水産委員会 第1号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1953/05/23
会議録
○委員長(森崎隆君) それでは只今から委員会を開会いたします。 ちよつと私御挨拶を申上げます。 今回の特別国会から、図らずも私本委員会の委員長に選挙されました。つきましては、前回の第十五国会におきましては、秋山前委員長におかれましては、非常に問題を包蔵いたしました、又多角的な活動を要求されましたあの国会の中におきまして、本委員会の委員長としまして、非常に熱心に水産行政並びにその政策等につきましてのあらゆる問題を秋山さん御自身の持つておられるあの能力、手腕、力量、又その御良識等によりまして切り廻しをいたしまして、日本の水産業界に非常に大きな足跡を残されましたものと私考えまして、この点につきましては非常に御苦労でございました。現在本委員会に残つておられる委員のかたがた、又他の委員会に転出されました委員のかたがた、又新らしく本委員会においでを頂きました委員のかたがた、皆様の総意がそうであろうと私も想像いたします。ここに謹んで前委員長さんのこれまでの御努力、御功績に対しまして、心から感謝を申上げたい。 私、実はこれまでは内閣、人事、決算といつたような委員会のほうに主に参つておりまして、水産委員会には直接携わつたことはございません。従いまして本委員会につきましては甚だ慣れておりませんし、又ときには私自身浅学菲才でございますので、これから本委員会の運営を円滑ならしめるためには、どういたしましても委員各位の御鞭撻、御努力が是非ともほしいのであります。幸いに皆様方の御指導によりまして、委員長の職責を果したいと思います。どうぞよろしく一つ御協力のほどをお願い申上げたいと思つております。(拍手) それでは秋山前委員長の御挨拶を……。
○秋山俊一郎君 ちよつと御挨拶申上げます。私、不肖この身を以ちまして、約半歳に亙りまして当委員会の委員長を勤めさせて頂きました。委員長をいたしております期間のうちに、水産問題はかなり重要な問題が取上げられまして、委員各位と共に努力をいたしましたが、解散という突発的な事情のために、我々が熱心に審議をいたしました議案が殆んどみな潰れてしまつた。私といたしましては、任期中に何ら結論を出し得なかつたことを誠に残念に思つておる次第でありますが、これは一にそういう事情のためでありまして、各委員のかたがたの非常な御努力にもかかわらず、成果を得なかつたことを誠にくれぐれも遺憾に存じております。さようなわけで、私といたしましては、当委員会に何らお尽しすることもできずに退任いたしたような次第でありまして、この点深くお詫びを申上げる次第であります。 この水産委員会は、私が国会に出まして三年間ずつと委員を勤めておりますが、極めてなごやかな委員会でありまして、曾つて論争したこともありません。殆んど水産問題に関しては超党派的に事を審議して進めて参つた委員会でございまして、恐らくかような委員会は他に例を見ない委員会だと私も存じております。併しながら問題は国内問題というよりも、むしろ国際的な問題が今後非常に大きな問題となつて現われて来ることがありますのは御承知の通りでありまして、これが我が水産界に及ぼす重大な影響を持つておる。敗戦後の日本といたしまして、これらの問題をよく解決することが我々の任務といたしましては最も重大なものと考えております。併しながらこれは極めてデリケートな点もございますし、又今日の国際関係からいたしまして、我々の希望通りにはなかなか進み得ないと思いますが、お互いの努力によりまして日本の水産のために、又世界平和のために努力をいたさねばならんと存じます。私のあとに森崎新委員長を迎えまして、一新した空気の下で、又委員のかたがたも新らしいかたがお入りになりまして、大いに活発に今後運営をして頂くことと存じます。どうか今後とも一層御論議願いまして私らの任務の達成に努めたいと存じます。 簡単でございますが、これを以て御挨拶に代える次第でございます。(拍手) —————————————
○委員長(森崎隆君) それではこれより理事の互選を行いたいと存じます。その方法は如何いたしましようか。
○青山正一君 私は只今の理事互選の方法は、成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。
○委員長(森崎隆君) 只今の青山委員提出の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(森崎隆君) 御異議ないと認めます。それでは私より本委員会の理事に、秋山俊一郎君及び千田正君を指名いたします。 —————————————
○委員長(森崎隆君) 次に本委員会といたしまして、議長宛調査承認要求書を提出いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(森崎隆君) 御異議ないと認めます。調査承認要求書の案文を只今から朗読いたします。 水産政策に関する調査承認要求書 一、事件の名称 水産政策に関する調査 一、調査の目的 現下の水産関係諸問題を合理的科学的に調整打開し、強力なる政策を確立するため本調査を行う。 一、利益 海面、内水面の諸漁場を復興し、水産物の増産を図り、我が国における不 可欠の蛋白給源である魚類を確保し、産業の発展に寄与する。 一、方法 官庁、公共団体、民間団体及び民間有識者等から意見を聴取すると共に資料の収集及び現地調査等を行う。 一、期間 今期国会開会中右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四条第二項により要求する。 昭和二十八年五月二十三日 水産委員長 森崎 隆 参議院議長 河井彌八殿 この案文に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(森崎隆君) 御異議ないと認めまして直ちに議長宛提出いたします。 本日の委員会はこれを以ちまして散会いたします。 午前十一時八分散会