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16回国会衆議院1953/07/14

議院運営委員会 第20号

発言数
36
登壇者
9
会派数
6
開催日
1953/07/14

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより開会いたします。  さきに留保になつておりました公安審査委員会の委員任命につき同意を求める件は、各党の態度はきまつたでしようか、いかがですか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 異議ありません。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 賛成です。

坪川信三自由党

○坪川委員 賛成。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 まだ決定していません。

加藤常太郎自由党(分)

○加藤(常)委員 まだきまつていないけれども、異議ないでしよう。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田春夫君 きまつてないから議場内で話します。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 議場内において、左派、小会派クラブが一致したら本日やります。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 本日の本会議の議事に移る前に、ちよつと御相談いたしたいと思います。先般来留保になつておりました尾崎行雄先生の顕彰方法について、各党においてそれぞれの立場よりこの問題を検討しておられたのでありますが、大体各党の態度が決定いたしたようですから、各党より態度の御表明を願いたいと思います。

坪川信三自由党

○坪川委員 わが党といたしましては、昨日の理事会の話合いの線をさらに検討いたしまして、胸像を院内の適当な場所に設置すること、名誉議員として表彰するという点については、何の異論もありません。願わくば全会一致で、ぜひともお願いしたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 わが党は、さきに御提案申し上げまして御賛同を願つたのですが、その顕彰方法の内容については、一応幾つかの例をあげておきました。こういうことは、一つの党派でも反対があつたのでは好ましくないし、尾崎先生のお考えからしても、そういう場合だとお受けにならないようなことがあつても困るという点を考慮して、さきに申し出たのは、ほんの一応の素案にすぎない。従つて、各党が共通して認められるという最大公約数で一致するなら、わが党がさきに提示したものを一切取下げてもけつこうであります。ただいま自由党から、胸像を飾つておくこと、衆議院の名誉議員という称号を与えること、これに各党が御賛成だということならば、一番われわれの希望しておる最大のことを御賛成くださつたのですから、他はすべて撤回しても異議ございません。どうぞさように願います。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 尾崎さんの顕彰問題ですが、実はわが党としては、当初改進党から出されました案については相当の議論があつて、むずかしかつたのでございますが、昨日の議運の理事会等において大体意見の一致を見ました、顕彰の具体的な方法の一つとして、五十年勤続で憲政に功労のあつた者に対し、て、衆議院の名誉議員としての称号を与える、こういう点については、わが党は、顕彰の方法の一つとして賛成をいたすことに決定をいたしました。第二の、胸像を衆議院の中の適当な箇所に置くということも、意見の一致を見て賛成することにきまりました。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 ただいま皆さんからお話になりました点については、大体わが党でも賛成ですけれども、わが党で多少議論のありました点は、名誉議員にいたしまして、それから後尾崎さんがまた立候補され、議員に当選されるような場合において、名誉議員と現議員の関係について多少疑義がございました。そういう点については、名誉議員として表彰される限り、今後立候補されるようなことはあり得ないのではないかというような、その間に議論等もありまして、われわれも多分にその方面に重点を置きまして、将来議員として再び出て来るようなことがない方であれば、この際五十年以上も勤続されて憲政に努力されておる人を、名誉議員としてこれを表彰することについては何らやぶさかでない。こういう意味合いにおいて賛意を表しておるわけであります。

加藤常太郎自由党(分)

○加藤(常)委員 わが党といたしましては、先日の理事会で意思を表明した通り、大体ただいま椎熊君からお話のあつた一案については、原則として賛成であります。ただ、これを正式の党の機関に諮つておりませんので、その点だけは御了承願いたい。多分間違いないと思います。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田春夫君 この前から、議運では顕彰方法につきいろいろお話がありましたが、小会派クラブでは、尾崎さんを何らかの方法で顕彰するという点については異議ありません。しかし、先ほどから理事会で云々というお話があるが、私の方は理事会に出ておりませんから、どういうことをおきめになつたか私は知らない。そこでこの前の申合せの通り、委員長は、そういう問題がかかつたらまず第一に理事会の報告をされることになつておるはずですが、何をおきめになりましたか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それはこの前申し上げましたが、この前御欠席でおいでにならなかつたのであります。あらためて申し上げます。先般来、理事会でしばしば各党間で話し合つた結果、結論は衆議院名誉議員という称号を与え、適当な場所とおつしやいましたが、衆議院の議員の昇降口、あの正面の所へ胸像を設置する、この二点が理事会において決定したのであります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 議員の昇降口というと、本館の台座のある所ですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでありません。あれは国会の正面の玄関になるので、参議院との関係もあるから、衆議院の正面ということであります。向うは三つとも全部立像でしよう。そこへ胸像ではおかしいし、参議院との交渉の関係もあるので、とりあえず衆議院の正面玄関ということであります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 立像をつくつたらどうですか、前にそういう話があつたでしよう。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 あつたけれども、立像については、尾崎さん自身が拒否されたこともある。そういうこともあり、なお、それですと、国会全体が承認する形でなければならぬので、今回のは、衆議院に五十何年おつたということを顕彰する意味で、衆議院だけの限定したものにした。それから現に生存しておる人でもあるから……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 理事会の決定は、その通りであります。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田春夫君 私の方では、名誉議員という名称をつけることについても、実は疑義があると言う人もある。顕彰するということについては、もちろん異議はない。その方法について問題があるというので、理事会の決定等の正式な話は、きよう初めて伺うのであつて、われわれの方としては、きようは決定できません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 明日でけつこうですが、何べんも報告して大分研究しておることで、積号を与えることも、何ら憲法上の支障がない。ただの名誉議員というのでなく、衆議院の名誉議員という称号を与えることには、何ら憲法上さしつかえない。  それでは明日の議運において最終決定をいたします。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 岡田さんに特にお願いしておきますが、こういうことですから、一人でも異論があつたりするとみつともないし、本人も不愉快だろうと思うから、何とかまとめてくれませんか。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田春夫君 努力いたしますが、ちよつと懇談にしてもらいたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは懇談を終ります。  次は本日の議事日程について事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 本日の議事日程に入る前に、先ほど一応お話合いがありました公安審査委員会委員の任命について、まだ態度の御決定にならない会派の方で、本会議までの間に御決定ができますれば、議長発議で簡単なことでありますから、一番最初にお願いをして、それから議事日程に入ることに御了承願いたいと思います。  議事日程の方では、日程第一の承諾を求める件六件については、全部承諾を与えることに全会一致でなつておるそうでありまして、決算委員長田中彰治君が報告をいたします。日程第二と第三は、内閣委員会の理事上林與市郎君が報告されまして、反対討論が二人ございます。社会党左派の島上善五郎君と、右派の冨吉榮二君の反対討論がありまして採決。日程第四から第十三までは大蔵委員会のものでありますが、そのうち、第四から第六までには反対がありまして、第七以下は全会一致でありますから、わけまして、第四から第六までをまず一括上程いたします。大蔵委員会の理事苫米地英俊君が報告されます。日程第四については、反対討論として右派の日野吉夫君があります。日程第五と第六については、やはり右派の春日一幸君が反対討論をなさいます。この二名の反対討論がありまして起立採決。日程第七から第十三までの七案につきましては、全会一致であります。これは大蔵委員会の理事内藤友明君が御報告になります。次に日程第十四、第十五については、通産委員会の理事中村幸八君が報告されて、全会一致であります。日程第十六、第十七は、運輸委員長關内正一君が報告されて、全会一致であります。日程第十八、第十九の二案は、文部委員会のものでありますが、これは理事の坂田道太君が報告されまして、これまた全会一致であります。次の日程第二十は、法務委員会のものでありまして、法務委員会理事の鍛冶良作君が報告されて、全会一致であります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 ぼくの方は反対してないかね。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 全会一致になつております。

松井政吉日本社会党(右)

○松井(政)委員 反対になつておると思いますから、あとで調べてみます。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田春夫君 こつちも反対だつたと思うが、あとで調べます。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 私の方も調べさしてください。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 もし御反対があるようでしたら起立採決。日程第二十一は、地方財政法の一部を改正する法律案で、地方行政委員長の中井一夫君が報告されまして、これには反対があります。社会党左派、右派とも反対で、討論はございません。これは起立採決にお願いします。日程第二十二、二十三は、一括して厚生委員会の理事青柳一郎君が報告されます。二十二の方に対して左派、右派が反対でありまして、左派の長谷川保君が反対討論をされます。二十三の方は全会一致であります。本日の議事は、以上申し上げた通りであります。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 反対討論のあるものに対しては、討論時間は前例通り十分以内、採決は起立採決ということで御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。  本日の本会議は午後一時半から開会いたします。次回の本会議は十五日定刻より開きます。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十四分散会

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