地方行政委員会 第4号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1953/06/18
会議録
○委員長(内村清次君) 只今から委員会を開会いたします。 日産化学工業鏡工場労働争議に警察介入の事件につきましては、去る五月二十九日には在京の関係者から、参考人として事情を聴取したのでありますが、更に詳細に事件の内容を調査するために、前回の委員会における御意見もありましたので、改めて現地関係者を参考人として呼ぶことにいたしました。つきましては一昨日理事会におきましてまとまりました案を専門員から報告させます。
○専門員(福永與一郎君) 一昨日の理事会にはかねて専門調査室で準備いたしました試案を刷りものにして御審議願つたのであります。その書類はガリ版にしてお手許に差上げてあると存じますから、それによつて御説明申上げます。 第一は事案の内容を一応まとめたのでございます。 第二、委員会に喚問すべき参考人の範囲でございますが、熊本県国警八代地区署長斎藤次夫君、それから一つとばしまして日産化学鏡工場長宮崎敏郎君、その次に日産化学鏡工場労組委員長藤本信義君、次に熊本県労働部長宮本亥吉君、次に熊本県販購農協連参事飯田次人君、同じく専務理事園木登君、一つとばしまして農民側代表熊本県阿蘇郡永水村赤水坂田重蔵君、以上七人をいずれも現地側の参考人として、このほかに委員会でいろいろ御意見が出るかもわからないが理事会としてはその七人については大体御異議がないようでございました。それから先ほど朗読を省きました二と八の括弧で囲んであります二人でありますが、これは熊本県の国警隊長の小林利吉君、熊本県販購農協連の会長平川千吉君の二人ございますが、これは現地という言葉の解釈になりますけれども、当日この二人は直接鏡工場の問題の事件の現地に乗込んだわけではございませんので、現地という厳格な意味からは多少関係が薄くなりますし、又委員会における発言の時間的制約等を考えまして、正式の参考人として御決定は如何なものであろうかということで、一応保留の形にいたしまして括弧で囲んだのでございます。併し実質的には責任者であり、又重要な関係者と存じますから、これも今日の委員会でお決め頂く問題だと存じます。
○石村幸作君 今の説明のうちの国警隊長の小林利吉君ですが、現地にいなかつたと、こう言うけれども、いやしくも県の国警の責任者であるから、現地にいようがいなかろうが、要するに熊本にいたその責任者でありますから、私はこれはできれば呼んで頂いたほうがいいと思います。
○委員長(内村清次君) 如何ですか、よろしうございますか。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それでは小林利吉国警隊長を呼ぶということに加入決定をいたしておきます。
○秋山長造君 それに附加えまして、この顔ぶれを見ると、まあ結局、一番問題は警察の暴力行為があつたか、なかつたかというようなことが、一番焦点になつて来ると思うのですが、その場合に、やはり暴力を受けたという相手方がここへ一人も出ていないので、まあこの前の資料によりますと、二十五名かの負傷者が出ているということが医者の診断書が付いて出ておつたのですが、やはり被害者といいますか、負傷者といいますか、そういう人の代表を一人や二人は呼ぶべきじやないかということを思うのです。 それからもう一つは、まあ協連の代表、或いは農民側の代表、だんだん出ているのですが、組合側の代表としては委員長一人しか出ていないので、やはりこの場合ただ日産化学の鏡工場の労組だけでなしに、この前いろいろお話があり、又御報告があつたように、熊本県全体の労働組合関係の人たちが相当これに介入を、介入といいますか、参加しておりますので、やはり組合関係の人をもう一人くらい呼ばないと、ただ一人だけの一方的な話だけになつてしまつても、まずいのじやないかと思いますので、まあどうせこの次の委員会でもう一回きりで片付けてしまいたいという気持をお互いに持つているわけですから、又じやこの次にもう一人追加を呼ぼうかというようなことにならないように、初めからやはり大事を踏んで、もう一人くらい組合関係の人を呼んでおいたほうがいいんじやないかというように思うのです。
○委員長(内村清次君) 如何でございますか。只今の秋山委員の御意見……。 〔「結構です」「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それではそういうふうに決定いたします。名前の問題はあとで、これは負傷者のほうでございましようから、やはり現地家族の方々の中から労組関係の人に当つてみる。それから総評関係は、これは事務局長があそこは代理者でやつておるようで、事務局長も、承りますると、現地のほうに行つておつたらしいのです。場そうして只今石村さんから言われました小林国警隊長との関係も、やはり熊本市内で連絡しておつたというような噂も聞いておりますから、原田事務局長を呼ぶというようなことにして如何でございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それではそのように決定いたします。 そうするとほかに御意見ございませんか。
○伊能芳雄君 農民代表というのはどうして選定したですか。
○専門員(福永與一郎君) 申上げるのを落しまして相済みませんが、農民側代表につきましては、いかなる方法で選ぶかということをいろいろ考えまして、委員長の命によりまして、熊本県の知事宛に純粋に中立公平な立場にある者から適当な者を一つ選考して推薦して頂きたいということを照会いたしまして、その返事で参りましたのが坂田重蔵君になつた次第であります。
○伊能芳雄君 それからもう一つ農協連の会長ですな。会長か専務理事が適当であるかどうか。会長と専務理事というのは実際こういう問題に参本当に一体になつてやつておると思うのです。会長又は専務理事といつて呼出しておいて、都合のいい人、一番事情を知つておる人に来てもらつたらどうですか。会長又は専務理事、どつちも責任者としてですね。そうでなければ、会長を建前にしておいて、会長はとにかく責任者ですから、会長としておいて、やむを得なければ、適当と認めれば会長が自分のいわゆる代理として専務理事をよこすというような呼び方にしたら。専務理事を呼んで会長を呼ばないというのは、団体から呼出すのにおかしいですよ。
○委員長(内村清次君) それでは只今の伊能君からの御意見のありましたように、会長又は専務理事、そのうちの関係者にぜひ出頭してもらいたいということで誰か一人召喚する。こういうようなことでよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それじやそういうふうに決定いたします。 そのほかに御意見ありませんか。
○石村幸作君 これは相当人数が殖えるが半日でやれますか。これは午前中から本会議がある場合は委員会は午前中やるなというようななにがありましたが、何か本会議のない日にでもやつて、朝から……。
○委員長(内村清次君) ちよつと日取りのことはあとで御相談いたしますが、それではこの参新入としてお呼びする方々は以上の通りでよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それじやそのように決定いたします。速記をとめて。
○委員長(内村清次君) それでは速記を始めて。
○石村幸作君 今通知を出す、上京する手配等の日数を計算して、二十五日なら間に合うと思いますので、二十五日は本会議もなし、午前中から開会して頂くと都合がいいと思います。
○委員長(内村清次君) 二十五日と只今石村委員から御発言がありましたが、よろしゆございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内村清次君) それではそのように、午前十一時から委員会を開会するということに決定いたします。 速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(内村清次君) 速記を始めて、それでは次回の委員会を二十二日の午後一時から開催することにいたしまして、本日の委員会はこれで散会いたします。 午後二時七分散会