議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 68 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1953/11/30
会議録
○菅家委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。 この前の委員会において御了解を得ておきました各種委員ですが、議院運営小委員並びに院内の警察及び秩序に関する小委員、国会法等改正案起草小委員、これは各党からまだお申入れがありませんが、一応委員長指名の形にしておきまして、各党からおのおの申入れがあつたときにそれを指名する、こういうことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは、さよう決定いたします。 —————————————
○菅家委員長 次に、国務大臣の演説ですが、これは内閣総理大臣、外務大臣、大蔵大臣という御希望がありましたので、三大臣がやることになります。その順序は、総理大臣、大蔵大臣、それから外務大臣になるだろうと思います。 次に御協議いたすことは、国務大臣の演説に対する質疑ですが、きようの日程は、開会式が午後二時ということになつております。それまでに本会議を一度開いて、議席の指定、会期の件、特別委員会の設置の件、それだけきめて一旦休憩にして、午後二時からの開会式が終りましたら、三時ごろになるのじやないかと思いますが、そこで総理大臣、外務大臣、大蔵大臣の演説がありまして、本日はそれで終つて、あと明日からの質疑者の数、割当時間、発言順位等について御相談したいと思います。これは前臨時国会の例もありますので、多少変更もあるかと思いますが、この際、自由党の方はこれを棄権するそうでございますから、あと時間を割当てて、改進党四十分、左派四十分、右派四十分ということにいたしたいと思います。なお、その割当時間の範囲内において二人おやりになるならば、それでもいいことにしまして、とにかく前臨時国会の例によつてやりたいと思いますが、いかがでしようか。
○椎熊委員 小会派はどうですか。
○菅家委員長 小会派は、この前いろいろな御意見があつて、遠慮してもらうというようなかつこうでしたが……。
○中村(英)委員 質問ですから、やらせてください。
○椎熊委員 質問なら、やらすべきだと思います。
○井手委員 質問は全部やらしておりますから、質問はやらして、討論の方は検討の余地があるということで……。
○中村(英)委員 この前問題が出たのは、討論だと思います。
○椎熊委員 やはり質問は討論とは違うのですから、やらせたらどうですか。
○菅家委員長 小会派は第二といたしまして、大体各党四十分ということで、今のことは御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは、さよう決定いたします。 それから小会派は、ただいまの御意見もあつたので十五分ということでいかがですか。(「多いですよ」と呼ぶ者あり)多いという御意見ありますが、一応十五分ということでお願いしたいと思いますが……。
○椎熊委員 そうお願いいたしましよう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは、小会派は十五分ということでお願いをいたします。 その順位はどうなりますか。発言順位について事務総長よりちよつと申し上げます。
○大池事務総長 ただいままで、新聞等でお話のあります鳩山分党の届出がまだはつきりしておりません。従つて、ただいま現在の順序を申しますと、自由党が二百一人、改進党が七十六人、社会党左派が七十一人、右派が六十六人、自由党分党が三十四人、小会派が十四人、無所属が二人、こういう数でございますので、それに発言順位を割当てますと、ただいまのところ一から三までが自由党、四番目が改進党、その次に左派、それから右派、その間に自由党分党が入りまして、改進党、社会党左派、右派というようにもどつて参ります。
○菅家委員長 そうしますと、自由党がやらない場合は、改進党、左派、右派、それから小会派ですね。
○大池事務総長 いえ、そうではございません。改進党、左派、右派、分自党、もう一度改進、左派、右派と繰返して、最後に小会派が入つて来るわけでございます。
○菅家委員長 お二人やる党があるわけですか。
○椎熊委員 ぼくの方は、まだきまつていません。
○山本(幸)委員 ぼくの方は、二人やることになつております。それは二十分ずつか、二十五分と十五分か、とにかく合計四十分で、二人やることになつております。
○菅家委員長 そうしますと、改進党、左派、右派、分自党、それを繰返した次に小会派が来ることになりますね。
○椎熊委員 質問は二日になりますかね。
○菅家委員長 あす一日で終ると思います。
○池田(禎)委員 一日で済みますか。
○菅家委員長 百三十五分ですから、三時間かかりませんで、終ると思います。
○荒舩委員 右派は二人おやりになりますか。
○土井委員 私の方は二人です。菊川忠雄君と池田禎治君です。
○菅家委員長 それでは、国務大臣に対する質疑者の数及び割当時間、順位等はそのように決定いたします。 —————————————
○菅家委員長 本日の議事について事務総長より説明いたします。
○大池事務総長 これからの議事は、各派の御意向によつて適当な時間に本会議を開いていただきまして、一番最切に議席の指定でございます。議席の指定は、従来のままに仮議席ができておりますので、そのまま一応御指定願いまして、御変更のある分は、あとからお申出を願つて、議長の手元において変更するという形になります。 会期の件は、正式に参議院に申し入れましたところ、参議院が同調して、八日まで九日間ということですから、会期の件を第二番目にお諮りを願います。 第三番目に、特別委員会の設置の件でございます。これは海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会が二十五名、公職選挙法改正に関する調査特別委員会が二十五名、行政監察特別委員会が二十五名、この三委員会を議長発議によりまして設置の御決定を願う。委員はあらためて議長より追つて指名することにいたしまして、各派からお申出あり次第、公報で御指名申し上げることになります。 そこで休憩を願いまして、開会式を二時から始めまして、その後再開いたしまして、内閣総理大臣、大蔵大臣、外務大臣等の順序で演説を承つて、それから散会をする、こういうことにお願いをいたします。
○長谷川委員 大体再開は三時ごろですね。
○大池事務総長 大体三時少し過ぎると思います。
○菅家委員長 一応本会議を一時に開きまして、ただいま事務総長の申し上げましたように決定をいたしまして一旦休憩を願つて、午後二時に開会式に臨む、こういうことになりますね。
○椎熊委員 この前みたいに、施政方針に対する質問をどつちが先にするかということでごたごたがあつたようなことは、今度はどうなりますか。
○菅家委員長 明日は、こちらは定刻午後一時ですから…。
○椎熊委員 この前は、十時ということにしたからああいうことがあつたのですが、定刻にするわけですね。
○菅家委員長 いかがでしよう。こちらは定刻でやつたら……。
○椎熊委員 そんなことで参議院と争つたつて、しようがないじやないかと思いますし……。
○池田(禎)委員 短期間の国会で、私はとやかくあえてこの場になつて申し上げませんが、この前私らが主張したことは、われわれ共通の考え方として持つておることで、従来のそういう慣例は、私は妥当ではないと信じておるので申し上げたわけです。従つて妥当でないとするならば、抜き打ち的にやつていけなければ、両院の議に載せまして、将来は私どもが希望するように、総理大臣その他の大臣の施政方針の演説は衆議院が先に行つておるので、質問もまた衆議院から始める。こういうことが、国会法の精神から言いましても、憲法の精神から言いましても当然の措置だと思うのです。この機会にそれをあえてやれとは言いませんが、そういう当然の運び方を将来おやり願いたい。少くとも通常国会からは、そういうことがやり得るような措置を考えていただきたいということを強く要望いたします。
○椎熊委員 私も同感なんです。それを実現せしめるためには、参議院の了解を得て、参議院があとでやつてくれるということを了承すればいいわけですが、なかなか了解しないだろうと思うのです。そうすれば、こつちがほんとうに十時から始められるかというと、それもなかなか困難なんです。そこで通常国会までにもう一ぺんこの問題は相談することにして、今回は従前通り、あすは午後一時からということにしておいたらどうですか。
○池田(禎)委員 要するに、通常国会までに諮つていただきたい。
○菅家委員長 それではただいまお聞きの通り、明日は午後一時ということにいたします。なお、参議院との将来の問題は、参議院と交渉もしたのですが、参議院の方は、なかなかこれに応じないのです。そこで結局、国会法改正のときにこの問題はきめなくちやならぬのじやないかと思うのです。一応交渉はさらにいたしますが、明日のところは、さよう取扱うことにいたします。
○坪川委員 なお、関係の各党に御了承願つておきたいと考えますが、議席の件でございます。新聞で御存じのような状態でございますので、きようの本会議終了後、議席などにつきまして関係の政党にお願いして、議席の変更をみることに相なるだろうと思います。その点御了承を願います。
○山本(幸)委員 委員長、それだけですか。
○菅家委員長 大体これで御協議願うことは終つたわけです。 —————————————
○山本(幸)委員 それではひとつ発言をいたしたいと思います。今度の仲裁裁定の手続についてですが、御承知のように、前国会から、予算がないということで労働委員会で継続審議をやつておるわけです。ところが今度は、政府は一月から実施できる、こう言われたわけです。その間の手続はどういうふうになつておりますか。その点をお聞きになつておりますか。もしお聞きになつておらなければ、政府の方をここへ呼んでいただいてお伺いしたいと思います。ということは、本来からいえば、前に提出したものを撤回せられて、あらためて提出せられるものだと思うのです。その撤回の手続がとられておるかどうか、手続の問題は重要な問題ですから、お伺いしたい。
○菅家委員長 ただいま官房長官は閣議を開いておつて出られぬようです。委員長の方でもわかりませんけれども、この席へ呼ばなくてもはつきりすることだと思うし……。
○椎熊委員 明日の議運でもいいじやないですか。
○土井委員 山本君の言うのは、どういうことですか。
○山本(幸)委員 手続上の問題ですけれども、仲裁裁定が予算上実施不可能だ、こういうことで、この前の国会に提出されたわけです。そこでそのことについて、そのまま審議が継続せられておるわけです。しかるところ、今度政府は、一月から実施可能なりということで、新たに付議をせられたわけです。その際、前に継続審議になつた予算ゼロのものが出ておるのを撤回せずに一月実施を出されることは、手続上おかしいじやないか、そういう手続をどうされておるのかを伺いたいということです。
○菅家委員長 山本さんのお話ですが、付託されてしまつた案件だから、当該委員会でそういうことの質疑が行われておるのであつて、当委員会で、付託されてしまつた案件に対して労働委員会でやつておることを、政府を呼んで来てただすということは、今までやつていないのです。
○山本(幸)委員 今まではどうか知りませんが、その点は、やはりこの委員会にも責任があると思うのです。単に労働委員会でその点をただすだけでなしに、この委員会においても、そういう手続がとられて労働委員会に付託したわけですから……。
○菅家委員長 固執はいたしませんが、今まで付託されてしまつた案件の取扱いを、さらにここでやるということはないわけです。
○椎熊委員 事務的にはどうなるかということを、事務当局に聞いたらどうですか。
○土井委員 それは事務当局に聞かなくても、われわれがここで論議すべき問題だと思う。なぜかというと、要するに継続審議ということにしてある。山本君が言うように、予算上資金がないからということで政府が提出して、それが継続審議になつておる。今度は、予算上一月から実施ができるということが今度の臨時国会で論議されるということになれば、議案取扱い上の問題になるわけです。議案取扱いの問題として、ただいま継続審議になつておるものと、今度のものと関係がどう処理されるかということは、ここでやはり一応論議すべきものじやないかと思うのです。
○椎熊委員 私の常識的な考え方なんですが、今まだ案件が出ていないのです。継続審議のままになつているはずなんです。それが提出されて初めてここの問題になるわけで、今のところはわからないわけですね。
○土井委員 それはそうです。
○椎熊委員 まだ案が出ておらぬのですから、提案されたときに、そういつた関係を政府に明確にしてもらう、そうしてその取扱いを協議するということで、いかがでしようか。
○山本(幸)委員 私は、それだけで片づけるわけに行かないと思う点がある。ということは、きよう大蔵大臣が施政演説をやるわけです。その際に、政府の責任の問題が起きて来ると思うのです。大蔵大臣の演説の前に、この問題は明らかにしなければいけないと思うのです。
○椎熊委員 演説を聞いて後に、今までと違うじやないかということで、初めて問題になるのだと思いますが……。
○山本(幸)委員 その場合、今までと違うじやないかということで、それについて労働委員会あたりでただすのですか。私は、むしろ一つの考え方としては、労働委員会がおかしいと思うのです。そもそも労働委員会が、こういう予算上すぐ処置がとれないという問題を、きようまで何をやつて審議して来たのか。私らの常識論から行けば、裁定の内容について、高いとか安いとかいうことは審議できないと思う。問題は、裁定の実施の期日、裁定がいつ実施されるかということが審議されるのだと思う。ところが政府がこの前出した案件は、全然予算上その処置ができないという案件を出したので、一体労働委員会は何を審議しておるのかというわけです。これは労働委員会に相当大きな責任があると思います。本来ならば、労働委員長をここへ呼んで来てもらつて、労働委員長からその点を聞いた方がいいと思います。政府が忙しくて来られないならば、労働委員長の出席を求めて、ここで一応論議をやつた方がいいと思います。
○土井委員 労働委員長をここへ呼んでいろいろ議論をすることは、椎熊君の言つたように、政府が正式にまだ提案をしていないのだから、それはどうかと思う。労働委員会は、政府の言うがごとく予算上、資金上不可能か不可能でないかということについて継続審議をやつているわけです。ところが、たまたまあなたが言うように、大蔵大臣がもし仲裁裁定の問題に触れて、今度は一月からこれを実施するという意向を明らかにしたならば、私は労働委員会が継続審議すべき必要がなくなつて来ると思う。継続審議ができなくなつちやうわけです。その場合に今の問題が出て来るので、大蔵大臣が財政演説のときに、もしその問題に触れるとすれば、これは仮定の上だけれども、提案を早くしなければならぬ問題が出て来るから、明日なりにでも、そのときにまた提案問題が議論になると思うのです。提案されるときに、事前に政府当局に来てもらつて、一応その意向をただすということにしたらどうですか。
○菅家委員長 山本さん、どうですか、そういう取扱いでは……。
○山本(幸)委員 形式的にはそうだろうけれども、実際には……。
○菅家委員長 いかでしよう。ちよつと懇談に移したいと思います。速記をとめてください。 〔速記中止〕
○菅家委員長 速記を始めてください。懇談をとじます。 そういたしますと、あと協議することはないのですが、議席の変更等の問題について自由党の坪川君より発言がございました。それは関係の党と協議の上に決定することにいたします。
○荒舩委員 散会後になるでしようね。
○菅家委員長 散会後になるかもしれませんが、そういうことに御了承を願います。 それでは本委員会は一旦休憩をいたしておきます。 午前十一時十五分休憩 〔休憩後は開会に至らなかつた〕