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15回国会参議院1953/02/16

予算委員会 第21号

発言数
13
登壇者
7
会派数
4
開催日
1953/02/16

会議録

岩沢忠恭自由党

○委員長(岩沢忠恭君) 只今より予算委員会を開会いたします。  お諮りしたいためにお集まり願つたのでありますが、御存じの通りに目下建設委員会に付託せられておりまする道路整備費の財源に関する臨時措置法案のことでありますが、この法案によりますと、第三条におきまして「昭和二十八年度以降五箇年間は、毎年度揮発油税法による当該年度の税収入額に相当する金額を、道路整備五箇年計画の実施に要する道路法及び道路の修繕に関する法律に基く国の負担金又は補助金の財源に充てなければならない。」となつておりまして、国の歳入を拘束する結果を件う事態に鑑み、予算委員会といたしましても、不問に付することはどうかという御議論もございますので、本案に対し連合審査を建設委員会に申入れることにつき、御意見を伺いたいと思うのであります。御意見のあるかたは一つ御発言願います。

永井純一郎日本社会党(第二控室・右)

○永井純一郎君 連合委員会をやるか、或いは予算委員会の建前が総合的なものだから、連合委員会をやらなくとも、予算委員会自体でこの問題を取上げてやるというのと、二つあると思う。原則としては予算委員会は予算委員会としてこの問題の問題を取上げて十分やらなければならない目的税ということが特別出て来るわけですから。ところがまあいろいろな前例もあるのだろうと思いますが、予算委員会が、他の委員会に連合を申込んでやつたことがどういう場合にあるか、そういうのを一遍説明して頂きたいと思います。

野津高次郎常任委員会専門員

○専門員(野津高次郎君) 一昨年でしたか、継続費の問題について連合委員会を申込みまして、そうして予算委員会の意見として委員長から申述べられました。

永井純一郎日本社会党(第二控室・右)

○永井純一郎君 それで、予算委員会として、この問題を取上げて審議することには私どもはもう異議ないし結構なことだと思います。それから予算委員会として先例もあるようですが、事態としてこれを別個に取上げるかどうか、それを一つ諮つてもらい、相談してもらつたらどうでしようか。そういうふうに私は思いますがね。

内村清次日本社会党(第四控室・左)

○内村清次君 一点といたしましては、この建設委員会に只今の議案が付託せられておりますが、建設委員会の審議、それから議決の空気ですね、こういう点が私は重要な問題じやないか。で先ほども永井委員からも言われましたが、当然この問題はやはり予算を将来目的税として或る程度法律自体が拘束をして行く、前例になつて来る。こういうようになつて参りますると、予算委員会といたしましても、政府のこれに対する態度あたりは、当然これは問題にして行かなければなりませんが、併し予算委員会の実際の審議期間といたしましては、やはり来月いつぱいはこれはかかる予定でしようからして、そういう間にこれが法律化されて今の第三条の問題が法律化されて参つたあとになつたならば、これは又ちよつと予算委員会で独自に審議をいたしましても、ただ審議したというだけであつて、その法律案との関連性というような問題についての密着ができて来ないわけですから、そういうような空気が、建設委員会自体に対してはどういうような空気があるか、こういう点が私は重要じやないかと思うのですが、この点について空気をよく知つた人がありますか、どうですかね。

岩沢忠恭自由党

○委員長(岩沢忠恭君) 私が聞いているところでは、本案につきましては、御存じの通り衆議院では全会一致で参議院に送付しまして、何かこの二十三日が六十日経過するというようなことを言つておりますから、今あなたのお話の通りに、当然この予算の審議の過程において若しこれが決定すれば、ちよつとちぐはぐなことになる虞れが多分にあるのですね。ところが今の規則によりますと、六十日経過すればおのずから発効するとかというようなこともあるし、又参議院建設委員会の皆さまがたにも、相当それに対して賛成をしておられる人が多数あるように聞いておりますけれども、審議の過程、結果はどうなるか私はまだよく知りませんけれども、いろいろ問題はここに残つておるのですね。何かほかに御意見ありませんか。

森八三一緑風会

○森八三一君 問題は非常に予算の審議に関連しまして重要な事項であると思います。今委員長のお話のように衆議院では決定されましたから、日数の関係もあるというわけでありまするし、予算委員会の建前上総合的に審査ができるということからいたしまして、連合審査の前例はあるようでございますが、如何かというような御意見もあるように思いますので、予算委員会として早急にこの問題を取上げて頂きまして、そこで何か一致する方向でもありますれば、それを予算委員会の意見として主管建設委員会のほうへ申入れをして建設委員会における審議の重要な資料にして頂くというようなことで御進行願うことも一つの方法だと思うのですが、如何でしよう。

岩沢忠恭自由党

○委員長(岩沢忠恭君) そうすると森さんの御意見は、この予算委員会が総合委員会なるが故に、一応こういつた予算に関連するものは予算委員会独自の委員会を開いてこの問題を十分審議して、その結果を当該委員会のほうにその意見として申入れると、こういうことなんですね。

森八三一緑風会

○森八三一君 予算委員会が他の委員会に連合審査を申込むことはいけないという建前に立つたわけではございません。そういう意味ではありませんが、現に専門員のほうから御報告がありましたように、前例もあることでありますので、決して私それをここで何しようとするものではございませんが、今回のこの問題の取扱につきましては、今申上げたように御進行願うことがベターのように思いますので、そういう意見のあることを申上げたわけであります。

岩沢忠恭自由党

○委員長(岩沢忠恭君) お諮りいたします。只今森委員の御提言通りに、この委員会で道路整備費に関する財源の臨時措置法を審議して、そうして建設委員会のほうに委員会としての意見を申入れるということに取計らつて差支えございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀越儀郎緑風会

○堀越儀郎君 それに関連して一つ私の意見を申上げます。その前に建設委員会が採決をしないように申入れができればいいのじやないかと思います。

池田宇右衞門自由党

○池田宇右衞門君 今の問題については、折角予算委員会で今申された通り種々協議をしても、建設委員会で進行して決定されてしまつては後の祭になるという虞れがありますから、その点につきましては委員からも申した通り委員長から本日において、予算委員会でこの問題について審議の上意見を申上げたいから、それまで建設委員会が結論を出さないようにという申入れをしておいて頂くように、かように皆さんの御賛成を頂きたいと思います。

岩沢忠恭自由党

○委員長(岩沢忠恭君) 承知いたしました。そういうように取計らいをいたします。  本日はこれで散会をいたします。    午後一時五十四分散会

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