経済安定委員会 第7号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1953/07/01
会議録
○佐伯委員長 これより会議を開きます。 本日は、まず離島振興法案を議題といたします。本案に対する質疑はございませんか。——それでは原案に対する質疑は終了いたしました。 ただいま栗田英男君外六名提出の修正案が委員長の手元に提出されておりますので、この際提出者より修正案の趣旨弁明を求めます。栗田英男君。
○栗田委員 離島振興法案に対する修正理由を説明をいたします。 第一は、審議会を別個に設けるということであります。本法案によれば、重要な事項はことごとく国土総合開発審議会に諮問することになつておりますが、地元の意見を反映させるためにも、また迅速なる事務運営をはかる上からも、別箇に離島振興対策審議会を設けて、離島関係の国会議員、知事、町村長を委員として参加させるように新たに条項を挿入願いたいと思います。 第二は、離島において農林漁業団体電力施設を整備せんとするときは、農山漁村電気導入促進法の適用をなし得るようにお願いいたしたいのであります。離島は一般的に電力源に乏しく、点燈はもちろん、動力用の電力にも事欠いております。これは離島の近代化を阻んでいる大きな要因をなしており、今試みに電力の一人当り消費実績を人口当りキロワット・アワーによつて見ても、全国の三三〇、北海道二五 ○、東北二二〇、関東三三〇、中部、四四〇、近畿四一〇、中国二五〇、四国一七〇、九州二五〇、に対して最も高い佐渡島で一六六、他は隠岐二〇、対馬一一、壱岐八、五島列島一一、屋久島一八、種子島九、甑島五という状態であり、しかも点燈率においても、隠岐七八、対馬五八、壱岐六四、五島列島七四、屋久島六九、種子島五三、甑島七五であつて、電燈の恩沢にも浴していない者がきわめて多いのであります。従つて、農山漁村電気導入促進法第五条中「開拓地」の下に「離島振興対策実施地域」を加えるようにして、本法案附則第五項に挿入願いたいと思うのであります。附帯条項といたしまして、本法律案において離島振興対策実施地域の指定にあたつては、おおむね左の方針によつてこれを行うように措置されたいのであります。 一、本土の外海に存在すること。 二、その島と本土との間の交通が非 常に不安定であること。 三、島民の生活が本土に強く依存し ていること。 以上簡単でございますが修正理由を御説明いたします。
○佐伯委員長 以上をもつて修正案の趣旨弁明は終了いたしました。修正案について何か御発言はございませんか。——それではこれより討論を省略し、離島振興法案について採決いたします。 まず修正案について採決いたします。栗田英男君外六名提出の修正案に賛成の諸君の御起立を願います。 〔総員起立〕
○佐伯委員長 起立総員。よつてただいまの修正案は可決されました。 次に修正部分を除く原案に賛成の方の御起立を願います。 〔総員起立〕
○佐伯委員長 起立総員。よつて本案は、栗田英男君外六名提出の修正案の通り修正議決せられました。 この際お諮りいたします。本案に関する委員会報告書作成の件につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐伯委員長 それではそのように決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。なお次会は明日午後一時半より開会いたします。 午後二時十四分散会