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16回国会衆議院1953/07/13

農林委員会 第17号

発言数
6
登壇者
3
会派数
3
開催日
1953/07/13

会議録

井出一太郎改進党

○井出委員長 これより会議を開きます。  林業に関する小委員長より、けさほどの小委員会におきまして、国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件の、予算委員会に対する申入案を決定したので、これを予算委員会に申し入れるようとりはからわれたいとの申出がありました。この際小委員長の説明を求めます。川俣小委員長。

川俣清音日本社会党(右)

○川俣委員 ただいま議題となりました国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件につきまして、午前中小委員会を開きまして慎重検討いたしました結果を御報告申し上げます。  御承知のごとく、全林野労働組合の林野庁職員は、去る二月二十三日賃金改訂及び増額に関する要求を林野庁当局に提出いたし、その後中央調停委員会に対し調停を申請し、これに対し中央調停委員会は、去る六月二十六日調停案を提示したのでありますが、これに対する回答は、目下林野庁当局及び労働組合双方から延期されております。しかしながらすでに回答の期限は迫つておりますので、早急に解決する必要がございます。よつて本日林業小委員会におきまして、林野庁長官及び職員課長の出席を求めて説明を聴取いたしました結果、本件をこのまま放任いたしますことは、今後の林野庁の事業運営上にも多大の支障をもたらすおそれがありますので、これに対する長官等の説明がありまして、予算の措置につきましても見通しがほぼ明らかになつたのであります。すなわちこの際以下申し上げるような決議を政府並びに予算委員会に提出いたしたいと思うのであります。    国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件   本委員会は、首題の件に関する林野庁当局と全林野労働組合との交渉経過並びに公共企業体等中央調停委員会の調停内容につき、本問題が国有林野事業の円滑な遂行に重大な影響を及ぼす事実に鑑み、かねて深甚の注意を払つて来たのであるが、昭和二十八年度本予算の本院通過を控え、勧告中給与ベース改訂に係ると認められる部分については、一応除外し、取りあえず左記事項の実現を図るため、この際、国有林野事業特別会計予算修正の措置を講ぜられるよう申入れる。     記  公共企業体等中央調停委員会が、昭和二十八年六月二十六日付をもつて両当事者に勧告した調停案中において、国有林野事業に従事する職員中定員内職員及び常勤労務者約三万人の現行給与には不合理があり、この不合理是正として昭和二十八年度における職員の給与につき平均三号俸の引上を考慮した趣旨は、他の公共企業体との均衡上妥当と認められるをもつて、これが実現を期すること。而して右の是正に要する経費約四億六千万円は、木材の売払価格の騰貴若しくは売払方法の改善等により生ずる特別会計内部の財源を以つて充当せしめること。  なお林野庁当局からもつと詳細な計数の説明があつたのでありますが、これは省略いたしまして、政府のこれに対する態度をお聞きの上、すみやかに本委員会の態度を決定せられるようお願いいたす次第であります。

井出一太郎改進党

○井出委員長 ただいまの川俣小委員長の提案に対し御意見があれば発言を許します。

篠田弘作自由党農林政務次官

○篠田政府委員 ただいま小委員長から御報告のありました、国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件につきましては、小委員会の御決定にまつたく同感でありまして、小委員会の御趣旨に沿いまして林野当局をして実施せしめるように努力いたす考えでございます。

井出一太郎改進党

○井出委員長 政府の所見はただいまお聞き及びの通りであります。他に御発言もなければ、これより採決いたします。  ただいまの国有林野事業に従事する職員の給与改訂に関する件を予算委員会並びに政府に申し入れるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

井出一太郎改進党

○井出委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。  本日はこの程度をもつて散会いたします。     午後二時二十八分散会

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