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16回国会衆議院1953/07/11

議院運営委員会 第19号

発言数
59
登壇者
11
会派数
6
開催日
1953/07/11

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより開会いたします。  前会問題になつておりました公安審査委員会委員の任命につき、挾間茂君及び廣瀬豊作君を承認するについて、本日の本会議に諮りたいと思いますが、いかがでございますか。

加藤常太郎自由党(分)

○加藤(常)委員 次会まで御延期を願います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは次会に決定をすることにお願いいたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお、西日本水害被害状況の対策を報告するため、大野国務大臣から発言を求められておりますから、これを本会議で許可いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 さよう決定いたします。  次に、スト規制法案が本日午後一時ごろ上ることになつておりますので、これを本日の本会議劈頭に上程するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 さよう決定いたします。  それでは本日の議事順序について事務総長から報告をいたさせます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは本日の議事順序について御協議を願いたいのでありますが、ただいま御決定を願いました大野国務大臣の報告を劈頭にお願いいたしまして、次にただいま御決定になりましたスト規制法案を緊急上程願いまして、それについて討論等がございますから、その取扱いはあとから御協議願うことにいたしまして、本日の日程に上つておりますものについて御説明をいたします。  まず日程第一は、決算委員長田中彰治君の報出品の予定でありまして、全会一致の案でございます。日程第二と第三は、内閣委員会理事上林與市郎君が報告されまして、これに対しては社会党左右両派が反対で、左派からは島上善五郎君の反対の討論がございます。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 私の方は留保しておきますから……。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 日程四から十三までは一括上程でありまして、大蔵委員会の理事内藤友明君が報告いたされます。その中で、日程四から六までの三案については社会党右派が御反対のようでございますが、これは別に討論の通告はございません。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 われわれの方は、討論は春日君がやることになつております。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは日程四、五、六については、反対討論として社会党右派の春日一幸君の討論の通告があります。そういたしますと、この十三まで一括上程した際、この反対討論をするわけであります。そうして討論が終りますれば、四、五、六は起立採決をして、七から十三までは全会一致でございます。それから日程十四、十五、これは通産委員会の理事中村幸八君が御報告になりまして、これは全会一致でございます。それから残りの十六、十七は、運輸委員長關内正一君が報告されまして、これも全会一致でございます。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 十六、十七は全会一致ですか。間違いありませんね。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 間違いございません。一六、十七は全会一致になつております。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、まずスト規制法の取扱しについて御協議願したいと思います。ただいまのところ、討論の通告がありますのは、反対が社会党左派の山花秀雄君、それから右派の矢尾喜三郎君、小会派クラブの中原健次君、賛成の方は、自由党は倉石君の予定だそうでございますが、なお変更の場合は、場内において申し上げることにいたします。同じく賛成改進党の高橋君、自由党分党の山村君。それから前田公の先例によると、委員長報告に対する質疑は十分以内ということになつております。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 質疑は今度はありません。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 討論は、この前はおのおの賛成、反対二十分以内、小会派は十分ということにきめておりますが、この前の通りでいかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは、前会通り賛成、反対の討論は、おのおの二十分、小会派は十分といたします。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ちよつと質問したいと思います。小会派の中原健次君の反対討論ですが、これは小会派全体がまとまつたものですか、どうですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 まとまつていないようですね。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 それでは認められない。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 小会派クラブ全体として反対かどうか、それを確かめてください。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 小会派の方、いかがですか。

館俊三小会派クラブ

○館委員 小会派クラブとしては、中原健次君を出すことにきめておるのです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それはクラブ全部を代表してやるのですか。全部が反対なのですか。

館俊三小会派クラブ

○館委員 これは中原健次君を出すとか、だれを出すとかいうことにおいては、小会派クラブ内部において次々に出しておるのでありますから……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 これはかなり考えてやらなければならぬことです。要するに、小会派クラブ全部がまとまつて反対だというのならいいけれども、単に中原健次君を出すというだけで討論に立たせるということは、将来の悪例になりますから、前例の問題を考えてやらなくちやならぬ。

坪川信三自由党

○坪川委員 これは討論ですから、全部一致でなくちやいけません。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 小会派クラブはまとまつておらぬと思います。従つて、この際は遠慮してもらいたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 改進党は……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 同様です。

正木清日本社会党(左)

○正木委員 私は小会派クラブの館さんに、ひとつ小会会派クラブの事情をここで御説明願いたいと思います。どういう事情にあるのかということを説明していただきたい。

館俊三小会派クラブ

○館委員 ……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御発言がないようでありますから……。右派の方はどうですか

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 私の方は、原則としては――小会派クラブまこの前岡田君が出ておりましたが、質問の場合はよろしいが、賛成、反対という場合には、小会派クラブが一本にまとまつて、この法案については小会派クラブ全員あげて反対だというのであれば、その代表として反対討論されることについては異議のないところです。要するに、この原則をまず確立しておいてもらうということです。しかしこの場合、特に特例として認めるかどうかということになりますと、これはわれわれは、特にこれを前例としないということを條件として発言を認めるということには賛成いたします。

加藤常太郎自由党(分)

○加藤(常)委員 原則は、各党が今言つた通り討論ですから、これはいけないと思いますが、今回の場合は、わが党としては認めてもよろしかろうと思います。但し特例でありますから、代表という意味でないことを、特に討論にあたつて述べてもらわないと、意味がわからない。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお今後の取扱いについて、これは重要なことになりますから、個人の意見をこういう場合許すということは、前例でないといつても考えなければならない点がありますが、小会派クラブの代表が出ておりますから、館岩からなお……。

館俊三小会派クラブ

○館委員 とにかく小会派クラブの中から出ておる中原健次君に、どういう形であつても発言さしていただきたいということが第一であります。それからその次に、今土井委員から言われたように、岡田君が前回、討論のときには小会派クラブが全会一致で賛成、あるいは反対のときだけ発言をするのだということを言われたように今聞いたのですが、それは私はまだ確認しておりませんので、その点については小会派クラブに帰りまして、代議士会を開いて、そういうことにきまつておるのかどうかということを聞いてみたいと思います。ただ、この際は何も言いませんが、中原健次君の発言を、ぜひひとつ許していただきたいと思います。

坪川信三自由党

○坪川委員 今の館君の御意見を聞いておりますと、まことに了解に苦しむのであります。この点については、やはり討論でありますから、小会派クラブの代表として討論される以上、小会派クラブが全会一致の態度でなければならぬと私は思います。従つて、これを特例として本日認めるということになりますならば、今後の討論等におけるルールがまつたく乱れると思うのであります。従つて、特例として発言を許すということについては絶対反対であります。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 ただいまの館君の方からのお話でありますが、この前の岡田君の発言について誤解があるといけませんから、念のために館君によく覚えておいてもらわなければならないことは、岡田君の発言の趣旨は、要するに小会派クラブがまとまらないような討論の場合には考慮すべきであるが、質問の場合には、態度の問題ではないからさしつかえないのだということをここで発言された。そういう意味ですから、その点誤解のないようにしていただきたい。

館俊三小会派クラブ

○館委員 そこで質疑の場合には、まとまらない場合であつても発言を許すということであつたそうでありますが、MSAの問題の質問に黒田氏を出した時分には、どうしてこれをお許しにならなかつたかということをお聞きしたい。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それはそのときの委員会の決定ですから、その決定によつて許されなかつたのです。

館俊三小会派クラブ

○館委員 そういうこともありますから、私の方は土井君の発言したことについては、小会派クラブに行つてもう一度確認しなければなりません。ただ最初申し上げた通り、きようの中原健次君の発言については、どういう形でもいいが、とにかく発言をさしていただきたい。そのあとの問題については、今後もう一ぺん小会派クラブとして確認いたしまして……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 よくわかりましたが、あなたの方ではつきりとてもらいたいことは、中原健次君をあなた方のクラブで代表としてお出しになつたのは、これに反対だということに全員まとまつてのことかどうか、その点を聞いておるのです。

館俊三小会派クラブ

○館委員 それでは全員まとまつて反対だということにするかどうか……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 そのときはこの委員会で考慮してみるというのです。

館俊三小会派クラブ

○館委員 それではすぐ帰つて、協議した上で報告いたします。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではいかがでしよう。まとまらなかつたときには許さない、まとまつたときには、許すか許さぬかは場内交渉によつて決定するということで……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 まとまつたら許すべきでしよう。

島上善五郎日本社会党(左)

○島上委員 それで大体よいと思いますが、館君に伺いたいのは、小会派クラブ代表としてやるからには、労農党としての反対意見をむき出しにするのではなくて、小会派クラブ代表として討論されるわけだと思いますが、そうでしようね。

館俊三小会派クラブ

○館委員 それでは発言できない。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではこの取扱いは、今申し上げた通りに決定いたします。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 この採決は、記名投票にしていただきたい。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それではスト規制法については、採決は記名投票といたします。  それから本日の日程のうち、第二の外務省設置法の一部を改正する法律案、第三の保安庁法の一部を改正する法律案、これについて反対討論があります。それから四、五、六、これにも反対討論がありますが、本日は時間の関係上、次回の本会議にまわしたいと思いますが、いかがでございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは日程二、三、四、五、六、この五案は次回の本会議に上程することに決定いたします。  本日の本会議は午後二時開会でいかがでしようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは午後二時に開会いたします。  次回の本会議は七月十四日火曜日、定刻より開会いたします。  なお尾崎行雄先生の顕彰方法について、今週中に具体的な意見をまとめることになつておつたのでありますが、本日は御承知の通り重要法案もありますので、十三日午前十一時から、理事諸君のほかに各党を代表するような人一名ずつお集まりいただきまして、結論を出したいと思いますが、いかがでしようか。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 それは理事会でいいでしよう。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは理事会を十三日午前十一時に開きます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 ちよつと御了承願いたいと思いますのは、水害地緊急対策委員会から現地の方に派遣されました六名がこちらに帰つて来るについて、国会の開会中で重要法案があるから、飛行機で帰つて来たいということでございますので、この点御了承を願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは本委員会はこれで散会いたします。     午後一時十一分散会

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