議院運営委員会 第5号
- 発言数
- 48 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/11/08
会議録
○委員長(寺尾豊君) 只今より会議を開きます。 常任委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(海保勇三君) 自由党から予算委員の工藤鐵男君、決算委員の高橋進太郎君が辞任されまして、予算委員に高橋進太郎君、決算委員に工藤鐵男君を、それぞれ指名せられたいとのお申出がございます。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定いたします。 ━━━━━━━━━━━━━
○委員長(寺尾豊君) 次に調査承認要求に関する件。
○参事(宮坂完孝君) 大蔵委員長中川以良君より、金融並びに租税一般に関する調査承認要求書が提出されております。本件の目的は、現下の内外情勢に鑑み、我が国の金融政策、制度のあり方について検討を加え、適切なる方法を講ずると共に、徴税機関の運営を円滑に且つ効果的ならしむるため必要な調査を行う。期間は今期国会開会中でありまして、費用は計上されておりません。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り承認することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 ━━━━━━━━━━━━━
○委員長(寺尾豊君) 次に、議員派遣要求に関する件をお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 前回提出になりました、労働委員会からの議員派遣の件につきましては、労働委員会の御意向を伺つたのでありまするが、予算を五万円に制限されておる関係上、第一班はどうしても委員長お一人しか行かれないから、そういう事情でございますから、御承認をそれで願いたということでございます。本件につきましては、自由党の安井委員が御説明申上げる御予定になつておりましたが、只今ちよつと外出しておりまして説明できないのですが、事情は以上の通りでございます。 それから次に三件出ております。文部委員長若木勝藏君より議員派遣の要求が出ております。 派遣の目的は、教育環境の整備教育施設の確保及び文化財保護の諸問題について、最近種々論議あるに鑑み、緊急に各地の実情を調査し、今後の適切なる施策の確立に資する。 第一班は相馬助治君、木村守江君、木内キヤウ君。第二班は矢嶋三義君、岩間正男君、川村松助君。 期間は十一月九日から二十五日まで。第一班は奈良、京都。第二班は山梨、静岡。 費用は概算六万円であります。費用の点につきましては、予算の範囲内であります。 それから地方行政委員長油井賢太郎君からの議員派遣要求は、 目的、地方行政の改革に関する調査のため、特に今次総選挙の実施状況及び治安問題に重点を置くが、地方行財政の状況その他地方行政上の諸問題についても現地調査する。 第一班は、油井賢太郎君、宮田重文君、第二班は岡本愛祐君、中田吉雄君、第三班は岩男仁藏君、原虎一君。 期間は十一月中でありまして、第一班が十一日間、第二球が十日間、第三班が七日間。第一班は北海道、第二班は福岡、山口、島根、第三班は群馬、静岡、山梨でありまして費用概算は十一万二千円であります。本費用は予算の範囲内であります。 それから予算委員長岩沢忠恭君から派遣要求が出ております。 派遣の目的は、昭和二十七年度予算の執行状況調査に関連して、国民経済の動向、特に景気沈滞傾向の生産、流通部面に現われた実情及び食糧増産対策実施状況並びに行政協定実施に伴う経済的影響等を調査する。 第一班、松永義雄君、千田正君、池田宇右衞門君、第二班、駒井藤平君、山田節男君、中川幸平君、第三班、山本米治君、内村清次君、中山福藏君。いずれも十一月中七日間でございまして、第一班は茨城、群馬栃木、第二班は新潟、富山、福井、第三班は三重、和歌山でありまして、費用概算は十二万六千円でありまして、本費用は他の委員会との振合い上、予算の範囲内であります。
○相馬助治君 前からの話合いによつて、労働委員長の要求は一班が一名であるということはまずいということが言われたわけですけれども、事情を聞いてみれば止むを得ないように存じますので、労働委員会の要求も承認すべきだと思います。他の三件については、その予算の範囲内であると存じますので、三件とも私は許可すべきだと存じます。賛成いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(寺尾豊君) 相馬君の御意見の通り、労働委員会を加え、他の三委員会の議員派遣要求に対して、これを承認することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 ━━━━━━━━━━━━━
○委員長(寺尾豊君) 次に先日お持ち帰りを願いました地方財政審議会委員、中央更生保護審査会委員、電波監理審議会委員、検査官任命、文化財保護委員、以上の各委員の任命に対する同意並びに承認の件をお諮りいたします。
○赤木正雄君 これは一件々々なされますか。総括ですか。総括でなさるならば、緑風会といたしましては、文化財保護委員についてはもう少し研究してみたいと、こう思います。
○菊川孝夫君 我々も文化財保護委員については少し余裕を与えて頂きたいと思いますので、文化財保護委員だけを切離して、他の各種委員並びに会計検査官の任命を先ずお諮り願つて、文化財保護委員だけは今日は保留に願いたいと思います。
○委員長(寺尾豊君) 只今赤木委員並びに菊川委員からの御意見の通り、五委員のうち、文化財保護委員はこれを留保し、地方財政審議会委員、中央厚生保護審査会委員、電波監理審議会委員、検査官、以上四つの委員並びに検査官の任命に対し、同意並びに承認をすることに御異議ございませんか。
○安井謙君 結構ですが、その保留して御研究になるという何か具体的なあれがあれば、ちよつと伺つておきたい。
○赤木正雄君 実はこの文化財保護委員そのものについて、もう少し掘下げて研究してみたい。直接関係のないようなものでありますが、それらの観点がう暫うく御待ち願いたい。
○相馬助治君 私はこのことについては意見を申しませんでしたが、赤木さん、菊川さんがおつしやつておるように、私の会派もそれと同意見なんです。事情とするところは、緑風会の今の説明とちよつと違うので附加えておきます。 人の任命とそれから文化財保護委員会のやつている仕事の問題については一応区別して考えるのが筋だとは思いますけれども、問題は現在の文化財保護委員会において例の世論がかなりやかましくなつているにもかかわらず、海外に重要美術を搬出して展覧せしめるという問題、この問題についても我我反対というのではないのですけれども、もう少しこの委員会としては適切にして而も慎重なる対策が欲しい、こういうような一つの希望的意見を持つておるのです。 それから加えまして、今日この世論を湧かしておりまする、薬師寺の月光菩薩の首切り問題、これらについても文化財保護委員会の所見というものが、大分世論並びに管理者、並びにこれらに対する権威者との意見の食い違いが起つておる。従つて私どもはこの人について掘下げて検討するというよりは、むしろこの委員会そのものの運営等について研究してみなければならない。当然これはその人的構成にも影響するであろうという仮定に立つてもう暫く研究さして頂きたい、こういうわけです。
○委員外議員(松浦定義君) 私ちよつと参考にお聞きしたいのですが、昨日衆議院のほうではこれは上程されたかもどうか、或いはその結果どういうふうになつているか、ちよつとお聞きしたいのです。
○事務総長(近藤英明君) 昨日衆議院は終了いたしております。
○委員外議員(松浦定義君) 全部をですか。
○事務総長(近藤英明君) 全部でございます。
○委員外議員(松浦定義君) 若し参議院側で反対の、承認を若しされない委員があるとすると、その結果はどういうふうになるのですか、お尋ねいたします。
○事務総長(近藤英明君) 国会の承認が得られなかつたという結果を招くものと存じます。
○相馬助治君 従つて我々はこれを上程して反対するというのではないのですよ、上程の保留を希望しておるのです。
○委員長(寺尾豊君) では、文化財保護委員会委員の任命を留保いたしまして、他の四つの委員並びに検査官の任命に対して承認、同意を与えることに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 ━━━━━━━━━━━━━
○委員長(寺尾豊君) 次に、次回の本委員会の開催日について御審議願います。
○加藤武徳君 この前、官房長官御出席願つた話等も総合いたしますと、ここ一、二週間は本会議等で審議する案件等も見当らないように思いまするし、聞くところによりますと、衆議院は二十三日まで自然休会で、それ以後に本会議を持とうということでございます。本院も二十三日までは特別の事情のない限り本会議は開かない、こういうように御決議を願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○委員長(寺尾豊君) 如何でございましよう。
○委員長(寺尾豊君) そうしますと、本委員会はいつ開きますか。
○矢嶋三義君 二十四日でいいじやありませんか。
○委員長(寺尾豊君) では多数の御意見のようでありますので……。
○相馬助治君 どうですか、併し決定は、他のいろいろなことを考えて、二十三日にやらなくちやならない状態になつたらやるとして、差支えのことがなければ二十四日、このくらいにゆるみをしてきめておいたほうが取扱上よくはないでしようか。
○矢嶋三義君 改めて言わなくてもそうだよ。
○委員長(寺尾豊君) では、相馬委員の御意見もありますので、本会議は二十三日までこれを開かず、本委員会は特段のことがなければ二十四日開くことにし、場合によつては二十三日に開くこともある、こういつたような程度に御決定を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 ━━━━━━━━━━━━━
○委員長(寺尾豊君) 更に、いま一件出ましたので、調査承認要求に関する件をお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 法務委員長岡部常君から検察裁判及び行刑の運営等に関する調査承認要求書が提出されております。本件の目的は、独立後における日本の現状に立脚して、検察裁判及び行刑の民主的運営と能率的処理の増進を図るため、これを阻む事実の有無を調査して、その立法的対策を講ずる等、適切な措置をとることを目的とする、期間は本会期中でございまして、費用は計上されておりません。
○委員長(寺尾豊君) 以上の要求を承認することに御異議ありませんか。
○委員長(寺尾豊君) さように決定いたします。速記を止めて下さい。 午後一時三十七分速記中止 ―――――・――――― 午後一時五十九分速記開始
○委員長(寺尾豊君) 速記を付けて頂きます。 いま一件調査承認要求の件がございました。これをお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 経済安定委員長境野清雄君から、日本経済の安定と復興に関する調査承認要求書が提出されております。本件の目的は、日本経済の自立体制確立のための諸方策の実施状況と、その実施諸条件に関して調査研究するのでありまして、期間は今期国会開会中でありまして、費用は計上されておりません。以上であります。
○委員長(寺尾豊君) 本要求を承認することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 なお、自然休会中における本委員会の所管事項の取扱につきましては、先例によりまして、特に重要なものを除き、その処理を委員長又は庶務関係小委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。 暫時休憩いたします。 午後二時二分休憩 〔休憩後開会に至らなかつた〕