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16回国会衆議院1953/07/29

議院運営委員会 第29号

発言数
42
登壇者
10
会派数
4
開催日
1953/07/29

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではこれより運営委員会を開会いたします。  まづ第一に、特定中小企業の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案が参議院より回付されております。これについてお諮りをいたします。事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 これはこちらから参議院の方へ参りまして、参議院の方で修正されて参りました。そのおもな点は、通商産業大臣が調整組合の設立だとか、あるいは定款を変更するとか、あるいは、合併するときに認可したり、あるいは生産数量の制限に関する勧告をいたしましたり、場合によればその組合に対して解散を命ずるというようなこと、もしくは省令を制定するような権限があるのでありますが、その場合に、通商産業大臣限りでやらずに、関係大臣の同意を得なければならないという大きな修正をつけたのが、この修正の一番大きな箇所であります。その以外は、準用規定を明記しただけであります。この修正回付案に関して各党の態度がおきまりになりましたならば、至急上程をしていただきたいと考えます。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 今お聞きの通りであります。回付案の取扱いについて御協議をいたします。     〔「次会々々」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではこの取扱いについては、明日の運営委員会まで留保いたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、日本工業標準調査会委員に参議院議員奥むめお君任命につき国会法第三十九条但書の規定による議決を求めるの件・事務総長より御説明申し上げます。I

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 これはお手元に奥むめおさんの履歴並びに任命する理由がお配りしてあると思いますが、この日本工業標準調査会の委員に奥むめおさんが学識経験者としてきわめて適任であるから、これを任命いたしたいので、国会法第三十九条の但書による議決を願いたいこういう申出でございます。     〔「次会々々」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 本件も明日の委員会で決定いたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、外務省参与に小金義照君、早稻田柳右エ門君、岡崎真一君の二君を任命するにつき国会法第三十九条但書の規定による議決を求めるの件であります。事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 これは、昨日椎熊委員からもちよつとお話がありました件のように了承いたすのでありますが、東南アジア諸国との経済提携を強力に促進するため、小金義照君、早稻田柳右エ門君、岡崎真一君の三君を外務省の参与として、向うに経済使節として派遣いたしたい、こういう要求でありまして、お手元に履歴並びに理由等をつけまして本院の議決を求めて来ているわけであります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 これは、昨日椎熊君からもちよつとお話がありましたが、実はわが党としてはまだ党に諮つておりませんので、明日まで留保していただきます。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは本件も明日の委員会において最終決定をいたすことにして、本日に留保いたします。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、決議案の取扱いについてお諮りをいたします。日中貿易促進決議案、各党共同提案、中井一夫君外六十二名提出、事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 これは昨日の委員会で、各派一致のものであるから本日やつたらどうかというので、本日の日程第一にも掲げてございますが、決議案の内容は、政府は、すみやかに日本と中華人民共和国との貿易上の制限を、少くとも西欧並にいたしまして、相互に通商するための渡航制限を緩和するなど、日中貿易促進について適切な措置を講ぜよ、こういう意味の決議案であります。昨日一応おきめを願つたのでありますが、本日どういうぐあいにお取扱いになりますか、御決定を願いたいと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 これはだれが趣旨弁明をやりますか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 趣旨弁明は、各党のお話合いのもとに中井一夫君がやります。本日これを上程するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、本日上程することにいたします。これについて賛成討論の申出がありますが、いかがでしよう。賛成討論をやることになると、各派全部やるようになりますが、全会一致のものですから、今までの前例によつて趣旨弁明だけで……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 実はこの件について中井さんが趣旨弁明をなさるということでありますが、実は各党で賛成演説ができるようにするという話合いが下きておるように聞いております。私どもは、できるならば短時間でもよろしいから許していただきたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 そういう話合いがあつたかどうかわかりませんが、今までは、満場一致の決議案は賛成討論はやらないという慣例で来たので、それはむずかしいということをきのうも申し上げたのであります。あなたの方がやれば、右派も、改進党も、分自党もみなやることになり、賛成討論を四、五人もやる必要はないと思いますから、従来の慣例通りで御了承願いたいと用います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ごもつともと思いますが、かねがねいろいろ話題を残しておる日中貿易でありますから、この際特別に短時間でよろしゆうございますからお許し願います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 お諮りいたします。子ういう例をつくれば、今後もそうい4ことになると思います。各党のこれに対する賛否の意見をお述べ願います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 満場一致の決議案、各甘共同提案のものですから、それに賛成討論するということもおかしい、重複することになる。私どもは、今までの慣例はよき慣例であつて、あえてこ七を破る必要はないと思いますから、慣例通りやつてもらいたいと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 大体、従来この種の取扱いに対しては、ただいまお話のあつたように取扱いをしておりますから、従つて賛成討論はこの際避けた方がよかろうと思います。万一左派の方でやられることになると、当然われわれの方でもやらしてもらわなけばれならぬ事態にならざるを得ない。そういう面から御了解を願つて、従来の慣例に従つていただくように願いたいと思います。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 椎熊委員、土井委員と同意見であります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 この際左派に御相談申し上げますが、従来通りでいかがでしよう。あなたの方がやると、右派も改進党も全部やることになりますし、満場一致のものですから、ぜひそういうことにお願いいたします。     〔「了解々々」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは決議案は中井一夫君の趣旨弁明、これは二十分以内でお願いいたしたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、本日の議事についてお諮りいたします。まず事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 本日の日程について御説明申し上げます。日程第一の日中貿易は、趣旨弁明を中井一夫さんがやります。これの採決は起立でやりますか。異議なしで行きますか。     〔「異議なしで行こう」と呼ぶ者あり〕

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは異議を問うことにいたします。日程二から四までは一括上程でありまして、地方行政委員長の中井一夫さんがやることになつております。中井さんは前にも立つておられますから、あるいは理事にかわられるかもしれませんが、今のところ中井さんがやることになつております。反対討論が二と三に対してありまして、左派の西村力弥君、右派の門司亮君・討論が終りますれば二と三だけは起立採決、四は修正でありますが、全会一致であります。それから日程五から九まで五案を一括いたしまして、大蔵委員長千葉三郎君が報告をされます。そのうち、五と六は左右社会党両派が反対でありますので、五と六は起立採決、七は修正であります。八と九は修正なし、それで七、八、九、三案とも全会一致であります。それから日程第十及び十一は、文部委員長辻寛一君が報告をされまして、両案とも修正でありますが、十の方は社会党の左派、小会派クラブが反対のようであります。従いまして十は起立採決、十一は全会一致であります。  これで日程に掲げられました分は終りますが、お手元にあります委員会において審査中の議案の中で本日上りまして緊急上程を願い出ておる分があります。ただいま上つておりますものでは、お手元にあります審査中の議案の中の大蔵委員会九件の中の初めの方が五・六件ずつと上るようですが、現在上つているのは、信用金庫法の法の一部を改正する法律案、二つ飛びまして食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案この二案が上つておりまして、二つとも修正であります。この一案に対しては左右両派が反対のようであります。もし討論がなければ、この両案は起立採決。この以外にも大蔵委員会から上る予定のものがあるそうであります。それから農林委員会の下の段の二つ目の土地改良法の一部を改正なる法律案、それから一つ飛んで畑地農業改良促進法案、この一案が全会一致で上つて来る予定になつております。これが本会議までに間に合えばぜひお願いしたい、こういうことであります。なお、一番初めの人事委員会の二件、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、その次の昭和二十八年六月に支給されるべき国家公務員に対する期末手当の臨時措置に関する法律案、この一案は、本日の本会議までに上つて来るように聞いております。もし上つて来たら、全会一致の案でありますから、これもお願いしたいと思います。

松井政吉日本社会党(右)

○松井(政)委員 人事委員会の一般職の問題については討論があります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 会期も切迫していることでありますから、なるべく上げるようにいたしましよう。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 全会一致で来るやつは上げる、それから討論があつたりなんかするものは、次回にまわそうじやないですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 大体そういう方針で今までも運営して来ましたが、会期も切迫しておりますし、案件が山積しておりますから、人事委員会のものはなるべく上げたいと思います。次々といつても、会期がなくなつてしまいますから……。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 これは明日上程を願いたい。今委員長の要望で、上げてくれということでありますが、討論その他のこともありますから……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 お聞きの通りでありますから、本件は、上つて来ても明日の本会議に上程することにいたします。

長谷川四郎改進党

○長谷川(四)委員 きようも討論があるようでありますが、討論時間の制限はありませんか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 討論は時間の制限があります。今までの慣例は十分です。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それから、今の紙の一番しまいのところに、提出されたが未だ付託されないもの二件と書いてあります。その中の一番最初の理科教育振興法案、これは各派御一致で、委員会の審査を省略して本会議で御決定を願いたいということであります。まだ付託されないというのは、委員会でもつて一致のもので、委員会の案としてこしらえている最中だつたので、こういうものを今やつているという意味で書いたのですが、これは委員会で各派一致ででき上つて参つておるので、本日上程いたしたいという御要求があります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 理科教育振興法案を上程することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さよう決定いたじます。なお討論時間は従来の慣例通り十分ということにいたします。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山中貞則自由党

○山中(貞)委員 討論時間十分ということは、各派前からわかつていることで念を押す必要もないと思いますが、あらためて念を押さなければならないということは、これがほとんど守られていない。常識で一、二分あるいは三分程度延びることは問題ないでしようが、五分以上も越えて二十分近くやる場合には、何とか各党へ道義的に守つてもらうように念を押していただきたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 了承いたしました。十分内外はいいが、十五分、二十分にわたらざるように議長によく交渉いたします。  本日の本会議は午後一時半でいかがですか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 明日の本会議は定刻より開会いたすことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

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