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16回国会衆議院1953/06/30

議院運営委員会 第13号

発言数
51
登壇者
8
会派数
6
開催日
1953/06/30

会議録

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これより会議を開きます。  前回の委員会におきまして、戦争犯罪による受刑者の特赦に関する感謝の決議案を上程することに決定いたしておつたのでありますが、その後外務委員会より、さきに戦犯関係者を釈放いたしましたフランスにも同様の感謝決議をいたしたいということがありましたので、前回の本会議においては、場内渉交によつてこれを延期いたしたのであります。しかし、なおこの決議案院運営委の取扱いについては、確定的に発表される七月四日においてこの決議案を上程するのが適当じやないかという各党からの話もありまして、七月四日にこれを上程することにいたしたいと思いますが、一応お諮りいたします。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議ないものと認めて、さよう取扱うことにいたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、時間は二時半か三時ごろになる予定ですが、郵便法の一部を改正する法律案、これが参議院においてただいま審議中でありますが、三時ごろ、七月一日という実施の期限を七月五日に参議院の方で改めて、こちらに回付になつて参るはずであります。この取扱いに関することを一応事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 郵便法の一部を改正する法律案は七月一日の施行になつておりますので、先般緊急上程をお願い申し上げまして参議院に送つた案でございますが、参議院の方で本日本会議にかかることに相なりましたので、本日の本会議で終りまして明日から施行することになりますと、料金関係で公布もしなければならぬとか、そういう手続があるために現実に間に合わないので、七月一日というのを七月五日から施行することに修正して参るわけであります。これはまつたく郵便関係の仕事の面に支障があるということからであります。それが本日の二時半に向うの本会議に上程される予定になつておりますので、従つて本日中にこちらに回付して参ります関係から、これを本院で承認するかしないかという手続が必要でございます。従いまして、これに各派で御異議がなければ、本日の本会議に緊急上程をお願いしたい、こういう関係について御協議を願いたいと思います。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 私は郵政委員ですが、これは小包料金の値上げの問題でありまして、本来七月一日から実施するように法案にはなつておりますが、ただいま事務総長から説明されたような関係で、七月一日から実施することは事務的な関係で事実上不可能であるというので、参議院の方で五日ということに修正して来るわけであります。これは、おそらく各党とも、事務的な関係で不可能だというような面から、当然賛成していただけるだろうと思いますが、一応持ち帰りまして、それぞれの党でお諮りの上で、よろしいということであれば、これを上程して、参議院の修正に同意するということにした方がいいのではないかと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは場内交渉によつて……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 そうです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ただいま土井君の御発言の通り、これが回付になつて来た場合においては、それぞれの党に持ち帰つて協議の結果、場内交渉によつてこれを上程するか、いなかを決定する、こういうことで御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 さよう決定いたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、先般当委員会において決定いたしました――すでに現地に立つておられるのでありますが、九州の風水害の慰問団一行は、天候険悪のために一時大阪に引返して、予定の日数より遅れて、五日間では慰問の行程が終らないということでございますので、一日遅れるということで御了承を得ておきたいのであります。それから、帰りも飛行機でないと支障があるので、帰りも飛行機にしてもらいたいという現地からの連絡があつたのであります。これは承認いたすよりほかにないのじやないかと思いますが、一応お諮りいたします。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 ちよつとお聞きしたいのですが、もう現地の方に行つたのですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 その辺につきましては事務総長から御説明を申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 実は日曜日に立ちましたのでありますが、日曜の三時幾らの飛行機で立つ予定が、天候の関係でよほど遅れまして、六時ごろの飛行機で立つたわけであります。それが福岡まで参られませんで、途中から大阪に引返して大阪どまり、こういうことで一日遅れてしまつて、本日は団長等は佐賀の方に参つております。そういう関係で、もう現地に行つて、各自わかれまして動いておられるようでございます。従つて、九州方面の一部交通の不便なところ、鉄道の不便なところがありますので、帰りが汽車だということになりますと、ばらばらになつて遅れてしまう関係がありますから、帰りも飛行機に願いたいという申出がございます。そうしていただければ、五日間を六日間の出張にしていただけば間に合うということで、電報で要請が来たのであります。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さよう了承することに決定いたします。  なお水害地緊急対策特別委員会の委員の各党よりの申出が本日ありまして、この委員会の成立を見ると思います。さよういたしますと、次の本会議は七月二日になりますので、その間において水害地緊急対策特別委員会より現地に派遣するいとうような申請が出て来るかどうか。もしこれが出て来ました場合においては、議長において、この委員会に諮らず、六名以内を現地に派遣することに、本日のこの委員会において決定いたしておきたいと思います。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 次の本会議以前に出す場合もあり得るというわけですね。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 そうです。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 しかし、現在衆議院の慰問団としてすでに参つているわけですから、すぐということより、ある程度その人たちが帰つて来て、状況を見てから行くという形の方がいいのじやないか。現地は相当混乱しておるし、そういう状況を向うで見て来た慰問団の人が帰つたあとでやるということの方がいいのじやないか。そういう意味で、二日の衆議院の本会議以降にその問題を取上げることにして、今そういう派遣するということを考慮する必要はないのじやないかと思いますが、どうですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 ただ、こういうことがあります。行政府である政府としては、すでに向うに対策本部というようなものを設けておりますので、本日この委員会ができ上りますれば、委員長の互選をして、ただちに立法府においても視察団を送ろうということで、各党一名ぐらいずつ現地にやる必要があるということで当該委員会できまりますれば、そういうことが申入れになつて来ると思います。そういう事情が生じた場合、議長においてあらかじめ当委員会で承認を願つておきたいというのであります。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 反対するというのではないのですが、そういう点、あまり引続いて行くということより、調査団が帰つて、その経過に基いてやつた方がいいのじやないですか。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 よくわかりますが、これは当該委員会で委員長がきまりまして、政府の代表者も行つておるのだし、各党から出て行きたいということが出て参りますと、これを早くきめなければならぬと思います。なおこれについては各党の御意見を伺いたいと思います。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 特別委員会がまだできておりませんし、委員長がきまつておらないのに、緊急を要することはよくわかりますけれども、やはり委員会ができて自発的な形ができない以前に、運営委員会でそのわくを先にきめておくというのも、ちよつとどうかと思うのです。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これはきよう委員会が構成されます。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 それはわかるのですが……。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 これは予定された行動ですから……。もし予定されていないならばそういうことを先にきめておくことはおかしいのですけれども……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 今岡田君の言う意見は、すでに本院から派遣しておる委員の諸君が帰つて来て、それから状況を聞いて派遣してもおそくはないではないかという説でございますが、実はその点については私はこういう考えを持つのです。すでに行政府としては大野国務大臣を派遣しておる。それぞれ現地において、対策ばかりではなくて、陳情その他も十分聴取しておる。それと並行して、立法府から派遣するこの調査委員の諸君において、現地において、各方面の現状の視察は言うまでもないけれども、さらに進んで、いろんな各般にわたる陳情をなるべく早く生のままのものをキヤツチする必要があるのじやないかと思われるので、すでに本日委員の任命があれば委員会が構成されるし、委員長もきまるし、同時に委員の派遣の問題もなるべく早くやつた方が効果的であろうと思う。従つて、先に派遣した委員の人が帰るまで待つのじやなくて、その派遣する必要があるというならば、議長が運営委員会に諮らなくても、議長限りにおいて認める、委員数その他のことについても議長に大体一任するというくらいの緊急措置をとつてもらつた方がいいのではないかと思います。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 私も別段こだわつておるわけではないが、問題はやはり、今お話の向うからの陳情というのも、衆議院の院議をもつて派遣せられた慰問団にも当然陳情もあるだろうと思う。ですから、その程度の、当面の問題としての陳情等は、今度行つておる十何人かの人が聞いて来るだろう。もつと水が引いてしまつたあとの問題を考慮してやるとするならば、ある程度、二、三日の間を置くなり、五、六日の間を置いてやつた方がむしろ効果があるのじやないかと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 どうでしようか、委員派遣の件は、当該委員会において承認を求めて来た場合、委員数その他を本委員会において決定しないで、議長においてこれに承認を与えるということをきめておいても何ら支障がないと思いますし、もし当該委員会から来なかつた場合には、七月二日以降になると思いますから……。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 さよう御了承願つておきます。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 なお同様の関係ですが、労働委員会において、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案の公聴会を開くことに本日午後決定して、議長の方に承認を求めて来るらしいのであります。これも二日までできないということになると、重要法案の審議に支障を来すのでありまして、二日まで本委員会がないとすれば、この要請が議長にありました場合議長の手元でこれを処理することを承認しておきたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅家喜六自由党

○菅家委員長 御異議がなければ、さように決定いたします。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 今の問題と関連してですが、異議はございませんが、御存じの通り水害などのような突発的な問題と違いまして、委員会に付議されておるのだから、なるべく早い目にそういうことの決定を見て、その決定を見たものをこの委員会に申請してもらう、そういう手続を各委員会でとつてもらわないとまずいと思います。このことはこれでよろしいが、将来のために、この点についての御注意を各委員長にお願いいたしたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 了承いたしました。今の土井君の御発言はごもつともでございますから、その点、各委員長に要請することにいたします。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、この前保留しておきました人事承認の件でございますが、本日態度を決定いたしたいと思います。まず改進党から……。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 賛成。

島上善五郎日本社会党(左)

○島上委員 賛成。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 異議なし。

加藤常太郎自由党(分)

○加藤(常)委員 異議なし。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 異議なし。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 自由党も御異議ありませんね。

坪川信三自由党

○坪川委員 異議なし。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは満場一致御承認いただくことに決定いたしました。     ―――――――――――――

菅家喜六自由党

○菅家委員長 次に、本日の議事について事務総長より御説明申し上げます。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 本日の議事は、まず先般残つておりました日程一から六までに入るわけですが、ただいまの水害地緊急対策特別委員会の委員が各党から出ておりますので、これは議長が追つて指名することになつておつて、公報でもよろしいのでありますが、議長発議のことでもあるから、きよう議場でこれを指名した方がよろしいということになれば、最初にこれを指名して、それから日程に入りたいと思いますが、いかがでしようか。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 議場でやつてください。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 それでは議場で、各党から出て参りました、昨日おきめ願いました水害地の特別委員の指名を議長がいたしまして、それから議事日程に入る。日程一から六まで、これは外務委員長の七塚司さんが御報告になりまして、全会一致でございます。それから日程七と八、これは通産委員長の大西禎夫さんが御報告になりまして、小会派に御反対の方があるようでございますから、これは起立採決、それから日程九、十、これは運輸委員長の關内さんが御報告になつて、全会一致でございます。そこで緊急上程をお願いいたしたいものは、先ほどお話になりました郵便法の一部改正の回付案を各派が御承認になつて、本日上げてよろしいということになれば、これを参議院からまわり次第お願いいたすことと、それから労働委員会から一つ上つて参ります法律案、これは七月十日の施行に相なる予定になつておりますから、これも全会一致のようでございますのでお願いいたしたい。これは非常に長い名前でございますが、倉石忠雄君外六名提出になつております、日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律、こういう法律が現在あるわけでございますが、それの一部を改正する法律案でございます。これが労働委員会から上つて来る法律案でございます。それと、大蔵委員会から、国際復興開発銀行等からの外資の受入に関する特別措置に関する法律案、これが全会一致で上つて来るはずでございます。この二案が大体午二時に開会いたしまして、二時半から三時までに上つて来るはずでございますので、この二法案をお願いいたしたいと思います。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 きようの議事日程で第六まで、これは一括ですね。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 一括でございます。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 この第六までの場合については、外務委員会では全会一致になつておるそうですが、私の方の会派の特殊性において、反対の者もあるかもしれませんから、その場合には場内で交渉いたしますから、御了承願つておきたいと思います。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 もし反対がありますれば起立採決になります。

岡田春夫小会派クラブ

○岡田(春)委員 それから今の労働委員会、大蔵委員会、これもそうなるかもしれませんから、御了承願つておきたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員長 それでは本日の本会議は午後二時半、次回の本会議は七月二日定刻。   本日はこれで散会いたします。     午後一時三十二分散会

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