大蔵委員会 第39号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1953/08/07
会議録
○内藤委員長代理 これより会議を開きます。 小委員及び小委員長補欠選任の件についてお諮りいたします。それは専売事業に関する小委員長でありました井上良二君が去る七月二十七日委員を辞任され、同小委員長が欠員となつておりますので、この際その補欠選任をいたしたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようですから、井上良二君を専売事業に関する小委員並びに小委員長に指名いたします。 —————————————
○内藤委員長代理 次に、小委員長報告に基く決議の件についてお諮りいたします。昨日の委員会におきまして、金融に関する小委員長より株主相互金融に関する調査経過の報告を聴取いたしましたが、その中で同小委員会で起案した株主相互金融の整備に関する決議を委員会の決議としてほしい旨の要望がありましたが、理事会で協議の結果、若干の修正をして、本委員会の要望とすることに決しましたので、この際お諮りいたします。まず要望の案文を朗読いたします。 要望案 政府の金融行政はややもすれば金融機関行政に偏向し、金融の実態に肉迫せざるうらみがあることは遺憾である。このことは、零細な庶民に対する金融においてことに顕著であるように思われる。よつて政府は、この欠陥の是正に一段の努力を傾注せられたい。 なお問題の株主相互金融の取扱いについては、次のような構想を持つて善処せられることを要望する。 記 一、株主相互金融で合法的良心的に経営しているものについては、安心して経営のできるような措置をとるとともに、不正なものについては厳重に取締り処分すること。 二、株主相互金融の健全な経営を促進し、有効な自主的規制を行うことができるようにするため、株主相互金融業者の団体を指導すること。 本要望を委員会の要望とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようですから、さよう決定いたします。 —————————————
○内藤委員長代理 さらに閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。ただいま本委員会におきまして審査中の資金運用部資金法の一部を改正する法律案につきましては、会期も本日で終了いたすことになるかもしれませんので、今日中に議了いたすことは困難でありまして、本案を閉会中審査事件として議長に申し出したいと存じますが、この点御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
○内藤委員長代理 次に、閉会中審査小委員会設置の件についてお諮りいたします。閉会中審査事件が付託されました場合、定足数の関係等もあり、この際閉会中審査のための小委員会を設置いたしておきたいと存じます。これは本会期中に設置いたしました税制に関する小委員会、金融に関する小委員会、専売事業に関する小委員会、国有財産に関する小委員会の四小委員会を閉会中審査小委員会として設置し、小委員及び小委員長を現在通りといたしたいと存じます。この点御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。 —————————————
○内藤委員長代理 次に、閉会中委員派遣に関する件についてお諮りいたします。先ほど御協議願いました閉会中審査事件が付託されました場合、実地調査を行う必要も生ずることが予想されますので、この場合の委員派遣に関しまして、閉会中のことでもあり、その手続等すべて委員長に御一任願つておきたいと存じます。この点御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。 —————————————
○内藤委員長代理 それでは先ほど閉会中審査事件として申し出ることに決定いたしました資金運用部資金法の一部を改正する法律案審査のための小委員会も、この際設置いたしておきたいと存じますが、この点も御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようですから、さよう決定いたします。 それから小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようですから、委員長において指名いたします。 資金運用部資金法改正小委員会小委員に 淺香 忠雄君 苫米地英俊君 大上 司君 本名 武君 佐藤觀次郎君 井上 良二君 福田赳夫君 同小委員長は井上良二君にいたします。 さらに小委員の補欠選任につきましは、すべて委員長に御一任願いたいと存じますが、この点も御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶものあり〕
○内藤委員長代理 御異議ないようですから、委員長に御一任願うことに決定たいしました。 —————————————
○井上委員 この際特に議事進行に関しまして発言をいたしたいと思います。それは先般東京新聞に、本委員会が審査中の国有財産払下げに関する調査事件について、阪田管財局長談として、本委員会の国有財産払下げに関する調査が非常に不確実で、しかも委員会がいかにそういう問題を取上げても何らの効果がないかのごとき記事を拝見いたしました。これは国会の委員会の審議を侮辱するもはなはだしき行為でありまして、この点に関しましては、一応管財局長の御出席を求め、事態の真相をはつきりいたしておきたい、こう考えますから、委員長において適当におとりはからいを願いたいと思います。
○福田(繁)委員 ただいまの井上委員の御意見に関連するわけなんですが、井上委員のお申出になつたことはしごくごもつともでありまして、実は事の起りは、七月三十一日の東京新聞でありますが、その翌日、同僚議員からその新聞をわれわれに提示がありまして、われわれも見まして、事意外に思いました。それが事実ならば、本委員会と申しますか、国会を無視する言辞はなはだしいものがある、こういうふうに考えまして、翌日、委員会散会後その事実がわかつたものでありますから、大蔵政府委員室へ参りまして愛知政務次官にその事実を示して、事の真否を調査を求めてあつたわけなのであります。そうしましたところが、翌日愛知大蔵政務次官が言われますのに、全然さような事実はないと言つて、阪田管財局長も事の意外に驚いておるような始末なんだ、こういう意味合いの言葉があつたわけなんですが、本委員といたしましては、そういう点で納得しない。事実そういうことが御本人になければ、何を好んで新聞紙がさようなことを掲載するかというような点に関連しまして、いろいろ同僚議員と御相談した結果、昨日本委員長千葉三郎君にその事実を示して、強硬に本委員会の名のもとに真否の調査方を申し出ておるわけであります。聞くところによりますると、きようの午後二時に千葉委員長は、その問題に関して阪田管財局長と会見するという打合せを電話で私の面前でいたしておりましたので、大よそ今時刻には、大蔵省で会見しているものと思うのであります。よつてただいまの井上委員並びに同僚委員のお言葉もしごくごもつともでありまするが、一応千葉委員長がきよう阪田管財局長と会見いたした結果を、本委員会で報告を聞いた上で善処いたしましたならばいかがかと思うのでありまするが、一応おとりはからいを願いたいと思います。
○内藤委員長代理 ただいま福田委員からの御意見がありましたが、さようにとりはからつて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○内藤委員長代理 ではさようにおとりはからいいたします。
○苫米地委員 枚方の調査報告の中間報告をしておきたいと思うのですか……。
○福田(繁)委員 議事進行。この問題は先ほど私が申し上げました、なおまた井上君が申されました件に関連しておりますので、この中間報告はきようはよしてもらつて、もう少し慎重に検討されて、その全部の報告をしてもらいたいと思います。
○苫米地委員 この問題の調査の詳細については、報告書をもつて後日提出いたします。中間報告として申し上げておきたいことは、いろいろの議論の起つて来ましたのは……。 〔「議事進行」「中間報告を了承することになつてしまうじやないか」と呼び、その他発言する者あり
○内藤委員長代理 静粛に願います。発言を許しております。
○苫米地委員 準拠する法規、基準法規について、それが適正であるかないかということが問題でありまして、その基準法規を適当と認めないと異論が出て来るわけであります。この基準法規がこのままでよいか悪いかということは、後日政府において再検討してもらうことにいたしたいと思います。この点で意見がわかれるので、統一された報告書をつくることは困難であります。でありますから、現在準拠する基準法規を正しいものとしてこの調査報告をつくり、さらに異なつた議論のあります点は、別にこういう意見があるということを添えて報告書を作成したいと思います。 以上中間報告を申し上げます。
○春日委員 ただいま井上さんから、本委員会に管財局長の出席を求めて、新聞記事に関する真相をお伺いする動議が提出されました。さらにまた福田さんから、ただいま千葉委員長が大蔵省において会見中だから、この委員長報告を待つて、しかる後阪田さんの意見を徴してはどうかという、また修正動議のような動議が別個に二つ提出されておるのであります。そこで私考えますのは、これは他の委員会の前例もありますが、いずれ老練な千葉委員長が委員会の責任においていろいろ事の真相を目下調査中でありましようから、われわれは千葉委員長の折衝に期待をいたしておるものでありますけれども、少くとも阪田管財局長の新聞その他に発表された意見というものは、これは委員会全体、さらに国会全体に関連をする問題でありますので、私どもは御本人から親しく事の真相を承ることによつて、その職責を明らかにいたしたいと思うのであります。従いまして、願わくは、この際井上委員の動議のごとく、阪田管財局長御本人の御出席を当委員会に求めまして、先般発表されました新聞記事に対する真相、さらに同時に、当該新聞社の記者をも参考人として本委員会に御出席を求められまして、いずれが真相であるか、新聞がことさらにそういう虚偽の報道をしたものであるかどうか、この問題をあわせてわれわれは調査をいたしまして、われわれが先般委員会の決定によつて行つた調査がでたらめなものであり、さらにその委員会の活動が効力を奏しないものであるかどうか、こういう問題について、私どもは最終的な結論を得たいと思いますので、井上さんの動議を採択され、同時に新しく当該新聞社の責任ある当事者を本委員会に参考人として出席を求めたいと考えますので、この二点についてお諮りを願いたいと思います。
○内藤委員長代理 春日委員に申し上げます。先ほど井上委員からの御発議がありまして、それに対して福田委員からまた御発議がありました。皆様にお諮りいたしましたところ福田委員のお考え通り、すなわち千葉委員長がただいま管財局長と会つておるからそれの言葉を聞いて、それから善処する、こういうことの御発言で、皆様に諮りましたところ、それでよろしい、こういうことになつておりますので、この点はひとつ御了承をいただきたいと思うのであります。
○春日委員 私はただいま申し上げました通り、千葉委員長が御折衝になつているので、その結果には当然期待を寄せているのでありますが、問題は委員会活動が無効であるという、これはとほうもない暴言が行われているという事の重大性にかんがみまして、この問題は委員の一人々々、さらにそれにつながる全国会に対する権威の問題であろうと考えますので、この点は、千葉委員長が委員長の職責においてそういう立ち入つた問題まで御折衝に相なつておるということは、私は委員長の職務権限を乗り越える問題であろうと考えるのであります。従いまして、井上委員からそういう動議の提出がありましか以上、これは当然御採択になるべきものであり、そういう動議が採択されようとされまいと、とにかく大蔵省所管の事項として、当然管財局長は出席の義務があるわけでありますから、われわれは御本人から直接聞くことによつて、その事実をつまびらかに掌握いたしたいと考えますので、委員長の折衝は折衝といたしまして、いずれにいたしましても、阪田御本人の出席を求めたい。 なお委員長の折衝は、新聞記者に対して行われておりませんので、私は当該新聞社の当事者の御出席をもあわせて求めまして、真偽をつまびらかにすることによつて、もし誤てる暴言が行われたならば、その責任をとつていただく、そういう事柄も、あわせてわれわれは取扱わなければならぬ。かくのごとく考えますので、両当事者の出席を重ねて要求するものでございます。
○内藤委員長代理 それでは三時半まで休憩いたします。 午後二時四十八分休憩 ————◇————— 午後三時十七分開議
○内藤委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。 本日はこれをもつて散会いたします。 午後三時十八分散会