運輸委員会 第19号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1954/03/02
会議録
○關内委員長 これより開会いたします。 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続けます。——別に御質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○關内委員長 なければこれにて質疑は終了いたしました。 これより討論に入ります。通告があります。山口丈太郎君。
○山口(丈)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国鉄運賃法の一部を改正する件につきまして、運賃値上げ一、二等に限る今回の運賃の改訂には賛成の意を表するものでございます。しかし二、三希望を申し上げておきたいと思うのでございます。 それは政府の低物価政策堅持の見地より見まして、運賃の改正は他の物価面に影響するところは至大なものがございます。従つてこの一、二等の運賃の改正が、将来貨物運賃及び三等運賃等、物価あるいは大衆に至大の影響を及ぼすような改訂は絶対に避けられるべきでありまして、この一、二等運賃の改訂が、将来これら運賃及び輸送賃の値上げになる布石になつてはならいと存じますので、この点は厳に現在の運賃制度を堅持していただきたいと思うのでございます。 第二の点は、この国鉄の運営に関しましては、当委員会において幾多質疑応答が重ねられたところでございますが、しかしその中においてもなお国鉄の運賃に関しましては、幾多改善すべき点が存在しておることは、だれもが確認いたすところであろうと思うのでございます。従つてこの運営の改善には当局ももちろん最善の努力を尽していただきたい。また運輸省当局といたしましても、これらには万全の措置を講ぜられたいと思うのでありまして、従つてこの国有鉄道法の現行法の改正あるいは単独立法等の措置によりまして、その法的根拠を与えられるよう考慮をいただきたいと思うのでございます。 第三の点は、国鉄に関連いたしまする関連企業のあり方でありまして、これもせつかく運営しつつもなお幾多の疑問符を社会に投げかけるようなことは、当局がいかほど熱心にその企業運営に当りましても、その努力というものはあまり高く評価されない結果に終ることを遺憾とするのでございます。従つてこれらいわゆる外郭団体及び関連企業と国鉄との間におきまするその関係も、将来あるいは法律の制定等によりまして、画然とする措置を講じ、社会の疑惑になるような運営の方法を改められたいと思うのであります。 従つて以上三点をあげまして、私はただいま議題となりました運賃法に賛成の意を表する次第でございます。
○關内委員長 これにて討論は終局いたしました。 これより採決いたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○關内委員長 起立多数。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。 なお本案に対する委員会報告書の作成については、委員長に一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○關内委員長 御異議なければさよう決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十二分散会 ————◇—————