水産委員会 第5号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1952/12/03
会議録
○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。 前回お諮りいたしました朝鮮の周辺における水域の問題について、当委員会として何らかの政府に処置を申入れをしようという御意見で、その案文を委員長のほうで作成いたしました。一応これを朗読いたします。 李承晩ライン及び防衛水域に関する件(案) 日本海及び黄海における広範なる公海漁場において、韓国政府は公海の自由を否定し、国際法の原則を無視する所謂李承晩ラインなるものを一方的に宣言して、公海漁場を独占せんとする意図のもとに、我が漁船を武力により威嚇し、漁船及び乗組員の拿捕抑留により、我が漁業を不可能ならしめる重大な事態を惹起している。 右は幾十万漁民の生活を脅し、我が国民経済に甚大なる被害を与え、ひいては日韓親善にも悪影響を及ぼすものである。 一方防衛水域の設定も亦、漁民に多大の不安を与えており、政府はこれらの事態に対処して、急速に局面の打開を図るため、強力なる対外折衝により、万全の措置を講ずべきである。母上の案文を作成いたしました。千田委員はこれに対して……。
○千田正君 先般来委員会におきましては、外務当局、及び水産庁、海上保安庁等からいろいろな所信並びに将来に対する意見を十分聴取いたしましたので、この案で本委員会の結論を出されたということは、誠に結構なことと思います。但し本日はほかの会派のかたがたも皆見えておるというわけでありませんので、私はこれには賛成いたしまするが、委員長から十分にこの条件についての各委員の御承認を得まして、一日も速かに漁民の要望するこの問題の解決に当られんことをお願いしたいと思います。
○委員長(秋山俊一郎君) 只今千田委員の御発言の通り、委員長のほうで処理することにいたしまして差支えございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(秋山俊一郎君) それではさように取計います。今日お見えになつていない委員のかたがたには、この案を見て頂きまして、若しこれにいろいろ議論があるようでありますならば、次の委員会において又論議しなければなりませんが、この案を御承認下さるならば、委員会は処置を委員長にお任せ下さつたものとして、直ちに、成るべく早く当局にこれを申入れることにいたしたいと思います。それではさよう取計います。
○委員長(秋山俊一郎君) 次に北洋漁業対策に関する件、如何でしようか。
○千田正君 議事進行に関しまして……。実は北洋漁業の問題は先般から非常にこれも又重大な問題として、委員会としては十分検討を要するものと思いますし、幸い水産庁当局も非常に熱心にこの問題を研究しておられるようであります。ただ併し今日は委員の出席が十分でありませんので、殊にこの問題について熱心な木下源吾委員も見えておりませんから、でき得れば次回に廻されて、何かはかに特別案件がありますならばお諮り願つて、若しなければ一応私は懇談会に移るか何かして、会議を打切つて頂きたいと思います。
○委員長(秋山俊一郎君) 今の千田委員の御発言でございますが、本日は御承知のように出席者も余り多くないようでありますが、このほかに水産関係の予算の問題もあるのでありますが、結局もう少し御出席の多いときに論議することが適当じやないかと思いますので、本日はこの二つの案件は割愛いたしまして、次回に審議することにいたしまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(秋山俊一郎君) ではさように取計らいます。 —————————————
○委員長(秋山俊一郎君) それでは過日来問題となつております、東京湾内の防潜網の問題につきまして、現地を調査したいという委員の御意見もございましたので、委員長のほうにおいてこれそれ予定を作つておきましたが、これにおいで下さるかたがまだはつきりいたしませんけれども、大体今月の六日に出発して、日帰りで現地を見るというような予定を立てておりますが、これも各委員にもう少しそれぞれ当つてみたい、どなたが出席することができるかどうかということがはつきりしませんので、委員長のほうで各委員に当りまして、そうして決定をいたしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(秋山俊一郎君) その点御承知願います。ほかに委員のかたから何か御発言ございませんか……別に御発言がないようでありましたら、本日の委員会はこれを以つて散会いたします。 午後二時八分散会