厚生委員会 第29号
- 発言数
- 25 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1953/07/30
会議録
○小島委員長 これより会議を開きます。 まず閉会中審査申出の件についてお諮りいたします。近く第十六回国会も終了し、閉会となるのでありますが、閉会中においても当委員会の活動を可能ならしめるため、閉会中審査の申出をすることとし、審査すべき事件といたしましては、公衆衛生、医療制度、社会保障、婦人児童保護に関する件として、申出の手続その他に関しましては、すべて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、そのように決します。 —————————————
○小島委員長 次にただいま議決いたしました閉会中審査申出の件と関連いたします閉会中の委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。閉会中に委員派遣を行う事態も考えられるのでありますが、委員会の開会その他所要の手続をとることが困難な場合もあろうかと存じますので、閉会中の委員派遣申請に関しましては、あらかじめ委員長にすべて御一任願つておきたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、そのように決します。 —————————————
○小島委員長 次に本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査に入ります。 これらの各請願に関しての御発言はありませんか。
○萩元委員 私は先ごろ、厚生大臣に生活保護法について御質問申し上げました際、社会福祉主事の活動状況、人員数、待遇につき詳細承りたいと申し上げ、局長からお答えくださるとのことでございましたので、本日これについて承りたいと存じます。 なお、母子福祉資金貸付につき承りたく存じます。これは、先ごろ堤委員より全額国庫負担の御要求がございましたが、まことに同感でございます。一日も早く、これが実現を希望するものでございますが、ただいまの貸付の実情を都道各府県別に承りたく存じます。
○安田政府委員 ただいまの御質問に御答え申し上げます。社会福祉主事は現在七千四百名程度配員されておりますが、その充足、状況は、中央で定められました基準に比べ、九〇%程度の充足率を示しておる状況であります。従いまして社会福祉主事一人当り担当ケースはおおむね百ケースになりますが、これらの主事はその使命の重大さをよく自覚し、相当の成績をあげておることは御承知のところだろうと存じます。 なお、社会福祉主事の身分は、地方公務員でありますので、その給与は一般地方公務員並でありますが、その業務の性質よりして、ぜひとも待遇改善の措置を講じたいと考え、目下地方公務員の特別手当に関する条例の準則の改正を交渉中でありまして、内諾を得、近く実現の運びとなることになつておりますが、その内容は、社会福祉主事が身体上の危険のある業務に従事した場合に、一人一日四十八円の手当を支給されることになるわけでございます。
○太宰政府委員 母子福祉資金貸付の現状でありますが、ただいま審議中の昭和二十八年度予算案によりますと、国庫負担分は七億四千七百六十万円であります。これに対し各府県で当初予算に上程した額が六億一千六百万円でありまして、差引き一億三千万円ほど余裕があるわけであります。この分は今後各府県費を督励いたしまして補正予算を組む機会に追加させたいと存じます。 法律によりますと、各府県は母子福祉資金貸付のために特別会計を設置し、国は府県がこの特別会計に繰入れた額と同額を貸付けるということになつておりまして、ただいまただちに国から都道府県に貸付けました額は四、五月分が三十八県八千三百三十万円、六月分が二十府県二千三百七十万円と相なつております。いまだに貸付を始めていない県は北海道、福島、愛知、京都、徳島、高知、福岡、熊本の一道一府六県であります。お話の通り個々の母の世帯からの貸付申込みは非常に多いと思われますが、地方においても母子対策の重要性を認識いたしまするならば、当然予算増額の措置が講ぜられることと存じまするので、今後ともその方向に向つてせつかく努力いたしたいと存じます。
○小島委員長 他に御発言はありませんか。——他に御発言もないようですから、先刻理事会において慎重に協議いたしました結果に基いて、ただちに採決いたします。 日程第二ないし第六、第八ないし第一〇、第二三ないし第一七、第一九、第二〇、第二二、第二四ないし第二六、第二八、第三一、第三三、第三四、第三七、第四三、第四四、第四八、第五〇、第五四、第五九ないし第六五、第六七ないし第七三、第七六、第七八ないし第八〇、第八三ないし第八六、第八八、第九二、第九三、第九五、第九六、第九九ないし第一〇一、第一一〇、第一一二ないし第一一七、第一一九、第一二〇、第一二四、第一二七ないし第一三〇、第一三三、第一三四、第一三九、第一四〇ないし第一四三、以上の各請願はいずれもその内容を適切なるものと認めて採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。 なおただいま議決いたしました各請願に関する委員会の報告書の作成に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、そように決します。 —————————————
○小島委員長 次に本日の陳情書日程全部を一括して議題とし、審査を進めます。これらの各陳情書は先刻審査いたしました各請願と共通した趣旨のものが多いので、質疑その他は省略し、いずれも委員会において了承ということにいたしますから御了承願います。 暫時休憩いたします。 午後二時三分休憩 ————◇————— 午後二時十六分開議
○小島委員長 休憩前に引続き会議を開きます。 ただいま当委員会に付託になりました医療法の一部を改正する法律案を日程に追加して議題とし、審査に入ります。 まず提案者より趣旨の説明を聴取することといたします。参議院議員中山壽彦君。 —————————————
○中山参議院議員 ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 医療法の施行によりまして、病院、診療所は、その構造設備について一定の基準によるごととなつたのでありますが、医療法施行前に設置された病院、診療所の改造については、一般的には三年間、そのうち、構造設備に重大な変更を加える必要があるものについては、さらに二年間の猶予が認められて参つたのであります。その猶予期間は、来る十月二十六日をもつて満了いたしますわけでありますが、病院、診療所経営の現状は、いまだ構造設備の大改造を一挙に行うだけのゆとりを持つに至つておらないのであります。そこで構造設備に重大な変更を加える必要のある場合に限り、その猶予期間を当分延長することとしたのであります。 以上がこの法律案の提出の理由であります。何とぞ御審議の上御採択せられますようお願いいたします。
○小島委員長 以上で説明は終りました。質疑に入るのでありますが、御質問はありませんか。
○田中(元)委員 当分の間というのは、何年くらいですか。
○中山参議院議員 当分の間と申しますのは、一年間も当分の間でありまするし、また実情がそういうふうに至りません場合においては、あるいは二年にわたりあるいは三年にわたることもあると存じます。
○田中(元)委員 これは提案者であります中山先生にはちよつとなんでありますが、この法律に基く猶予期間の延長が一日も早く解決できて、現法律がやられる日が来るということを私たちは望んでおるのでありますが、医療設備がいまだしつかりでき上らないということは、これは何といつても残念なことでありますので、国会あたりでただ法律を延期するということに厚生省が頼らずに、ひとつ一日も早く法律に基くような医療設備にならんことを、私どもは希望してやまないのであります。そういうようなことでありますから、ひとつこの点は、提案者にはなんでございますが、厚生当局として十二分にひとつ御考慮を願いたいと思います。
○高田(浩)政府委員 今お話がありましたように、私どもといたしましても、なるべくすみやかなる時期に、医療法の規定に適合する施設になるように、促進して参りたいと思います。これにつきましては、やはり同時にたとえば医療金融の問題でありますとか、そういつた関連の措置がとられることが最も必要なことであろうと思います。それらのことにつきましては、本委員会等の御援助を得て十分努力をいたしたいと考えておる次第であります。
○小島委員長 他に御質疑はありませんか。——他に御質疑もないようですが、本案の質疑は終了したものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、次に討論に入るのでありますが、本案の討論につきましては、別に通告もありませんので、これを省略し、ただちに採決いたすことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認めます。よつて本案の討論は省略し、採決いたします。 本案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認めます。よつて本案は原案の通り可決いたされました。 なお、本案に関する委員会の報告書の作成に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小島委員長 御異議なしと認め、そのように決します。 —————————————
○小島委員長 なお、先日委員長に一任せられました医療金融に関する小委員及び委員長を指名いたします。 青柳 一郎君 助川 良平君 田中 元君 加藤鐐五郎君 古屋 菊男君 山下 春江君 長谷川 保君 柳田 秀一君 堤 ツルヨ君 杉山元治郎君 亘 四郎君委員長には田中元君を指名いたします。 本日はこれをもつて散会いたします。 午後二時二十三分散会