中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1953/03/03
会議録
○仮委員長(谷口弥三郎君) それでは年長のゆえを以ちまして、私が選挙管理者となり、只今から中共地区からの帰還者援護に関する特別委員会委員長の互選を行いたいと思います。
○千田正君 委員長互選の件につきましては、成規の手続を省略しまして、選挙管理者から委員長を指名されることの動議を提出いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仮委員長(谷口弥三郎君) 只今の動議の通りに行うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仮委員長(谷口弥三郎君) 御異議ないものと認めます。よつて選挙管理者は大谷瑩潤君を中共地区からの帰還者援護に関する特別委員会委員長に指名いたします。(拍手)これより大谷委員長に交替いたします。 ————————————— 〔仮委員長退席、委員長着席〕
○委員長(大谷瑩潤君) それでは只今御指名にあずかりました中共地区からの帰還者援護に関する特別委員会の委員長に御指名を頂きまして、それに対しまして一言御挨拶を申述べたいと存じます。 我々国民が終戦後常に念願をいたしておりました外地においでになりまする我が同胞の引揚に対しましては、心から一日も早く一人でも多く、そうして気持よく内地へお帰り下さることのできますようにという念願を、常に持つていたのでありましたが、今度幸いにいたしまして、中共地区から約三万の同胞が引揚げられることになつたのであります。つきましては我々国会におきましても、この帰つておいでになりまするかたがたに何の心配もなく、言うてみますれば、衣食住の三つは申すに及ばず、お帰えりになりましてから後に、就職の問題、或いは又子弟の就学の問題、その他衛生上の医療に対しますような設備の問題等につきましても、真に我々同胞が心からお迎えを申上げまして、帰つて来られる方におきましては、気持ちよく内地へ御帰還ができるというような方法を講じて参ることが、我々の大きな義務であると存じておつたのでありましたが、一時特別委員会が中絶いたしておりましたこの参議院におきましても、今度それらの方々の受入態勢を整えるべく、お世話をするべく、特別委員会ができましたことは、お互い御同慶に堪えない次第であります。つきましては、この重大なる責任のありまする特別委員会の委員長に、私のごとき誠に経験を持たない不徳のものが当りますることは、適当でもないことは存じまするが、今日は皆さん方からの御指名を頂きましたので、私といたしましては駑馬に鞭を打ちまして、是非皆さんの御援助の下に、この任務を達成いたして参りたい、任期の間はできますだけ働かして頂きたいという真心を持つて、この御推薦をお受けいたすようなことにいたした次第であります。つきましては、どうぞこの問題は御承知の通り、超党派的に我々国会議員として、国民の総意を反映さすべく努力をいたして参らなければならん委員会でございまするから、党派を超越いたしまして、どうぞお気付きの点は、よろしく御指導も賜わり、又実際の具体面におきましても是非絶大の御支援を頂かなければ目的を達成されないと存じまするので、悪しからず、この上とも御指導あらんことを切にお願いを申上げまして、私の御挨拶といたします。よろしく……。
○須藤五郎君 ちよつと発言さして頂きたいのですが、新聞によりますと、十日の飛行機で帰還促進のために向うへ行つております代表団が帰つて来るように伺つておりますので、若しも代表団が帰りましたら、その代表団をこの委員会に呼んで、向うの事情を詳しく聞くようにお取計らいをお願いいたしたいと思います。 それからなおこの国会にこういう援護に関する特別委員会ができたということを、中国の赤十字及び日本の代表団に向けて電報を打つて頂いたら、将来ともいい結果があるのではないかと思いますので、その点も一つ御配慮をお願いいたしたいと存じます。 それからもう一点お願いいたしたいと思いますのは、三月半ば或いは末項に第一の船が帰つて来ると思いますので、その一両日前に、この委員会が現地舞鶴へ参りまして、引揚の準備が完了しておるか、うまくいつておるかどうかという点なども調査し、なお第一船が入港するのを待つて、この委員会としてお迎へしたいというふうに私たちは考えますので、その点も一つ御配慮をお願いいたしたい。これだけ委員長にお願いしておきます。
○委員長(大谷瑩潤君) 皆さんにお諮りいたしますが、只今須藤委員から代表団に対しまして、この委員会ができたことを通知するようにということと、それから代表団が帰えられましたら、直ちに委員会に参考人として招聘をいたしまして、実情を承わるということと、第一船が入つて参ります前に、受入の実情を調査し、又お迎えにもこの委員会から出たい、こういう御意見がございまするが、皆さんこれに対しまして御同意を願えますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○草葉隆圓君 第一、第二は結構だと思います。第三の問題は、実は理事会を開いて、今後の委員会の運営を一つ、ずつと案を作つて頂きたい。その前にも、政府でいろいろやつておりますやり方を検討して行かなければならないし、その一つとして、只今須藤委員のおつしやつたことも当然必要だと思います。理事会をお開き願いまして、大体船が着くまでに、いろいろな点を御協議を進めるようにお取計らいを願いたい。
○委員長(大谷瑩潤君) 只今草葉委員からの御意見がありましたが、実は今日理事も御決定を願いたいと存じておりましたところ、まだ会派によつて御推薦のないところがありますので、次回に理事を御選定願うことにいたしたいと存じます。つきましては今日はこれで一応委員会を打切りまして、次回に理事の選定をして頂き、その上で理事会を開きまして、そうして今後の運営等につきましての御協議を願つて当局者のこれまでとつてきた方針もよく聞きまして、今後の日程等に対しまする決定をいたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。
○堂森芳夫君 さつき草葉委員から申されました理事会で決定するというのではなしに、できるだけ委員会を開いて、勿論スケジユールの進行はお願いしなければなりませんが、原則として委員会を開いて、これをきめて行く、こういうふうにお願いしたいと思います。
○委員長(大谷瑩潤君) 勿論そういう考えであります。
○堂森芳夫君 さつき草葉委員の、そういうふうに聞こえたから、言葉尻をとるのではないから……。
○草葉隆圓君 今の御賛成を得た電報というのは、電文等は一つ委員長に御一任して、一つ相手のほうも御一任を申上げまして、お取計らいを願つたらとうか。
○委員長(大谷瑩潤君) 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大谷瑩潤君) 只今草葉委員の申された動議に対しまして、その通りに委員長に御一任を願いたいと思います。今日はこれにて散会いたします。 午後一時五十九分散会