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15回国会衆議院1953/03/11

法務委員会 第27号

発言数
10
登壇者
2
会派数
1
開催日
1953/03/11

会議録

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 これより会議を開きます。  少年法の一部を改正する法律案及び少年院法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質疑を続行いたします。  この際、昨日古島委員の質疑に対する答弁が保留になつておりますので、政府の答弁を求めます。押谷政務次官。

押谷富三自由党法務政務次官

○押谷政府委員 昨日古島委員から青少年犯罪に対する根本的対策いかんとの御質問がありましたが、率直に申し上げますと、この問題の対策といたしまして、これこそ最良唯一の抜本的なものであるといつた対策は、現在あると申し上げることができません。それくらいこの問題は複雑であり、困難性を現わしているのであります。青少年の犯罪の要素といたしまして、主観的条件のほかに、いろいろな客観的な条件があるのでありますが、ことに社会的ないろいろな情報あるいは経済的な要素などが強く作用いたしておりまして、それらのまた基盤をなして刈りまする人口問題なども関連を持つているのであります。従つてこの問題の解決には、単に法務省だけではなく、厚生省、労働省、文部省あるいは国家警察等がそれぞれの立場で関係を持つているのであります。法務省の所管としておりまするところは、この広範囲な青少年問題のうち、その犯罪部面だけでありまして、それらに対しましては、犯罪を捜査して事件を家庭裁判所に送致をし、その決定によりまして少年院に収容するとか、あるいはまた矯正教育を施してその反社会性をなくして社会に復帰させており、また観察保護の方法によつて補導をして改善をはかつて、再び犯罪をすることのないように努力しているのであります。  今回内閣で青少年問題協議会設置法案を今国会に提出をいたしておるのでありますが、これはこの問題の重要性にかんがみ、関係者機関の連絡を一層緊密にいたしまして、その間の調整をはかり、青少年問題の解決に関する根本的な対策を立てようといたしておるものであります。この協議会の今後の運営、今後の活動に深く注意をいたしている次第であります。  以上お答えをいたしました。

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 古島委員がおいでになつておりませんので、ほかに質疑もないようでありますれば、これで質疑は終了いたしますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 お諮りいたします。両案はこれを討論に付すべきでありますが、討論はこれを省略し、ただちに採決をいたすに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 御異議なしと認めます。  両案に対する討論はこれを省略し、ただちに採決を行います。  少年法の一部を改正する法律案及び少年院法の一部を改正する法律案、以上二案に賛成の諸君の御起立を願います。     〔総員起立〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 起立総員。よつて以上二案は原案の通り可決すべきものと決しました。     —————————————

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続行いたします。御質疑はございませんか。——質疑の通告がございませんから、質疑はこれで打切ります。  お諮りいたします。本案を討論に付すべきでありますが、討論はこれを省略し、ただちに採決を行うに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 御異議なしと認めます。討論はこれを省略し、ただちに採決いたします。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を願います。     〔総員起立〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 起立総員。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  この際お諮りいたします。本日議決いたしました各法律案に対する委員会報告書の作成については、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田嶋好文自由党

○田嶋委員長 御異議なしと認め、さようとりはからいます。  明日は午前十時より委員会を開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時四十五分散会

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