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19回国会衆議院1954/01/28

議院運営委員会 第8号

発言数
29
登壇者
6
会派数
4
開催日
1954/01/28

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより開会いたします。  土地調整委員会委員任命につき同意を求めるの件、一応事務総長より御説明願います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 土地調整委員に諸橋襄君がなつておりましたが、一月三十日で任期満了いたしますので、政府においては再任をいたしたい。そこで土地調整委員会設置法に基きまして、両院の同意を必要といたします委員でありますので、同意を求めて参つたのであります。つきましては、でき得る限り任期満了前に承認を得たいというのが、政府の要望でごいます。履歴書等はお手元に差上げてあります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 事務総長に伺いますが、前のときには、わが党はどうなつておりますか。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 別に御反対はございませんでした。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 満場一致でした。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 現在は、委員長に我妻栄君がなつております。委員には津田宏君、諸橋襄君、青沼亜喜造君、佐野憲次君がなつておりまして、諸橋君が一番最初に任期満了になりまして、あとは三十年、三十一年と、先になります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 前回われわれの方で賛成だというのであれば、異議ないと思いますが、慣例に従つて次会まで延期願います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 明日でけつこうだと思いますが、自由党は御異議ないでしようか。

荒舩清十郎自由党建設政務次官

○荒舩委員 異議ありません。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 改進党は異議ありません。

淡谷悠藏日本社会党(左)

○淡谷委員 私の方は明日に……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、期限前に決定いたしたいと思いますから、ひとつ明日までにお願いします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、国務大臣の演説に対する質疑の件ですが、最初予定しておりましたのは、本日は三木武夫君、伊藤好道君、水谷長三郎君の主君、明日は中曽根君、高津君、佐竹君という大体の予定でおつたのであります。ところが改進党から、原君の葬儀に関係する党内事情等もあるので、明後日の町村金五君を、明日の質問の日程に入れてもらいたいということであります。各党御了承のはずだと思いますが、一応お諮りしておきます。町村君の質疑を明日に繰上げて、四人行うということに決定をいたしまして異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。従いまし三二日目は、成田君、大西君、川上君、松田君の四人になります。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 その次にお諮りいたしますのは、常任委員の各派割当調整の件であります。お手元に常任委員の割当並びに現在の員数を印刷したものを配付いたしてありますが、一応事務の万から御説明申し上げます。各党いろいろ御意見もあることと思いますので、本日決定を見ることができれば幸いですが、もしできなければ、明日までに決定してもよろしいと思います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 一応、現在の常任委員の各派の割当数並びに現在常任委員になつておられます数字をお手元に差上げてあります。なお、この前土井さんからの御議論もありまして、兼務をしない部分で一応できたことにして、あとはあとというような御議論もありましたが、それはどういうぐあいに御決定になりますか。一応今でき上つておる分だけについて、私から御説明申し上げます。  最後の総計と増減のところをごらん願います。現実にどうしても調整しなければならない分としては、自由党の方が一名出さなければならない、その一名出します分は、小会派の方で一名プラスされて行かなければならない、こういう結論になつております。その他の改進、左派、右派はみなゼロで、増減せぬでもよろしい、こういう結果に総計上はなつております。中身の点で申し上げますと、予算のところで、この前福田さんが動かれました関係で、小会派の方が二人なければならないのが一名になつておりまして、日本自由党の方が一名であるべきところが従来二名出ておりましたので、今は三木君並びに中村君お二人で、そのままになつております。この間でやはり一名現実には御調整を願わなければならぬのではないかというのが、今までのでき上つておる点での調整でございます。それ以外に、この前一応そういうととで行こうじやないかと、土井さんからの御議論でお話になりました上段のみから考えてみますと、改進党の方か二名多くなつておりまして、右派の刀が二名足りない、こういう結果にもなつております。従いまして、この点はどういうぐあいに調整されますか、大体の原則でもおきめ願つて、現実には各党の方で入れかえることをお願いをしたらよくはないかと考えております。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 事務総長からお話がありました問題でありますが、委員の選出も具体的な方法としては、従来私の方からの、常設委員のうちで兼務でない、いわゆる上段における数の比率に従つてそれぞれ出していただく、それから兼務できる下段の方の委員会においての増減の関係は、下段において調節をしていただくということに大体御同調願つておつたと私は考えております。従つてその表で見ますと、上段においてそれぞれ増減をすべき関係に置かれておるものもありますし、下段もそれと同様でありますから、上段、下段を両方調節いたしまして、適当なあんばいをすべきでないかと考えておりますので、そういう方法による調整方をこの際やつていただくように希望申し上げます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 今お聞きの通り、土井君からの御発言があつたのであります。この割当等は、各党の責任者に、この会が済んでから残つていただいて、そこで調整を行つた方が早いと思いますが、いかがでしよう。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議なければ、さようとりはからいます。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 なお、各会派の異動その他の関係がございますので、従来委員長の問題は、各派の選出議員の按分比においてというような御意見がありまするが、これに対し何か調整の方法などお考えがありましようか。この点いかがでしよう。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 旧臘中から委員長の問題で、各方面からしばしばそういう要望もあり、自由党の方へは私から執行部に、現在の状況から見て、常任委員長の割当の問題をどうにかするという考えがあるようだから、そういう点、どうかということを申し入れておきました。党内でいろいろ検討されたと思いますが、しからば具体的にどうするかということまで運んでおらないようです。改進党の方へも、非公式の形において同様のことを言つてあります。できるならば、そういう方法をとることが運営上いいじやないかということを申し入れておきましたが、改進党はどういう事情になつておりますか。左派の方へは、別段私の方でそういう話は非公式にもいたしておりません。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 私は、なぜこういうことをお話申し上げたかというと、要するに、この前の按分の関係から行きますと、当時の分野の面からいつて今の日本自由党というものが現存しておつたのであります。ところが鳩自の関係が分解作用を起しまして、一は自由党に、一は日本自由党という形になつております。委員の数もそれぞれ変更がございました。そういう点から見て、委員長の関係は、鳩自におつて委員長を持つておつた人が、そのまま全部自由党に行きましたから、これは問題でないと思いますが、かりに今、日本自由党にいる人々が委員長を持つていたと仮定するならば、当然調整問題が起つて来るんじやないか。今は実害がないから、そのことはほおかむりしてよろしい。しかし、もし実害があつたときには、一体自由党はどう考えられるか。そこで将来の問題ですが、かりにそれぞれの党の離合集散などがある場合、委員長を残して来た場合、あるいはとつた場合、いろいろの作用が起つて来たときに、その問題は、この前の鳩自の関係においてはほおかむりしたじやないか、今度は都合が悪いからこうすべきだということになれば、私は理論的には合わない問題が起きて来るんじやないかと思う。実害がないからほおかむりをするということは、国会運営の面からいつて避くべきである。そういう便利主義の運営はあるべきはずのものでない。やはり明確に、理論は理論として、あるいはプリンシプルはプリンシプルとして、ちやんと立てて行かねばならぬ。従来鳩自にいた人で委員長の人が、今の日本自由党に二人残つたとすれば、当然起る問題です。幸いにして、委員長を持つておる人が自由党に行つたから実害がないけれども、残つておつた場合はどう処理されるかという問題は、一つの具体的な現われがあつたのだから、この場合議運として、国会運営の面からこの問題をどう取扱うかということの原則的な面をきめておいていただかなければ、便利主義に堕して、都合のいいときに議論するということになれば、国会運営の基本的なものがくずれて来る。そういう面で申し上げたので、別に他意はないのであります。従つて、そういう点について各党が十分お考え願うならば、この機会にやはり問題を軌道に乗せて行くことが妥当な処置ではないかと思いますので、さらに十分御検討願つて決定していただきたい。わが党としては、どうしろという議論ではございません。決定のあり方いかんによつて、将来わが党は、やはりそれに従うところの議論の立て方を考えなければならぬ、こういうふうに考えておるのであります。適当に御考慮願いたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ただいま土井君のお話、しごくごもつともな点もありますが、土井君御承知の通り、院内の各党の所属議員の変動によつて、国会の役員の選出を便宜的に取扱わないということには賛成であります。これを具体的に言いますと、なかなか各党おのおの事情もあるので、たとえば議長にいたしましても、副議長にいたしましても、常任委員長でも、これら所属政党の分野のときに選ばれた役員が、その後に各党の分野の変更があつた場合にどうするかということは、原則的にはなかなかきめにくい問題があります。たとえば現在開会中に、常任委員長割当変更ということも、現実の実際問題としては、なかなか至難な面があるんじやないか。しかしこれは、国会の終了前後を通じておそらくそういう問題も具体的に、現実の問題として現われて来るんじやないか、そのときに初めて、各党でこの問題をどうするかということで検討されるのではないかと思います。今御意見のあるところは了承いたしましたが、各党ただちに、この委員の割当と同時に委員長の問題をどうこうということは、多少至難な点があるんじやないかと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 私の申し上げることは、現実の問題として困難であるという場合が起れば、これは別個の問題です。私は、そういう現実的な面よりも将来の問題ですが、たとえば、現在のようなあり方であれば、将来解散後においてある党が絶対多数を占めた場合に、また委員長は按分比によつた形では選ばれないという結果が生れて来る。この前の原則は、要するに与野党の関係がきわめて近接しておつたから、政治的考慮をもつて按分比においてやつたということであれば、それはそれで、また一応了承の仕方があると思う。そうでなくて、もしこの前の按分比は原則的なものである。将来どういうような場合があつても、参議院のように、選出議員の按分比によつてそれぞれ委員長を出すべきであるという原則が将来打立てられて行くと仮定いたしますならば、やはりそういう面については筋を通していただかなければならぬと考える。そこで私は、たとえば各常任委員の割振りの問題の決定等があつて、引続いて委員長の問題を論議しろということを申し上げておるのでない。しかし議運としては、こうあるべきではあるがというプリンシプルを明確にしておいていただきたい。その上に立つて現実にはこういう事情があつて困難であるが、原則はこれだ、将来はこうだという、こういう形に持つて行くべきでないか。原則が確立されないでおいて、ただ政治的考慮の上においてお互いやるということになれば、私は原則がくずれて行くと思う。原則がくずれることは、議運の運営に支障を来す。そういう点を考慮するから申し上げるのであります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御趣意は十分わかりました。私の申し上げておるのも、御意見をはき違えておるのではないのでありまして、委員の割当は、議長の権限でできますが、常任委員長は、国会の選挙によるという問題があります。お話の点はしごくごもつともだと思いますので、国会法等の改正について調査が進められておるときでありますから、これらの席上においても、さような問題もひとつ検討して、どこに原則を置くか、それらの検討の問題も国会運営の重要な問題になつて来るので、国会法改正の委員会においても、研究の対象としてみたいと思います。どうぞさよう御了承願います。  これで本日の委員会をとじることにいたしますが、最後に、ちよつと速記をとめて申し上げておきたい。   〔速記中止〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは速記を始めてください。  なお、事務総長の方から申し上げることがあるそうですから……。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 公職選挙法の一部を改正する法律案が政府から出されたのであります。これは所管事項としては地方行政委員会ですが、特に選挙法改正の特別委員会を設けてありますので、公職選挙法の一部改正が出て来れば、地方行政の所管ではあるが、特別委員会に持つて行かなければならぬ。従つて特別委員会に持つて行きますについては、本会議で併託をいたさなければなりません。そこで議長発議で、特別委員会の方へ併託することを決定いたしていただきたいと思います。劈頭にお願いいたしたいと思いますから、御了承願つておきます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ただいまお聞きの通りでありますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。  本日の本会議は、参議院の方が十二時四十五分に大体終了の見込みだそうで、一時には無理かもしれませんから、正確に一時半に開会といたします。なお、明日は午前十一時から本委員会を開会いたします。    正午散会

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