P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ ☆
第16回国会衆議院1953/08/06

大蔵委員会 第38号

発言数
8 件
登壇者
3 名
会派数
2
開催日
1953/08/06

会議録

千葉三郎改進党

○千葉委員長 これより会議を開きます。  金融制度に関する件を議題として、金融に関する小委員会の小委員長より委員会における調査の経過並びに結果の報告を求めます。小委員長内藤友明君。

内藤友明改進党

○内藤委員 金融に関する小委員会は、七月十八日及び八月四日の両回にわたり開かれまして、主として株主相互金融について、あらゆる角度から検討されたのでありますが、その結果、何らかの形で法制化を行う必要があるということに、大体の意見の一致を見たような次第であります。  そもそも株主相互金融は、既設金融機関では相手にされない零細商工業者の切実なる資金の要求に応じて発生したものでありまして、これを業といたしますものは、昭和二十四年十月発生以来幾多の消長を経て参りまして、現在では全国で一千社以上、その株主は約二百五十万人、その資金量は約三百億円といつておるのであります。  しかるに株主相互金融は、現行法によりますと、自己資金がなくとも、また経営能力がなくとも、大蔵大臣から貸金業者としての届出受理書を受けるだけで、営業を開始することができることになつておりますので、弱体なもの、あるいは不正なものが続出いたしまして、社会に害毒を流しておりますばかりでなく、合法的、良心的に経営しておりますものにつきましても、業者並びに株主は、政府の取扱い方針が急激に変更されるなどを懸念して、不安の念の念を抱いておりまするような事情もありまして、このため、株主相互金融の健全な経営が阻害され、従つて零細商工業者の資金難は、依然として解決されない状態にあるのであります。  よつて、この障害を除去いたしますためには、株主相互金融の法制化を行うことが必要になつて来るわけでありますが、ただいま早急に法制化を行いますことは、業者の現状その他諸般の事情よりいたしまして、いろいろ困難な点がありますので、この際、適当な法制化の行われますまでの臨時措置として、政府に対し、次に申し上げます要望案のような要請をいたしたいと話し合つた次第であります。  次に、その案を朗読いたします。    株主相互金融の整備に関する要望   政府は、株主相互金融の庶民金融面における社会的経済的実態にかんがみ、適当な法制化の行われるまで、次のような措置を講ぜられた  い。  一、株主相互金融で、合法的良心的に経営しているものについては、安心して経営のできる措置をとるとともに、不正なものについては、厳重に取締り処分すること。  二、株主相互金融の濫立を防止するため、貸金業届出の受理にあたり適宜な措置を講ずること。  三、株主相互金融の健全な経営を促進し、有効な自主的規制を行うことができるようにするため、株主相互金融業者の団体を指導すること。  以上であります。もし、皆さんの御賛成を得ますれば、小委員会の考え方として、各関係者にお願いいたしたいと思います。

千葉三郎改進党

○千葉委員長 ちよつと速記をとめて。     〔速記中止〕

千葉三郎改進党

○千葉委員長 速記を始めて。小委員長の報告は終りました。     —————————————

千葉三郎改進党

○千葉委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  それは、ただいま本委員会において審議中の米穀の売渡代金に対する所得税の特例に関する法律案でありますが、法律案の審査に関する問題につきまして、右の案は本会期中に議了する見込みが立ちませんので、この際右案を閉会中審査事件として議長のもとに申出いたしたいと存じまするが、この点御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

千葉三郎改進党

○千葉委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。

大平正芳自由党

○大平委員 はなはだ恐縮ですが、地方行政委員長の話合いはどうなつておりますか。起債の件について、委員長とお話し合いがあつたようですが、現在どういう結果になつておるのでしようか。

千葉三郎改進党

○千葉委員長 この件につきましては、先ほど理事会を開きまして協議いたした結果、これも明日の委員会におきまして、継続審査として閉会中さらに続行して審査するということになるであろうと考えております。  本日はこの程度で散会いたします。次会は明七日午後一時から開会いたします。     午前十一時四十九分散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗