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16回国会参議院1953/06/30

議院運営委員会 第14号

発言数
44
登壇者
11
会派数
5
開催日
1953/06/30

会議録

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 開会いたします。  常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 日本社会党第二控室から、農林委員の棚橋小虎君、法務委員の小林亦治君がそれぞれ辞任せられて農林委員に小林亦治君、法務委員に棚橋小虎君を後任として指名せられたいというお申出がございます。自由党から、予算委員の石坂豊一君が辞任せられて西川彌平治君を後任として指名せられたいというお申出がございます。日本社会党第四控室から運輸委員の吉田法晴君、労働委員の重盛壽治君がそれぞれ辞任せられまして、運輸委員に重盛壽治君、労働委員に吉田法晴君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今申出の通りに決することに御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。  ちよつと速記をとめて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、速記を付けて……。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 私、欠席中に御決定になつたそうで、従つてこういうことをお伺いするのは恐縮なんですが、一応念のために伺つておきたいことがございます。  それは中央機関施設整備促進法案について、その審議をこの議院運営委員会で御審議になるということになつておるのでありますが、従来これはまあ、私の意見というよりも、一般にそういう空気のあることをお伝えをして、併せてお伺いしたいのですが、この議運が、ややもすると、権限以上のことをやる嫌いがありはせんかということは、かねて、この国会ではございませんが、過去においてそういうそしりのあつたことは、御承知の通りであります。  そこで、中央機関施設整備促進法案というものを、この議運におかけになることに御決定になつたについて、参議院規則の議院運営委員会における所管事項は、申上げるまでもありませんが、議院の運営に関する事項。これが一つ、それから国会法及び議院の諸規則に関する事項。これが二番目、三番目は弾劾裁判所及び訴追委員会に関する事項。こういうふうになつておるのでありますが、この議運の所掌事項と中央機関施設整備促進法案との関係において、御検討の上に、この議運の所掌事項として御審議になることに御決定になつたのかどうか。これは念のためにお伺いして置くほうがいいと思いますので、委員長からでも結構でございまするが、御説明をお伺いしたいと思います。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 私が申上げるのは、適当であるかどうか、あれでありますが、一応申上げます。  この件は、理事会で最初にお諮りになりまして、理事会の決定に基きまして、委員長から理事会の決定をここに御報告になつてきめられた趣きであります。理事会の決定をここに報告されましたときには、私は本議場におりましたので、つまびらかにいたしませんから略しますが、理事会で決定になつた際におきましては、私どものほうから、この法案は、内容においては建設委員会に付託さるべきものだと思われます。併し、立案の経緯、従来議院運営委員会の小委員会、庶務小委員会で扱つて来られた経緯もありますので、その点においては、議院運営委員会に関係されますから、いずれの委員会に付託するか議題としてお諮りを申上げますということで、理事会にお諮りを申上げたわけであります。その際に、理事会では、いろいろな御意見が出ましたけれども、結局は、全会一致で議院運営委員会に付託せらるべきものという決定があつたわけであります。その後の、議院運営委員会に対して報告があつた段につきましては、私おりませんでしたので略させて頂きます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 私からも、ちよつと補足して申上げておきます。只今、大体事務次長から御報告申上げた通りでありますが、ただ、理事会では、全会一処という形ではございませんでした。杉山君は、それはむしろ建設のほうがいいだろうという御主張を強くしておいでになつたと記憶いたします。ただ、理事会は、御承知のように、多数を以て議院運営委員会が従来の経緯に鑑みて妥当ではないかという多数の意見、それを議運に諮つたわけです。議運に諮りましたところが、議運におきましても、杉山君、加賀山君が、建設委員会が適当であると強く御主張がありました。併し多数は、議院運営委員会で審議するということを議長に申出るという形をとるほうがいいではないかということで、昨日の議運では決定いたしております。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 只今の法案の審議に至るまでの経緯についてはよくわかりましたが、その経緯と、それから委員会における審議の権能と言いますか、権限の問題とは私は別だと思うのでありますが、経緯如何によつて、何のことでも処理して差支えないかどうか、これは議運としては自らが決定すべき問題だと思うのでありますが、その点はどうなんでしようか。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) ちよつと速記を止めて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 速記を始めて。  それでは、暫時休憩いたします。    午前十時十八分休憩    —————・—————    午前十一時五十八分開会

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 休憩前に引続いて、再開いたします。  本委員会に付託されました中央機関施設整備促進法案を議題といたします。  先ず発議者でありまする衆議院議員今村君から、提案理由の御説明を頂きます。

今村忠助自由党

○衆議院議員(今村忠助君) 只今、議題となりました中央機関施設整備促進法案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  御承知のように、首都におきまして、立法、司法及び行政の各中央機関の運営能率の増進と公衆の利便を図るためには、都心部に中央機関地区を定め、その施設の整備を促進する必要がありますことは、かねてより各方面から要望されておるところでございますが、この法律はこのような要望に応えまして、中央機関の運営能率の増進と公衆の利便を図るため、その施設の整備を促進することを目的といたしております。  先ずこの法律におきまして中央機関と申しますのは、国会、最高裁判所、会計検査院及び内閣を指すことといたし、更にここに内閣と申しますものには、府、省、これらの外局及び人事院をも含ましめることといたしました。更に右に述べましたようなこの法律の目的を具体的に実現いたしますためには、先ず首都建設法第四条の規定によりまして、中央機関の庁舎その他の施設の整備に関する中央機関施設整備計画が作成されることを前提といたしまして、この計画の実施に必要な土地を収用し、又は使用することができるように規定をいたしますと共に、その土地の収用及び使用に関しましては、土地収用法の規定を適用することにいたしました。そしてこの収用及び使用は、総括的に建設大臣が行うことになつております。然るに土地収用法の規定によりまして、土地の収用又は使用をいたしますためには、同法第十六条以下の規定によりまして事業の認定を受けなければならないことに定められているのでありますが、この事業の認定を受けるためには、先ず事業認定申請書を提出しました上、関係行政機関等の意見の聴取、公聴会の開催、事業認定申請書等の縦覧並びに利害関係人の意見書の提出等、極めて複雑な手続を必要とすると共に、これがために相当の日数をも必要といたしますので、この法律におきましては、首都建設法第九条の規定により、中央機関施設整備計画の公告がありましたときには、土地収用法第二十条の規定により、建設大臣が事業の設定をしたものとみなすことに定めまして、前記のような事業の認定に関する複雑な手続を省略して、迅速に土地の収用又は使用が実行されるようにいたしました。そのほかこの法律の施行について必要な事項は建設省令で定めることといたし、又予て御承知のように、首都建設委員会におきましては、首都建設法第九条の規定により、昭和二十七年首都建設委員会公告第十一号を以て、中央官衙地区整備に関する首都建設計画を公告しておりますので、この計画は、この法律の適用につきましては、この法律の施行の日に首都建設法第九条の規定により公告された中央機関施設整備計画とみなすことに、この法律の附則で規定をいたしまして、これにより建設大臣が、当該地区においてこの計画の実施に必要な土地を収用し、又は使用することができるように措置をいたしました。そのほか、この法律の規定により建設大臣の権限に新たなものが加えられましたので、所要の改正を建設省設置法に加えるよう附則において定められております。以上が、この法律案の規定の要旨であります。  何卒慎重御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申上げます。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 暫次、休憩いたします。    午後零時四分休憩    —————・—————    午後二時五十二分開会

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 休憩前に引続いて再開いたします。  この際お諮りいたしたいと存じまするが、中央機関施設整備促進法案の審議は、他日に譲りたいと存じまするが御異議がございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは、他日に譲ることに決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題にいたします。

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 自由党から、人事委員松本昇君、建設委員加納金助君がそれぞれ辞任いたされまして、補欠に、人事委員に加納金助君、建設委員に松本昇君が推薦されました。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、申し出の通り決定することに御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、公聴会開会承認要求に関する件をお諮りいたします。

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 大蔵委員長大矢半次郎君から、所得税法改正案その他税制改正案及び特別減税国債法案につきまして、来たる七月十日、公聴会開会承認の要求書が提出されております。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 只今、大蔵委員長の申し出の通りに承認することに御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。承認することに決定いたしました。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、今回の九州その他の地方の豪雨による被害並びに去る五月末からの豪雨による西日本一帯の水害に対し、その対策を速かに樹立するため、特別委員会を設置し、その名称を水害地緊急対策特別委員会として、その構成は、自由党九名、緑風会五名、社会党第四控室四名、社会党第二控室三名、改進党二名、無所属クラブ一名、純無所属クラブ一名、合計二十五名といたすこととすることに理事会で決定いたしたのでございます。  この理事会の決定の通り、御異議はございませんか。(「異議なし」「ちよつと待つて」と呼ぶ者あり)

田中啓一自由党

○田中啓一君 私は、参議院の性格にも鑑み、今お話のは、ただ、今現に起きておる災害に対してですね、何かそのまあ取りあえずの救済策を講ずるような、或いはまあ復旧も含むのでしようが、その程度のものであつて、折角国会に特別委員会をお作りになるならばですね、何故に日本の災害に対して根本対策を講ずる委員会をお作りにならんのか。すでに理事会で御相談はおきまりになつたというんだけれども、甚だ理事会には不満を表明いたしたい。こうやつて、一つ一つの災害に対して特別委員会を作つて行くということは、そして而も根本対策を顧みないというのは、私は国会として怠慢じやないかと思う。国民一般にしても、或いは有識者としても、要望するところは、賽の河原に石を積むようなことをいつまでも繰返しているが、何故に根本対策を講じないかということに私はあると思う。これに対して国会が応えないということは、私は甚だ遺憾に思う。で、この点は、私は、今ここで、理事会できまつたものを、今頃になつてかれこれ言うことは、いいか悪いか、誠に新前で、よく可否がわからないので、場所柄をわきまえずに言つているのかも知れません。それでいつでも、取消しでも何でもいたします。

菊川孝夫日本社会党(第四控室・左)

○菊川孝夫君 田中君から御意見がありましたが、根本的な対策につきましては、勿論、常任委員会でそれぞれ当然やるべき仕事でありますが、当面、今回の水害の余りにも大きさに鑑みて、それが応急的な救済、復旧等の緊急対策をする特別委員会である。これには各委員会でそれぞれ計画を立てたのでは、いちいちその調整ということは非常にむずかしいので、当面これをこしらえようというので、根本的な対策は、勿論建設委員会なり、農林委員会その他の委員会においてやられるだろうし、又経済審議庁でやられなければならん問題であろうと思いますので、今回は、そういう意味において、委員会で了解いたされまして、而も限定されたものであるということで、各派とも一致してやられたので、与党から今御異論が出るということは、我々は誠に……ということにおきまして、今回は、理事会の決定通り我が党としては賛成いたします。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。  なお本特別委員会の経費は、先例によつて支出いたしたいと存じまするが、これも併せてお諮りをいたしたいと思います。御異議はございませんか    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 異議ないものと認めます。さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次に、経済安定委員会専門員の任用に関する件をお諮りいたします。  これは、前回お諮りを申上げ保留をいたしておるのであります。その専門員の任用について、経済安定委員長に御質疑がありましたので、保留をいたしておつたのであります。本日、経済安定委員長が只今お見えになりましたから、御質疑がありましたならば、御質疑を願いたいと思います。  それでは、私から当時の質疑の点をとりまとめて申上げて、これに対する経済安定委員長の答弁を頂きたいと存じまするが、御推薦を頂いたかたは、経済安定委員会の専門員として、いろいろ経歴等を見て、最も適当であるかどうかという点が中心点であります。この点について……。

早川愼一緑風会

○委員外議員(早川愼一君) 私、経済安定委員長でございます。実は経済安定委員会におきまして、専門員が一人欠員でございまして、たまたま候補者の中から、内田源兵衛、このかたは大正十四年に大学を出られて、爾来統計調査企画というような、元の企画院調査官というような経歴を経られたかたであります。私は実は内田源兵衛君というかたは経済安定委員長として初めてお目にかかつたかたでありますが、各方面、特にこの国会内の参議院内にも相当たくさんの知友があられるようでありまして、その方面のかたがたに、いろいろ御意見を伺いましたところ、誠に適任者であるという御推奨がありまして、過般経済安定委員会にこれを諮りまして、委員のかたがたも了承せられまして、その手続をとつたような次第であります。是非御承認をお願いしたいと思います。

菊川孝夫日本社会党(第四控室・左)

○菊川孝夫君 本件につきましては、我が会派といたしまして会派へ持帰りまして、いろいろ討議をいたしましたが、その経歴その他について、一部どうも納得できない面もあるのじやないかというところで調査いたしましたが、幸いにいたしまして我が会派の中に、大学当時の同期或いは勤務しておるときに同じところで勤務したという議員がおりました。その人たちから、いろいろ調査いたしましたところ、この人たちの証言といいますか、保証というのは、非常に有能なんであつて経済安定委員会の専門員として誠に適当である。こういう推薦もありましたので、賛成をいたすということに決定いたしましたので、我が党としては賛成いたしたいと思います。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 他に御発言もなければ、経済安定委員会専門員の任命については、只今経済安定委員長からの申出の通りに、内田源兵衛君を任用することを承認することに決定して御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後三時三分休憩    —————・—————    午後八時五十四分開会

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 休憩前に引続いて再開いたします。  お諮りをいたしたいと存じまするが、暫定予算の予算委員会におきまする審議も終了いたしまして、間もなしに、本会議においてこれが上程される運びと相成つたのであります。これにつきましては、本会議において討論の通告要求が提出されましたので、理事会において種々相談いたしましたのでありまするが、その問題において、殊に夏季手当の増額の問題について種々検討いたしたのであります。  この際議運において、大蔵大臣から発言を求められる御相談を受けましたので、この発言によりまして、討論の提出は差控えようという理事会の話合いに相成つたのでありまして、大蔵大臣から特に発言を求められましたから、これを許したいと存じます。  御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小笠原三九郎自由党大蔵大臣

○国務大臣(小笠原三九郎君) 夏季手当の件につきましては、今日予算委員会でも御質問に対してお答え申上げました通り、善処することにいたします。    〔「了承」と呼ぶ者あり〕

菊川孝夫日本社会党(第四控室・左)

○菊川孝夫君 まあ、今の大蔵大臣の言明を期待いたしまして、我が党の討論通告は撤回いたします。

堀眞琴無所属クラブ

○堀眞琴君 只今の大蔵大臣の御発言によりまして、私共の反対討論についても、同様引下げることにいたします。

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○松浦清一君 私のほうも同様です。

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) それでは各御提出になつております討論の通告は、これを撤回されたと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 次回の本会議は、来る四日午前十時から開会をいたし、議院運営委員会議も、同時刻から開催いたしたいと思いますが、御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○委員長(草葉隆圓君) 御異議ないと認めます。さよう決定をいたします。  暫時休憩をいたします。    午後八時五十六分休憩    〔休憩後開会に至らなかつた〕

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