議院運営委員会 第7号
- 発言数
- 24 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1953/06/18
会議録
○菅家委員長 これより開会いたします。 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案の件について、議長より諮問を受けております。この際各党の態度を伺います。
○坪川委員 本法案に対する質疑その他につきましては、前国会において十分論議も尽されておると思いますので、わが党といたしましては、本会議においてこれに対する質疑を行うことに反対であります。
○椎熊委員 すでに法案が委員会に付託されておるのですから、本会議に上程するの必要を認めません。常任委員会においてすみやかに審議されんことを希望します。
○正木委員 わが党といたしましては、諸般の事情を勘案いたしまして、スト規制に渇する法律案を本会議にかけることを略して、委員会で審議することに同意します。
○土井委員 わが党は、過般も申し上げておりましたように、本法案は、きわめて重要な法案でありますので、本会議に上程いたしまして審議することに賛成します。
○池田(正)委員 私の方は、原則として一応本会議でやるべきであるという建前を堅持しておる。根本精神としてはそうあるべきで、それを曲げるべきでない。あくまでもわれわれ今後の議会運営については……。
○菅家委員長 御趣意はわかりましたから……。
○岡田(春)委員 われわれの方としましては、前国会、本会議で質問をやるということは、国会法の改正小委員会で、国会の民主化をするという建前でこういう慣例をつくつたのだと思う。今回あらためてこれをやめるということは、特に改進党、左派の諸君が国会の民主化を叫んでおるときだけに、ぜひわれわれは本会議でやつていただきたいと思う。
○椎熊委員 国会の民主化というものの考え方について、こんなこと言わなくてもいいと思いますけれども、今のような発言がありましたので、どうしても記録にとどめておきたい。委員会中心の制度をとつたのは、国会民主化のためにやつたのです。本会議で形式的な質疑をやるということは、むしろ民主化に逆行しておることである。新国会法の精神からいえば、専門的な関心の強い人が委員会において堀り下げてやるというところに民主化があるのであつて、今日の国会法は、その点は間違つていない。本会議でやるということは、例外的に扱つたのであつて、原則的には常任委員会でやるべきだ。それが民主化を徹底せしめるゆえんである。あえてこのことをあなたと議論する必要はないけれども、民主化民主化といつて、本会議でやることが本則だと思われることを記録に残すことは残念です。われわれは、苦労して七年も八年も国会法を守つて来たのです。国会の審議の過程において、常任委員会制度というものは、世界のあらゆる会議を通じても、ことごとくそういう傾向にある。それがほんとうの民主化だということをわれわれは信念的に考えておるのです。
○松井(政)委員 ただいまの議題は、民主化に対する理論闘争の内容でなく、扱い方の問題だけだと思う。今椎熊氏が民主化の説明をされたようだが、その議論をされるということになると、われわれも意見がある。しないということならば、この問題の扱いだけで進めてもらいたい。但し、議論をするのなら、私の方にも意見がありますから、やらしてもらいたい。 〔発言する者多し〕
○菅家委員長 私語を禁じます。 もう論議も尽きておると思いますので、議長から諮問のありました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案の本会議における説明聴取の件は、大体各党の態度が表明されたようでありますが、採決をいたさず、多数の意見が本会議において趣旨弁明あるいは質疑等は行わないということでありますから、さよう決しまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。
○正木委員 政府から十四日に提出されましたスト規制に関する法律案の取扱い方については、ただいま決定を見たのでございますが、御承知のように、十四日に議員から提出されました公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案並びに地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、この二法律案は、現下の客観情勢から見て、労働行政その他全般にわたつて実に重要な案件であります。従つて私は、この重要な案件は、当然本会議において提案者の趣旨弁明を求めて、さらにこれに対する質疑をされて後、委員会に送付すべきものであると考えますので、さような提案をいたします。
○菅家委員長 ただいま正木君より、お聞きの通りの御意見でございます。右の点について各党の御意見を伺います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 全会一致異議なく、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案の取扱いについては、本会議において趣旨弁明を聞くべしとの御意見のようでありますから、さよう決定いたします。 ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、予算委員会の公聴会開会承認要求の件について議長から諮問があります、まず、事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 私から御説明を申し上げます。予算案については、公聴会を開くべしという規定がございますので、その公聴会を開きたいという承認要求があるわけであります。ただいまの予定では、二十九日、三十日の両日を予定しておるとのことであります。この両日の公聴会開会についての御承認を願いたいと思います。
○菅家委員長 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議なければ、さよう決定いたしました。 ―――――――――――――
○菅家委員長 次にお諮りいたします。海外同胞引揚特別委員会からの委員派遣承認の申請について、議長から諮問があります。事務総長から御説明申し上げます。
○大池事務総長 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会の山下委員長から、委員派遣の承認を求めて参つております。それは、中共地区から引揚者が参りますので、その受入れ援護状況を調査いたしたい、これは三班にわけまして、各班とも三日間ということになつておりまして、ちようど引揚船が入港いたして参ります予定の日をねらつて行きたい。第一班は、六月二十八日をねらつて参りたい。第二班は六月三十日、第三班は七月四日ということになつております。各班とも五名でありまして、委員長は一班に入つて行かれます。一班は、山下委員長、佐藤洋之助君、亘四郎君、有田八郎君、第二班は、庄司一郎君、臼井莊一君、帆足計君、第三班は、高橋等君、受田新吉君、小平久雄君。行先は舞鶴であります。
○菅家委員長 なお、山下委員長が御出席になつておりますから、何か御質疑がありましたら……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それではただいまの海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会からの委員派遣申請の件は、議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議なければ、さよう答申することに決定いたしました。 決議案の取扱い、緊急質問の取扱いは、次回の委員会においてこれを協議することにいたします。明日は午前十一時より議院運営委員会を開会します。 なお、本日の本会議は二時に開会いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十六分散会