議院運営委員会 第39号
- 発言数
- 128 件
- 登壇者
- 20 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1953/10/28
会議録
○渡邊委員長代理 これより開会いたします。 まず第一に、議長から諮問を受けておりまする今会期の件を御決定願いたいのでありまするが、その前に、議長より発言を求められております。原副議長。
○原彪副議長 先ほど常任委員長会議を開きまして会期について御意見を伺いましたところ、改進党及び自由党は一週間でよかろうという御意見でしたが、社会党左派の委員長は、一箇月はどうしても必要だということでした。従いまして、議院運営委員会で正式に御決定を願いたいと存じます。
○渡邊委員長代理 お諮りいたします。ただいま原副議長から、常任委員長会議におきまするところの御意見を皆様に御報告申し上げた次第でございます。会期等につきましては、先般のこの議院運営委員会におきましていろいろ尽されておることと思いますが、 一応御意見を承りまして、本日ここに御決定を願いたいと思います。 まず、官房長官が参つておりますので、官房長官に対する御質疑を先にお願いいたしたいと思います。
○中村(梅)委員 会期の問題をわれわれが決議する前提として、この国会は世間で救農国会ということを言われております。しかしながら災害、冷害の問題だけでなく、現下の重要な問題がたくさんあります。たとえば李承晩ラインの問題にしても、MSA関係の問題にしても、防衛関係の問題にしても、国民としてひとしく知りたいと野望しているような重要な案件がありますから、こういう問題についても政府は忌憚なく論議に際して答弁の任に当る、こういう政府の誠意があるかどうか、その点をひとつ官房長官から御意見を承りたいと思います。
○福永説明員 今次国会は、すでに私が申し上げるまでもなく、御承知の通りの趣旨によつて召集されておりますが、時間の許す限りにおきまして、もとより政府は誠意をもつて答弁等に当る考えでございます。
○田中(織)委員 まず官房長官にお伺いしたい点は、二十三日に総理大臣並びに官房長官から、八月十日は憲法五十三条で臨時国会の召集を要求したことに対する回答が出ております。この点について一昨日の議運の懇談会並びに本日午前の委員長会議におきまして官房長官から、この臨時国会開会要求に基いて今次国会が開かれたということの意思表示がなされておるのでありますが、二十三日の衆議院の公報を見ますと、議長あての総理大臣からの回答書によりますと、今度の臨時国会開会は、「政府は、本年度補正予算案等の審議を求めるため、臨時国会の必要を認め、来る十月二十九日にこれを召集することに決定しましたから、宜敷御取計らい下さい。追て本年八月十日衆秘発第六八号をもつて臨時国会召集の要求書がありましたが、本日貴院議員赤沢正道君外二百三十八名の代表者松村謙三君に対し、別紙書簡を届けました。右御含みまで申し添えます。」とあります。それから官房長官から改進党の幹事長の松村謙三氏に出された書簡によりますと、「貴殿外二百三十八名の方々より衆議院議長を経由して内閣総理大臣臨時国会召集の要求雲の提出がありましたが、内閣においても、かねてから、その必要を認め、鮮意準備中の処来る十月二十九日に召集することに決定しましたから、左様網了承下さい。」こうあります。この二つの文書を見ますると、われわれの理解するところでは、憲法五十三条に基いて四分の一以上の議員の要求があつた場合には、臨時国会を開くことは政府の義務になつておりますが、政府が必要を認めなければ臨時国会を開かなくてもいいというような文面にとれます。これは憲法五十二条の解釈で、今後も引続きこの問題が出て来ると思いますが、これは非常に重要な問題だし患います。今度の臨時国会は、あくまでわれわれ二百三十八名の者が八月十日に申し出たことに基いて、政府が憲法五十三条によつて臨時国会の開会を決定しなければならぬというこの条項に基いて召集されたものだとわれわれは理解しなければ、この憲法五十三条というものは拘束力がないことになる。この点についての官房長官の御見解を伺いたいと思います。
○福永説明員 ただいまの田中さんの御指摘の点は、政府といたしましては、もとより成規の手続によります国会の御要求によりまして今次国会を召集いたしました次第でございます。政府におきましても同感でございますという意味のことは、ざいますが、それが召集の要件でありますというような表現をあえていたしておるわけではございません。国会の御要求もごもつともでございますというような気持がそこに現われておる次第でございます。法律を解釈する精神においては、田中さんの御指摘の点と私同感でございます。
○田中(織)委員 この点でやや明確になりましたが、重ねてお伺いしたいのであります。私この御質問を申し上げる理由は、今回の会期の決定に関連いたしまして、改進党から、かりに明日召集される国会を短期国会にする場合には、当然第二次補正予算の審議の関係から、第二臨時国会と申しますか、通常国会までの間に第二臨時国会の要求を条件とされておるやに聞いておるのであります。その意味で、かりに今回の会期が与党及び改進党の主張されるように短期に終りました場合に、あらためて臨時国会の開会要求が出ました場合には、通常国会の召集前に、この憲法五十三条の規定から、当然臨時国会を開かなければならないとわれわれは考えるのでありますが、政府の方もそういうふうにお考えになつておりますか、この際明らかにしておいていただきたいと思います。
○福永説明員 ただいま現実にまだ御要求になつておりませんし、もとよりこれから十七国会が明日から始まるというときでございますから、そういう事態には当然ないわけでございますが、従来政府が申し上げておりますことは、今までの諸般の情勢、これによつて政府が考えておりますことを申し上げておる次第でございまして、今回の国会終了後におきまして、国会側から成規の手続により、さらに臨時国会を召集すべしという御要求があります場合においては、ただいまはまだ仮定のことではございますけれども、成規の手続がある場合においては、これに対しまして誠意をもつて政府が転処すべきことは当然であると考えておる次第でございます。ただいままで政府が申し上げておりますことは、今までの状況においての政府の考えでございます。すなわち、国会からの御要求もあり、政府におきましても必要と存じまして今次の臨時国会を召集いたしました次第でございますが、それが終りまして、通常国会までの間があまり長くはないということになるであろうことが予想されますので、そういう状況の場合におきましては、政府はこれまで出ております諸般の状況からいたしますと、さらに臨時国会を開くということを、こちらからそう考えておるということではなくて諸般の問題は通常国会の初頭におきまして御審議いただきたいというようにわれわれは考えておる次第でございます。
○池田(禎)委員 官房長官のただいまの御答弁でやや判明したところもありますが、政府は当然第二次補正予算というべきものを提出する準備を進めておるかどうかということを、この際お聞きしておきたい。
○福永説明員 この前から申し上げておりますように、通常国会の初頭におきましてその種のものも御審議をいただきたいというように考えまして、諸般の作業をいたしておる次第でございます。ただ先ほどのお話のように、今後起り得ます事態によりまして、これに対処するために政府はもとより万般の考慮をいたすべきことであると思います。
○池田(禎)委員 実は私ども、政府のお考えになつておる一週間などというものは、率直に申して、一週間では現下の災害だけでも非常に困難であると、実は非常に不満に思つておるのであります。どうしてもそういうことをおやりになるなら、私どもとしては、やはりわれわれの主張通り一箇月を要求して、災害関係だけはすみやかにこれを上げて、そうして第二次補正予算を待つ、こういう構えをとつてもいいというくらい、政府にその期間の準備を与えるところの用意さえ持つておるのです。そういう点からみまして、政府においてはそういう点についてお考えになつたことがあるかどうか、この点についてのお考えを承りたい。
○福永説明員 会期の決定につきましては、もとより国会の御決定によるべきものでございまして政府があえてどのくらいということは――これは今までも申し上げておる希望ですが、今次国会の召集目的その他諸般の状況よりいたしまして、できるだけ短期に願いたいというような気持は、率直に申しまして持つておるわけでございまして、すべて国会の御決定に従いまして善処いたしたいと存じます。その他のことにつきましても、できるだけ今後とも努力をいたしたいと存じます。
○春日委員 大体官房長官のお話によりますと、第二次補正に関するものについては、通常国会の初頭で審議されたいようにいろいろ諸般の準備を進めておるというようなお話でございましたが、そういう御研究をお進めになつておるのは、一体どういう問題について第二次補正をされるとお考えになつておるか、それをひとつこの機会においてお漏らしいただきたいと思います。
○福永説明員 厳密に申しますと、将来いずれのときになりますか、政府が一応考えておりますのは、通常国会の初頭においてということでございます。かようなときに御審議いただきたいと考えております。今次の補正に次いでの補正でございますが、これはそのときでないとほんとうは明確なことを申せないわけでございます。今まで懸案になつお呈すいろいろの点について考えておる次第でございまして、防衛の関係であるとか、あるいは義務教育費の半額国庫負担と関連する富裕都府県との関係、これをいかに処置するかという問題、あるいは給与の問題等につきましても、この給与の問題は非常に厖大な問題でございますし、かつ非常に重大な問題と政府はもとより認識いたしておるわけでございます。こういう問題につきましても百方手段を尽して、政府はこの上とも努力を続けて参りたい、こう考えております。従いまして、現実にどれだけの額をどういう方面にどうということは、まだ申し上げられる段階ではございませんが、そういう問題につきまして政府は今日も研究いたしておりますし、さらに将来も一層の努力をもつて検討いたしたいと存ずる次第でございます。 〔「了承」と呼ぶ者あり〕
○渡邊委員長代理 それでは官房長官に対する御質問はこの辺でよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡邊委員長代理 それでは、先ほど申し上げました会期の件について各党の御意見を承りたいと思います。
○小泉委員 改進党におきましては、一昨日の本委員会で園田委員が改進党を代表いたしまして、一週間の提議をいたしたことは皆様御承知の通りでございます。本日の委員会におきましても、改進党といたしましては、既定方針に従いまして一週間の提議をいたします。
○島上委員 左派社会党では、前回も佐々木君から言われた通り、一箇月を要求いたします。というのは、今官房長官が認めておられたように、給与その他に関して第二次補正予算を必要としておる現状です。もとよりわれわれは災害に対して早急に予算措置を講ずる必要があることは認めておりますが、引続いて本国会において給与その他の緊急問題を審議する必要を感じますので、どうしても一箇月は必要だと存じます。
○池田(禎)委員 私どもにおきましては、一昨日の委員会において述べましたように、会期といたしましては一箇月、予算的措置といたしましては、災害関係の予算を第一次補正といたしましてすみやかに審議し、第二次補正をこの臨時国会に提出されることを望んでおります。この第二次補正については、官房長官も半ば肯定的なことを言われてお呈すが、われわれは憲法五十三条により、さらに国会法に基く成規の手続を経て内閣総理大臣に臨時国会の召集を求めたのであります。それは災害関係及び給与問題あるいはMSA、それらのものをすべて含めた国際情勢の変化に即応する措置を要求したのでありますから、われわれとしては当然この程度の期間が必要であると信じております。
○中村(梅)委員 先ほど官房長官から、災害、冷害以外の現下の重要な問題についても、政府はできるだけ誠意をもつて答弁の任に当るという御説明がありましたしいたしますので、この機会に与党の皆さんにも、できるだけ総理大臣を初め各関係閣僚諸公が勉強して出席されまして審議に遺憾なきを期して、一般重要問題についても論議を尽すという希望を私ども強くここに述べまして、改進党の一週間の提案に賛成いたしたいと思います。
○小林(信)委員 小会派といたしまては、この救農という名目を持つた国会であつても、なお一週間というような短期の国会は無理ではないか、さらに諸般の情勢を考えますときに、どうしてももつと長期な国会を要望しなければならぬ。従つて三十日の国会を要求するというのが私たちの考えです。
○山口(喜)委員 自由党は改進党とまつたく同意見であります。
○田中(織)委員 これで各党の意見が述べられたわけでありますが、改進党側に御質問申し上げたい点があります。同時にこれから議事進行について、この決定の以前に委員長に私から一応確かめたい点があります。 まず改進党さんの方にお伺いいたしたいと思います。一昨日の議運の懇談会で、園田君から、救農国会としての今度の臨時国会の会期は一週間でよかろうというような意思を述べられたことは私も承知いたしております。そのときには、第二次補正予算の問題で第三臨時国会の開会、及び水害対策特別委員会あるいは農林委員会として現に決定されておる政府の災害予算についての修正について、政府がその修正に応ぜられるかどうかというようなことで、この会期の問題が一応決定された後、延長ということになるか、あるいはそれ以前の一週間ということについての条件になるかは明確でございませんけれども、何か条件がついておつたように伺つておりますが、ただいま小泉君から表明された御意見には、そういう条件が含まれておるかどうか、その点をお聞かせ願いたい。
○園田委員 御質問でございますから、お答えいたします。昨日、会期一週間と、党議による改進党の方針を申し上げましたが、会期一週間を要求する前提条件ではございませんけれども、一週間として会期を定めた場合われわれが救農の目的を達成するために出す意見並びに提案する修正案等を通すことができればよいが、それが満足すべきものでなかつた場合には、わが党みずから主張しても一週間の会期は延長することあるべしというのが一つの条件、もう一つは、第二次臨時国会を開くことを要求するという権限を留保するというのが第二の条件でございます。以上二つのことを前提に置いて一週間、かように主張いたしました。
○田中(織)委員 私の改進党側に質問した事項は了承いたしました。私はこの会期の問題が決定される前に、私の方の希望と同時に、委員長にも確かめておきたいことがあります。それは、たしか前国会の会期の決定の場合に、これは参議院との関係の問題でありますけれども、会期の問題、特に今回のように自由党、改進党の方から出されております短期国会ということになりますと、やはり参議院の審議時間ということについても、参議院側の希望としては考慮されたい。そういう意味合いで、自由党の小沢国会対策委員長が前国会におきまして参議院において会期の問題については少くとも衆参の議運の理事等の懇談会を持ちまして―もちろん衆議院の決定が国会法の規定から優先することは当然でありますけれども、両院の円滑なる協調という点から見て、そういう懇談会等を持つて話し合い、できればそこに一致した意見をつくり出すための機会をつくるということを、小沢国会対策委員長がお約束されたかのごとく私どもの方の参議院議員から伺つております。特に大勢が一週間ということの会期にきまる情勢にございますが、その場合には、われわれ災害予算の一日も早く成立することを希望する建前にかわりはございませんけれども、やはり多大院の審議期間ということについても特に考えなければならぬ。非常に短期の会期ということになろうと思いますので、その点は参議院側から、あるいは近く申入れがあるかもしれないと思いますが、この点について両院の議一の理事が懇談的に話し合う機会を持つ御用意があるかどうか、その点について伺いたいと思います。
○渡邊委員長代理 参議院側の情勢につきましては、もちろん政府並びに自由党、あるいは改進党の方におきましても多分そうであろうと想像されるのでありまするが、いろいろな各種の情勢、しかもこの一週間の短期間においてこれが審議され得るやいなやというようなことも十二分に検討されたというように聞いておるのでございます。しこうして今後この短期間に、どの程度結論的に間に合うようにでき得るやいなやということにつきましても、もちろん相当な自信があつてこういうような方向に進んでおるものと私は解しておるのでございます。
○山口(喜)委員 ただいま園田君と田中君との御質問の応酬がありましたが、私が先ほど改進党とまつたく同意見と申し上げたのは、会期一週間に対する同意見でございまして、二人の今のお話のことは含まれておりませんから、念のため申し上げておきます。
○田中(織)委員 私はこの会期の問題について、これはあなたの方の小沢国会対策委員長が前国会のとき、参議院の議運で正式に約束されたことだというように聞いておるのであります。参議院側からその点について、両院の議運の理事の懇談会等を持つて会期の問題についてあらかじめ話し合いたいというような申入れがあれば、委員長としてはこれに応ぜられる御意思がありますか。
○渡邊委員長代理 もちろん協調を保つ意味において、十分御意見のほどをお伺いいたしたい、かように考えております。
○中川(俊)委員 この国会は大体の空気から差しますと、短期国会に終始するのじやないかと思われるのでありますが、実は先ほどもわが党の中村委員から御要望があつたわけであります。今度はこういう国会ですから、建設委員会であるとか、あるいは農林委員会であるとかいうような方面に非常に重点が置かれるのじやないかと思いますが、この会期を円滑に進捗せしめる上からいつて、予算委員会、外務委員会等にはつとめて総理に御出席いただいて先ほど来問題になつております李承晩ライン問題、MSAの問題等についても、これは救農国会だからそんなものは問題でないというような従来の態度を改めていただいて、そうして極力予算委員会、外務委員会等に出ていただいて、懇切丁寧に、国民の同かんとしておること、一特に李承晩ラインの問題、MSAの問題がどうなるのかということは国民の関心の的でございますから、率直に述べていただくように、委員長から政府にこの点強く要望しておいていただきたいと思います。
○渡邊委員長代理 中川君の御意見のほど、政府の方によく申し伝えます。
○中村(梅)委員 ただいま自由党の山口君から念押上の意見があつたから、私の方もつけ加えておきます。先日この委員会で園田君から、今お話のような趣旨のお話がありました。私の方の先刻の意見は、園田君の先日の意見を前提としての結論でございます。従いまして、園田君からただいま小泉君の御意見につけ加えられたその趣旨において私の方では賛成である、こういう意味でございます。
○池田(禎)委員 もし採決なさるなら、その前にちよつと懇談したいことがありますから、暫時休憩していただきたいと思います。
○園田委員 それでは、時間を切つてということでどうですか。
○佐藤(芳)委員 十分ときめて十分後再開するということにしたらいかがでしよう。
○渡邊委員長代理 それでは、あと十分たちましたら、ただちに再開いたします。十分間休憩いたします。 午後三時三十四分休憩 ――――◇――――― 莫 午後三時五十四分開議
○渡邊委員長代理 これから再開いたします。
○山本(幸)委員 先ほど私の方の田中君から委員長に一応質問したのですが、結局参議院の方に今問合せをしてみると、こちらの議運の方に参議院側から申入れがあつたそうですが、その内容をちよつと御説明願いたいと思います。
○渡邊委員長代理 何もございません。
○山本(幸)委員 会期の問題について衆議院がもし一週間ということできめるようだつたら、正式にきめる前に懇談したいということで、申入れがあつたのじやありませんか。
○渡邊委員長代理 そういうことはありません。
○山本(幸)委員 ここで会期をおきめになると、参議院としてどれくらい審議時間がもらえるかということを心配しておるのです。だから、きようの参議院の議運では、そういう申入れをするという結論に終つておるわけです。
○渡邊委員長代理 早く衆議院の方で結論を出してもらいたいというような話はちよつと聞いておりますが、それ以外に何もありません。
○淡谷委員 たつた今照会してみましたが、確実に小沢氏に申し入れしてある、事務当局も知つておるということを言つておりました。
○山本(幸)委員 それは運営委員会の取扱いではない。党と党との話かもしれないが、われわれにはわからぬことです。
○淡谷委員 ただ、先ほどお話もありましたが、この点について万支障なきを期したいということなら、そういう確実な話もあつたのだから、もう一応お確かめになつたらどうですか。
○山口(喜)委員 それは確かめる必要はない。国会法の十三条によつて、そういう打合せとか、参議院と相談する時間的余裕があればいいが、もし会期の延長等で非常に時間が切迫したような場合においてもやるということになると、悪例を残すことになると思います。
○春日委員 ただいま、いい例にしましても、悪い例にしましても、議運の委員長が田中君の質問に対して、参議院からそういう正式の申入れがあれば、十分その申入れを尊重して善処したいということもあつた直後であり、また、ただいま淡谷君が照会され、まさしく向うの理事会の決議によつてそういう申入れを行つておるということですし、もし万一行き違いがあつてはいけませんから、そういう申入れが行われておるかいないかを確かめて、もし行われておるならば、ただいま委員長のお言葉の通り、やはり参議院の考え方を尊重して行くということで、一ぺんその処理をなさつてみてはいかがですか。
○渡邊委員長代理 私どもとしては議院運営委員会で結論を出してその結論を議長から向うの議長にお話を願つて、そうしてその後におきまして最後的な本会議における議決となるのが、国会法で定まつておるところだと思うのです。ですから、ここで一応各党の御意見も大体わかりましたから、衆議院の運営委員会としての結論を出したいと思います。
○田中(織)委員 その問題について、私念のために先ほど委員長に質問の形で希望を申し入れたのに対して、委員長の方で、そういう申入れがあれば、それは衆参の円滑なる運営、協調の点から応ずるということを申されております。私どもの聞いておるところでは、参議院の議運の委員長から、こちらにすでに申入れされておるということですが……。
○渡邊委員長代理 私どもは正式な申入れにまだ接しておりません。従つて、ここで衆議院としての議運の結論を出したいと思いますから、さよう御了承を願います。 大体各派の態度はわかつておるようでございますから、あらためて採決ということはいたしたくないのでございますが、皆様方の御意見を総合してみますと、会期は大体一週間くらいに議長のもとまで答申することにいたしたい、かように思うのでございますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」「反対」と呼ぶ者あり〕
○渡邊委員長代理 それでは採決いたします。会期を一週間とすることに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○渡邊委員長代理 起立多数。よつて会期は一週間と決定いたし、これを議長に答申することにいたします。 ―――――――――――――
○大池事務総長 それでは、会期の件は一応当議院運営委員会としての態度がきまりましたので、第二の開会式の件でございます。これは一昨日おきめ願いまして、満場一致で明日やろうということでございましたので、参議院と打合せましたところ、二時ならよろしい。午前中で参議院の議事が一応済むと予定いたしまして、あそこの議場を片づけるのが二時間あればよい、だから二時ならばいいということでございますから、開会式は明月午後二時ということに御了承願いたいと思います。
○島上委員 われわれは三時というふうに聞いていたのですが……。
○大池事務総長 もし二時に間に合いますれば二時、どうしても二時でいけないということなら三時ということで、いずれ明日の公報でお知らせすることにいたします。 開会式の式次第その他は従来通りでよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それでは、そういうことにお願いいたします。 ―――――――――――――
○大池事務総長 次に、第三番目の特別委員会の設置でございます。これはこの前きまつておりました通り、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会が二十五人、公職選挙法改正に関する調査特別委員会が二十五人、行政監察特別委員会が二十五人、水害地緊急対策特別委員会が四十人、これは従来のものに東近畿及び十二号台風を入れる、こういうことでお願いいたしたいと思います。 ――――――――――――― 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ―――――――――――――
○大池事務総長 次は、第四の国務大臣の演説及び質疑の件でございます。ただいままでのところ、だれがやるということははつきり政府側から通告して参つておりません。従つて正式にだれの演説がどういう予定だということがわかつておりませんが、先ほど官房長官のお話では、大蔵大臣がこちらでやれということなら、やつてもよいというお話がありました。もしそれがおきまりになつて、やるとすれば、それは明日の開会式後、その日にやるならやるということでおきめを願つておいたら、たいへんけつこうだと思います。
○山本(幸)委員 一昨日改進党さんからもそれについて発言があつたのですが、私の方としては、非常に緊急な案件もあることだから、従つて時間の制限はするとしても、総理大臣、外務大臣あるいは大蔵大臣の演説を願いたい、こういう希望を申し上げたわけです。そのときに改進党からも外務大臣と大蔵大臣はという説があつたことを、確かに私は記憶しております。その点について、どういうような運びをしていらつしやるのかということを伺いたいと思います。
○山口(喜)委員 これは御相談でもありますが、御承知の通り、政府から正式な発言の通告がないわけでございます。しかし官房長官の意向を察知すると、大蔵大臣が予算に対する説明を大会議でするというようなことはできるように思います。社会党の今日までの主張からすれば、会期は三十日―これは会期が三十日ならば、当然総理大臣、外務大臣の演説等は行うべきものであると思いますが、会期が七日に決定された現段階においては、しかもその審議される案件の主要なものが、水害、冷害等の緊急の性質を帯びた予算案でありますから、本会議においてはこの盛られたる予算に対する大蔵大臣の説明をし、それと並行して開かれる予算委員会あるいは外務委員会等において、あるいは各種委員会において、ただいま官房長官が申したように、できるだけ誠意を尽して総理も各所官大臣も出席して答えて行く、こういうことでお願いしたいと思うのですが、いかがでしようか。
○田中(織)委員 なるほどわれわれは三十日の会期を要求したのでありますが、これはただいま決定されたように一週間となりました。しかしながら国会が開かれる以上、政府の方で進んで総理大臣以下外務、大蔵各関係大臣が現下の、ことにきわめて重要な情勢に対して政府の所信を国会を通じて国民に明らかにすることは、私は政府の方でむしろ希望しなければならぬところだと思うのです。しかし先ほど来の官房長官の御答弁、及びさらに山口さんから御相談の形で提議されておりますが、わが党といたしましては、たとい今決定されたような一週間の短期国会といえども、この機会に政府の所信をわれわれがたださなければならぬ責任がありますので、その意味で総理大臣以下各閣僚、少くとも総理、外務、大蔵の三大臣の現下の国政に対する国会への報告を、本会議の冒頭においてやつてもらいたいと思います。
○山口(喜)委員 社会党の御主張もありましようが、政府は、本会議で施政方針の演説をなす意思が今のところない。そこで、国会としてはいかような措置をとるべきかということになれば、やはり総理大臣の本会議における出席を要求するという形をとらなければならぬかと思います。だから実際問題としてむしろ予算委員会、外務委員会、その他各種委員会で総理、外務、各関係閣僚が出て論議は尽して行くわけですから、本会議と並行して各委員会が一週間活発に議事を進めるというようなことの方が、私は效果的であるとも思いますし、事実上明日に迫る問題でございますから、わが党としては、大蔵大臣が提出される予算案に対する説明を本会議でなす、これまでは了承いたしますが、それ以上のことについては、また各党の御意見によつて、各党がその立場々々において総理大臣の出席を要求されるなり、それは御自由であろうかと思います。
○山本(幸)委員 実はこれはお互いに意見の相違があるかと思いますが、私は自由党の方にこの際お尋ねしたい。それは、あなたの説を聞くと、短期国会なるがゆえにその必要はないじやないかというお説ですが、われわれは先ほど申し上げたように、実際問題としては、災害問題は、これは緊急なことは言うまでもないが、それ以外に総理大臣の所信を聞きたいという緊急な問題があるのです。竹島問題、李ライン問題、MSA問題、その他いろいろあると思うのです。従つて、単に大蔵大臣の説明だけでなしに、最高の責任者である総理大臣が施政方針を明らかにされることは最も国民の期待するところだと思います。短期なるがゆえにという理由は、どうも納得が行かない。従来短期でも総理大臣の施政方針の演説をやつた例はあると思います。そういう意味から、この際ぜひ自由党さんの方もその点を御了承願つて、みんな一致して総理の施政演説をやつてもらうように同調していただきたいと思います。
○山口(喜)委員 ただいまの御意見ですが、先ほど来の政府との応答に照しましても、これは国会が要求した臨時国会でもありますし、さらに改進党や皆様方の御意見もあつて、あるいは第二次補正となるか、あるいは第十八通常国会の頭となるか、そのときに政府があらゆる材料をまとめておれば、大衆に本会議を通じて訴えるというような形もとられることかあろうと思いますが、ただいま言われた竹島問題とか李ラインというような問題は、これは所管の大臣から、あるいは総理から、予算委員会や外務委員会等で十分国民に周知徹底させる方法がありますし、わが党としては、むしろ各委員会が活発に議事を進めて行く面からも、短期国会なるがゆえに委員会の機能を十二分に発揮して参る、こういう意味において、わが党は先ほど来主張したことを堅持して行きたいと思います。
○中川(俊)委員 国会運営のヴエテランである山口先輩にお言葉を返すようですが、私は短期国会なるがゆえに、なおさら必要だと思います。しかも重要な国会です。今度は今までの国会と違います。こういう重要な国会だから、総理が出て政府の所信を明らかにするということは常識的だと思うのです。 それから、先ほど来盛んに予算委員会なり外務委員会なり、所管の委員会に出て来て十分議を尽されるというが、はたして尽されるかどうか。施政方針の演説にすら出ないような総理が、はたして出るかどうかということです。今までの例からいつても御承知の通りです。従つて、この短期の国会なるがゆえに、冒頭に総理が出て来ていろいろ重要な問題が山積しておるのですから、これについて施政の所信を明らかにさせるような処置を自由党において御配慮願いたいと思います。
○山口(喜)委員 努力はいたしますが、見通しとしてはだめだろうと思います。
○池田(禎)委員 私は山口さんにお尋ねしたいのですが、あなたの方が、こういうわれわれの主張対して、喜んで、待つていましたというのがほんとうじやないですか。こういう機会を持つて、国民に政府の所信を表明するのですから、これは大したものです。国会に言わしてあげるようなものです。そういう点、もう少しあなた方自身が政府に対して督励してどうですが。
○中川(俊)委員 今山口さんは努力するということですが、さらに努力していただくとともに、運営委員長として、これは政府に厳重に申し込んでもらいたい。私が先ほど福永君に来てもらつたのは、そのことがあつたからです。われわれの方にこの短期国会を協力し合つて進めて行こうという気持があつたからこそ、荒船君に頼んで福永君に来てもらつたのです。この点、政府に運営委員長として要望してもらいたい。政府が演説しないというなら、明日の開会式を延ばせばいい。そこまで腹を持つてやつていただけば総理は出席します。
○渡邊委員長代理 分自党のお申入れをまじめに政府にお伝えします。しかも、一応ただいま七日間の会期も決帯したことでございますから、一応大蔵大臣が提案理由の説明をやられるというのでありましたならば、これを明日劈頭にやつていただいたらいかがかと考えます。
○山本(幸)委員 今山口さんも努力したいというお説があり、委員長も分自党の申入れはきわめてまじめに努力しよう、こういうお心組みだから、この際議運の希望条件としてその旨満場一致決定して、政府に申し入れたらどうですか。
○渡邊委員長代理 これは七日間という短期国会でもございますので、いろいろ議事の関係もありますから、てきるだけこの状況を詳細に政府にお存えすることにします。
○淡谷委員 先ほどからしきりに短期国会と言われますけれども、これは先ほど福永官房長官から答弁がありました通り、大体松村さん外何人かの要請に基いて召集されたもので、あの要求書の中には、はつきり水害対策、MRA援助等に関しと銘打つてあるはずで、そのためにわれわれは会期のことで長いこと時間をつぶしてやつておるのですが、自信があるといつて一週間にされたわけですから、この七日間の会期でもMSAその他に関する演説を総理がされるのは当然のことだろうと思います。
○坪川委員 これは決議ということではなくて委員長を通じて政府に十分伝えるということでしよう。
○山口(喜)委員 出席要求ということは強く言うとしても、施政方針をしやベれと言つても、しやべらぬと言えばどうにもしかたがない。 (「国会軽視だ」と呼ぶ者あり) 国会を軽視するかせぬかというようなことは、それは田中君の意見を軽視するようなことにはなつても、国会の意見を軽視することにはならない。
○島上委員 私どもは、今の分自党さんの意見に全面的に賛成です。分自党からそういう意見があつたということをまじめに伝えるだけでなく、私どもも賛成ですが、おそらくはかでも賛成でしようから、議運の要請として、そういうふうにとりはからつていただきたい。
○長谷川(四)委員 各党こういう意見だつたということを、委員長が責任を持つて伝えてもらうということですね。
○渡邊委員長代理 それでは、明日大蔵大臣だけ劈頭に提案理由の説明をしてもらうことにいたします。 〔「申入れをするのじやないか」と呼び、その他発言する者あり〕
○渡邊委員長代理 もちろん申し入れますけれども……。
○池田(禎)委員 申入れですか、伝えるのですか。
○渡邊委員長代理 この申合せを申入れいたします。伝えるも申し入れるも同じことです。
○山本(幸)委員 大蔵大臣が冒頭演説をやるということを、あなたはここでわれわれに認めろというお説ですが、それをやつてしまつては申合せを伝える意義を失つて来る。だからこの際休憩して、一応今の申合せをまず先に申入れしていただきたいと思います。その結果にしましよう。そうでなければ、総理大臣がやるにしても、あとからということになるでしよう。それはおかしい。
○渡邊委員長代理 ただいまの議運の申合せを、ただちにこれから政府にお伝えいたします。
○山本(幸)委員 暫時休憩願います。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(四)委員 大蔵大臣から演説の申込みがあるというのだから、それをどうするかという取扱いですが、その前に、われわれは総理大臣、外務大臣にやれということを要請しているわけだ。それについては委員長が努めて努力するというのだから、それをやる場合にはやつて、それから大蔵大臣にやつてもらうということに順序をきめておけばいいでしよう。
○渡邊委員長代理 長谷川君のただいまの提案に対しまして、私どもは、まず大蔵大臣から申入れがあるのでございますから、これを先に先議していただきたいと思います。大蔵大臣の提案説明につきましては、これを劈頭にやらせるということに御異議ありませんか。 〔発言する者あり〕
○長谷川(四)委員 大蔵大臣から申込みがあるのだから、今あなたがこれから要請して総理大臣がやる、外務大臣がやるということになつたら、また相談することにして大蔵大臣から申込みがあることは明らかな事実だから、一応申込みがあるものから取扱いをきめたらいいでしよう。
○渡邊委員長代理 総理大臣あるいはその他の大臣から申込みがございましたならば、あらためてまた皆様方にお諮りいたしますが、大蔵大臣はすでに申入れがあるのでありますから、大蔵大臣の演説だけはこれを認めるということにいたします。
○大池事務総長 そこで、結局開会式が二時か三時かということですから、やるとすれば、その間一時間くらいでよいと思います。そうして陛下御還幸のあとで本会議を再開して、今の大蔵大臣あるいはその以前に総理、外務大臣等があればそれを入れて、ただいまの大蔵大臣の施政にかわる演説ですか、提案理由ですか、その演説をしていただく。問題は大蔵大臣の演説があつて、時間があれば引続き質疑に入るのか、それとも一応聞いておいて、あさつて質問するということになるのかということでございます。
○山口(喜)委員 一応あしたは聞きつぽなしということでいいでしよう。総理がやれば、それも聞きつぽなしということにしておく。
○長谷川(四)委員 そうして参議院に移してもらつて、翌日は、期間が短かいのだから、質疑は質疑でやる、委員会は委員会で進んでもらうというようにきめていただきたい。
○小泉委員 今の長谷川君の発言に、私改進党として補足いたしますが、党の意見は、緊急の問題を一日もすみやかに解決して冷害、水害地の国民に報いたいという気持から、こういう短期の国会になつたのでありますから、できるだけ大蔵大臣の演説に対する質問も最期にこれを切り上げたいという党の希望でございます。そこで今長谷川君が、明日に持ち越したにしても、委員会は並行するという提議を申し上げたのですが、なおまた場合によつては改進党は、たとい夜に入つても質問を終了して、全力をあげて救農国会の中心の問題に論議を進めたいという心構えを持つておりますから、さように他の党でも御了承願いたいと思います。
○池田(禎)委員 私どもも、一週間などという会期には不満で反対したのでありますが、きまつた以上いたしかたありません。そこで、こういう緊急な事態を取上げるのですから、夜といえども、日曜といえども当然やらなければならぬといういうことを主張いたします。そこで、今大蔵大臣の財政演説あるいは総理大臣、外務大臣の演説があつたら聞きつぱなしというが、これはもう少し慎重にやつていただきたい。衆参両院でやつて、その翌日から質問者を立てるか、おそくなつてからでも質問者を立てるか、もう少し検討していただきたいと思います。
○山口(喜)委員 それは明日の議運でもう少上よく御相談ずることにしたらどうでしようか。総理大臣や外務大臣がやるかどうかという意向も聞かなければなりませんから……。
○池田(禎)委員 山口さんの言うのは、どうもおかしい。この前福永官房長官は、外務大臣まではということを言つておる。それを今の、やるかどうかというようなことは、いかにも逃げようという態度が見える。
○山口(喜)委員 福永君は、外務大臣は適当な時期を見て述べるでありましようと言つたのです。
○池田(禎)委員 それならば、冒頭におやりになつた方がすつきりしていいのじやないですか。
○山口(喜)委員 適当な時期にということです。
○池田(禎)委員 だから、どうせやるなら冒頭におやりになつたらどうですかというのです。
○田中(織)委員 そうすると、あす総理その他の方はおやりになるかどうか、大蔵大臣はとにかくやりますが、あすは聞きつぱなしで、その質疑はあさつてですか。
○山本(幸)委員 改進党の御主張のように、夜にかけてもやるということには賛成ですが、質問に対しては幾分準備もいるでしようから、翌日の午前十時から質疑はやりたいと思います。
○山口(喜)委員 だから、それはあすきめましよう。
○大池事務総長 ただいまの国務大臣の演説の点は、開会式が終つたあとで大蔵大臣の演説を聞いて、それ以外の国務大臣がやられる場合は、それを聞いてあしたは終る、こういうことで一応御決定願つて、またその後の質疑等については、明日の運営委員会で御決定願う、こういうことにお願いしたいと思います。
○池田(禎)委員 大蔵大臣は財政演説をやるというのですか、補正予算の説明をするというのですか。
○山口(喜)委員 演説の通告だけで、内容は言つて来ておりません。 ―――――――――――――
○大池事務総長 それから第五番目の、田中元君に対する追悼演説でございますが、これは午前の召集手続のあと議席が指定されましてそれから会期の決定を願う、それからただいまおきめ願いました特別委員会の設置を動議でお願いする、そのあとに田中元君に対する追悼演説をお願いして、休憩して二時まで待つ、こういう順がよかろうと思いますが、どうでございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それでは、そういうことにお願いいたします。 それから追悼演説をされます方でございますが、これは同一選挙区の反対党の方というのが従来の先例でございます。同一選挙区に適当な方がおりませんでしたならば、それ以外の方からでも今まで出ておりますが、田中君は北海道の第三区でありまして、三区は川村君、それから田中君、反対党としては小会派クラブの館俊三君でございます。それから、もし反対党の第一党の改進党でおやりくださるということに話がきまりますれば、第二区の方には自由党が二人と改進党の松浦さん、第四区の方では、改進党以外に小平忠君が右派の方におられます。左派の方で山中日露史君、第五区の方では改進党の本名武君、左派の森三樹二君、同じく左派で永井勝次郎君、こういう方がおられますので、適当な方におやり願つたらいかがかと思います。
○山口(喜)委員 これは小会派の方にやはり順序として御相談するのがほんとうかもしれないと思いますが、館さんが御用意があるかどうか、もしそれがなければ、隣の区なり、他の会派の長老にやつていただくということにしたいのですが、どうでしようか。
○小林(信)委員 これはやはり前例がありますから、御本人も御用意なさつておるらしいのです。
○山口(喜)委員 それではそういうことにお願いいたしましよう。
○大池事務総長 それではそのようにお願いすることにいたしまして、次に、明日国務大臣の演説が行われるような場合、NHK並びに民間放送等で実況放送を従来もやつておつたから、これを従来通りお願いしたい、質疑があれば質疑もお願いしたい、もし明日でなくて、その次に行われれば、それもお願いしたいということでございます。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡邊委員長代理 それではそのように決定いたします。 ―――――――――――――
○大池事務総長 それからいま一つ残つておりますのは、開会式当日の式辞でございます。両院を代表して衆議院議長が読まれる式辞でございますが、これは衆参両院の理事が集まつてお打合せ願うわけでございます。そこで一応ここに事務局で刷つた案がございますから、これについて御検討願つて、それをもつて理事等の方々で御相談願つたらいかがかと思つております。 式 辞 (案) 天皇陛下の御臨席を仰ぎ、ここに第十七回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院及び参議院を代表して式辞を申し述べます。 既にわが国は独立して以来二年有余、自主日本の建設に不断の努力を続けて来たのでありますが、わが国をめぐる諸情勢は極めて複雑困難なものがあり、民生の安定は実に容易でありません。 然るに本年の数次に亘る豪雨と台風は、各地に未曽有の災害をもたらし、加うるに今夏の季候不順は、農家の収穫に甚大なる影響を与えるに至りました。 われわれはこの際、外、友邦諸国と親交を深め、確乎たる信念を持して正義と信頼を基調とする外交にあたり、内、急速に災害対策を講じてその万全を期さなければなりません。 国民もまた、自らあらゆる困難を克服し、愛国の至情をふるい起して、一意国家の興隆に努力されんことを望んで止みません。 ここに開会式を行うにあたり、われわれに負荷された重大な使命に鑑み日本国憲法の精神を体し、おのおのその最善をつくして任務を遂行し、もつて国民の委託に応えようとするものであります。 という一応の案がございます。
○島上委員 私は、今これを聞きまして感じたことは、今までの式辞に比べて復古調のにおいが強いという感じを受けたのであります。それから内容について言えば、たとえば「民生の安定は実に容易でありません。」これはダレス氏の言う耐乏生活のにおいを感ずるわけです。民生の安定は容易でないから、お前たち耐乏生活しろ、というような意味を含んでいるような気がしてしようがない。それから「外、友邦諸国と親交を深め、確乎たる信念を持して」云々というようなことは、私はもしここでしいて言おうとするならば、隣邦諸国とでも入れる方が適当だと思うし、「確乎たる信念」云々ということは、今の国際問題と関連し考えると、何か武力行使のにおいが若干するわけです。私の鼻がよすぎるからかもしれませんが、そういうにおいがする。それからそのあと、「国民もまた、自らあらゆる困難を克服し、愛国の至情をふるい起して、一意国家の興隆に」云々、これまた復古調が強く、一億一心的な感じを受ける。私はそういう意味で、これは参議院と協議される際、こういう点については大きく修正してほしいという希望を持つております。
○春日委員 今度の国会は、救農国会と銘打たれて、召集されております。そこで第三段に、「農家の収穫に甚大なる影響を与える」ということを強調したのだと思いますが、その次の段に、「災害対策を講じてその万全を期さなければなりません。」ということがあります。そこで今指摘されたと同じように、この災害対策を強力に処置するために、「友邦諸国と親交を深め、確乎たる信念を持して正義と信頼を基調とする外交」こういうもので災害の復旧は私はできないと思う。こういうことと、さらに憲法から考えてみても、われわれは外交には当らない。外交の事務は内閣の仕事なんです。だからわれわれが外交に当るということも、これはまつたく変なことです。それから、陛下に式辞として申し述べるのに、国民に対して言わんと欲しておることを、陛下を通じて言わなくても、これは国会として国民に意思表示をする機会は他にもあろうと思う。だからよく考えてみれば、この式辞なるものは、国会を代表するという意味において、修辞学的にも、また理論的にも、首尾一貫しておらぬ。支離滅裂だから、この式辞はもう少し再検討される必要があると思います。こういうずさんなものをもつてわれわれを代表されることは迷惑千万です。
○山口(喜)委員 これは理事会にまかせておきましよう。
○大池事務総長 ただいまのような御意見は、参議院の方でも相当持つておられるようでございます。
○春日委員 この点、私は強く御注意を申し上げておきます。
○大池事務総長 ただいま御指摘の諸点は、参議院の方でもやはり御同様な意見があつたようでございまして、参議院の理事会としては、第四行目の「努力を続けて来たのであります、」そこで切つてしまつて、すぐ「然るに本年の数次に亘る」云々と行つて、「われわれはこの際、」それから次の外交のところを抜いて、「急速に」云々、それから「国民もまた、」云々の二行を削つて、最後に続けたらどうかという御意見があるようでございます。従つて、両方の理事の連合会で御決定になることでございますから、一応理事の皆さんと議長におまかせ願いまして御決定願つたらいかがかと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○渡邊委員長代理 それでは、さように決定いたします。 ―――――――――――――
○荒舩委員 過日、議運で議題になりました例の米の問題でございますが、きよう庶務小委員会を開きまして、こういう決定をいたしましたので、御報告申し上げます。 明二十三日より米食事情の好転するまで当分の間、議員食堂、議員会館食堂、傍聴人休憩所食堂に、おいては、外食券の有無にかかわらず一切米食を提供しない。但し議員会館に宿泊せる議員に対しては、議員宿舎と同等とすること。以上であります。
○山口(喜)委員 質問しますが、議員会館というものは、議員がとまることになつておるのですか。とまらぬことが原則になつておるものを、とまることを肯定して飯を与えるというのはおかしい。それから職員会堂はいいのでしよう。職員と議員と、飯を食うということについてどれだけの差別があるか。これは基本的人権に関する問題です。
○荒舩委員 それについては、こういう意見が多かつたのです。今の食糧事情から議員が自粛的に……。
○春日委員 外食券制度は認められておるじやないか。
○荒舩委員 そういう御意見があれば、あなたの方の党から出て来た小委員の方に聞いていただきたいのです。
○渡邊委員長代理 暫時懇談いたします。 〔速記中止〕
○渡邊委員長代理 速記を始めてください。 明日の議院運営委員会は午前十時に開きます。 本日はこれで散会いたします。 午後四時五十五分散会