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16回国会衆議院1953/05/26

通商産業委員会 第1号

発言数
17
登壇者
7
会派数
3
開催日
1953/05/26

会議録

大西禎夫自由党

○大西委員長 これより会議を開きます。  本日の日程に入りまする前に、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび不肖私が通商産業委員長の重責に選任されまして、まことに光栄の至りと存じておる次第であります。元来まつたく浅学非才、ことに通商産業行政に不案内であり、また議事の運営その他につきましても、ふなれな点が多いことと存じまするが、幸い練達堪能の委員各位の皆様方がおられますので、何とぞ各位の御協力、御援助によりまして、大過なくこの重責を果したいと存じておる次第であります。どうかこの上とも委員各位の御支援と御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。簡単でございまするが、一言ごあいさつを申し上げます。  次に各位の座席の件についてお諮りいたしたいと存じます。これは必要のあるときは委員長において適宜変更いたすことにいたしまして、ただいま御着席の通り決定いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大西禎夫自由党

○大西委員長 御異議がなければ、ただいま御着席の通りに決定いたします。  それではこれより理事の互選を行います。

小平久雄自由党

○小平(久)委員 動議を提出いたします。理事はその数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。 西委員長 ただいまの小平君の動議に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大西禎夫自由党

○大西委員長 御異議なしと認めます。それでは理事はその数を七人とし    小平 久雄君    福田  一君    村上  勇君    長谷川四郎君    永井勝次郎君    伊藤卯四郎君    首藤 新八君 を御指名いたします。

大西禎夫自由党

○大西委員長 次に国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  衆議院規則第九十四条によりまして常任委員会は、会期中に限り、議長の承認を得て、その所管に属する事項について、国政に関する調査をすることができることになつております。なお議長の承認を求めまするには、その調査をしようとする事項、目的、方法及び期間等を記載した書面を、議長に提出しなければなりません。本委員会といたしましては、前国会同様、調査する事項といたしましては、一、電気事業及びガス事業に関する事項、二、貿易の振興状況並びに貿易資金調達の現状に関する事項、三、中小企業の金融状況並びに中小企業等協同組合の結成及び活動状況に関する事項、四、鉱業、採石業、鉄鋼業、繊維工業の実情特に需給並びに金融状況及び企業合理化の進行状況等に関する事項とし、調査の目的としては、通商産業行政の実情を調査し、その合理化並びに振興に関する対策を樹立するためとし、調査の方法としては、小委員会の設置、関係方面より説明聴取、報告及び記録の要求等といたしまして、国政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。

伊藤卯四郎日本社会党(右)

○伊藤(卯)委員 ただいま委員長から、国政調査に関する要項をお述べになつたのでありますが、もちろんそれには異議はございませんが、一つ追加をお願いいたしますことは、御承知のように、石炭の問題でございます。石炭の問題は、日本の炭鉱が開発されて以来、本年くらい重大な危機に当面していることはなかろうとされておるのであります。たとえば現在すでに貯炭が七百万トンになつております。おそらくこの夏枯れを通じて一千万トンを突破するだろうという見通しでございます。こういうことは、明治以来ないのでございます。従つてこのために炭鉱が、経営がやつて行けないというので、破産するもの、企業整備をするもの、月給、賃金の不払いの状態が起つて来ております。従つて経営者団体からも、政府並びに国会に深刻な運動を展開しようとしておるのであります。労働組合側も、それぞれ大会などを持つて、やはりこれも政府、国会に深刻な運動を展開しようとしております。これはきわめて重大な問題でございます。よつて来るところは、アメリカからの重油の問題、外国炭の問題、これらのために漸次追い詰められて来て、日本の炭鉱が危機に陥つておる現状でございます。これは非常に重大な問題と思いますので、この通産委員会の審議を進められる国政調査の一つの要項としてお取上げになるよう申し上げておきたいと思います。

永井勝次郎日本社会党(左)

○永井委員 それに関連して——今委員長から、今国会において調査すべき事項の提示があつたわけでありますが、現在あげられた部分については異議はありませんが、さらに理事会において、ほかの所管の関係のものにおいても、通産関係と重大な関係ある事項につきましては、随時これを取上げて調査を並行しなければならぬ問題も起つて参ろうと存じます。従いまして、理事会にかけて、理事会の決議を経たものをここに出しまして、随時それをやつて行くという事項を加えますならば、それでいいと思いますが、今後これらの問題につきましても、一応委員会の構成を成立させた上で、さらに理事会にこういう問題をかけて提示をしていただきたい。委員長の単独の立場で、いきなりこういう問題を提示されるという議事の運営については、私は反対でありますから、今後議事の運営については、そういうような手続、方法をとられるように希望いたしておきます。

大西禎夫自由党

○大西委員長 ただいまの伊藤君からの御発言は、すこぶるごもつともと存じますので、これは理事会において十分御相談して善処いたしたいと存じます。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大西禎夫自由党

○大西委員長 それでは御異議ないものと認めます。  なおただいまの永井君からのお話は、これまたしごくごもつともでありまして、理事会におきまして、順次起つて参ります問題を処理して参りたい、かように存じます。議事運営につきましては、理事会でよく御相談しましてやつて参りたい所存でございます。  それでは国政調査に関しまする件につきましては、御異議ないものと認めまして、さようにとりはからつて参りたいと存じます。     —————————————

大西禎夫自由党

○大西委員長 次に国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。政府より提案理由の説明を求めます。通商産業大臣岡野清豪君。

岡野清豪自由党通商産業大臣・経済審議庁長官

○岡野国務大臣 まずもつてごあいさつ申し上げます。私まことに不敏な者でございますが、今回通商産業大臣を拝命いたしましたにつきましては、皆様方の絶大なる御努力を請いましてこの重責を果して行きたいと存じます。今後何分よろしく御支援をお願い申し上げます。皆様方の中には長らく御懇意に願つて、御協力、御支援をこうむつておつたお方もございます。また初めてのお方もございますが、私が通商産業大臣としていたしますことは、結局委員会の御支持、御指導によつて法律をつくり、またいろいろな通産行政を運営して行かなければならぬので、どうか皆様方の御支持、御指導によつて私の責任を果して行きたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。一言簡単でございますが、ごあいさつ申し上げます。(拍手)  国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。   この法律の有効期限は、当初本年月末日までとなつておりましたが、現下の国際需給事情のもとにおきましては、今年度も依然として、国際的供給不足物資等の需給を調整する必要があると考えましたので、参議院の緊急集会において、とりあえず有効期間を二箇月延長するための措置を講じました。ところが目下の需給事情にかんがみまして、本法律はさらに明年三月末日まで延長する必要があろうと考えられますので、あらためて本法律案を提出いたす次第であります。何とぞ慎重御審議の上、すみやかに可決せられんことをお願いいたします。

大西禎夫自由党

○大西委員長 以上をもちまして政府の提案理由の説明は終了いたしました。何か御質疑なり御発言はございませんか。

永井勝次郎日本社会党(左)

○永井委員 この場合政府当局にお尋ねしておきたいのでありますが、この特別国会に対して、現在どういう法案を出す予定があるのか。まだ十分に審議が進められておらないと思うのでありますが、既定事実として予定されるもの、目下こういうものを出したいと予定しておるもの、時間があればこういうものを出したいというような順序でもよろしいのでありますが、この国会に提出予定の法案について説明をお願いいたします。

岡野清豪自由党通商産業大臣・経済審議庁長官

○岡野国務大臣 お答え申し上げます。実は私就任早々でございまして、ただいま通産行政につきまして日夜研究をいたしておる次第でございます。  この特別国会にいかなる法案を出し、またいかなることをお願いしたいということも、まだ腹がよくきまつておりませんが、今まで出しておつて前国会で流れたような法案などがありますので、それにつきまして事務当局がどういうふうに考えておるかを一応御参考のために御説明申し上げさせますが、しかしこれは私としましては今研究過程でございまして、本国会に出すか出さぬかを至急に決定いたしたいと思つておりますが、まだ腹がきまつておりませんことを御了承願いたいと存じます。

石原武夫通商産業事務官(大臣官房長)

○石原政府委員 ただいま大臣からお話の、ございましたように通産省としましても、まだ大臣の御決裁をいただいておりませんので、ごく事務的に考えております試案とおとりを願いたいと存じますが、事務的には、解散になりました前国会にすでに御提案をいたしておりましたものは、原則としてもう一度御提案をいたしまして御審議を煩わしたいというふうに考えております。従いましてその内容といたしましては次に申し上げますような法案を一応考えております。  第一は武器等製造法案でございます。これは前国会ですでに衆議院を通過いたしまして参議院に送付になつておりましたが、審議未了になつたものでございます。これを現在の状況に応じましてさらにもう一度提案をいたしたいと考えております。第二は中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案、次は輸出信用保険法の一部を改正する法律案、次に鉱業法の一部を改正する法律案、次に火薬類取締法の一部を改正する法律案、中小企業金融公庫法案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、輸出取引法の一部を改正する法律案等がおもなものでございます。  これらにつきまして事務的には再度提案をいたしたいと考えておりますが、現在さらに再検討をしておる部分もございますので、内容的には法律によりまして多少変更する点が生ずるかとも存じますが、原則としてこの前御提案をしましたような内容で提案をいたしたいというふうに考えております。

加藤清二日本社会党(左)

○加藤(清)委員 その問題についてでございまするが、実はエキスパートであらせられる大臣でさえも研究を要するというお話なんです。ましていわんやわれわれのようなしろうとは、やはり前もつて調査しなければ、納得して賛成することもできないわけなんです。そこでお手数でございましようけれども、今国会に提出されようとしているところの法律案及びそれに対するところの参考資料なるものを早急にわれわれにお手渡しいただきたいことをお願いするわけです。そうでなければせつかくの法案も権威あるものとして本国会に提出することができなくなるのではないかということを心配するのであります。なるべくスムーズに法案が提出されるように前もつてお願いしておきます。

大西禎夫自由党

○大西委員長 できるだけ早くさようとりはからいます。  別に御発言がなければ、質疑は明日行うことといたしまして、本日はこれにて散会いたします。次会は明日午前十時三十分より開会いたします。     午前十一時九分散会

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