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15回国会参議院1952/12/22

議院運営委員会 第15号

発言数
45
登壇者
10
会派数
4
開催日
1952/12/22

会議録

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 会議を開きます。  常任委員の辞任及び補欠に関する件。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 日本社会党第二控室から、予算委員の山田節男君、同じく波多野鼎君、議院運営委員の田中一君、懲罰委員の村尾重雄君がそれぞれ辞任せられて、予算委員に東隆君、同じく田中一君、議院運営委員に村尾重雄君、懲罰委員に波多野鼎君を後任としてそれぞれ指名せられたいというお申出が出ております。  それから参議院自由党から、人事委員の北村一男君、地方行政委員の高橋進太郎君、農林委員の石原幹市郎君、文部委員の木村守江君、通商産業委員の重宗雄三君、同じく小滝彬君、同じく山本米治君、経済安定委員の泉山三六君がそれぞれ辞任せられて、人事委員に重宗雄三君、地方行政委員に小滝彬君、農林委員は山本米治君、文部委員に泉山三六君、通商産業委員に北村一男君、同じ高橋進太郎君、同じて石原幹市郎君、経済安定委員に木村守江君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。  日本社会党第四控室から、大蔵委員の三輪貞治君、建設委員の菊川孝夫君、人事委員の木下源吾君、水産委員の森崎隆君、郵政委員の千葉信君がそれぞれ辞任せられ、大蔵委員に菊川孝夫君、建設委員に三輪貞治君、人事委員に千葉信君、水産委員に木下源吾君、郵政委員に森崎隆君を後任として指名せられたいというお申出が出て、おります。  緑風会から、運輸委員の新谷寅三郎君、電気通信委員の高木正夫君がそれぞれ辞任せられて、運輸委員に高木正夫君、電気通信委員に新谷寅三郎君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決するに御異議ございませんか。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さように決定いたします。   ━━━━━━━━━━━━━

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 次に社会保障制度審議会委員の推薦に関する件。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 社会保障制度審議会委員の任期満限に伴いまして、従来の委員の所属しておられた会派から、それぞれ社会党第二控室からは堂森芳夫君が、自由党からは大谷瑩潤君が推薦されております。この委員は内閣総理大臣が委嘱するのでありますが内閣総理大臣としては、文書を以て本院議長にその推薦かたを依頼されて参り、本院議長としては、本委員会に諮問されて各会派の割当をきめ、その割当のかたが任期満限になつたので、当該会派からお申出になつたものであります。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 本推薦を認むるに御異議ございませんか。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。   ━━━━━━━━━━━━━

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 常任委員会専門員の任用に関する件。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 文部委員会の専門員がかねて欠員中でございましたが、文部委員会におきましては、各派御協議の結果委員長から、只今お手許にお配りいたしました略歴の通り、工樂英司君を任用いたしたいというお申出でございます。  同君の経歴につきましては略歴書によつて御覧の通り、現在京都大学の教授であります。それで通常の任用の形式から見ますと、官吏経歴からの期間はまだ短こうございますので、官歴というような見方をいたしますと十分な年限がないように見えますが、学位を持つて又学問上の研究著述等の発表せられたもの等も併せて審査いたしまして、なお任用に関する選考委員会の議も経ましたところ、任用に支障ないものと認めますので、本件を任用することにつきまして御承認をお願いいたす次第でございます。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 現在京都大学の教授でございますね。

加藤武徳自由党

○加藤武徳君 文部委員会では通常の手続は経たのでありますか。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) 文部委員会におきましては、委員長からお諮りになつて、何ら異議がなかつたと委員長から伺つております。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 本任用を承認するに御異議ございませんか。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。

近藤英明参議院事務総長

○事務総長(近藤英明君) いま一件、専門員に関しまして、経済安定委員会専門員の渡邊一郎君が、一身上の都合によつて辞職いたしたいという申出が出ております。本件の辞職の件を承認を願いたいと思います。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 本辞職を認むるに、御異議ございませんか。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。  暫時休憩いたします。    午前十時六分休憩   ━━━━━━━━━━━━━    午後五時二十六分開会

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 再開いたします。  会期の件をお諮りいたします。

佐藤尚武緑風会議長

○議長(佐藤尚武君) 本日は特別国会の最終日に当りましたので、議長は参議院規則の規定に従いまして、常任委員長の懇談会を開いて、議案審議の模様を聴取いたしました。委員長の中には両三日で上げることができるという見込みのかたもありましたし、他の委員長は、全く見込みがつかないという委員会もございました。丁度、その常任委員長の懇談会が終りに近付きました頃、丁度四時五十分に衆議院議長から、正式に協議を求めて参りました。会期の決定についての協議でありまするが、衆議院のほうでは、明二十三日から来年の三月三十一日まで会期延長のことに議運において決定した。よつて参議院議長に対して正式にこれを御協議申上げるという通知が参りました。今のところそういう段階にあります。  つきましては、会期の問題についての、この参議院議運においての御協議をお願いいたします。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 衆議院側から協議を求めて来た三月三十一日までの大幅会期延長のことに関しましては、その理由が明白でありません。で、このことは、本日議運の理事会で自由党からの申出で等もあつて、各派の論議は尽されております。従つてこの際、私はこの問題について、反対のための討論をあえてやる煩を避けたいと思います。事理は明白であります。で、常任委員長懇談会等の意向に見ましても、或る委員会等においては継続審査なり、或いは或る委員会においては日限のきまつた範囲内において善処をし得る段階にあるものがあるというような程度で、あえて何日会期を延さなければならんという特段な要望はないようであります。  そこで参議院としましては予算委員会における審議の状況そのものが一番重要視されなければなりません。その点についても、各派の情勢をお伺いし、又委員長の報告等も一応聞いて見ますと、二日の会期延長があれば、十分その審議が尽されるという自信が我々としても持てると考えるのであります。従つて衆議院側の大幅会期延長に反対し、我々としましては、会期延長をすべきであるならば、実際的な予算委員会の審議それだけを対象として二日間の会期延長でよろしいと考えますので、二日間の会期延長を提案する次第であります。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 ただ会議の形から、委員長が諮つておるのは三月三十一日まで会期を延長したい。それがどうだと。こういう提案に対して、今小笠原君からそれには反対である。だから二日くらい延すべきであるという、二つの内容を含めた一つの意見であるか、提案であるか、出ていると思うのです。ただ会議の形の上からして、今日、日中に開かれた数度の理事会において、各会派の態度は一応表明されておるが、最終的な態度というのは、正式に表明されていない。従つて先ず前段においては、会期大幅延長に対して、各会派としてどういう意見を持つかということを処置されて、第二においては、小笠原君のお説のように、それを幾日延すかということを諮られたほうが、議事進行上いいんじやないかと思いますが、さようにされて、委員長は、各会派の意見を求められることを提案します。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) お諮りいたします。  相馬君の御発言のように、一応衆議院から求めて参りました大幅会期延長に対する賛否を問い、次に参議院議運における多数の意向を決する。こういうことに御異議ございませんか。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 相馬君の言うたことですから、異議はございませんが、併し衆議院側の意向というものが議題となつて、原案となつておれば、それに対して修正案が、修正的の意見が提出されて、その採決は修正のほうから議決せられて行くという方式が望ましいとも思いますけれども、相馬君のような意見でも、筋が立つておりますから、それでやつて下さい。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) なお、衆議院のほうで五時四十分に本会議を開きたいとの要望がございましたので、成るべく早く決定をいたしたいと思います。

草葉隆圓自由党

○草葉隆圓君 自由党におきましては、先刻来再三の理事会で、だんだんとお話申上げておりますから、もう今更、ここで申上げることは省略いたします。衆議院の申出の通りに賛成いたしたいと思います。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 衆議院の大幅延長に対して、賛成のかたの挙手を願います。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 少数であります。  従つて大幅延長には反対ということに思います。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 次には参議院の意思として、各会派からこうすべきだという意見を表明する段階だと思いますので、先ほど一緒にして申上げました私、会期延長二日でよろしいという案を提案いたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 理由は、小笠原君の言つたのと同然であります。私も二日間の会期延長に賛成します。

杉山昌作緑風会

○杉山昌作君 私のほうでも同じような趣旨で、大体会期延長というものは、現に懸つている法案の審議に必要なということをめどにしてやるべきものであると考えます。それに従いますと、先ほど小笠原君から言つたように、大体各委員長のお話を承わり、或いは各会派の事情を承わつたところ、二日もあればできるのではないか、できないものは審議未了、若しくは継続審議、従来ともに先例のあるやり方でありますので、そういうふうにやつたらいい。二日間の延長でよかろうと考えます。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 採決をいたします。  会期を二日間延長することに賛成の諸君の挙手を願います

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 多数であります。よつて参議院は、二日延長が決定いたました。   ━━━━━━━━━━━━━

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) なお、丁度官房長官もお見えになつておりますので、先ほど保留いたしました国立近代美術館評議員会評議員任命につき、本院の議決を求めるの件をお諮りいたします。

緒方竹虎自由党内閣総理大臣臨時代理・国務大臣・内閣官房長官

○国務大臣(緒方竹虎君) 国立近代美術館評議員会評議員任命について、国会の議決を求めるの件を御説明申上げます。  今回衆議院議員竹尾弌及び参議院議員団伊能の両君を、国立近代美術館評議員会の評議員に任命いたしたいので、国会法第三十九条但書の規定により国会の議決を求めるため本件を提出いたしました。  国立近代美術館評議員会は、文部省の所轄に属する国立近代美術館の館長より候補者の推薦を文部大臣に対し行い、且つ同美術館の事業計画、経費の見積、人事その他の運営管理に関する重要事項について審議し、同館長に助言することを職務といたしております。  お手許の履歴書で御承知の通り、竹尾君は、大正七年三月東京外国語学校露語科卒業後、朝鮮銀行、報知新聞社、東京毎夕新聞社、国士館高等拓植学校等に在職の後、昭和二十二年四月以来、衆議院議員に引続き当選しておりますが、この間、昭和二十六年十二月には、文部大委員長となり、教育、文化関係の審議に尽力したものであつて、且つ美術に関する造詣も深いものであります。  又團君は、東京帝国大学文科大学哲学科において美術史を専攻の後、同大学文科大学副手を嘱託されましたが、やがて東京帝国大学講師、同大学助教授として、美術史学講座を約十年間担当し、昭和八年七月退官して後は、国際文化振興会常務理事、帝室博物館顧問に就任、更に昭和二十一年五月より約一年間、貴族院議員に在職し、続いて参議院議員に当選しておりますが、現に日本美術協会副会長、ブリジストン美術館運営委員長等の職にあるものであつて、美学及び美術史に造詣深く、且つ実際面にも通暁いたしておるものであります。  以上申述べましたように、両君はいずれも国立近代美術館評議員会の評議員として適任であると存じます。何とぞ慎重御審議の上、速かに議決せられるようお願いいたします。

相馬助治日本社会党(第二控室・右)

○相馬助治君 今官房長官から、履歴書その他についてだんだんのお話を承わりましたが、これは各会派に割当てて出す、いわば前以て相談されて出すという役員又は委員というのとは、ちよつと性質が違うようであつて、政府自身の意思において、このお二人を適任者として推薦して我々に承諾を求めて参つたようですから、私どもの会派では、会派に持帰つて、慎重に相談の上、御返事したいと思います。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 それで結論としては、相馬君の意見に賛成でございますが、そのためにも、官房長官に簡単なことをお尋ねしたいと思います。  それは衆参両院から何名か出さなければならないという何か内規的なものが、政府部内のほうにございますものでしようか。それが第一点であります。それから衆参両院議員から選ぼおと政府がお考えになつた場合に、その選考の基準というものは、然らばどういうものであつたかという点が第二の点であります。それで若しも、第三の点としては、衆参両院から出さなくてもいいし、出してもいいという自由なものである場合には、このかたがたは、衆参両院議員を通じて、最も議員中適任なるものであるとお認めになつて御選考になられたものであると了解してよろしいのか。この点、第三点としてお伺いしておきます。

緒方竹虎自由党内閣総理大臣臨時代理・国務大臣・内閣官房長官

○国務大臣(緒方竹虎君) 第一の点は、私存じないのです。第二の点の選考の標準ということにつきましては、先ほど履歴書で申上げましたように、この評議委員会の評議員に最も適任者であるという考えから選考いたした次第であります。第三の点も、政府といたしましては同じような見解に立つて、この両君を推薦いたしたわけであります。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 第三の点、私聞き洩らしたのですが、衆参両院議員四百何名と二百五十名中、最も適任だとお認めになつたとおつしやつたのでございますか。

緒方竹虎自由党内閣総理大臣臨時代理・国務大臣・内閣官房長官

○国務大臣(緒方竹虎君) いえ、最も適任者の一人、二人であると。そういう意味でございます。

小笠原二三男日本社会党(第四控室・左)

○小笠原二三男君 まあ、もつとお尋ねしたいですけれども、時間がありませんから……。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) それでは、両君の御意見通り一応各会派にお持ち帰り願つて、次回に御決定を願うことにいたして御異議ございませんか。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。  暫時休憩いたします。    午後五時四十四分休憩    ―――――・―――――    午時六時十六分開会

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 休憩前に引続いて委員会を開会いたします。それでは懇談に入ります。速記を止めて。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 速記を始めて。  それでは本日は散会いたします。    午後六時十九分散会

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