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17回国会参議院1953/11/06

水産委員会 第4号

発言数
12
登壇者
4
会派数
2
開催日
1953/11/06

会議録

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) それでは只今から委員会を開会いたします。  今日は李ラインに関する件及び演習地の被害補償に関する件二つを議題にいたしたいと思います。  演習地の被害補償に関する件につきましては、局長並びに大蔵当局の出席を求めておりますが、まだ大蔵当局は参つておりません。取りあえず李ラインに関する件から始めたいと思います。これより質疑を願います。

青山正一自由党

○青山正一君 これは質問じやないのですが、皆さんに一つお諮りして頂きたいと思います。李ラインの問題で非常に世上騒がしくなつておりますが、この休会に一つ真剣に、例えば対馬あたりへ行きましてですね、相当竹島の問題も大きく響いているわけなんですから、まあ衆議院も何か計画があるらしいですけれども、そういう意味で、先に参議院のほうで、場合によれば業界の人もあちらにおいでを願うというようなことで、一つ対馬に行くとか、或いはこの李ラインの模様を長崎とか博多、戸畑、下関あたり、どこかでいろいろ様子を聞くということで一つ議員派遣をお願いしたいと思うのですが、皆さんにお諮りを願いたいと思うのです。皆さんの御都合のいい時を選んで頂く。できますれば対馬は是非とも。昨日のお話によりますと、大体対馬には三千人の朝鮮人がおりまして、日本の警察官が百人で非常に戦々兢々たるものがあるように聞いております。できるならばこの問題と取組んで一つ参議院で積極的にやつて頂きたい。たとえ経費が参議院になくても、これは個人負担でもかまわないから、是非ともその点を一つお諮り願いたいと思います。

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) ちよつと速記をとめて。    〔速記中止〕

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) それじや速記をつけて下さい。只今の青山委員の御提案になりました現地調査の件につきましては、研究をいたしまして、成るべく御要望に応ずるように早急に解決いたしたいと思います。ほかにございませんか。それでは只今の青山委員の提案に皆さん御異議はございませんですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) それでは委員長において早速議員派遣を要求することに決定いたします。  期間、期日、班の編成その他につきましては、一応委員長に御一任を頂きます。  速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) それでは速記を始めて下さい。  演習地の被害補償に関する件につきまして、調達庁のほうから参つておりますから。

秋山俊一郎自由党

○秋山俊一郎君 私はこの問題は、調達庁については、しばしば話を聞いておるのであつて、大蔵省当局が来なければ質問する必要はありません。大体大蔵省当局は、この前にもお見えにならなかつた。これはどうも参議院を少し軽視している傾向があるのじやないかと私は思う。ほかに出られないかと思うと、出ている筋もある。それで我々の質問に対して答えないということは……

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) ちよつと速記をとめて。    〔速記中止〕

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) 速記を始めて。この演習地の問題では、先ず第一に、これは生国都道府県議会議長会の名を以ちまして陳情が参つております。それには「駐留軍の演習による漁業被害補償について。政令の中に、制限禁止区域外の補償について、(イ)間接補償、(ロ)魚付林の伐採補償、(ハ)演習場内外の漁船、漁具、漁網その他の資材に対し損害を与えた場合の補償規定を設けること。」この三つが入つておりますが、先ずこの問題につきまして、一つ不動産部長から御説明を承わりたいと思います。

山中一朗調達庁不動産部長

○政府委員(山中一朗君) 只今委員長の御質疑にありました都道府県議会議長会の陳情の要旨でありますが、私現在までこの内容につきまして検討しておりませんのではつきり断言はできませんが、一応この問題について自分の考えているところを答弁申上げたいと思います。  魚付林の問題につきましては、御承知のように先般も特別損失補償法の政令案の現在項目を各省でやつておりまして、一昨日も昨日もずつと夜十時頃までやつておるのでありまするが、今日も十時半から更にやつております。ただ魚付林の問題は、大体これは法第一条第一項第一号の「水面の利用上必要な施設」の中に入れることに事務当局の案はなつております。それから第一の間接補償の演習区域として指定された区域外においても爆射撃、飛行機の発着が頻繁に行われた場合、この問題でございまするが、この問題は内容がどういう点……、ただ爆音によつて魚が散るから取れないという意味かわかりませんですが、我々の考え方としては、水面の利用上艦船、舟艇、水上航空機の頻繁な使用によつた場合に、それが漁業に損害を与えるときには、政令の中に入れてこれを頂戴するというようなことで現在考えておるわけであります。漁船、漁具その他の資材の損害補償をする、この意味も私はつきり今ここで把握できないのでありまするが、施設区域内と外によつておのずから性質も違う点もあると思います。どういう原因によつてこういう損害を与えるかということでありますが、若しこれが不法行為だとすれば、法十八条の関係で現在も補償しておるのでありまするから、その点においては私内容をもう少し把握できないのではつきりした答弁を申上げかねます。

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) そうすると、私からこの陳情書を読んだ印象から意見を申上げたいと思いますが、今の間接補償は、やはり演習区域と或るスケールがきまりますね、その丁度中心で演習をいたしまして、あらゆる影響を、区域外には与えないという場合はこれは問題はないと思う。ところがそのスケールの演習区域と区域外の境、近くで爆撃その他のことがなされた場合には、当然そこを中心として演習区域外に相当地域に音響による魚群の方向変更とか、その他いろいろ問題が起るのではないかと思うのですが、そういう問題を私は察して言つておるのではないかと思います。特にここには「爆撃の音振動等によつて魚族は全く散逸し」と書いてあるから、やはりそういうような音響が主になつておるのではないかと思うが、そういう意味でまあ実態調査に基いてこれをやつて頂くように政令の中に一つそういう趣旨のものを入れてもらいたいというのが、この陳情の趣旨ではないかと考えております。漁船、漁具その他の損害に対する規定を入れてもらいたいという、これは政令の中に当然入れてもらわなければならないという意味の心配の要旨だと考えておるのですが。  ちよつと速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

森崎隆日本社会党(第四控室・左)

○委員長(森崎隆君) 速記を始めて下さい。  この演習場に関する損害補償の問題につきましては、大蔵省の出席を実は仰いでおりましたが未だに見えませんので、委員各位には御迷惑でございまするが、再度大蔵省に強く要望いたしまして、明日午後一時からこの問題につきまして再開をいたしたいと思います。  今日はこれを以て閉会いたします。    午後三時九分散会

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