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15回国会参議院1953/02/28

運輸委員会 第23号

発言数
15
登壇者
6
会派数
4
開催日
1953/02/28

会議録

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) それではこれから運輸委員会を開催いたします。  先ず海上保安官に協力援助した者の災害給付に関する法律案を議題といたします。本法案はこの前は予備審査でありましたが、一昨日衆議院の方で原案通り可決されておりますので、本日は予備審査でなしに、衆議院送付のこの前と同様でございますからそういう意味で御審議を願います。御質疑のおありの方は前回に引続きまして御質疑を願います。

小酒井義男日本社会党(第四控室・左)

○小酒井義男君 大体私はこの前予備審査のときに質問をしておいたのですが、従来ですとこうした法律がなかつたですね。それで法律のできるということは非常に結構だと思うのですが、この前も指摘しましたように、保安官がおらない場合にそうした事件があつて、それを救助する場合に、法律がなかつた場合には先ずどちらもそれの災害を補償されることが一応なかつた。今度法律ができると保安官に協力したときだけは補償が受けられるが、保安官がいなければ補償が受けられんのだということが明確になつた。そういうことは却つて私は法律のなかつたときより、取りようによつては法律ができたことによつて公平を欠くというような憂いがあるのじやないかと思うので了が、大体この前発議者からも答弁を開いたのですが、そういう点について法律を制定するごとによつて却つて逆の現象というものが起り得るということの懸念はないものかどうか、もう一興お聞きしたいと思います。

關谷勝利自由党

○衆議院議員(關谷勝利君) 以前には、この法律がない今までは見舞金とか或いは補償金とかいうようなことで処理しておつたような、誠に不完全なものであつたのでありますが、以前より悪くなるということはないのでありまして、保安官がいない場合、成るべくそれを広義に解釈してこの法律に当てはめたいと考えておるのでありますが、若しそれにどうしても当てはまらないというような場合におきましても、見舞金、補償金というようなことはやはりできるのでありまして、以前より後退するというようなことはないと思います。

小酒井義男日本社会党(第四控室・左)

○小酒井義男君 それでは立法技術上にいろいろむずかしい問題があるとは思いますが、保安官のいない場合に救助をした者をも災害の補償の対象に入れるという考え方については別に御反対じやないと思うのですが、どうなんですか。

關谷勝利自由党

○衆議院議員(關谷勝利君) これは入れたいのでありまして、入れることに反対するという気持は毛頭持つておりません。

小酒井義男日本社会党(第四控室・左)

○小酒井義男君 それなら私はもう少し参議院としてこの法律を研究するべきであるというふうに考えております。

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) ほかに御発言はございませんか。

岡田信次自由党

○岡田信次君 この間から小酒井委員がいろいろ質疑を重ねております死亡傷害以外の補償、殊に保安官に関係せざる海難救助の問題をやはり包含したような法律にしたほうがいいというふうに私は考えるのですが、甚だ変な質問ですが、何かそれに対して別に御反対もないと思うんだけれども、手続その他の関係で複雑になりますか。

關谷勝利自由党

○衆議院議員(關谷勝利君) 皆さんかつ御修正頂くことに対しましては、決して私たち提案者といたしましては反対はいたしません。

一松政二自由党

○一松政二君 私も今岡田委員が言われましたように、折角法律を作るからは、どうしてもできるだけその当時行えられる均衡のとれたやはり災害救助のことを考えるべきであると思い室すから、参議院の運輸委員会としてはいま一応研究して、そうしてできるだけこの法律案にそういうことを盛り込むことを考えて見たいと思います。

小野哲緑風会

○小野哲君 ちよつと速記をとめて頂きたいと思います。

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) 速記をとめてさい。    〔速記中止〕

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) 速記を始めてさい。それでは本案は次回に審議することにして今日はこれだけにしておきたいと思います。

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) それから先ほど懇談会をやりました海岸保全法案についてでございますが、これは委員会としてはどういうふうに取計らいましようか。ちよつと速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

小泉秀吉日本社会党(第二控室・右)

○委員長(小泉秀吉君) 速記を始めて下さい。それじやこれを以て委員会を散会いたします。どうも有難うございました。    午後零時十九分散会

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