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15回国会参議院1952/12/15

通商産業委員会 第5号

発言数
30
登壇者
6
会派数
5
開催日
1952/12/15

会議録

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それでは只今から通産委員会を開会いたします。  本日は前回の経済安定委員会との連合委員会におきまして、只見川筋上田、本名、両発電所の東北電力に対する許可、東京電力に対する取消の指令並びに当時のいきさつについて、当日御出席の政府委員のかたがたの答弁が、当該大臣の変更その他のために明確を欠いておるということから、当時の関係者を呼んで聞こうという話合いになつておりましたが、本日はあのときの通り、本問題に関して証人若しくは参考人として当時の関係者を呼ぶか呼ばんかということについて皆様の御意見を伺います。

島清日本社会党(第二控室・右)

○島清君 只今委員長のお話にございましたように、先般の連合委員会が、明確を期することができませんでしたので、私はこの際証人、参考人としておいでを頂いて事情を聴取したほうが、更に本問題を明快ならしめる意味において適当な方法だと存じまするので、是非一つ証人、参考人を呼んで頂きたいと思つております。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今島委員から、是非証人若しくは参考人として召喚すべしという御意見がございましたが、皆様から呼ぶことについての御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

古池信三自由党

○古池信三君 関係者を呼んで事態を究明してこれを明白ならしめるということは非常に結構だと思います。なお関係者の資格は、この際は参考人で十分ではないかと思いますから、その点を附言いたしておきます。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今古池委員から、呼ぶことについて賛成だが、資格においては参考人でいいのじやないかという御意見がありましたが、参考人として呼ぶことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それでは参考人として召喚することに決定しました。  それでは参考人としておいで願うかたの腹案をこしらえておきましたが、只今朗読いたしますから、皆さんから御意見を伺いたいと存じます。前建設大臣野田卯一、前建設省河川局長目黒清雄、元公益事業委員会委員長松本烝治、元公益事業委員会委員長代理松本永安左エ門、開発銀行総裁小林中、東北電力社長内ケ崎贇五郎、東京電力会長安藏彌輔、福島県知事大竹作摩、公益事業局長石原武夫、ここいらが当時並びに現在の、八月一日以降の関係者でありまするが、全部おいで願いますか。このうち削りましようか。

栗山良夫日本社会党(第四控室・左)

○栗山良夫君 それで結構だと思いますが、質問の中心が若し閣議の問題に及ぶことがあれば、これは当時の総理が閣議については責任をとつておられるのだと思いますけれども、総理からお聞きすると言つても、従来の例から言つてなかなかむずかしかろうと思いますが、総理の側近である官房長官等の出席を考慮する必要があるのかないのか、この辺をやはり検討されておいたほうがよくはないかと思いますが。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今栗山委員から、本問題は閣議決定に関する重大な事項でありまするから、当時の閣議の責任者として吉田総理を喚問するのが妥当と思うが、併し総理はおいで願うことが或いは困難かもわかりませんので、当時の官房長官保利茂氏にやはり参考人としておいで願うことは如何でございますか。

島清日本社会党(第二控室・右)

○島清君 私今栗山委員の御提案の趣旨、お気持はよく了解できるのでございますが、当日は参考人としておいでを頂くかたがたも多いことでございまするので、更に閣議のほうにはやはり閣議に列席してその当時発言をしたであろうという主管大臣の野田さんにおいでを頂くのでありまするから、一応は只今御決定を見ようとしているかたがたにおいでを頂いてから後のことでよくはないかと、私はさように考えるのでございますけれども……。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今島委員の御発言がありました。お聞きの通りですが、如何いたしましようか。

古池信三自由党

○古池信三君 私は島委員の御意見に賛成いたします。  それからなお先ほどお読み上げになつた人たちの中の石原公益事業局長は只今政府委員になつておられますから、政府委員として出席を要求すればそれで十分ではないかと思いますので、念のために申添えておきます。

栗山良夫日本社会党(第四控室・左)

○栗山良夫君 今の閣議の問題は、これはこの委員会は閣議決定の経過を調査するということになりますと、もう少し私はその調査することについてやはり研究をしないとまずいので、恐らく野田大臣を呼んで閣議の中でどういう話をしたかということを言いましても、閣議の内容というのは一応これは秘密で公開しないということになつている。従つて野田大臣が閣議で決定はしましたけれども、内容については申上げることができませんと、こう言えば、それまでのことだと私は思うのですね。その辺のところは皆さん方において究明するというか、調査する程度をどの程度にお考えになつておるのか、僕はまあ逆に却つて伺いたいと思うのですがね。野田大臣が出て来ればわかると、こう今おつしやつたけれども、恐らく私がそういう立場にあるとするならば、今申上げた程度のことしか私は言わなくてもいいことになつている。殊に参考人であればそれで私は済むと思うのですがね。事実だけはそれは証言していいと思うのです。閣議で決定をいたしました。併しその閣議の内容その他の経過についてはこれは公言できませんのでと、こういうような工合に言われれば、それ以上なんら手の施しようもないということになる。

竹中七郎民主クラブ

○竹中七郎君 やはり閣議の問題は秘密でございますので、保利さんがおいでになりましても、今栗山さんの言われた通りになると思います。そうすると、前建設大臣が来られて、建設大臣としての、何と申しますか、意見というようなものをどういうわけで決定されたかということを聞けば、それが閣議で承認されたのだから、そういうふうに聞かれれば言われるが、閣議がどうだつたと言えば言われないと思いますが、こう思うのですが、その問題は我々の判断においてやるより仕方がないのじやないか、閣議の内容については言わないことにきまつておると思います。だから私は建設大臣だけでいいと思いますが、如何ですか。

島清日本社会党(第二控室・右)

○島清君 私は保利官房長官に来て頂くということについてはいささかも反対じやないのです。場合によりますると、それは内閣総理大臣にもおいでを頂かなければならん場合があり得るということを私は思つておりますが、ただ時期的な問題を申上げておるのであつて、当時所管大臣として閣議に列席をした野田さんにおいでを頂くから、それで現段階においてはよろしいのではないか。併しそれからの発展の如何によつては、私は必ずしも、今栗山君の言つたように総理大臣においでを頂かなければならんかも知れませんが、総理大臣においでを頂くことはちよつとむずかしいかも知れないから、保利官房長官というような、そういう考えで申上げておるのじやない。それはこちらが必要とあれば総理大臣といえどもおいでを頂いて、やはり決定をした責任に対するだけの弁明は私は求めるべきだと思う。併し私はその段階では今日ないと思いますから、只今の趣旨においては賛成であるが、時期的においてどうかということの御意見を申上げただけであります。

古池信三自由党

○古池信三君 いろいろお話もありましたけれども、本日のところは先ほどお読み上げになつた人たちに来て頂く程度にとどめて頂いて、更にそのときの情勢如何によつて改めて我々の間で協議をしたら如何でしようか。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 如何でございますか。只今古池君からは……。

栗山良夫日本社会党(第四控室・左)

○栗山良夫君 僕は先ほどから官房長官をここへ呼ぶべしという発言はしておらないのです。その発言はしておりませんよ。官房長官を呼ばなければならんという発言はしていない。なぜそういうことを老婆心ながら申上げたかと申しますと、恐らく今年は二十二日、一日やるところでおしまいになると思います。そのときに議員諸君の心構えが、閣議の内容を立入つて調査したいというような心組みである場合には、事志と違つたことが出て来る公算が多いから、そこで大体その調査の目標をどこに置いてやるかということがやはり重要じやないかということを申上げておるわけです。今の皆さんのお話のように、野田建設大臣が直接の担当大臣として閣議に、恐らくこれは自分で提案されたんだろうと思いますが、想像では……、そういうようなことから一応調査を進めて行くという皆さんの大体御意見であれば、僕はそれで結構なんです。その点は若し参議院の予算委員会が……、衆議院も恐らくやると思いますが、やつてぱつと火をつけられて途中で線香花火のように消えたのではちよつと社会的にも困るのでありますから、その点をやはり考えて、さように申上げたに過ぎないのであります。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今皆さんお聞きの通り、栗山委員の御発言は、質疑応答中に或いは閣議の内容について聞く必要があるかも知れない、或いは向うは言わんかも知れないが、その場合に保利官房長官でも来てもらえれば便宜じやないか、それで来てもらつたらどうかと、こういう意味と了解いたしますが、それまでの必要もなさそうならば、前に申上げた人だけにとどめてよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それではさように決定いたします。  それから日取りは十九日が衆議院でありますので、終日かかると思います。二十日は土曜日、二十一日は日曜ですから、二十二日の午前十時頃から開会いたしたいと思いますが、如何でしようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それでは二十二日の午前十時から通産、経安連合委員会を開会することに決定いたします。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それから次いで今日皆さんのお手許に差上げました公報で、電気及びガスに関する法案が今日予備審査としていたしたいと思つたのですが、小笠原通産大臣並びに公益事業局長は衆議院の通産委員会で、こつちに出席できないということで、代つて公益事業局次長森氏、それから課長の東氏、技術長の吉岡氏が参つておりますから、質問いたしましようか。或いは局長、大臣の来られるのを待つていたしましようか。如何いたしましようか。いや、待つてというのは今日はやめて、延ばそうかという意味であります。

栗山良夫日本社会党(第四控室・左)

○栗山良夫君 今委員長の後段の発言のようにお願いいたします。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) 只今栗山委員からは、この質疑に対して局長も参らんようなことでは困るから、この次に延ばすという御意見でありますが、如何でございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

左藤義詮自由党

○左藤義詮君  この次はいつやるのですか。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それはいつにしましよう。十七、八日頃やりましようか。

栗山良夫日本社会党(第四控室・左)

○栗山良夫君 それはむずかしいことではなくて、委員会のほうで政府のほうとよく打合せになつて、そうしてこちらはいつも委員会の招集日を限定したことはないのですから、向うが確実に出られる日を選んで委員会を招集してもらえばいいわけだと私は思いますが、特にこの間から申上げているように、大臣、局長はこれは冒頭質問のとき一、二回は、これはやはり出てもらはねば工合が悪いと思うのです。だから一応御連絡頂いたら如何でしようか。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それでは通産省のほうと連絡をいたしまして、あちらのほうから必ず出られるという日がさまつてから取りきめましようか。

左藤義詮自由党

○左藤義詮君 委員長に一任します。

古池信三自由党

○古池信三君 賛成、一任いたします。

結城安次緑風会

○委員長(結城安次君) それじや向うと交渉して、出席のできる日に開会いたします。本日はこれで散会いたします。    午後三時二分散会

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