人事委員会 閉会後第3号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1953/09/28
会議録
○委員長(村尾重雄君) 只今より人事委員会を開会いたします。 本日の議題は国家公務員の給与問題に関する調査でありますが、人事院当局に対し御質疑のあるかは御発言願います。
○千葉信君 ちよつと給与局長にお尋ねしますが、給与局のほうから提出されている参考資科の中で、七月八日付の資科によりますと、地域給に関して二段階縮減の措置をとつた場合には総計百三十九億必要であるという説明になつております。それから更に、その予算額がたしか八月十日に衆議院のほうで大体の申合せができました当時には、これが百四十一億という恰好に数字が動いておるようです。更に又八月二十六日付の参考資科に基いて本委員会で御説明を承わりましたときには、参考資科のうちの一の試案を実施するために要する予算額は、同様に二段階縮減で百七十四億という恰好に、かなり予算額が動いておりますが、これは一体どういう理由で動いておるのか、何か理由があつたのかどうか。
○説明員(瀧本忠男君) お尋ねの点でありますが、この国家公務員或いは公社関係につきましては、相当正確な資料を人事院は持ち合わせております。地方公務員の問題になりますると、的確な資科がなかなか得がたい点がございまして、で、三度ばかり改竄いたしておりますが、しまいの計算ほどよろしい資科を使つておるわけでございます。それでもまだ地方公務員については確然とした資科を使つたわけではございませんから、今後も、より的確な資料がありますれば、なおはつきりした計算ができようかと、かように考えております。
○千葉信君 そういたしますと、御答弁では大体が地方公務員等の関係からという御答弁ですが、こういう点はこの予算額が動いた條件として考慮されたかされなかつたかということですが、それはどういう意味かと言うと、御承知の通り、国鉄の職員の場合には、もう大分前から地域給の問題については一段階これを縮減して本俸の中へ繰入れるという措置をとつているようですが、これに対して衆議院側の八月十日付の案を見ましても、それから又七月八日付の人事院給与局のほうから出されました資科の場合でも、国鉄の場合には一段階縮減されているのだからという、こういう考えで作られていたようですが、国鉄の場合で一段階縮減されて本俸に入れられている総額というものは、御承知の通り全体の公務員に対して今度五分ずつ引上げられた。更にそれが仮に二段階縮減されるときには一割まで地域給の分が本俸に入ることになるか。それともまあ方法としては地域給を増額するというやり方をするということになるか。いずれにいたしましても、国鉄の場合には、全体の公務員の五分という地域給の計数ではなくて、当時の国鉄の職員についていえば、半数程度の地域給の受給者は……。半数程度の公務員の地域給に関する五分の分だけが本俸に繰入れという措置をとられているわけですが、従つてその計数は全体から見ると五分ではなくて、二・五%乃至二・三%という状態にあると思うのです。そういう点について、今度一般職の職員とか、或いは又地方公務員について、五分の地域給、若しくは地域給の分が引上げられるという状態になりますと、国鉄との間に少しアンバランスが生ずるということになると思うのですが、そういう点についての人事院としての立場から、予算が殖えた、途中で予算がかなり殖えたという理由の中には、そういう点は考慮されたかされなかつたか。この点を伺いたい。
○説明員(瀧本忠男君) 今御指摘の国鉄の問題でございますが、国鉄はすでに五%本俸に繰入れておるということでございまして、そういうことを考えますれば、常に親になるものが多いおけでありまするから、五%といえどもほかのところの五%とは違うというような議論にもなろうかと思います。ただ我々のほうの計算といたしましては、機械的に五%を繰入れるということでやつただけでございまして、全部を通じてその点を考慮して操作いたしたということはございません。
○千葉信君 わかりました。
○委員長(村尾重雄君) ほかに……。
○松岡平市君 議事進行ですが、今日まだいろいろ質問もありますけれども、衆議院側といろいろ打合せをするということが今日の主たる目的であつたと、こう考えます。もう時間もそうありませんから、私は一応この委員会はこの程度でお閉ざしになつて、そうして速かに衆議院側との打合せに移行するようにお取計らいを願いたいと思います。
○委員長(村尾重雄君) 松岡委員の御発言に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村尾重雄君) それでは本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十三分散会