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16回国会参議院1953/08/07

議院運営委員会 第34号

発言数
116
登壇者
15
会派数
6
開催日
1953/08/07

会議録

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 開会いたします。  常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 自由党から、内閣委員の大野木秀次郎君、同じく泉山三六君、外務委員の石原幹市郎君、通産委員の北村一男君、文部委員の上原正吉君、同じく長島銀藏君、経済安定委員の木村守江君が辞任せられて、内閣委員に上原正吉君、同じく長島銀藏君、外務委員に北村一男君、通産委員に石原幹市郎君、文部委員に大野木秀次郎君、同じく木村守江君、経済安定委員に泉山三六君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。緑風会から人事委員の山川良一君、内閣委員の高瀬荘太郎君が辞任せられ、人事委員に高瀬荘太郎君、内閣委員に山川良一君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。日本社会党第二控室から、外務委員の三木治朗君、郵政委員の曾禰益君が辞任せられて、外務委員に曾禰益君、郵政委員に三木治朗君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。社会党第四控室から、労働委員の藤田進君、通産委員の阿具根登君が辞任せられて、労働委員に阿具根登君、通産委員に藤田進君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、次長から御説明申上げました通りに、申出の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、緊急質問に関する件をお諮りいたします。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 社会党第四控室羽生三七君からMSAに関する緊急質問、所要時間は十五分、要求大臣は外務大臣、保安庁長官。  以上の申出がございます。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 只今の羽生君のMSAの交渉に対しまする緊急質問に関しましては、聞くところによると、政府は交渉の経過について中間報告を本院にいたしたいという工合に伺つておるのでありまするが、さような通告があつたかどうか。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 事務局としては、まだ受けておりません。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) ちよつと速記をやめて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記を始めて下さい。  この機会に御報告申上げておきたいと思いますが、昨夕遅くなりましてから議院運営委員長に対しまして、官房長官から、本日時間を与えて頂いて、MSAのアメリカとの交渉の中間報告の件を議題にして頂きたいということを申出て参つております。いずれ正式に文書で本院に対しまして追つつけ参ることだと考えておりますので、この点を御報告申上げておきます。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 やがて事務的にも連絡があることかと考えますが、中間報告を許すかどうかは、或いは小委員会の問題になるのかも知れませんが、ここで許すということをおきめ願つて、従つて先ほどの羽生三七君の緊急質問は、一応御留保願うというお取扱に願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、加藤君の御意見のように、この緊急質問は留保といたしまして、中間報告の政府からの申出の件が決定いたしました後において御決定頂くことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、国際連合捕虜特別委員会第四会期日本政府代表を命ずるにつき国会の議決を求めるの件。前回保留になつておりまする衆議院議員有田八郎君を命ずる問題でございます。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 今議題になつている問題につきましては、人の問題で、この人がいい、この人が悪いという場合には、勿論相対的なことだと思うのでありますが、この種の案件で、日本を代表して捕虜の問題で国際会議に臨むというような場合に、やはり私は今の議院内閣制度の精神から言つて、仮に国会議員を出すとするならば、与党自由党の責任においてその人を出すとか、或いは又そのむしろ反対に、国際事情を見て或いは社会主義的傾向の強い国国が参集し、それらについての意見が強いというのならば、むしろ政府はこの野党の形をとつているところから出すなり、最も効率的な、そして又日本政府を代表するに足るという見解から、曾つての栄職じやなくて、現在その重要な立場にある人を出すことのほうが私どもは効率的である。こういうふうに考えるのです。有田君では絶対にいけないと言つているんじやないけれども、これには我が会派としては到底、進んでこの人選は結構であるというような積極的意思を含めて賛成する段階には至つていないのです。これは討論の段階でないからはつきり意思を表明する必要はないので、その辺で、ここはやめておきますが、甚だこの人選は、感心するというわけにはいかん。こういうことだけ申しておきます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 他に御意見はございませんか。(「異議なし」「賛成」と呼ぶ者あり)

千田正無所属クラブ

○千田正君 昨日官房長官に質問しておつた点もありますが、従来この種の効果が余り挙がらなかつた点があるのです。特に有田さんであれば外交官出身であるから、相当腕を振われるだろうと思いますが、どうか期待に反したいような、積極的なこの問題の解決への前進を要望して賛成しておきます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、他に御発言もございませんので、この承認を求むる件の決定をいたしたいと思います。この承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認め、承認を与えることに決定いたします。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 只今政府から口頭でありますが、外務大臣が中間報告をしたいということを正式に申出て参りましたことを御報告いたします。なお、政府としては議案の済んだあとにお願いしたいという希望条件を付されております。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 それはどうもおかしい申入れで、それは自由党のほうで言うてやつて、付けてよこしたようですが、そこで、政府が国会の運営に、このあとでとか何とか、何時頃の出席の都合ですから、何時頃にしたいというような希望ならとにかく、運営に関することをつべこべ言うのは、これはおかしい。これは自由党さんのほうに言わせることにして、そこのところだけはなかつたことにして頂きたい。(「その通りだ」「そんな不体裁なことを言うほうも言うほうなら、聞いているほうも聞いているほうだ」と呼ぶ者あり)

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 先ほど私から申上げました中間報告の件につきましは、最初に申上げましたのを一応取相さして頂きまして、改めて申上げます。  只今、政府から口頭で、外務大臣がMSAに関して中間報告をしたいというお申出がありましたことを御報告申上げます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) これを承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、国会職員に対する特別手当の支給に関する件をお諮りいたします。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 只今議題になつております国会職員に対する特別手当の支給についてお諮りをお願いいたします。  国会職員の給与に関する規定第十三条によりますると、国会の開会中勤労著しい者には議長は議院運営委員会に諮つて特別の手当を支給することができることになつております。昨年度第十三国会の閉会後に、全職員に対しまして、最高、本俸の〇・五を基準として国会手当を支給いたしましたが、今期国会も、本日閉会となる予定でありますので、前例によりまして、特別手当を支給するためその御承認をお願いする次第であります。なお支給の範囲及び基準等は、衆議院当局とも協議の上両院同一歩調で実行いたしたいと思つておりますので、その点も併せて御了承をお願いいたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 国会が時間的に非常に小規則で、国会職員諸君が特別な苦労をしておることは明らかで、その意味から申しますれば、今総長説明の通りです。これを出すことに私は積極的に賛成です。ただ問題は、この種のものが仮に支給されるときに、ともすれば総花的に画一的に配られるとするならば、今総長説明したように勤労著しい、院の職員全部に対してでなく、著しい者に対してであるというのであるから、その精神が殺されると思うので、それらの点について、本来ならばどのような構想を持つておるかということをお尋ねするのですけれども、それは尋ねないで、その問題についての具体的な見解があるかないか総長に承ります。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 只今相馬委員のお話がありました通り、この特別手当は勤労著しい者に支給するという建前になつておりますので、お話の趣旨に副いまして支給するように準備を整えております。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 我々議員として、いろいろ勝手な国会運営をするものですから、国会職員全員が、私は勤労著しいものがあると考えます。よつてこのことは全員に同率に〇・五が渡るように処置してもらうことを希望して賛成します。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、只今事務総長が御説明申上げました国会職員に特別手当を支給する件は、これを承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 承認することに決定いたします。   —————————————

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 総長に一つお尋ねしておきますが、日程第一から第六までの問題で、これが議決された時の外務委員会を構成された委員名をちよつと読んで下さい。多数意見者でもよろしいです。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 只今調べております。

千田正無所属クラブ

○千田正君 相馬さんの発言中でありますが、先ほど、MSAの緊急中間報、告が政府からなされるということでありましたが、緊急中間報告のあと、或いは私の会派では質問したいという申出があるかも知れませんが、その際において必要な時間をお与え頂きますよう申入れておきます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 千田君のお申出、いすれ小委員会の時間等の打合せ等をいたし取扱について十分考慮をいたすことにいたします。  ちよつと速記を止めて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記をつけて下さい。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 只今の相馬委員の御質問に御説明申上げますが、外務委員会における昨日の出席委員は、航海条約のときには、全員出席でございます。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 具体的に総長にお尋ねしたいことは、自由党から出ている委員は誰と誰ですか。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) 只今御質問のありました外務委員会の自由党の委員を申上げます。徳川頼貞君、石原幹市郎君、鹿島守之助君、古池信三君、小滝彬君。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 その小滝彬君というのは、外務政務次官小滝彬君と同一人ですね。

芥川治参議院事務総長

○事務総長(芥川治君) さようでございます。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 自由党のほうでは、この間の話合いをどのようにお考えですか、成るほど前には、前例はあつたとかの話だが、愛知揆一君が大蔵政務次官になるときに、ここで問題になつて、自由党が、それは確かに問題であるというので、これを取下げたことがある。今般このような重要な法案が外務委員会にかかつていた際に、政府委員である小滝彬君がこの審議に参画し、議決に参画したということは、積極的にこれを違法であるとする規定はないけれども、この申合せの線から外れていることであると思うのですが、これは自由党はどう考えますか。

石村幸作自由党

○石村幸作君 愛知君の場合の問題は、よく我々、はつきり明確に記憶いたしておりませんが、小瀧君の場合は、本人も委員に残つていていいであろうという話がありましたので、それでそのまま入れ替えをしなかつたのであります。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 そうすると、何ら作為なく、うつかりしていて名前を連ねていたというなら、私は問題をこれ以上追及いたしませんが。

石村幸作自由党

○石村幸作君 初めから入替したり何かせずに、そのままずつと……、つまりあなたの言ううつかりしていたと言うと、それに合うかどうか知らないが、まあ一口に言えば、ぼんやりしていてそのまま……。(笑声)

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 うつかりとぼんやりとの差は、どういうのかわかりませんが、そうすると、これは自由党としては誠に遺憾なことだと思つているのですか。それとも、私どもからかかる追及を受けることは、心外ですかどうですか。笑わずにはつきり言つて下さい。事は重要です。

石村幸作自由党

○石村幸作君 愛知君の場合には、そういう御注意もあつたためか、こちらでは愛知君の際に入替をしたほうがいいということであつたので、それは入替をしたのですが、今回の小瀧君の場合は、あなたのお言葉の通りうつかりしていた。誠に自由党としても遺憾な次第であります。そう作為的にやつたのではないと私は思います。何故かなれば、最初からそのままにずつと行つておりました。むしろこういう重要法案がある場合には、入替えたほうがよかつたのではないか。こう考えております。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 そうすると、今日中にもこれは辞任せしめますか、党の責任で……。

石村幸作自由党

○石村幸作君 よく党に諮つて御回答いたしたいと思います。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 それでは御回答を聞いた上で、私はこれを問題にいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 今問題となつているのは、二つあると思う。一つは行政府の責任者として政務次官になつている人が、当該関係委員会の委員となつて法案の審議に当るのは、手続上何ら違法ではないが、これは大会派として、なるべくそういうことにならんようにするのが運営上望ましい。こういう申合せ的含みがあつたが、今後もそういう程度のことで進んで行つたほうがいいのじやないかという問題が一つある。  もう一つは、今度はそれをそうだとして、今の小瀧君の場合においては、うつかりかぼんやりか知らんが、前から委員なのでそのまま委員をしておつたという結果が、そこに出て来た。これについては自由党としても考えて行く。こういうことになるだろうと思う。それでこのような委員会手続が違法だとか無効、そういう筋合のものではございませんが、それは御心配なく、自由党としても善処したいならしたいということで、先に進まないと、又相馬君が質問があるということで、長く時間がかかりますよ。

石村幸作自由党

○石村幸作君 よく御意見わかりました。自由党においても責任を持つて善処いたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 そういうお言葉ならば、これは前非を悔いておるのですから、これ以上追及いたしません。ただ党に帰つて相談した上で、そういう意見はしやら臭いということならば、申合せの点から外れるから、今日長時間費して、この議院運営委員会において、事の理非を糺したいと思つたのですが、善処を確約されたのですから、この問題はこれで了解いたします。

江田三郎日本社会党(第四控室・左)

○江田三郎君 今の問題ですが、うつかりしておられたということですけれども、どうしてうつかりしたのですか。やつぱり外交関係というものは、アメリカさんの言う通りになるのだから、誰がなつていても同じことだ。そういう意味でうつかりしたのか、何かうつかりした理由があるのですか。

石村幸作自由党

○石村幸作君 まあ、理由がないから、うつかりしたのです。(笑声)

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、暫時休憩をいたします。    午前十時二十九分休憩    —————・—————    午前十一時二十五分開会

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 開会いたします。  水害地緊急対策特別委員会に対する調査案件の付託に関する件をお諮りいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 先ほど理事会の申合せがありましたが、この際理由は詳しく申上げる時間もないことでございますから、端的に理事会の結論通り北海道の七月風水害を特別委員会に付託するということに決定して頂きたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは水害地緊急対策特別委員会に対して、先般の北海道地方の風水害の被害に関しまする緊急対策樹立を併せて付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 日本社会党第四控室から、厚生委員竹中勝男君、建設委員江田三郎君がそれぞれ辞任せられ、厚生委員に江田三郎君、建設委員に竹中勝男君を後任として指名せられたい旨申出がありました。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今の申出の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 調査承認要求に関する件をお諮りいたします。

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 予算委員長青木一男君から、昭和二十八年度予算執行状況に関する調査承認の要求書が提出されております。  本件の目的は、昭和二十八年度予算についてその執行状況並びに国民経済との関連について調査するものでありまして、期間は今期国会開会中、費用は計上されてありません。  以上。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今の予算委員長の申出の通りに承認することに異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。承認することに決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、本委員会の継続審査要求提出に関する件をお諮りいたします。  この案件は、昨日理事会において御相談の結果、御決定を頂きました議院の運営に関して、国会閉会中といえども、この措置をなさねばならない場合が少くないのでありますから、このような場合に際しまして、本委員会が閉会中においても活動し得る状態に置く必要があると認めましてお諮りをいたす次第であります。  異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、委員会関係経費の割当に関する件をお諮りいたします。

寺尾豊自由党

○寺尾豊君 只今、議題となりました昭和二十八年度委員会関係経費の割当に関する件につきまして、庶務関係小委員会において決定いたしました事項を御報告申し上げます。  お手許に配付いたしました資料を御覧願いたいのでありますが、第一に、委員会会議費及び委員長交際費については、予算額の半分を各常任委員会へ均等に割当て、残りの半分を各常任委員会の委員数に応じて按分することにいたしました。又両院法規委員会(参議院の委員のみ)及び中共地域からの帰還者援護、水害地緊急対策の両特別委員会に対しては、常任委員会に準じて、それぞれ月割計算によつて一カ年分、四カ月分、三カ月分を割当てることとし、これは予備経費を以て支弁する見込であります。  第二に、研究会会議費は常任委員会所属の職員が研究会等を行う場合に必要な経費でありますが、常任委員会所属職員が配置されていない議院運営、国会図書館運営、懲罰の各常任委員会を除く十九の常任委員会へ予算額を均等に割当てることにいたしました。  第三に、委員旅費でありますが、これは予算額のうちその二割に相当する額を不慮の場合に備えて保留し残額を常任委員会の委員数に応じて按分し、そのうち予算、決算、議院運営、図書館運営、懲罰の各常任委員会の割当分は一応保留分に繰入れ、必要ある場合はその都度支出することにいたしました。又中共地域からの帰還者援護、水害地緊急対策の両特別委員会には、常任委員会に準じて、それぞれ月割計算によつて割当てることにいたしました。  第四に、職員の随行旅費でありますが、これは予算額のうち、その二割に相当する額を不慮の場合に備えて保留し、残額を委員会所属職員の配置されている十九の常任委員会の委員数に応じて按分して割当て、そのうち予算、決算の両委員会の割当分は委員旅費の場合と同様、一応保留分に繰入れることとし、中共地域からの帰還者援護、水害地緊急対策の両特別委員会に対しては、常任委員会に準じて、それぞれ月割計算によつて割当てることにいたしました。又議院運営、図書館運営、懲罰の各常任委員会が随行旅費を必要とする場合は、保留分から支出することにいたしました。  第五に、諸調査旅費は、常任委員会所属の職員が単独で出張する場合等の旅費でありますが、これは予算額のうちその二割に相当する額を保留し、その残額を委員会所属職員の配置されている十九の常任委員会に対し、その職員数に応じて按分して割当てることにいたしました。  なお庶務関係小委員会において本件につき協議の際、常任委員会所属職員の出張については、従来の実績に徴し、更に改善を要するとの意見がありましたので、小委員会の決定に基き、各常任委員長に対し慎重な御配慮を要請いたしておきました。  以上が委員会関係経費の割当に関する件でありますが、これは大体において従来の方式に従つたものでありまして、本件の内容については、これを各委員長に供覧してその御了承を得ておりますことを申上げておきます。  なおこれに対し中共地域からの帰還者援護に関する特別委員長常岡一郎君より、北海道及び東北地方に議員派遣(九月下旬から十月末日までの間十五日間、派遣議員五名)を行いたいから、不足分は予備費から支出されるよう御配慮願いたいとの申入れがありました。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 前段の委員会経費の割付については決定し、常岡一郎君からの申入れは、申入れとして切り離して頂きたいと思います。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、庶務関係小委員長の御報告の中で、委員会関係経費の割当に関しまする件は、お手許に差上げております資料の通りに決定することに御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたしました。  次に、庶務関係小委員長の御報告にありました常岡一郎君等の御希望の点についてお諮りいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 そういう申入れを、委員会経費割付をとやこうして受入れるということはできない。この経費の割付は割付としてきまつた以上、特殊な事情について勘案するのは、それぞれの機関で又できる。それだけにとどめておいて頂きたい。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、只今の庶務関係小委員長の御報告にありました特別の場合の二、三の御希望等につきましては、これは全般的な場合にこれを承認することはやめまして、それぞれの必要な場合には御検討頂くことにして、これは取上げないということで御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたしました。  ちよつと速記をとめて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記をつけて。  暫時休憩をいたします。    午前十一時四十分休憩   —————————————    午後九時四十一分開会

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 休憩前に引続いて、再開いたします。  先ず常任委員及び特別委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 自由党から、外務委員の小滝彬君、地方行政委員の石村幸作君、外務委員の鹿島守之助君、建設委員の草葉隆圓君、水害地緊急対策特別委員植竹春彦君、同じく秋山俊一郎君が辞任せられて、外務委員に石村幸作君、地方行政委員に小滝彬君、外務委員に草葉隆圓君、建設委員に鹿島守之助君、水害地緊急対策特別委員に徳川頼貞君及び堀末治君を後任として指名せられたいという申出が出ております。緑風会から、水害地緊急対策特別委員に指名せられたいという申出が出ております。緑風会から、水害地緊急対策特別委員に、河野謙三君が辞任せられて、北勝太郎君を後任として指名せられたいという申出が出ております。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、事務次長から申出の通り決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたしました。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、衆議院回付案に対する取扱についてお諮りいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 衆議院から、町村合併促進法案と、二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案を、本院に回付して参りました。  回付案は、御承知のごとく委員会に付託されることなく、本会議で衆議院の回付に同意するかどうかをきめるわけでありますが、その前提として、議院運営委員会に御説明申上げます。  町村合併促進法案に関する衆議院修正の要旨は、  一、都道府県に置かれる町村合併促進審議会の委員になり得る者の範囲を広め、教育委員会の委員、市議会の議長及び市長を加えた。  二、合併町村の議会の議員の任期は、合併後ニカ年存続させることになつていたのを、一カ年に短縮した。  三、合併町村の職員の身分取扱について、合併後一カ年以内に退職を申し出た者に対する退職手当の支給について、特に優遇する一項を加えた。  四、内閣総理大臣の行う処分に関する規定を、本法の適用又は準用を受けない市町村の廃置分合で町村の数の減少を伴うものについても適用があるものとした。  五、合併町村等が市となつた場合にも、第十二条、警察法の特例に関する規定でありますが、十二条を除いて本法を適用することとなつているが、この除外例を認めないこととした。  六、市が設置され又は市に編入する場合で、町村の数の減少を伴うものは、これを町村合併とみなし、第十二条等を除いて本法を準用することとなつているが、第十二条の除外例を認めないこととした。ことでありまして、これは当該関係委員会及び地方行政委員会としてもこの修正に異存のない趣でございます。  それから昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案に対する衆議院修正の要旨は、  第三条に、都道府県知事は、災害地域内にある道路、上下水道、水利施設、学校、公園等の区域内に堆積している土砂の排除事業を施行するという規定があるが、新たに河川を加えたこと。  第二、第九条に、国は、災害地域内に存する農地並びに農業用施設、林業用施設、漁港施設及び漁場で政令で定めるものの、区域内にたい積している土砂の排除事業について、その事業費の全額を補助するという規定があるが、「漁港施設及び漁場を「漁場、漁港及び港湾」と改めこれに伴う所要の修正を行なつた。ことでありまして、これにつきましても、関係委員会である水害地緊急対策特別委員会においては、衆議院修正に異存のない趣きでございます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、事務次長から御説明申上げました町村合併促進法案並びに昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案本院提出、衆議院回付案に同意を与えることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、畑地農業改良促進対策審議会委員の指名に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 本日成立いたしました畑地農業改良促進法によりますれば、その第十一条を以て畑地農業改良促進対策審議会を設置しております、この審議会には、委員二十五人以内ができるわけでありますが、そのうち三人は、参議院議員の中から参議院が指名した者ということになつております。本院の取扱においては、いわゆる各種委員の範疇に入るものでございます。それで本法は本日成立したもので、この法律は、公布の日から施行することになつており、まだ公布を見ておりませんで、施行されていない状況でありますので、施行前にその法律に基き指定をすることはやや異例のことでありますが、前に前例もあることでありますし、閉会の間際等においては、あらかじめ指名することが先例もあることでありますので、本日、今国会中に御指名を願つたらと思うわけであります。  それでその割当は、従来の各種委員の割当の方式に従つて、今度の三人を算出するといたしますと、自由党から一名、社会党第四控室から一名、無所属クラブから一名という割当になります。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 本件につきましては、先日理事会におきましても御相談の結果、自由党一名、社会党第四控室一名、無所属クラブ一名とすることに御了解を頂きましたが、理事会決定通り御承認頂いて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたしました。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 只今の決定に基く会派の指名通告は、今夜中に至急氏名を通告するということに願います。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、副議長から発言を求められております。御発言を願いたいと思います。

重宗雄三自由党副議長

○副議長(重宗雄三君) 只今衆議院議長から、本院議長に対し、会期を三日間延長することについて協議がございましたので、本件について、本委員会において御協議をお願いいたします。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 只今、副議長から御報告のございましたことに関しまして、只今更に電話連絡がございまして、衆議院といたしまして、時間の関係もありますので、十時頃までに参議院の御返事を頂きたい。御返事がないときは、衆議院で議決することもあるので、御了承願います。こういう連絡がありました。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、副議長から御発言もありました通り、衆議院議長から会期延長についての協議を求めて参りました件につきましてお諮りをいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 私は、参議院として今法案の審議中であつて、実は国会としても、参議院が会期の延長の必要について、論議をすべきものであろうと考えるのですが、衆議院が如何なる事情で、衆議院の運営上、会期の延長を必要とするかということはつまびらかでございません。而もこういう例は、まま過去においてあつたことでございますが、今の電話連絡等によりますと、十時頃までに知らせてほしい。知らせなかつたならば、適宜やるか本知れない。今、副議長から御報告になつたのは只今、ということなんで、もうあと十五分くらいしか、十時までには時間がない。然るに国会法では常任委員長懇談会等を開いて、その意向を質してこの問題を決する。或いは衆参両院の意向を一致させるように努力しなければならないようにできているはずなんです。そういう国会法も尊重されないで、一院だけが一院の意思で、他院の、問題を持つている院の意向というものを何ら尊重するという措置に出ないで、こういうことを一方的に決せられるという国会の運営については私は承服できない。これは参議院としては超党派で参議院の自主性、或いは参議院の運営を自主的に決することのためには、衆議院に対して断乎として抗議しなければならんことであると考えます。  而もその運営の円滑を欠くというのは、政府与党である自由党の諸君にも責任があると思う。自由党の諸君において参議院の法案その他の審査の都合上、どうしても会期を延長を必要とするというのならば、なぜ参議院の自由党の諸君でこれを事前に堂々と発議して、参議院みずからの意思としてこれを決定すべく、衆議院側に逆に協議を求めて行かないのか。常に衆議院のほうから活動させて、皆さんのほうは、お隣りから来たので止むを得ませんなどというような顔付ばかりして会期延長に同意している。これは本末顛倒も甚だしい。私は併しこのことについては、ごしやごしやと何時間言つたつて、耳があるから聞いているだけのことで、それは御尤もです御尤もです、となるだけでしようから、申しませんけれども、これは国会法の改正等が行われる場合には、十分考慮しなければならんことだと思う。こういうことは絶対望ましいことでもない。又今晩の衆議院のやりかたは、明らかに不当である。他院の意思を尊重するということに何らの誠意がない。  よつてこの問題については、我が会派は断乎として反対するものであります。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 曾つてこの会期の問題について、衆議院が参議院より優先してよろしいかよろしくないかということが、国会法その他の一つの先例を作るとして、大いに議せられたときを、今静かに思い浮べてみますというと、参議院の或る会派が率先してみずからの権利を放棄するような先例を打立てるために努力したことを、私どもはこの際返す返すも本院の権威のために、悲しい思い出として持つている者です。いろいろ申し上げたいのですが、概略は今小笠原君の意見で私どもの意見も尽きておりまするので、これ以上は申上げる必要を認めませんので、私の議論はその辺に止めます。  要するに私どもが声を強めて申しますることは、断乎このような形の会期延長に反対であるということでございます。

千田正無所属クラブ

○千田正君 私も只今、小笠原君、相馬君から述べられたように、我々は今日まで審議を尽しておつて、なお且つあと三日間延ばさなくちやならんという理由の発見に苦しむのであります。且つ又その責任を衆議院と同様の立場において背負わさるるということを誠に遺憾に感ずるのであります。そういう意味からいたしましても、現段階において延ばさなくちやならないという理由が、確実に我々は了解できないので、その点につきましては反対の意思を表明いたします。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 改進党は如何ですか。

松浦定義改進党

○松浦定義君 私は今第十六国会が予算に関係する国会である。従つて予算以外の問題について、会期の延長をするということは理由がないという根本原則は了承できるのですが、今日問題になつております例えば前回の七日間の問題は、重要法案という形で、少くとも本会議において、本議場において審議された関連性のある問題でありますので、七日間という延長は無論止むを得なかつたと思います。従いまして、只今会期の延長を衆議院のほうから一応のお話があつたということにつきましては、やはり本日問題になつて残つておる問題が、予算と重要な関係があるというような意味におきまして、これが恐らく与党から出されたものと、かように考えております。予算に対してどうしても関連性のあるというものであるならば、我が会派としては止むを得んし、今野党諸君が、そういうような立場から御指摘になりましたように、そういう意味の形から行きましても、再々の会期延長は好ましくないという原則は、私は飽くまで貫きたいという考え方は、前段の諸君の御意見と全く同感ですが、今申上げましたように、予算関係上関連性のある問題があるという前提の上に立ちまして、止むを得んと、かように存じておるのであります。

杉山昌作緑風会

○杉山昌作君 緑風会としましては、先ほど小笠原君、相馬君の述べられました会期延長についての根本的な問題、即ち衆議院の優先するという問題については、全く同意見を持つております。それはそれとして、今出された、ここに出された問題につきましては、先ほど副議長のお話或いは事務次長のお話では、何のために延ばすのか、三日間は何のために必要かということがはつきりしておりませんので、今直ちにこれに承服することはできないと思います。

寺尾豊自由党

○寺尾豊君 いろいろ御意見があつたようでありますが、誠に御尤もだと存じます。ただ私どもが衆議院に対して遺憾とすることは、皆さんもお話になつたように、僅か十分か十五分、而も形が常任委員長の意見も徴することなくやるというようなことは、慣例といたしましても甚だ遺憾なことである、かように感じますので、一応本院においては常任委員長の懇談会ですか、懇談会を行なつて頂き、そうして議運で決定する。こういう形をとつたならば如何かと考えるわけであります。  そういうわけでありますから、私はさような手続においてやるべきではなかろうかと思う。かような意思であります。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 寺尾さんの、誠に御尤も、良識を些か仄めかしたお話はわかりますが、それらの手続は、全部これに書いてあるし、議長もその通りやるでしようから問題はないと思うのですね。私はこの段階に来たら、手続がどうだこうだといつて態度を決せずに、恥の上塗りをせずに、本会議に出していいか悪いか、びしやつときめて、討議しなくちやならん問題だと思うし、又この議運の結果は、できるだけ早く向うへ知らせてやる必要があると思うので、委員長においては、そのように措置されることを希望いたします。

寺尾豊自由党

○寺尾豊君 相馬さん、いつもあなたにはお叱りを受けるが、まあ恥の上塗りという言葉も頂戴しておきましよう。併し私は、やはりあなたがたと同じように、参議院は参議院における高き使命の下に議事運営をやつているということを常に考えております。この自由党の所属である寺尾であるからして恥の上塗りをしておるというようなことは甚だ迷惑なことなんですから、これは申しますまい。併し今相馬さんがそういう手続のことは法規に載つておるから、議運のいわゆる終局の決定を早くきめろとおつしやつて頂けば、率直にまあ私は、今の参議院の状況下においては、若干の会期延長は止むを得ないのじやないかということを申上げておきます。(「それを言わないからいけない、それを先に言えばよかつた」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、他に御意見ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それではお諮りいたします。  衆議院議長の申出の、会期三日間延長に賛成の諸君の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 少数であります。よつて衆議院議長の申出の会期三日間延長の件は、否決されました。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、各常任委員会提出の継続審査要求及び継続調査要求に関する件をお諮りいたします。

小澤俊郎参事(委員部第一課長)

○参事(小澤俊郎君) 只今お手許に差上げました通り、各委員会から要求されております継続審査及び継続調査が御覧の通り出ております。  それで、ここに農林委員会においては、臨時硫安需給安定法案、通産委員会においては、硫安工業合理化云々という法案が出ております。これは衆議院が本審査で、こちらは予備審査の関係になつておりますが、衆議院におきましては、これは会期が延びない場合には、衆議院は継続審査をするという委員会の御決定の様子でございますので、こちらも予備審査としては、この法案を継続審査いたしたいということでございます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 私、先ほど理事会では、今晩中にこれも決定するということを主張し、そうきまつたように思いますが、やつぱり仮に一日でも会期が延びるとすれば、委員会は委員会としての職責を尽さなければならんという建前が生じて来るのではないかと思うので、これは会期延長が有効になる時期以後の、今晩或いは明日、こういうことで本会議で議決するようにすることを前提にして、私はこれに賛成いたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 会期延長を予定しない場合に、各委員会がこういう意思を決定したと思うので、これを基本にして、会期延長を仮にされたら、その事実の上に立つて、各委員会の意思が又変動するかも知れない。それらを確めて、又小笠原君が言つたように、処置されることを希望します。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 申上げます。只今小笠原君、相馬君等の御意見にありましたように、参議院では、只今会期延長の申出を否決をいたしたので、私はこれをお諮りいたした次第でございますが、会期延長が決定をいたしますならば、これは只今小笠原君のお話の通りに、後日に廻したい。併しこの会期間にそれがなかつたならば、適当な時期に本日上程しなければならないと存じておりますので、この点は御希望の通りにとり運んで参りたいと思います。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 別なことですが、そこで私、委員長にお尋ねしたいことがありますが、速記を止めて下さい。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記を止めて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記を始めて。  暫時、休憩いたします。    午後十時十分休憩    〔休憩後開会に至らなかつた〕

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