議院運営委員会 第46号
- 発言数
- 51 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1954/04/15
会議録
○菅家委員長 これより委員会を開きます。 第一にお諮りすることは、肥料取締法の一部を改正する法律案という本院提出のものが、参議院より回付案となつて参りましたので、この取扱いを御相談いたします。内容はごく簡単なもののようでありますが、事務総長から説明をいたします。
○大池事務総長 向うで修正して参りましたところは、配合肥料の生産業者は、今までずつと農林大臣の登録を受けなければならぬことになつていたのを、今度市町村の区域の場合には、農業協同組合または個人の場合にも、都道府県知事でよろしい、こういうことにこちらで改めて向うへやつたわけでありますが、それを参議院の方では、農業協同組合の方は都道府県知事限りでよろしいけれども、個人はいけない、個人は、従来通り農林大臣の登録が必要だということで、個人を抜いて来たのであります。 それから、この法律が公布の日から六十日を経て施行しようというのを、六十日は長過ぎるから三十日でよろしいというので、六十日を三十日に縮めて来たわけであります。
○椎熊委員 のもうじやないですか。
○菅家委員長 自由党もいいでしよう。
○山本(幸)委員 聞いておりませんが、おそらくいいでしよう。
○松井(政)委員 本日の取扱いは、私の方はよろしゆうございます。議場内に入るまでに態度をきめます。
○山本(幸)委員 私の方も、議場に入るまでにきめて来ます。
○菅家委員長 それでは、議場内において各党の態度が、きまりまして、同意ということならば一番先に取扱います。 —————————————
○菅家委員長 次に、社会保障制度審議会委員推薦の件ですが、議長において推薦することとなつておる各党按分の割当になつているうち、今回は自由党の青柳一郎君、社会党右派の岡良一君が四月十四日で任期満了であります。これを再任したい、こういうのであります。
○松井(政)委員 もう一ぺん言つてください。
○大池事務総長 社会保障制度審議会委員のうちで、青柳一郎君と岡良一君が昨日で任期満了になつたわけであります。そこで、その補充を議長の方から推薦しなければならない。そこで青柳君の方は自由党から、岡良一君の方は社会党右派から御推薦を願いたい。ところが青柳君も再任の手続を自由党から申し出られております。右派からも岡良一君の再任の要求が来ておりますから、議長は、お二人を再任することに御推薦申し上げたい、こういうことであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議なければ、両君の再任を議長において推薦していただくことに決定いたしました。 —————————————
○菅家委員長 次に、この前保留しておきました電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件ですが、諸井貫一君、横山英太郎君、これは社会党両派だけがきようまで保留ということであります。自由党、改進党は御異議ないということです。
○青野委員 異議ございません。
○松井(政)委員 本日取扱つてもけつこうです。
○菅家委員長 それでは後ほどまでにどうぞ……。 —————————————
○菅家委員長 次に、日本電信電話公社経営委員会委員任命につき同意を求めるの件、新開八洲太郎君、これも自由党、改進党はきまつたが、左派の方はいかがですか。
○青野委員 異議なし。
○菅家委員長 右派の方はいかがですか。
○松井(政)委員 本日取扱つていいと思います。 —————————————
○菅家委員長 次は本日の日程ですが、委員会の審査の終了したものもありますので、事務総長から申し上げます。
○大池事務総長 本日の議事日程は、この前延びておりました日程第一の交付税及び譲与税配付金特別会計法案に引続きまして、日程第二、財政法等の一部を改正する法律案、第三、国民金融公庫が行う恩給担保金融に関する法律案、これが大蔵委員会から上つて参つております。日程第一につきましては、左右両派並びに改進党が反対でございまして、日程第二、第三は全会一致でございます。日程四、五、六の三案は、みな全会一致で可決をして参つておる法案でありまして、四と五は通産委員会の案で、大西委員長が報告する予定になつております。六は法務委員会のもので、小林委員長が報告する予定になつております。日程一、二、三は大蔵委員会の理事淺香君が報告をいたす予定になつております。 そこで本日大蔵委員会から、お手元に差上げました国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案が上りました。これも全会一致で上つております。日程一、二、三に引続いて、これも一括して上程をして報告をしていただきたい、こう思つております。 それから今の予定案件の裏側にあります通り、補正予算が上りましたので、これを緊急上程をお願いいたしたい。これについては左右両派から反対討論の申出があります。左派は山花秀雄君、右派は中村時雄君であります。
○椎熊委員 日程の先にやるのですか。
○大池事務総長 今御協議を願いまして、できましたら、予算のことでもございますので先例にならつて一番最初に上げていただいて、それから日程に入りまして一、二、三と今の国有林野を一括上程をいたし、あと四、五、こういう順序におとりはからいを願いたいと思つております。
○菅家委員長 ただいま大池事務総長より御説明申し上げました通り、日程の順序は、先例によりまして予算委員会の補正予算の案件を一番最初に上程し、賛成の討論は今出ておりませんが、自由党、改進党の賛成討論があれば、場内において申し上げます。この時間は二十分以内でいかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本(幸)委員 建設委員会のものはまだ上つて来ないのですか。
○大池事務総長 上りましたけれども、次会にまわしてくれということであります。
○菅家委員長 なお、日程第一には討論がありませんね。
○大池事務総長 ございません。
○菅家委員長 なお、右派に交渉しなければまずいと思いますが、日程第一は、二の前から話があつた栗沢の方法ですけれども、これは御承知の通り最初に上つておる法案だから、ここでくつがえるというようなことになると妙な形が出て来るので、当然すでに成立の法案ですね。従来反対の立場に立たれたので、こういう結果になつておるのだが、記名投票でなく、起立採決にしてお願いしたいと思います。
○松井(政)委員 結論的にはそうなるかもしれませんけれども、やはり場内で正式に記名投票ということになると、その取扱いもしなければならぬので、土井さんがさつき用事があつて出かけるときに言つておられたが、場内交渉ということにしておいた方がうまく行くのじやないかと思います。
○山本(幸)委員 松井君の意見に原則的に賛成だが、しかし私は、はつきりわかりませんが、改進党の動向がどうだか知らぬけれども、普通で行けば相当接近するという状況でしよう。そう解釈していいわけですね。そうすれば、はつきり頭から記名投票ときめておいた方がいいと思う。
○菅家委員長 これは場内の交渉が一番適当ですよ。改進党は賛成してないのです。
○山本(幸)委員 これはばらばらになるおそれがあるのではないかな。
○椎熊委員 党に聞いてないですが、場内で、ぼくらが自由党に同調するような場合があれば、数が判然するから……。
○山本(幸)委員 それでよろしいが、改進党がこの前ごたごたしたから万一接近するような場合は、記名投票でやるということを確認してもらえばいい。
○菅家委員長 そういう含みで場内交渉をやつていただくことにする。 それでは日程第一の採決の方法は、場内において交渉するということにして、その他は全会一致であります。
○大池事務総長 そうすると、予算は起立採決でよろしゆうございますか。 〔「よろしい」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 前例によつてこれは起立……。
○大池事務総長 反対は左右両社だけですね。
○山本(幸)委員 わかつていても、予算案とか何とかいうことになると、やはり一応りくつが出るんじやないかと思いますが、前例は起立ですか。
○園田委員 補正は今まで起立ですね。
○菅家委員長 補正予算の場合は、起立が多いですよ。
○大池事務総長 成規の請求を受ければ困りますから、本予算のときは当然記名投票ですが、補正予算は、従来起立採決の場合の方が多うございます。
○山本(幸)委員 補正予算のときに、ぼくらしかられたことがある。予算は、はつきりしておつても記名投票でやれといつてつるし上げを食つたことがありますから……。
○椎熊委員 補正予算を中心としての臨時国会なんかは記名投票ですね。
○山本(幸)委員 ぼくらの方は、一応起立採決の了解を求めるように努力しますが、万一そういうこともあるからお含み願つて、場内交渉ですることにします。 —————————————
○菅家委員長 なお、事務総長よりちよつと御相談申し上げたいことがあります。
○大池事務総長 赤十字社の、いつでもやる白い羽の赤十字募金運動でございますが、ちようど五月一日から一箇月間、全国一斉に白い羽運動をやるわけであります。そこで、従来議員の皆さんからも一人当り百円ずつ御寄付を願つておるわけでありまして、また例年通りお願いをしたいという懇願がございます。つきましては、各党で御了承になれば、そういうような取扱いをお願いしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 一応各党でお話をしてくださつて、次会までに……。
○菅家委員長 自由党の方の議員総会がありますので、ちよつと二時にはむずかしいかと思いますから、本会議開会は二時半にしていただきたい。それでは本日はこれで散会いたします。 午後一時三十七分散会