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17回国会衆議院1953/11/04

議院運営委員会 第6号

発言数
66
登壇者
13
会派数
7
開催日
1953/11/04

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより運営委員会を開会いたします。  会期の件について議長より諮問されております。先刻常任委員長会議が開かれまして、常任委員長の意見の開陳もありました。ただいま副議長がお見えになりましたので、副議長から御発言があります。

原彪無所属副議長

○原副議長 私から議長にかわりまして、ちよつと御報告申し上げますが、先ほど参議院議長からの正式の申入れによりまして、参議院としては会期を二日間延長したい、こういう申入れがございましたので、さつそく常任委員長の方々にお集まりを願いまして御協議申し上げましたところが、社会党左派の常任委員長からは、一箇月程度の大幅の延長をしたい、こういう御意見でありました。他の各常任委員長は三日程度でよろしい、こういう御意見でございましたので、一応御報告申し上げます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ただいま副議長より御説明がありましたように、会期延長に関しては、参議院議長より三日間延長したいという申出があり、常任委員長会議の多数の意見も、参議院の要求をいれて三日間延長したいという御意見であつたそうでございます。本委員会の議題として、この件について御協議を願いたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 わが党は、さきに政府に申入れをして、短期救農国会を開けということを要請して、野党各派の賛同等を得て、現にこの国会を開きつつあるのでありますが、これは、とりあえず水害、災害で困つておる人々を一日も早く救済したいという気持にほかならない。その他内外百般の事項について重要問題が山積しておりますけれども、とりあえずこれだけを片づけたいということで短期の国会を要請したのですが、その前提としては、逐次明確になつて参りました災害その他の実情に応じて、第二の臨時国会を召集すべきが当然であるということを前提として今日の国会を開いてもらうことに相なつたのでありまして、われわれは、第二臨時国会の早期開会をすぐにも要求するという態勢を整えておりますし、それを希望してやまないのであります。従いまして今期国会は、できれば当初の予定通り一週間で切り上げることができれば非常にけつこうであつたと思いますが、議事の進行過程において、本日のような状態になりました。参議院としては、当然その程度の要求をすることは無理からぬことであろうと思います。従つて参議院議長からの申入れに対しては、われわれは当然のことであろうと考えまして、同意をいたしたいと思います。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 会期延長の件については、わが党といたしましては、当初から水害、冷害その他重要な案件が山積しておるばかりでなく、内外ともに非常に重大なときであるので、一箇月間程度の会期を要求して来たのでありまして、今もつてこの点におけるわが党の方針はかわつておりません。ただいま椎熊君からの御発言があつたのですか、改進党としては、さらに臨時国会要求の御意思があるように承つたのであります。私ども聞くところによると、政府も第二次補正予算を提出するというような心構えがあるということを、実は聞いておるのです。結局われわれは、今回の救農国会と称されるこの短期臨時国会召集に至るいきさつ等も考えて、実はわが党としては、諸般の点を考えておるわけですが、会期延長の最終的な態度を決定する前に、委員長のおとりはからいで官房長官に当委員会に御出席願つて、政府としての今後に処する一応の心構え等を承ることができれば、私ども会期延長に対する最終態度を決定する上においても非常に必要なことでございますので、委員長として特段の処置を願いたいと思います。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 私ども実は御承知のように、この会期については、召集されましたときに一箇月程度ということを主張して参つたのであります。それは私どもとしては、今度の風水害、冷害その他の災害関係の予算をすみやかに議決いたしまして、そうして被害地の人々に対する救済をいたすことは当然のことであつて、それは政府の言うように、短期のうちにやりたいということはまつたく同感である。従つて、それはそれでけつこうだ。しかしそれをすみやかに上げて、しかる後に第二次補正予算を提出すべきである、あるいは予算措置を必要としないものでも、当然国民の聞かんとし、また聞かなければならぬ問題は、国会を通じて政府が意思表示をすべきであるということを主張して参つたのであります。ところが御承知の通り自由党、改進党は、一週間あれば短期救農国会だから審議可能なりということを強調されたのであります。当時改進党の諸君といえども、私は一週間で両院を通過するなどという考え方は持つておらなかつたと思う。ただ改進党といたしましては、あるいは自由党といたしましては、改進党の提唱に応じて、改進党としては一週間でもけつこうだからというその申出に対するこだわりがあつたのではないかと、ひそかに臆測するわけでありますが、そういうことは面子の問題ではない。われわれは、この国会における審議は、実質的にもつと長期のものが必要であるということを主張して来たのでありますが、案の定かくのごとき事態に相なつたのでありまして、六日前にきめたことをすでに訂正しなければならぬということは、これは国会における醜態であります。当時議院運営委員会のいわゆるベテランと称せられる人々はおらなかつた。きわめて若い、未経験の方々が集まつてきめたからであるというようなことを、あえて申し上げるわけではありませんが、しかしながら、大体会期を一週間やつてみて、また足りないから延ばさなければならぬということはこれがもし昔の帝国議会なりせば、まさに政治家としてその識見、良識を疑われるところであります。会期を一日、二日延長することはきわめて重大です。ところが近ごろの国会は、そういうことが平気で行われておる。十五国会あるいは十六国会においてもしかり、十五国会においては、政府は、あるいは自由党は、二週間でけつこうだというのを、結局三十日も四十日も開かなければならぬようになつた。前国会においても、再び三たび延長しなければならなかつたということはこれはいかに衆議院の会期に対する審議状況の見通しが欠如しておるかということを天下に暴露したものであるといわなければならぬ。そういうことは、そのときそのときの御都合でやつてはならない。私どもの要求の一箇月がもし長いということなら、それでは十五日で折合うか、二十日間でどうかというような話があれば、また実質的な相談に乗る用意もあつた。当時理事会等においても、理を尽して、ほんとうに審議期間を必要とするもの、だけはやろうではないかというような、誘い水まで出したこともあります。それを今日に至つて二日間延長しなければならぬということは、私に言わせれば不見識きわまる。国会の構成は、両院をもつて成り立つておるのでありますから、衆議院だけ一週間で通せばいいということはナンセンスであります。参議院の審議期間が必要であることは言うまでもない。のみならず、参議院の審議期間はどの程度必要であるかということは、事前に打合せをしてくれという申入れもあり、それは自由党の国会対策委員長にも申し入れたという証拠も十分あることです。従つて、私は議論のための議論は申しませんが、こういうことは悪例になります。私どもは、ほんとうに必要な審議期間ということから一箇月を主張したのであります。従つて三日などということでなく、少くともあと二十日間程度の延長を主張いたします。従つて衆議院を通過した予算、これはすみやかに上げて、しかる後第二次補正をやる。その間準備が必要であるというならば、休会してでも第二次補正予算案の提出を要求し、かつまた予算措置を必要としないものでも、現下の内外の諸情勢を総理大臣が国会にみずから立つて国民に報告する義務を負うものである。従つて、国会において敢然として、おそまきながらでもやつていただきたいということを主張するものであります。今日の延長問題に対しては議論として言うだけでなく、将来のことからいつても、また過去のことからいつても、ほんとうに必要なものだけは取上げるということで御審議を願いたい。従つて、私は三百などということはおつしやらないで、二十日程度の延長を希望いたします。さらに私は、この際副議長さんにも申し上げますけれども、あなたはこれを委員会に諮問するというだけでなく、議長、副議長として審議の状況を通じて見て、はたしてその程度でできるかどうか、たとえば当初において一週間で審議ができるかどうかというようなことは、議長さん、副議長さんは十分おわかりではなかつたかと思う。しかるに、あえてそういう便宜的な方式をもつて臨まれたということは、国会統率の責任者としていささか軽率のそしりを免れないとさえ思つております。従つて私ども、その点においては希望意見であると同時に、一つの将来の前例ともなるので、過去の悪例を一掃する意味からいつても、会期の再延長というような不手ぎわなことをしないで、当初予想されたものだけは早く上げて、万やむを得ないものについてまで延長するなというのではないのでありますから、その気持だけは十分ごしんしやくを願いたい。これは希望意見であると同時に、わが党の態度であります。

中川俊思自由党(分)

○中川(俊)委員 社会党の諸君から、るる御意見がございましたが、私ども、その御意見に対しては全幅の賛意を表するものであります。今日まで政府が優柔不断な結果、会期を延長しなければならぬという結果に相なつた。予算の問題につきましても、われわれから申し出たことを、すべつた、ころんだと言わないで、のめばよかつた。それをぐずぐずしておるうちに、こういう結果になつたのでありますから、まことに遺憾でございます。しかし、ただいまお話のようなわずかな期間を延長されて、それで両院——といつても衆議院は通過したわけでございますが、参議院を無事に通過するという確信がおありだと存じますので、私どもはなはだ不満ではありますが、三日間の延長に賛成をいたします。

中村英男小会派クラブ

○中村(英)委員 私の方は、最初出先機関は一箇月の延長に同調したものであります。これは異常な災害があつて、目下非常に重要な問題もあるので、一週間では無理だという意見だつたと思います。それで今日こういう事態になつたところから考えると、これは一週間でもともと無理をやつたという点においては、少し不見識なところもあり、無理もあつたかと思いますが、ここまで来れば、私の党の事情はそういう事情ですから、最小限度にしておきたいというわけです。

渡邊良夫自由党

○渡邊委員 自由党は、参議院の要求通り三日に賛成いたします。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは会期の件について……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それをまずお諮り願う前に「先ほど正木委員から言われましたように、ひとつ官房長官に出ていただきまして……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 そのことを今御協議申し上げたいと思つておりました。各党の態度が今表明されたのでありますが、社会党左派よりの、官房長官をこの委員会に出席を求めて、しかる後その問題を決定願いたいということ、これはごもつともでございます。けれども、大体各党の意見が開陳されたのであります。参議院の要求通りこれを認めると(うことについては、採決でなく、多数の意見がさようでございますから、さよう議長に答申いたしたいと思いますが、いかがですか。官房長官は参議院に行つておるということで、今いるかどうかわかりませんが、すぐ調べさせます。ただ官房長官をここに呼ぶことはどうでしようか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 われわれは、今委員長の言われたように、われわれの主張が通らぬことについてあえて採決してくれということは考えておらぬ。しかしわれわれは、官房長官に来てもらつて政府の心組みについて聞きたいのです。お聞きした結果、お諮り願うことはけつこうですが、そういうふうにお願いしたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 お聞の通りで、官房長官の出席の要求がありますから、一応官房長官を運営委員会に来てもらうことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは官房長官の出席を求めることにいたします。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 一週間で十分審議が足りるということを、明確に党を代表して表明されたことに対して、私は、それは見そこないということが、世の中にないとは申せませんが、さようなことが将来悪例にならないように、この委員会においてお申合せ願いたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、この会期の件は、官房長官の出席を求めて質疑応答が行われた後までこれを保留して、次の問題に移りたいと思います。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 先日もお話合いを願いました例の仲裁裁定の件でございます。本日の会議で、副総理か仲裁裁定の件に関して発言いたしたいという申出がありますので、これに対する質疑の件を御協議願いたいと思います。ただ答弁される各大臣について、参議院がきよう予算審議の関係で委員会を開いておりますから、大蔵大臣が向うに行つておるわけです。そういたしますと、この問題は大蔵大臣も答弁しなければなりませんので、ただいま参議院と交渉中でありますが、なるべく質疑も最小限度にとどめるような方法にいたしませんと、参議院の方で支障を来しますので、この件についてお諮りいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 この問題は、当然法規上、国会に提案されなければならぬのでしよう。普通なら、ただちに当該委員会にまわすべきはずのところを、野党各派の国会対策委員長会議では、事すこぶる重大な案件だから、本会議において全体が政府の弁明を聞きたい、こういうことから政府も納得して承知したようです。従つて詳細にわたる関係は、どうせ委員会で深刻に検討せられるでごさいましようが、政府が本会議で導言した以上、やはり各党ともそれぞれの立場から質疑をしたい。そこでわが党では、簡単ではありますが、高橋君を代表せしめて政府の発言に対する質疑也やらしてもらいたいと思つておりますから、お許し願いたいと思います。各党もそれぞれ希望意見があると思います。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 わが党としては、山花秀雄君を質問者に立てる予定でございます。そこで、今委員長から参議院の予算委員会における審議状況の御報告がありました。これはごもつともだと思いますので、わが党といたしましても、わが党の参議院の予算委員の諸君にはすでに連絡をいたしておりますが、当然副総理が政府を代表して御説明を願つたとしても、事予算上、財政上の問題でございますので、やはり大蔵大臣の御出席は正式に要求いたしてありますが、委員長のお言葉もごもともですから、この点十分私どもも考えますし、党は党の立場で参議院の予算委員会のわが党の委員とも、その点緊密な連絡をとつております。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 大体わが党としては、井堀繁雄君を立てて質疑を行いたいと思つておりますが、ただいま正木君のお話のように、政府が仲裁裁定をのまなかつた大きな理由は、予算上、資金上の措置ができないということなので、従つて所管大臣では予算上、資金上という問題は十分説明ができないのではないか、これはどうしても大蔵大臣でなければならない、こう思います。従つて、やはり大蔵大臣に出てもらわなければならぬので、参議院の方の審議の事情等もありましようが、衆議院のそうした実情というものを十分解明していただきまして、少くも大蔵大臣並びに所管大臣等の出席ができるように、委員長からおとりはからいを願い申し上げておきます。

中川俊思自由党(分)

○中川(俊)委員 わが党においても同様でございます。できれば総理くらい出てもらう。総理がだめなら、大蔵大臣に出て来てもらつて、誠意ある答弁をしてもらいたい。私の方の質疑者はまだ確定しておりませんから、保留いたしておきます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 小会派はいいでしよう。

中村英男小会派クラブ

○中村(英)委員 いや、あります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 小会派の質疑は、従来の慣例によりますと、小会派にもそういう機会を与えようということでございましたが、この申合せに対して、遺憾ながら昨日は、御承知の通り議場内においてああいう問題も起りました。議場において、昨日は社会党の左派の諸君から強硬なる抗議が委員長に対してありまして、小会派が申合せに反する態度を場内においてとられたということを伺つたのであります。それにつきまして、今日の委員会の前においても、小会派の態度については大いに論議しなければならぬということもありました。今後もこういうことがしばしば行われると、その都度委員長においても小会派の方に、あなたは小会派を代表しておるのかというような煩瑣な手続をとらなければならぬことになりますので、まことにこの点遺憾にたえないのであります。そこでこの際はどうでしようか。委員長から小会派に御交渉申し上げますが、この問題は、あらためてこの際質問を許すか許さないかということはやめまして、今回は遠慮してもらいたいという空気が濃厚ではないかと思います。従来も質問は許すということになつておつたのですが、今回は遠慮されてはいかがでしようか。どうかひとつ、そう願いたいと思います。

中村英男小会派クラブ

○中村(英)委員 大体皆さんの御意向のほどは、私はきのうの本会議の事情はよくわかりませんでしたが、委員長のお話を伺いまして、大体事情を了解したわけです。しかし、御承知の通り小会派は、党内事情がほかの党とは違いますので、そういう点御了解願つて、今まで質問なり討論をやつて来たわけです。きのうはいろいろな点で問題があつたそうですが、皆さん方の十分なる御了解を願つて、討論なり質問を従来通りやらしてもらいたいという希望があるわけです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ごもつともですが、この会議が始まる前にも、実はこの委員会で昨日のことについて論議をいたしたいというお話も各党からありましたけれども、きのうはきのうで、あの通り事が収まつたのだから、会期の問題もあり、その議論は差控えていただきたいとお願いしてあるようなわけであります。この問題をただちにかけますと、この問題で論議が出て来ることになるので、委員長の発言のように、今回だけは小会派の方は御遺憾を願うということに御了承を賜わりたいと思います。次回からはあらためて——質疑は許すという方針はきまつておるのでありますから、どうかさよう御了解を願います。

中村英男小会派クラブ

○中村(英)委員 了解いたします。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは各党の質問者は決定したのですが、時間の点について御相談いたします。これは十分程度でどうでしようか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 大体私の方は二十分ぐらいの時間をいただいておいて、それで十五分くらいでやりたい、こういう考え方でおります。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ぼくらもそんなところです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、みな十五分といたしましよう。それから大臣は、皆さん先ほどお話がありました通り、これは予算上、資金上できないということですから、大蔵大臣は当然参議院に交渉いたしまして出席してもらわなければ十分な質疑はできないと思います。そこで、ただちに事務の方より向うの方に交渉してもらうことにいたしまして、各党でもそれぞれやつていただくということで、多分大蔵大臣は出席できると思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 その他の大臣はどうでしようか。労働大臣は……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 労働大臣は所管大臣だから、労働大臣と大蔵大臣だけは来てもらう、こういうことでどうでしようか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 浅井君も来てもらつたらいいでしよう。人事院の関係なんだから……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 浅井人事院総裁、大蔵大臣、労働大臣は、ぜひとも出席してもらわなければならぬということですね。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、さようとりはからうことにいたします。なお、官房長官に交渉いたしましたところ、外出中で、三、四十分かからなければ帰つて来る見込みがないということであります。一応いかがでしよう、会期の問題は採決などせず、多数の意見を議長にそのまま答申いたしまして、三日ということに決定いたしたいと思いますが……。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 官房長官が外出中で三、四十分時間を要するということですが、委員長のとりはからいでそういう結果になつたわけですけれども、当委員会においては左右両派とも会期の問題ではそういう要求があるわけでございますから、ここで採決するようにおとりはからい願つて、わが党としては本会議では争いません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、やはり採決で行きましよう。先ほど各党の態度は表明せられましたが、会期延長の件について採決いたします。参議院の要求通り三日間会期を延長するということに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 挙手多数。会期延長の件は、参議院の申入れ通り二日間延長することに決定いたしました。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、お諮りいたします。社会保険審査会委員長及び同委員任命につき事後承認の件については、全会一致でやりたいというお話がありましたので、そのまま留保になつておりますが、これは十分検討をしたことであるので、ここで一人だけ多数でやるというような前例もつくりたくないし、社会党もそういうふうに御了解願つて、満場一致これをきめたいと思いますので、そういうふうに御了承賜わりたいと思います。その他の各派においては全部御賛成を得たわけでございます。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 委員長のお説ごもつともと思います。しかし相当問題がありますし、従つて私の方は右派とも連絡いたしまして、もう一日審査して、できるだけ御趣旨に沿うようにしたいと思いますので、きようは留保していただきたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、明日一日ぐらいのところで、明後日くらいは決定できるようにお願いしたいと思います。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは官房長官が見えましたから……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 官房長官がお見えになりましたから、この機会に私ども聞いておきたいと思います。先ほども論議がいろいろありまして、結局会期三日間延長のことに同意するように相なりました。当初われわれが短期の国会召集を政府に要請したゆえんのものは、今次大災害に対する急速なる救済ということが目的であつたのです。けれども内外諸般の事情を勘案いたしますと、経済上、社会上、重大な問題が山積しておるので、一週間や十日でこれは始末されるわけがない。当然、私ども短期国会召集を要請した時分には、緒方副総理の前には、わが党代表は第三次臨時国会の召集を前提としてこの短期国会を要請するのだということを申し述べておるはずであります。そうして今日に至つておりますが、もはや通常国会も目前に迫つておる。しかしながら逼迫したる諸般の状況は、それにもかかわらず第二次臨時国会を要請すること急なるものがあるのであります。会期はここに二日間延長されることになつた。その三日間の絶好の機会をとらえて、野党各派からは第二次臨時国会の召集を要求せられるの機運が醸成せられつつあります。おそらくは、あさつてあたりそういうことが表面化することを私どもは考えておるのですが、政府においては第二次国会を開く用意ありやいなや。先般国会討論会などであなたが片鱗を漏らされた言葉によると、十二月一日あたりに通常国会を開いたらどうかというような御私見の発表もあつたようでございます。もしそれが実力とするとなれば、いろいろ考え方がかわつて来る点もあるので、政府の準備あるいは決意、お考え等を率直に御披瀝願えれば、事の判断に非常に参考になると思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 今次国会の性格につきましては、ただいま椎熊さんからもいろいろお話がございましたのでありますが、政府におきましても、つとに予算の第二次補正ということも考えておりますわけでございます。内外諸般の問題があります今日において、第二次臨時国会を開くかどうかというお話でございますが、ただいまのところ政府といたしましては、第二次臨次国会を開くという決定をいたすところには至つておりません。ただいまお話もありますごとく、当臨時国会が終了いたしまして通常国会までにさしたる長い期間もございません。これは私の私見でございますが、閣議等で決定等をいたしておりませんので、そう申し上げるのでございますが、通常国会は、過去におきまして通例十二月十日見当に開かれております、しかし今御指摘にもありましたような事情等もありますので、十二月早々に、今まで通例開かれておつたよりは早い目に通常国会を召集するというようなことにでもなりますならば、ただいまお説のようなことがある程度——臨時国会をもう一度開くということではなくて、これにかわると申しますか、幾らかでもその趣旨に近づいた方法がとり得られるのではないかというように考えております。十二月一日ということを私明言はいたしておりませんが、十二月初頭、十二月早々というようなことは、今まで私どもの間でもたまに出ておる話ではございます、何日ということははつきり申し上げられないのでございますが、今申し上げましたように、十月十日より若干早く開いてはどうかというような話が出ておることは事実でございます。また、出ているというだけでは非常に何でございますが、私どもも、きまつていないという意味で私見と申し上げたのでございまして、そういうことになるようには努力もいたしたい、こう考えている次第でございます。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 実は、官房長官の出席を要求いたしましたのはわが党でございます。わが党は、本臨時国会に対しては当初から、一週間では内外諸般の情勢から重要案件が山積しておるので、それでは不可能ではないか、少くとも一箇月くらいは必要ではないかという見地から、一箇月程度を要求して参つたわけですが、やはり私どもが大体想像いたしました通り、当初の一週間が、ただいま起立採決で、参議院の決定通り三日間延長ということにきまつたわけです。ただいまあなたのお言葉の中に、第二次補正の心構えがある云云というお言葉がありましたが、私のお伺いしたいというのは、十二月早々通常国会を繰上げてお開きになるとしても、その第二次補正に対して、政府では何か相当の準備等をも進められておるのかどうか、もし準備が進められておるとすれば、その内容等をここでお話を願いたい、こう思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 この前に、実は運営委員会に参りまして私若干申し上げたのでございますが、このたびの臨時国会に提出いたしました補正予算案、これを決定いたしますときに、給与に関する問題でございますとか、あるいは米の関係とか、あるいは義務教育費の半額国庫負担と関連しての問題とか、その他若干ございますがそういうことにつきまして、ある程度の考え方というものを重ねてはいるわけでございます。しかしまだ確定的のものではございません。ことに給与等の問題につきましては非常に困難な事情等もございまして、若干の時日がある間にできるだけの検討もいたしたい、こういうような考えを抱いておるわけでございます。従いまして、今どれくらいの金額というような具体的なところは、ちよつとまだ申し上げかねるのでありますが、いずれにいたしましても、今国会に提出いたしました残りの部分につきまして、できるだけすみやかに、しかもできるだけの手段を尽しまして検討を遂げまして、通常国会の初頭にそれらのものを提出いたしたい、こういうようにただいま努力いたしておりますし、国会終了後は、さらに一層拍車をかけて努力いたしたい、こう考えております。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 ただいま官房長官のお話だと、今年度当初予算ではもうだめなんで、今度の国会で補正予算を出したが、それでもだめなんで、さらに補正されなければならぬということだけは了解してもよろしゆうございますか。程度等は私はつつ込みませんが……。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 この次の通常国会の初頭に、さらに若干の補正を考えております。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 実は官房長官も御承知のように、われわれはこの臨時国会につきましては、つとに一箇月程度を必要とするということを主張して参つたのであります。しかし政府のお考え、あるいは与党等におきましても、一週間で十分足りるということでもつておきめになつた。政府はそういう場合には、あくまで国会がおきめになることでありまして、政府はもとよりそれに干渉がましいことは申しませんと言うでしようが、これは実質としては、多年政府の意向によつて与党がそういうふうに運んでおつたということはまぎれもない事実でございます。そういうことは、あえて私は水をかける必要はないと思いますが、私どもとしては、今度の風水害、冷害、そういう被害、災害に対する緊急立法、緊急措置というものはすみやかに上げて、そうして罹災者の人々に対する救済をすみやかにしなければならぬということを主張して参つたのです。しかし御承知のように、今日二日間延長しなければならぬという、ある意味においてはまことに不面目な結果を招いたのでありまして、私どもはこの際、政府にかねて要望しておりましたように、多数の力をもつて三日間だけで終了するというならばどうしても第二臨時国会というようなものを要求する。これは当然成規の手続もとるし、そういう法的な措置もいたす考えでございます。そこで、特にお尋ねいたしたいことは、改進党の方々がかねてから主張しておつた、第二臨時国会をぜひとも要求する、その前提の上に立つてわれわれは短期救農国会でがまんするという表現、これはもとより他党の自主性でお唱えになつたことでございますから、とやかく言うべき筋は毛頭ありませんけれども、われわれもまた、これに対して心引かれるものがあるということは否定できません。従つて私は、先ほど椎熊委員から質問があつたこととダブるようでありますが、どうしてもこの国会の延長を三日間で打切るという考えならば、第二臨時国会を要求するわけです。先ほど官房長官はそういうことにつきまして、きわめて幅のある——あまりにも幅が大きすぎまして、揚子江みたいに広くてわかりませんでしたが、どういうことでございましようか。それに対して政府は、全然考慮できない、やはり通常国会を多少繰上げてでもそれに切りかえたいという意向であるかどうか、私は官房長官の言質をとろうとは思つておりませんが、率直なお心持を承りたいと思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 国会におきまして、成規の手続によりまして御請求がある場合においては、これに対して善処しなければならぬことは重々心得ております。ただ、先ほど私が申し上げましたことは、またさらに臨時国会を開きましても、先ほど池田さんの御指摘のごとく、短かい日数では中途半端のような印象を与えるとおつしやいましたが、この次の臨時国会もやはり短かい会期になりますことはいかがかと思うのでございまして、政府といたしましては、もし皆様もそういうふうにお考えいただきますならば、若干通常国会を早い目に開くことにすれば、通常国会になりますと非常にまとまつた日数が得られるわけでございます。開いてすぐ終つて、また別の国会をあらためて召集するということになりますと、これは私が申し上げなくても皆さん重々御認識の通り、やはり中途半端になるのじやないかと思います。もとよりこれにつきましてはそれぞれの考え方がございますから、別段私どもで国会に対し、そうお考え願いたいと申し上げるわけではありませんが、政府といたしましては、通常国会を若干早い目に開く、そういたしますと、非常にまとまつた日数の国会になりますので、諸般の問題につきまして、この国会におきまして十分御検討、御審議いただく、なお、特に年末に際して急ぐ問題等がございますから、こういうものにつきましては、早い目に開くことによつて善処できるというようなことが実際に即した方法ではないか、これが私どもの考えでございますが、そういうふうに考えております。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 私、実はその点についてお尋ねしたいことは、仲裁裁定の問題をすみやかに実施せよということが私どもの主張でございます。これは、先ほど本委員会において、本日の本会議におきましてこれを取上げることになりましたので申し上げませんが、今官房長官のお言葉の中で考えられることは、年末手当等の問題につきまして、時日が切迫いたしまして、これがために騒動を起すような、あるいはまた事実上において支給が困難を来すようなことをできるだけ排してもらいたい、そういう問題の切迫せざるうちに、早急に解決すべきであるという主張を強く持つております。そういう点につきまして、政府にはどういう御用意があるかということをこの際お尋ねしておきたいと思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 年末手当というような具体的なことを御指摘になつてのお尋ねでございますが、そういう点につきましては、私ども同感でございます。ただ、これに善処するにつきましては、先ほど申し上げましたまうに、若干早い目に通常国会を召集することによつて、御審議をしていただくことが可能であろうというように私は考える次第でございます。この点につきましては、私どもも問題の重要性を重々認識いたしまして、善処いたしたいと思います。

春日一幸日本社会党(右)

○春日委員 官房長官の可能であろうという見通しは、私は間違つていると思う。たとえば、三公社、五現業の裁定案については労働委員会に付議されて、これはしよせん継続審議になるであろうという見通しの上に立つております。この三公社、五現業の裁定案の中には、それぞれ年末支給の額をも示して裁定がおろされております。これは、労働委員会が毎日開会してみたところでいろいろな問題に関連を有するので、たとえば大蔵委員会との合同審議なり、あるいは郵政その他農林関係との合同審議も、審議の過程においてはその必要を生じて来る。あなたは、十二月十日に予定されておる通常国会の召集日を、あるいはこれを若干早めてと言つておられるけれども、こういう複雑な内容を含んでおる。たとえば中央、地方の公務員の問題だけでも大したものです。さらにこの八つを含めることになりますと、これの審議に要する期間というものは、そんな中腰でできるものではない、相当の時日を必要とすることであり、しかも一方、労働委員会は継続審議をしてみても、他の委員会の決定を見なければ決定し得ないような内容も必然的に生じて来るだろうと思う。従つて、あらゆる委員会がこの問題にそれぞれ関連を有するので、すべの委員会がやはり開かれ得る態勢というもの、これはやはり国会か召集された形において行われるということが最も望ましいわけなんです。あなたの方は形式的に、十日に開く予定のものを、十二月できるだけ早い目の期間において召集することによつてと言われますけれども、かりに一日に召集したところで、この年末手当は、法律が十二月十五日支給ということを規定しておる。従つて、それ以前に結論を出さなければならないが、一週間や十日でこういう問題の結論が得られるという見通しはないわけです。そこで私の強く希望いたしますことは、これは憲法五十三条で四分の一の要求をもつて召集を決定しなければならないが、その要求を発しました場合、形式的に一日、二日、三日の会期を指定して第二次臨時国会などというような逃げを打つというようなことでなくして、実質的に十分審議が尽し得るだけの期間を想定して第二次臨時国会を召集してもらいたいということであります。それがために、われわれは第一次臨時国会におきましてこの問題をあわせて論議するために、あらかじめ一箇月間を要求したが、これは少数で敗れた。従つてこの問題を解決するためには、少くとも十一月下旬にただいまの臨時国会が召集されて、必要とするところの第二次補正を行わなければならぬという、こういう実際上必要に当面しての要求でありますから、早い目に開かれれば支障は来さないであろうという、そういう考え方こそ、後日大きな問題を発生せしめる原因であろうと思うので、よくその他の事情等も考えられて、これは十二月十五日に支給するにしろ、しないにしろ、とにかく支給せよという裁定だから、国会で支給する方途を十分講じ得られるだけの審議期間を与える義務がある。従つて第二次臨時国会の召集要求が政府に出された場合においては、そういう考え方でなくして、十分審議を尽し得る期間を与えられたいというのが私どもの強い要求でありますから、十分この点については法案の内容等とにらみ合せて、その点の措置を講ぜられたいということを重ねて要望いたします。

福永健司自由党内閣官房長官

○福永政府委員 御意見は十分拝聴いたしておきます。ただ、ちよつと申し上げておきたいと思います。所定の手続によりまして御請求がある場合、これに対して善処すべきは当然でございますが、今日の場合におきましては、その事態を予想してのことをいろいろ申し上げることは差控えたいと思います。なお、労働委員会で継続審議をせられるということでございますが、これは議運の皆様などに私が申し上げるまでもなく、多くの委員会におきまして大事な問題がある場合におきましては、それぞれ国政調査というような形その他におきまして、閉会中の審議をなさいますことも、過去において通例多くあることでございますので、ただいま春日さんの御心配になる点は、これをカバーする方法は、私どもないではないと考えておるわけでございます。ただ、ずつと国会が開かれておるとか、あるいは臨時国会がさらに開かれるということの方がさらに便宜であるとか、どうとかということはまた別問題でございますが、ただ予算上、資金上の場合等も考えますと、政府が百方手段を尽すにいたしましても、若干の余裕をいただくことが、実はいろいろの問題の解決を進歩せしめる上において政府でも便宜でございますので、こういう点から、私ども希望的にお願い申し上げておる点はどうか御了承を願いたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、お帰りくださつてよろしゆうございます。なお、時間が大分たちましたので、参議院の方にただちに事務の方から交渉してもらいましたところ、参議院においても予算委員会と本会議とを開いておるのでありまして、大蔵大臣、労働大臣の両方に委員会、本会議で御要求があるので、困つておるらしいのです。そこで本院の方に二時から約一時間という交渉を向うにいたして、なお内閣の方にもその点申し入れてあります。従つて、時間の点で本委員会はなるべく早く終りたいと思いますので、その点希望だけ申し上げておきます。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、大蔵委員から、農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための財源措置等に関する法律案、昭和二十八年度における特別鉱害復旧特別会計の交付金の支払財源に充てるための資金運用部からする借入金に関する法律案、この二つが上つて来るらしいので、上つて来ましたら本会議に上程いたしたいと思います。一応本日の議事日程について事務総長より御説明を申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは一応御説明申し上げますが、一番最初に、会期延長の件を議長発議で御決定を願いまして、これには左右社会党両派の御反対があるようでございますから、採決は、起立採決でよろしゆうございましようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは、起立採決で会期延長の件を最初に決定していただきまして、二番目に、副総理の仲裁裁定に関する発言の申出がありますから、この発言を願つて、各党の質疑を終了して、それから、それまでには緊急上程のただいまの大蔵委員会の二案が上つて来ると思いますから、その一案の緊急上程を願いたいと思いますが、これは大体全会一致のように聞いております。それから、あとの農林委員会の分は、きようは上らぬように聞いておりますから、従つてそれだけを済ませまして、今、日程に上つております社会保険審査会の分はあとまわしということになりましたので、それだけで散会を願う、こういうことでけつこうだと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、本日の本会議は参議院との関係がありますので、一応二時ということにいたしておきますが、なお参議院の方で故障がありまして、二時十分とか、二時二十分に当該大臣がこちらにまわつて来るということになりますれば、それだけ遅れることになります。明日のことについてですが、明日の本会議は休みたいという御意見があるようでございます。多数の御意見がその御希望のようでございますから、明日は本会議なしということにいたします。     —————————————

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、この際委員長から申し上げておきたいことは、昨日の当委員会におきまして、中川委員より御発言がありました。李ライン決議の取扱いのことに関する委員長の発言中、小澤国会対策委員長より私に話がありましたので、分自党の方においてはそれは了承決定をしておるじやないかというような発言をいたしたのであります。ところが分自党においてかかることがない、まことにけしからぬことであるという中川君からの御発言でありましたので、あらためて小澤自由党国会対策委員長にこのことをただしましたところ、その間非常な行き違いがありまして、小澤国会対策委員長が間違つたことを私に言つたということで、まことにその点は遺憾であつたと思う次第でございまして、先日委員長が発言いたしました件は取消し、これを訂正いたしておきます。なお、この発言によつて当該の分自党に御迷惑がかかつたといたしますならば、まことに遺憾なことでございます。今後行き違いのためにかかることのないよう、十分留意するつもりでございますから、さよう御了承賜わりたいと思います。

中川俊思自由党(分)

○中川(俊)委員 ただいまの委員長の取消しのお話でございますから、私は了承いたします。ただこの問題は、委員長にお取消しを願つたということは、まことに分自党といたしましてはお気の毒と思う。あなたは、ただいま小澤国会対策委員長との関係をお述べになりましたが、われわれあの場合の空気から申しますと、隣にすわつておられる改進党の椎熊君からの御発言につい乗せられた、というと、はなはだ失礼だが、そういうような点が非常にあつたと思うのです。でありますから、この問題は、縦熊君の御発言は不規則発言でございましたから速記録には載つておりませんが、椎熊君がそういう発言をされたということは、少くともここに列席されておつた諸君はみな御存じてす。そこで權能君の発言によつてこういう不測の事態存起したのでありますから、私はこの際、わが党の名誉にも関する問題でございますので、椎熊君からも何か御発言を願いたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 まあ、その程度で……。この問題は、私が一応今後かかることがないように、十分行き違いのないように、運営上支障がないようにという訂正、また遺憾の意を表したわけでございますから、今不規則発言の中にあつたということでございますが、その程度で……。

中川俊思自由党(分)

○中川(俊)委員 それでは、椎熊君から別に御発言がないようでございますから、私ども、その問題は速記録にも残つておることでございますし、また私が申し上げましたことは速記にも残つておりますので、これ以上追究しようとは思いません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。午後一時四十八分散会

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