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 本日は、旭ヶ丘中学の問題だけ一本にしてもらいたい。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 私の方のは、明日ひとつお願いしたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、凍霜害と北海道災害は明日劈頭に緊急質問を願うことにして、本日は旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問だけをやることにいたしたいと思います。

青野武一日本社会党(左)

○青野委員 ちよつと、十日の議運で本日審議することになつておりました小川器明君の国務大臣の不信行為に関する緊急質問があるわけです。この上程をきめてください。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それは先ほど留保ということになり、明日取扱いを協議することになつておりますから、一ぺん決定したものをさらに何べんも決定し直すわけに行きませんので……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 凍霜害の方は、社会党右派の方から明日でよろしいという御意見がありました。しかし、われわれの方の北海道災害対策に関する緊急質問は、椎熊さんのお話だと、資料の関係もあるとおつしやつたけれども、私の方では資料がそろつておるのです。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 いや、きようは永井君も一緒に出て会議をやつておるのです。永井君も、私以上の資料を持つていないのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 持つておるのです。(笑声)

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 これは今まで一緒にやつて来たことで、北海道のためにも、十分な調査資料のもとにやつてもらつた方が北海道救済のためにいいと思うのです。ぜひその点は相談してください。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それでは、旭ヶ丘中学問題も明日にしたらいかがですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 そういうことは何も関係ないじやありませんか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 緊急質問は、今言われたように全部明日にしたらどうですか。

坪川信三自由党

○坪川委員 旭ヶ丘中学問題は、きようやらなければいかぬと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 きようやるということは、まだきまつていないのです。三つだけやるということだけなんです。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 小川豊明君の国務大臣の不信行為に関する緊急質問は、とにかく明日やるということははつきりきめてもらいたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それは留保ということにきまつたのです。きようは留保ときまつたものを言つてもしようがないじやないですか。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 明日やることを一応きめてもらいたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 本日は留保で、明日その取扱いをやるということになつておるのです。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 これは相当日にちがたつておる問題ですし、緊急性があるので……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 私からわかるように言いましよう。実は小川豊明君の国務大臣の不信行為に関する緊急質問は、自由党がやることに反対だというのです。そこで、出したものを、自由党の都合が悪いということで撤回ということでもいかぬから、まず留保しておくということになつたのです。明日また議題として論争しようじやないですか。われわれはこれをやつてもらうことは賛成なんです。ところが、きようは数が足りないので明日相談するということにして、権利を留保したのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それならよくわかる。

辻原弘市日本社会党(左)

○辻原委員 そういうふうにはつきり言つてもらいたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 はつきり言つておるのです。君がわからないのです。(笑声)  それでは、本日は旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問だけをやつて、凍霜害と北海道災害対策は明日やることに決定いたします。   〔「あしたにしろ」「採決々々」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは採決します。凍霜害緊急対策に関する緊急質問、北海道災害対策に関する緊急質問は、明日これを行うことに賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 挙手多数。それでは、この二件は明日行うことにいたします。  次に、旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問は、本日行うことに賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 挙手多数。それではそのように決定いたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、本日の議事日程について事務総長より御説明申し上げます。

大池真衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは、ただいまの御決定に基きまして、従来の慣例のように緊急質問を一番最初にお願いいたしまして、旭ヶ丘中学校問題に関する緊急質問をまず第一におやり願います。その次に、第十次造船促進に関する決議案を二番目にお願いをいたします。そうして日程に入る前に、先ほど御決定願いました人事の件、つまり漁港審議会委員任命につき同意を求めるの件、日本国有鉄道経営委員会委員任命につき同意を求めるの件の議決をお願いいたします。それから日程に入ります。日程につきましては、日程第一は建設委員長久野忠治君が報告をされまして、全会一致でございます。なおお手元に、本日委員会審査終了予定案件を差上げてございますが、この中の労働委員会の、労働基準法の一部を改正する法律案が満場一致で上つておりますから、これを緊急上程願いたいと思います。それ以外のものは、まだ上つておりません。なお、もし満場一致で上るものがありましたならば、議場内で御相談申し上げます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは別に御異議もないようですから、ただいま報告の通りに決します。  本会議は定刻午後一時から開くことにいたします。  なお、本日は陛下が上野の学士院においでになるそうで、副総理は一時半から三時半まで本会議に出られないということですから、定刻から一時半までの間に、決議案並びに緊急質問は終了してもらうということで、定刻に振鈴いたします。  なお、明日は午後一時定刻より本会議を開くことにし、議院運営委員会は午前十一時に開くことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十一分散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗