議院運営委員会 第3号
- 発言数
- 32 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1953/11/01
会議録
○菅家委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。まず第一に、本日の本会議の議事の件ですが、昭和二十八年度一般会計予算及び特別会計予算の補正中修正の件について、政府より小笠原大蔵大臣の発言の要求がございます。これと関連して、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、この法律案中の修正の件についても、保利農林大臣より発言の要求があります。大体本日の議事はこの二件であります。それらについて、この取扱いを御協議願いたいと思います。御意見があればこの際伺います。
○淡谷委員 第一の件でございますがこの問題は大蔵大臣だけでございますか。
○菅家委員長 政府からの要求は、大蔵大臣だけでございます。
○淡谷委員 わが党ではかねてから総理大臣の予算についての、また一般施政方針についての演説をするように強く要請しております。この予算を修正するということになりますとこの修正の関係について、どうしても、総理大臣の基本的な施政方針を聞いておく必要がありますから、ぜひ総理大臣の予算修正並びに一般施政方針に対する演説を伺いたいと思います。
○菅家委員長 予算の修正は、従来の慣例からいつても所管大臣でしようね。
○土井委員 今の施政方針の問題というのはこれは前々から左右両派社会党、それから鳩自の方で強く要求しておるのですが、その問題と、これとはちよつと違うからこれは当然大蔵大臣が修正の趣旨弁明をやるべきであつて、これを総理大臣がやるということはおかしいと思います。従つて、これは別個に取扱つていただきたい。
○菅家委員長 今土井君から御発言がありましたがこの件に関することは、小笠原大蔵大臣の説明、この一本で御協議を願います。この件について何か御発言がありますか。
○土井委員 この問題につきましては、すでにわが党から質疑の通告があるはずであります。
○大池事務総長 ちよつと御報告申し上げます。今の予算修正に対する質疑の通告者は、社会党左派の山本幸一君と、右派の中井徳次郎君、この二名でございます。それから農林漁業の方の保利農林大臣の説明に対しての質疑は、社会党右派の日野吉夫君、この三名より発言の通告が来ております。
○菅家委員長 この質疑については御異議ありませんね。
○正木委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、これは私の方で質問の通告はいたしてありませんが、希望者もありますので、きまり次第場内で御通知いたします。
○菅家委員長 そうすると時間のことですが……。
○土井委員 大体時間は、長くやる必要はおそらくないと思いますので二十分ぐらいとつておいていただいて、その範囲内においてやる、こういうことに御了解を願いたいと思います。
○菅家委員長 十五分前後としておいてどうですか。
○椎熊委員 この間も二十分だつたのですから、形の上からいつて二十分がいいでしよう。
○菅家委員長 それでは二十分として、その以内においてやるということですね。
○土井委員 これは確かめてみなければわかりませんが、今、日野君の質問は取消すというようなことも言つて来ておりますから、そういう場合もあり得ることを考慮に入れておいていただきたいと思います。
○菅家委員長 それでは取消しがあれは場内で……。それでは、時間のことはさよう決定いたします。 —————————————
○菅家委員長 その他のお諮りすることは、お手元に配付になつておると思いますが商品取引所審議会会長及び川委員任命につき事後承認の件、社会保険審査会委員長及び同委員任命につき事後承認の件、中央更生保護審査会委員任命につき事後承認の件、公正取引委員会委員任命につき事後承認の件、文化財保護委員会委員任命につき同意の件、これについて事務総長より一応御説明を申し上げます。
○大池事務総長 ただいまの商品取引の方の委員任命は、従来の方をそのまま再任いたしたい、八月十三日に任期が終つたから再任してしまつた、従つてこれの事後承認をお願いしたいというものであります。それから社会保険審査会委員長並びに同委員、これは従来の方でなく、川西君以下二人が今度初めて任命をされました関係から事後承認をお願いいたしたいというのであります。それから中央更生保護審査会の委員は、従来の白根君が七月三十一日に任期満了になりまして、九月一日付で再任いたしておりますので、この事後承認をお願いいたしたい。それから公正取引委員会の方は、前の山本茂君が十月二十五日に任期が満了いたして翌日再任してありますから、これの事後承認をお願いしたい。それから文化財保護委員会の委員でありますが、これは八月二十八日に任期が満了となりましたので、そのまま今回再任をいたしたい。これは事後承認でなれ同意を求めておるわけでございます。 以上、従来の経過を申し上げたわけでございますが、次会までに各党で御研究願つて、御決定願いたいと思います。
○菅家委員長 ただいまお聞きの通りでございます。次会までに各党においてその態度を御決定願いたいと思います。 —————————————
○菅家委員長 なお、本日の本会議は何時にいたしましようか。十一時十分でいかがでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは十一時十分に本会議を開会いたします。 なお、明日も本会議を開会することにきめておきます。本会議は定刻一時、本委員会は午前十一時に開きます。
○淡谷委員 先ほど私から申し上げました総理大臣の施政方針演説は、どういうふうにお扱いになりますか。
○菅家委員長 いかがいたしましようか、左派の方で一般施政方針演説を総理大臣に要求するという御発言がありますが……。
○中川(俊)委員 これは私が最初から言つているように、政府の施政方針は、この前の十六国会のときと施政方針はかわらぬという言いのがれをしておるが大いにかわつておる。九月末、吉田・重光会談が行われたときの状況からみても、十六国会のときと、あの会談の結果が発表されたことによつて重大な変化を来しておる。だから施政方針演説は当然やらなければならぬ問題だと思います。今までとかわつていないということは、りくつになりません。それから同時に、準備ができていないということは、きのうもわが党の石橋君が本会議で質問したように、国会を召集しておいて、準備ができていないから施政方針の演説ができないなどというばかな話はない。ですからこれはやはり簡単でもいいからやるように、ひとつ与党の諸君において、特に委員長においてとりはからつてもらいたいと思います。わが党は、施政方針演説をぜひやつてもらいたいということを重ねて要望いたします。
○淡谷委員 なお、本日の本会議には当然首相に対する質問も出ると思いますから、総理大臣は出席するでしようね。
○菅家委員長 もちろんだろうと思いますが……。
○淡谷委員 ぜひこれは出席するように要求いたします。
○菅家委員長 なおその点、政府の方と交渉することにいたします。
○淡谷委員 それから、ぜひとも施政方針演説はおやりくださるようにお願いしておきます。
○菅家委員長 それでは、本日の議院運営委員会はこれで散会いたします。 午前十一時三分散会