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16回国会参議院1953/06/03

図書館運営委員会 第2号

発言数
15
登壇者
4
会派数
2
開催日
1953/06/03

会議録

高橋道男緑風会

○委員長(高橋道男君) それでは只今から図書館運営委員会を開会いたします。  先だちまして一言御挨拶申上げます。御承知の通り、石黒前委員長が辞任をいたされましたので、議院運営委員会でのお申合せの方式によりまして、私その後任として選任を受けた次第でございます。御覧の通り若輩でございまして、殊にこういう委員会の運営には不慣れでございますので、何かと皆様方の御指示に待つことが多いと思うのでございますが、何とぞ十分御鞭撻の上、この委員会を十全に運営して頂くように、私自身としても努力をいたしたいと考えます。どうぞよろしくお願い申上げます。  本日の議題は、国立国会図書館建築計画に関する件でございます。本件につきましては、今年度の不成立予算の審議の場合にも一番眼目になる問題として議せられた次第でございますが、今回委員各位が大かたお変りになつたこともございますので、従来の経過につきまして、又今後の考えにつきまして金森図書館長から御報告を伺い、それに対して本委員会の態度を定めて行きたいと思う次第でございます。それでは図書館長から。

金森徳次郎国立国会図書館長

○国立国会図書館長(金森徳次郎君) 国立国会図書館は、国会のほかの委員会と違いまして、ただ委員会でものを審査して頂く、こういうことにとどまらない、一種の行政監督機関のような意味をお持ちになつておるのでありますから、私どもとしては実際の事情をよく申上げて、そして各方面の御所見を頂きたいと考えております。  今回新らしく委員のかたが多くこの地位におつきになりまして、これを機会といたしまして、私ども今までの経過を詳しく述べまして、格別の御援助をお願いをいたしたいと希望をしております。事は大よそ五年数カ月前に遡るのでありまするが、国立国会図書館ができるようになつたのは、昭和二十三年の二月に形式上法律によつてきまつたのであります。けれどもその当時の情勢は、ただ法律ができたというだけでありまして、実際の仕事は何もできる立場にはなつておりません。予算もなく、人もなく、十分なる知識もないという状況でありました。次第々々に準備が整いまして、その年の六月五日に図書館を開館をすることができまして、本月の五日、つまり明後日になりますると、丁度満五年を経過したというようなことになります。まあ三年鳴かず飛ばずというような言葉もございまするが、私どもの図書館は五年をすでに経過したのでありますけれども、未だ十分に飛躍することができないという姿であります。ただ併し飛び立つべき準備工作は或る程度まではやつておりまするけれども、なかなかいろいろの事情で思うに任せないのであります。  ところで一番不足しておりまするものは、図書館の建物がないという点であります。図書館ができまする当初、いろいろな方面の意見によりまして、アメリカの専門家が来ていろいろと助言をしてくれましたけれども、その人たちの計画によりますると、大体四万五千坪の広さの図書館であることが希望であるということでありまして、実際はそういう大きなものが急にできるわけでもございませんし、又急にできましても、中を充実する方法もありませんので、だんだんとこの準備作業を遂げて来たのでありますが、爾来五年の間に、大よそ国立国会図書館としてなすべきことの、いわば目録のような、見本のような仕事だけだけはできたつもりでおります。つまりデパートの各間口ができた、こういうような意味でありまするが、その実際の仕事を思うように実現して行くという段階になりますると、誠にお恥しい次第でありまするが、希望を去ること遠しと言わざるを得ないのであります。当初、どこに図書館の建物を得ることができるかという問題が起りましてそれは五年前の話でありまするが、何しろ相当の大きさの場所がなければなりませんので、あちらこちら心当りをりましたけれども、どこにも得られない。心当りの官庁に話を持つ行きましても、にべもなく垣絶されるという状況でありましたが、いろいろの都合から赤坂離宮を半分使つたらよかろうという話が円満に捗りまして、で赤坂御所というものを半分は内閣で管理をし、半分は国会で管理をする、で現実の管理は国会側で管理をする、こういう協定ができまして、爾来、半分は当時の法務庁、後の法務省が扱つております。それからあとの半分は図書館の側で今まで使つているという方針によつて来たのであります。見かけは非常に立派でありますけれども、中は宮殿の作り方であり、廊下は広く、壁は厚く、有効面積は非常に少いのでありまして、初めの暫らくはあそこでもどうにか仕事ができましたけれども、もう暫らくたちますると、何ともしようのないような情勢になりました。でその当時から本当の国会図書館の建物を持ちたいという希望を持つておりました。その準備工作といたしまして、設立の年、二十三年十二月、つまり開きましてから約六カ月たちましたところで図書館建築委員会を開いて頂きました。図書館建築委員会というのは、御承知のように法律でできておりまして、そして両院の図書館運営委員長、それから建設省の大臣、それに専門の建築家一人、あとは図書館長が一人、こういう組立て方で以てできておりまするが、それを開きましたところ、そのときの議決は、本建築は四万五千坪のものとすべきものであるという根本の原理を認めました。そしてそれに至りまするまでは暫定的な方法で進むというようなふうに議決になりました。その計画に従つて右ちらこちらに連絡をとつたわけであります。そのときの敷地として考えましたのは、ドイツの大使館の敷地を含んでおりまする地域を念頭におきまして、その地域……大使館の敷地ばかりではいけません、それを含む若干の地域を候補地として、諸般の設備を進捗するというようなふうにきまつておつたのであります。併しきまりましても容易ならんことでありまするために、漸次その計画に従つて一歩々々と進んでおつたわけであります。先ずそれがためにはドイツ大使館の敷地を自由にするようにしなければならないという計画になるのでありまするが、ドイツ大使館の敷地は日本の自由になるものでございません。当時はアメリカがこれを管理するというようなそういう方法を初めとつておりましたが、まあだんだん日本側がそれに手を触れることができるようになりました。二十四年には一応あのこわれた跡の見苦しい、よごれた部分を整理をいたしまして、若干の図書館の経費を以ちまして地均しをしたような次第であります。そうやつておりまするうちにどうやら図書館の芽が吹くと申しますか、活動に伴いまして職員数はぐんぐん殖えて書物の数は非常に増加いたします。そうすると却つて人が殖え、物が増加いたすにつれまして非常にやりにくくなりました。いわば能率が低下するような傾向を示して参りました。何とかして早く図書館の建築を促進しなければならんというのでありましたが、いろいろこれも事情ごがざいまして、思うようにその進行はできなかつたのであります。二十七年の十二月に図書館建築委員会を又開いて頂きまして、そのときにもこの図書館建築についての具体的な案を御決定願いました。そしてそれを衆参両院の議長に提出いたしました。そして衆参両院の議長から各院の図書館運営委員会にその案が示されました。で、図書館運営委員会でもその建築委員会の案を決議せられたわけであります。つまりだんだん一歩々々と目的の方向に進んで参りました。そこでいよいよ予算を作つてもらおうということでいろいろ努力いたしましたが、当時大蔵省の当局側におきましては、つまり二十七年の暮頃のことであります、大体五千六百九十五坪の面積の図書館を建築するということの査定ができたように心得ております。従つて総計の予算は七億一千万円強でありますけれども、図書館側として考えておりますのは、要するに行末は四万五千坪の図書館を作るのである。これに対しまして五千六百九十五坪ということでは全く所期の目的を達し得ないのであります。まあ一つのまとまつた図書館ができますためには、初めからそう大きなものはできないにいたしましても、漸次大きくなつて、所定のものになるような計画を立てなければならんと思いますが、どうしてもがつちり五千坪、こういうふうに限定をされましては動きが取れませんので、とかくいたしまするうちに昭和二十八年の一月三十一日、つまり本年の一月三十一日の衆議院の図書館運営委員会におきましてこの問題が論議せられました。この運営委員会におきましては、当初は一万五千坪の建築をすべきものである、行く行くは四万五千坪になる、こういうふうにお考え下さいまして、その一万五千坪の建物であるにしても、先ず初めは第一期工事として八千坪を作り、その次にそれが完了した後に第二期工事として七千坪を作るというようなふうな御計画で、そうして差当り八千坪の建築に着手するというふうのお考えでありました。これがために大蔵省当局に委員会に出てもらいましてそうして大蔵省当局は、その一般的な方針については異存を言わないと言う、但し実行するその時期等については更に研究をする、こういうふうの言明をされました。具体的な部分を申しますれば、当分一万五千坪計画の図書館を作ろうということについては、原理として異存はないけれども、それに対して金の手当をするのは、それはときどきの予算の関係もあるからして、今明白に答えるわけには行かん、まあこういうところで了解をされたのであります。参議院の図書館運営委員会におきましても同じことが問題とせられました。大体その趣旨において御決議を得ております。そこでこの解散前の予算におきましては、大体その方針に基きまして図書館建築費として本年度の予算は一億を計上する。併しその内容ははつきり具体化するというわけではなくて、今申しました差当り八千坪、その次に七千坪という計画の線を念願において、先ず一億円で以て漸次その手段を講じて行くというようにされました。今回更に予算として議会に提出せられますものもおよそその線をとつているかと想像をいたしております。  ところでこの図書館を作りまする敷地の問題でありますが、この敷地がはつきりいたしませんと実際の計画が具体化するわけに行きかねるのであります。で、まあ当初からドイツ大使館の跡、つまり国会に一番近い所に建物を作ろう。そうしなければ国会の利用には適しないという計画で進んでおりましたのですが、何しろ国際関係を持つておるものでありまするから、非常に潔癖にその問題を解決することができませんので、事実上の行為といたしまして、外務省や大蔵省等と連絡をとりつつその検討と仕事をしておりました。現に大蔵省の責任者が議会へ来て、あそこを使うことには異存はないということを言明をされたのであります。ところが実際問題といたしましてはなかなかいろいろの情勢の変化と共に問題が複雑になつて参りまして、要するにあの土地に図書館を作るのは、あの土地に対して権利ということはございませんが、実際上希望を持つておる方面に対しては替地を出さなければ工合が悪いのではないか、こういうような問題も起りまして、その替地の計画もいろいろの手を尽して今努力をいたしております。大体そのドイツ大使館の替地の計画といたしましては大よそ四千六百坪くらいの土地を調達いたしまして、これを以てドイツ大使館の跡を完全にこの図書館の利用に供し得るようにしたいという気持であります。その大よその予算計画は四千六百坪に対しまして単価一万五千、いろいろ加えますと約七千万円という計画になるのでありまして、この七千万円を適当に計上するように大蔵省側に今希望しておる次第であります。かようにして大体の計画ができておりまして、我々は早く予算を得てこの新建築を実際に行うという念願に満ちておりまするが、併しさようにいたしましても八千坪の土地であつて、急に建設が完成するわけではございませんで、今着手はいたしましても、それが完成をするまでにはなかなか時間がかかると思うのです。恐らくは三、四年もかかるのではないかと想像しておりまするが、その間にも図書館のほうの事務及び書物などが累積いたしまして、到底仕事が円満に行くという自信はございません。併し今本建築を計画しておりまするときに臨時の仮建築をするということも適当でないように思われまするので、何とか応急の措置を講じて行きたいという腹勘定と申しまするか、相手のある仕事でありまするから勝手なことはできませんけれども、そういう意味において何をおいても新建築だけを遠からざる間に実現したいと思つております。実際私どもも仕事を五年間やつて経験をいたしましたが、この図書館というものは本来が能率を中心とするものでありまして、而もその能率を実現いたしますためには、この複雑な仕事に対するだけの場所の便利がよくなくては殆んど不可能であります。今のように或いは地下室を使つたり、或いは廊下を便つたり、或いは物置のような所を使つたりしてやつておりますのでは、できることはできるけれども、能率は非常に悪くて、而もこれとても成るところに行くと行詰るという気がいたします。  さようにして大体の表向きの計画だけは申述ベましたが、併し今度これを実際に実施するということになりますると、大体八千坪の図書館建築をいたしまするためには、この前出しました予算決定当時の評価にいたしましても約十九億くらいの資金が要るものと思つております。最初一億を交付せられましても、あとの十八億というものが相当早い時期に支弁せられなければこの図書館は先ずできつこはないという気がいたします。三年待つてもできず、五年待つてもできず、こういうような状況に相成りまして、図書館といたしましては、公平に考えますると窮境に陥つている、こう言つてもいいのであります。私責任を負うて五年たちましたが、今日何事もなし得ないということは、実は顔を会わせる面もないのであります。非常に苦心をいたしておりまするが、若しいろいろの事情を御調査下さいまして、特別の御尽力を得まするならば、私どもの幸福これに過ぐるものはございません。  細かいことはなおお尋ねに応じましてお答えすることにいたしまして、一応御説明といたします。

高橋道男緑風会

○委員長(高橋道男君) 只今の図書館長の御説明に対して御質問がありますれば順次御発言願います。  では一つ、この建築費概算について御説明願います。

武内時之助国立国会図書館参事(建築部長)

○国立国会図書館参事(武内時之助君)  これは一万五千坪の暫定案に対する予算でございますが、建築費は上から御説明申上げますと、敷地内障害物除去費、これは約六千坪を除去するといたしまして、単価坪五百円で三百万円ということになりますが、この敷地内の障害物として非常に大きいものは、あそこに大きな防空壕がございまして、これを取除くのが相当厄介だと思つております。それから次は外柵を建造する経費でございまして、この長さ約二百間、単価を八百円といたしまして十六万円。それからその次は地質の検査でございますが、これが二十カ所に穴を掘りまして、一カ所が十二万円といたしまして二百四十万円計上いたしております。それからその次は杭打工事費、これがこの四千坪に対しまして、坪二万円で八千万円。それからその次は根伐工事でございますが、これが一万五千坪に対しまして坪八百円で千二百万円。それから擁壁工事でございますが、これは国会側のほうとそれから電車通りのほうに向つたほうと高さが違つておりますので、只今の考え方の一つといたしましては、国会側のほうの地所を掘り下げなければなりませんが、そうするとその壁、断層をしつかり固めなければなりませんので、この経費といたしまして、二百二十間分、六万一千円でこれが千三百四十二万円計上してあります。それから基礎工事が四千坪、坪一万五千円で六千万円。それから建築費が一万五千坪で、これが一坪十万円見積つてございますから十五億円、それから書架の建造費、これが三百万冊分を見積りまして、一冊が百三十円、三億九千万円、それから煖冷房の工事費、これが三億円、それから給排水衛生工事費、これが二億二千五百万円、それから強電弱電工事、これが三億七千五百万円、その他機械の設備が四億五千万円、それから雑工事費が七千五百万円、これを計にいたしまして三十四億八千五百九十八万円。  それからこれに対しまして監督費、事務費が、大体工事費の二%として勘定いたしまして六千九百七十一万円、それから設計の経費が工事費の一・五%として計算いたしまして五千二百二十八万円、それで両方計にいたしまして三十六億七百九十七万円。それから民有地の買収費、四千百坪、これはその後土地を少し買いましたものですから、只今のところでは三千四、五百坪を買えばいいことになつておりますが、この当時は四千百坪にして単価二万円、それが八千二百万円、只今では二万円では到底これは買うことはできませんで、四万円以上になつておると思います。それから敷地内の建物移転補償費、これが七千二百万円、この敷地の中には工場、店舗、それから倉庫、それから料理屋、そういうようなものが相当ございますので、その移転費も相当見積らなければならないというので七千二百万円を見積りましたけれども、これは今日やはり非常に高くなつておるのではないかと思います。  それでこれを二十八年度、二十九年、三十年、三十一年、三十二年、三十三年の六年間に割当てまして、結局二十八年度が五億一千九百九十万円、二十九年度が八億四千六百六十万円、三十年度が七億三千九百五十万円、三十一年度になりまして三億八千九十七万円、それから三十二年度が六億四千七百七十万円、三十三年度になりまして六億二千七百三十万円、こういうふうに計算をいたしまして、これを建築委員会に決定して頂きまして衆参両院議長に勧告を提出いたした次第であります。

岡田信次自由党

○岡田信次君 只今お話になつたのは、これはどこかへお出しになつたやつですか。……それと設計費との関係、二十八年度設計経費と、監督費と事務費との一億円との関係はどうなつておりますか。

武内時之助国立国会図書館参事(建築部長)

○国立国会図書館参事(武内時之助君)  これを大蔵省のほうに要求をいたしまして、折衝をいたしました結果、査定をされまして、結局一億円ということになつたわけでございます。

岡田信次自由党

○岡田信次君 そうするとこの一億円は今度の予算にも関係がついておりますかどうか。それからその一億円が使われる途はどうなつておりますか。

武内時之助国立国会図書館参事(建築部長)

○国立国会図書館参事(武内時之助君)  大体一億円を多少節約させられると存じますが、大体それが計上されるものと期待しております。  それからその一億円の内訳につきましては、実は建築を進めて行く順序といたしまして、基本設計を先ず作らなければなりませんが、その基本設計は只今図書館のほうで五通りばかりのものを作つておりますので、近く、この二三日のうちに完成する様子でございます。この基本設計ができました上に、この基本設計の五種類を更に研究いたしましてどれか適当なものを選びまして、これを先ず図書館の基本設計として進めて行くのがよろしいのではないかと考えております。それができますると、今度は或いはこれを懸賞設計として一般から募集するようなことになるかとも思いますが、その懸賞設計、或いはこの基本設計をやりました場合に、その結果を又審査をいたしまして、その結果適当なものを選んで頂きまして、今度はそれができました上で、基本設計と、それから懸賞設計をやるといたしますれば、それと合わせまして実施のほうの設計を実際上やることになりますし、それをいたしますにはいろいろの順序を経て行かなければなりませんので、只今衆参両院の事務局ともやり方につきましていろいろ研究いたしおります。それが確定いたしました上で、更にその一億円の使い方を両院と実際的に協議することになつております。

岡田信次自由党

○岡田信次君 先ほどのお話では、設計経費が五千二百余万円でございますね。設計の費用が工事費の一・五%、五千二百余万円、そうすると今の設計ができるまでは何もおやりにならない……。それで今のお話ですと、懸賞募集したりいろいろしていると恐らく半年、一年すぐたつてしまうと思うのですが、今年一億円要らないということにはなりませんか。

武内時之助国立国会図書館参事(建築部長)

○国立国会図書館参事(武内時之助君)  実は一億円を昨年度のうちに予算がきまりますれば、大体本年度のうちに一億円は使い切るものと思つておりましたのですけれども、本予算が不成立に終りまして、この六ヵ月ばかり遅れましたので、その間経費が実際土入つておりませんし、極く当り前の基本設計を進めて行くまりほかに経費がございませんものですから、結局それだけ遅れて来たわけでございます。

岡田信次自由党

○岡田信次君 この前の国会で財政法が改正されて、こういう大きな仕事は継続事業というか、継続費が認められるようになつたのですが、この図書館の建築に対してはやはりそれを適用されることになるのですか。

武内時之助国立国会図書館参事(建築部長)

○国立国会図書館参事(武内時之助君)  大蔵省とその点協議をいたしましたけれども、大蔵省は継続費としないということで話が進んでおります。

高橋道男緑風会

○委員長(高橋道男君) ほかに御質問ございませんか。ちよつと速記をとめて。    午後四時一分懇談会に移る    —————・—————    午後四時三十八分懇談会を終る

高橋道男緑風会

○委員長(高橋道男君) 速記を始めて、懇談のときにもいろいろ図書館側の御意見も伺いましたが、当委員会といたしましても、国会図書館は国会運営上に必須欠くべからざる重要な機関でもあるので、図書館の計画されている方針を推進してもらうことに再確認をいたしまして、その第一次建設計画としては、一万五千坪のものを確保するという方針で、而もこれは成るべく早く完成の域に持つて行くように努力を願うことを要望し、殊に用地買収については、用地の値上りのことなども予想できまずから、二十八年度における予算も、是非最初の計画に近いような予算が獲得できるように御尽力を願う、こういうことを確認しておきたいと思います。で又これを図書館側に要望しておきたいと思いますが、如何でございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高橋道男緑風会

○委員長(高橋道男君) それではそういうことに御意見の一致を見たものと考えます。  それでは本日の委員会はこれを以て散会いたします。    午後四時四十一分散会

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