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16回国会参議院1953/05/19

議院運営委員会 第1号

発言数
39
登壇者
8
会派数
5
開催日
1953/05/19

会議録

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 委員長がまだ決定いたしておりませんので、理事の私が司会をさせて頂くことをお許し願います。  それでは只今から議院運営委員会を開会いたします。  今回御選任になりました議長並びに副議長から、御挨拶を申されるとのことでございます。(拍手)

河井彌八緑風会議長

○議長(河井彌八君) 本日、図らずも議長に当選いたしました。何分、万事不行き届きでありまして、よろしくお願いいたします。(拍手)

重宗雄三自由党副議長

○副議長(重宗雄三君) この通りの野人でございまして、誠に皆様に恐縮に存じておる次第でありまするが、全力を挙げてやつてみたいと思いますから、どうぞ、よろしく一つ、お願いいたします。(拍手)   —————————————

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、事務総長から報告がございます。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 昨日来、各派の懇談会等におきまして、逐次御報告は申上げておりましてございますが、速記のあるこの席において、まだ正式に御報告いたしておりませんので、この際報告いたします件が二件ございます。  それに先立ちまして、議長の御選任せられるまでの間、議長の職務を代行中、誠に皆様がたの御援助を賜わりましたことを、厚く先ずお礼申上げます。それから御報告申上げます件でございます。  内閣総理大臣から五月十八日、「内閣は、日本国憲法第七十条により、本日総辞職をすることに決定いたしましたから、国会法第六十四条によつて、この旨通知いたします。」かような通知に接しておりますことを御報告申上げます。  次には会期に関する件につきまして、衆議院から、「今十八日本院は、第十六回国会の会期を七十五日間と議決した。よつてここに通知する。」という通知を受領いたしております。なお会期に関する件につきましては、これは昨晩も御報告申上げました通り、昨夜衆議院と本院の議院運営委員会の理事のかたと内相談をいたされて、続いてその後衆議院のほうから、右の内相談の内容を以て、正式の協議として御了承願いたいという連絡が参議院のほうに私の手許へ参りました。その点も併せて御報告いたして置く次第でございます。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 只今、事務総長からの報告にありましたように、会期の件について、衆議院から通知をして参つております。この件について御協議を願います。ちよつと速記をとめて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは速記を始めて。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 これは寄り寄り、議院運営委員会の理事打合会等の申合せによつて、衆議院とも実質的な協議をして内定せられた会期でございますから、衆議院同様の会期を以て決することに賛成いたします。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 只今、小笠原君の御意見のように衆議院の議決いたしました七十五日間を会期とすることに、御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 御異議ないものと認めます。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 会期につきましては、御承知の通り、法規の要求するところは常任委員長懇談会に諮ることに相成つておるわけでございます。ところが御承知の通り、衆議院は昨日御決定になる場合には、常任委員長が全然ないということでございますので、常任委員長懇談会はお開きにならなかつたと考えております。併し本院は、常任委員長は全然ない状態ではございません。一部の常任委員長は存在せられております。一部の常任委員長は欠けておる実情でございます。すでに昨日、衆議院で議決せられておる。こういう状態におきまして、常任委員長懇談会は如何なされるかということも、一つこの際おきめ願つた方が、今回の場合適当かと存じますので、御相談をお願いいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 この会期中において、少くとも今月問題になる点は、暫定予算或いはその他一部の法案が出るかも知れませんが、それを議了するのに只今きめました会期を以てして足りないという不測の事態は断じて起らない。又昨夜衆議院との協議によつて、当院から申入れました通り、一応この会期に対して同意をするということであつて、本予算或いは重要法案を提出された時期においては、この会期を以て十分とするかしないかということは、客観的に結論が出て来る問題であつて、そのとき又改めて衆議院側において特段な御配慮を願いたいということで、この点は衆議院でも御尤ものことであるということで、我々の意向を了承せられておるのでございまするから、実際的に予算案なり法案等が本院に廻つて来る時期において、又この会期の問題については、何らかの措置をするかしないかということについて、実際的な結論を得られる時期が必ずや参ると思うのでございます。そのときにおいて、常任委員長懇談会等で実際的な意見を徴して、初めてこのきめようとする会期がいいのか、或いはそれが再延長されるのが然るべきかということが議論せられても、時期としては何ら議院の運営には支障を来さない状況であると考えておるのであります。  従つて、この際は、この手続がございますとしましても、実際的に一部の常任委員長を議長がお集めになつて懇談会を開いても、内容のある意見は出ないということも、これは実際、現実の問題でございます。従つて、この点は手続を省略せられて、本会議において直ちに議決せられるということで議院の運営の上に著しい齟齬を来す、或いは違法であるとは、一概に言えないであろうと存じますので、常識に従つて常任委員長懇談会は一応省略せられて、直ちに本会議において議決せられることに賛成いたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 この際はまあ特殊な状況ですし、今小笠原君が言つたようにやつて、いわゆる違法ということではないと思うので、私の会派は、小笠原君の意見に賛成です。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 他に御意見がございませんならば、只今両氏からお話がありましたように、会期は七十五日と決定いたしまして、委員長に対する打合会等は省略して決定することにして、本会議で直ちにこの取きめをすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、さよう決定いたします。   —————————————

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 次に、今日の議事についてお諮りを申上げます。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 日程に載つております案件といたしましては、日程の一から三まで、つまり議長、副議長の選挙、議席の指定までは終了いたしております。日程の四、五……四は、常任委員の選任、五は、常任委員長の選挙でございます。六が、会期の件、七が、総理大臣の指名の件でございます。そのうち日程の六の会期に関する件は、只今こちらで御決定の通りでございます。  それで只今休憩と相成つております本会議が開かれましたら、先ず会期の件をおやりになることと存じますが、その後引続き如何ようにお進めになられるかを御決定を願いたいと存ずるわけでございます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 会期の件に関するもの以外は、諸般の手続、打合せを要しますので、本日の上程は困難かと心得ます。従つて再開後における本会議には、会期の問題だけ日程に載せて他の案件は延会せられんことを願います。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 日程の第四と第五の、常任委員と常任委員長の選挙に関しましては、小笠原君の発言の通り今日は困難であつて、他日に廻していいと思います。併し、第七の内閣総理大臣の指名に関しましては、今日の議事に載せて頂く。このような取図らいを願いたい。(「賛成」と呼ぶ者あり)

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 私も、それは慣例によりまして、衆議院側において首班指名が本日行われるということでございますなら、同日に首班指名を本院においても行うことを例とすることがよろしいと考えます。それで時間的な見計らい等もございましようが、衆議院側において、或る時刻においては首班指名が行われるというような状況でございますならば、その結果を待つて、本院としてその直後において、首班指名の選挙をせられることに異議はございません。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 本院におきまする首班指名の時期に関しましては、先例もさして確定的ではないと。こういう工合に私は了解をいたしております。或るときには衆議院と同時にやり、或いは、或るときはあとでやつたという工合に了解をいたしておりますが、理論的には、参議院が先に首班の指名を行いましても何ら支障はない。差支えはない。このように了解をいたしております。併しながら、只今の御意見のように衆議院の状況等を勘酌いたしまして、その時期等を見計らうという点には、私どもは異存ございません。

千田正無所属クラブ

○千田正君 両氏の御意見御尤もですが、時間の問題もあると思うのです。今晩の、例えば十二時までに指名をいたすとしますれば、それまでに果してこちらが決定する可能の時間が十分にある時間内に行われるかどうかということに対する情勢判断は、少くとも早く事務当局なり、自由党さんにおかれて判断されて、我々各派に御報告願いたいと思います。徒らにただ時間をとつておくということは、誠に我々としても残念だと思うのでありますから、その点を一つ御了解置き願つて、できるだけ速やかに衆議院のほうをお調べ願いたいと思います。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 只今衆議院が、午後三時三十五分から本会議を再開されたようであります。その議事の内容については、只今取調べておりますが、その結果、或いは首班の指名かとも存じます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 そうしたら、自由党と我々と意見が食違つておるわけではないわけでございまするから、その取調ベの結果、会期の問題と続けて行えるようであるならば、多少の時間が、再開時刻が遅れましても、そういうふうにしてもらう。切らなければならない点があるならば、一応その点は切つてやるということも、これはやむを得ないかと思いますが、ただそのことも、五時頃からでもそのことが、首班指名の問題が衆議院側のあととして行えるような見計らいでない場合には、やむを得ない。又そのときはそのときで、各派で相談の上、先に議決するかどうかをきめても、これは差支えはないと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 速記をやめて。    〔速記中止〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 速記を始めて。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 それでは向うの結果を見て、結果が出たら直ぐ始めましよう。衆議院の結果が出たら、本会議を始めましよう。それでいいでしよう。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 如何でございますか、只今、小笠原君の御意見のように、今私が申上げましたように、衆議院では、すでに首班指名の投票を始めておるようでございます。従いまして間もなしに当院も本会議を開く。こういうことでお取運び頂いて御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それではさよう取運びます。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) それでは再開後の本会議におきまして、会期の決定に次いで首班指名が行われるといたしまして、その首班指名の議事につきまして、ちよつと申上げておいたほうがよかろうと存じます。  先刻まで行いました議長、副議長の選挙は、単記無名投票でございましたが、今度の首班指名は、単記記名投票でございます。これは記名投票でございますので、皆様の机の中にございます赤色の札で、横に皆様の御氏名が印刷になつております。この札を御使用願いたいのでございます。記名投票でございますので、これをお使いになつて頂く。それと同時にあの木札を持つて、御投票願いたいと思います。木札と共に。これでございます。原品がここに来ておりますが、こういう赤い札の、ここに投票者の御氏名が入つております。で、各派に新らしい方がおいでになられますので、記名投票用紙はこれであるということを、一つよく御徹底おき願いたいと存じます。初めてのかたには、徹底いたさない場合が多いようでございますので、この点、特によろしくお願いいたします。無名投票でございますと、その点は余り問題がございませんが、記名投票になりますと、これがないと記名投票として無効投票になつてしまいますので、どうしてもこれをお使いになるようにお願いいたします。  それで記名投票の結果が出ますと、今度は、その記名投票の結果を得られたかたについて、この指名の議決を行うということに相成るわけでございます。議決は、御異議ありませんかということで全員に諮ることになつておりますが、議決の場合には、多数を得られたかたは誰それさんでございます。よつて首班に指名されることに御異議ございませんかということを申上げるわけでございます。そういう方式で一つ御了承おき願いたいと思います。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 この指名の議決は、前回も各般の異議があつて私の記憶ではつきりした結論が得られたようでもないようにも思うのですが、これも研究課題として、今回はそれでよろしいということで進んで頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、本日の議事は、会期の件と、首班指名の件ということで終了いたすということに相成ります。   —————————————

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 ところで、小笠原君の先ほどの日程の第四と第五の、常任委員の選任及び委員長の割当についてでありますが、明日以後相談するということについては異論はございませんが、若し事務当局等で資料等を御準備になつておるならば頂きたい。昨日の十時現在でその数字を出す。こういう話合いになつておつたんですから。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 これは前からの打合会で考えた方向から言えば、一日も早く取りきめをしたいという精神で貫かれておつたと思うので、それが昨日、不幸にも議長、副議長の選挙ができない等のごたごたのために、これが延び延びになつておる。然るに各会派は、どういう比例になつておるかわかりませんが、委員の半数だけは改選になつて新らしく当選なさつて来ておる議員の方々で、その常任委員会の所属もきまらずということで、昨日から今日、明日割付けがきまつても、明日中に会派で内容として具体的な人を並べることができないかも知れません。こうして四日も、こういう方々にどうなるのかと思わせておるということは、私たちはどうも努力が足りないと言われても止むを得ない。党内でも私たち出先の者として批判されるわけなんで、私たちは労は厭いませんから、これはきまるものだけでも、本日やはり理事会を持つて、話合いを進めて行く。こういうことでやつてもきまらなければ、明日に延ばすということであれば、会派に対しても、私たち了解が得られると思うので、何とか一つ、睡眠不足の折からでございましようが、そういう理事会等が持たれるように御同調願いたいと思います。(「異議なし」「賛成」と呼ぶ者あり)

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、本会議終了後理事会を開いて頂いて、事務当局で作つております資料等もございましようから、委員並びに委員長の割付は御相談を頂くということにいたしたいと存じます。  御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、さよう決定いたします。   —————————————

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 首班指名につきまして両院の議決が一致いたしますれば、問題はございませんが、一致いたさないことがありました場合には、参議院から両院協議会を衆議院に求めるという問題がございますので、さような場合には、只今のお申合せはございますが、休憩をいたすということに相成ると存じますが、その点を御了承を願います。

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) 次回の委員会は、明日十時定刻として開くことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

草葉隆圓自由党

○理事(草葉隆圓君) それでは、暫時休憩をいたします。    午後三時四十八分休憩    〔休憩後開会に至らなかつた〕

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