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15回国会衆議院1952/11/08

文部委員会 第1号

発言数
18
登壇者
7
会派数
3
開催日
1952/11/08

会議録

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 それではただいまから開会いたします。  この際一言ごあいさつを申し上げます。昨日不肖私が文部委員長に指名せられました。もとより浅学その任にあらずと存じますが、幸い練達にして当委員会の所管に関して御造詣の深い委員各位の御支援によりまして、一意専心、公平無私委員長の重責を全ういたしたいと存じます。  なお理事の各位には、委員会の運営に関して特に各派間の御連絡等多々御援助を賜わらなければならぬと存じますので、よろしく御尽力くださいますようお願いいたす次第であります。  なお專門員、委員部の諸君にもよろしく御協力を願いたいと存じます。     —————————————

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 これより理事の互選を行います。この際お諮りいたします。理事の選挙は、その手続を省略し、委員長において指名するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 御異議なしと認めます。私より    竹尾  弌君  坂田 道太君    田中 久雄君  松本 七郎君    坂本 泰良君を理事に指名いたします。  本日はこれにて……。

坂本泰良日本社会党(左)

○坂本委員 議事進行ですが—他の委員会も休会中の委員会の開催の問題でいろいろ決定しているようでありますが、当文部委員会におきましても、非常に重要な案件があるのであります。教育の根本問題につきましてはもちろんでありまするが、さらに先般行われました市町村の教育委員の選挙によりまして、十一月一日から市町村教育委員会が発足いたしておるのであります。しかしながらこの委員会の発足にあたりましては、財政上の問題、さらにまた教育長を助役あるいは学務課長が兼任をするというような問題が起きておりまして、教育委員会の真の目的が、かような状態においては達することができ得ない。非常に困難な問題があると存ずるのであります。第十四国会は抜打ち解散で、文部委員会が開かれず、岡野文部大臣が就任されまして以来、大臣の教育に関する根本の方針も、一度も当委員会としてはお伺いしたことはないのであります。かような観点からいたしまして、休会中といえども、当委員会を開会せられまして、真に日本の現在の段階におけるこの文教の問題におきまして、われわれ委員会は国民に付託されたところの重要なる責任を痛感いたしまして、この問題に対しては国民のために休会中といえども審議をいたしまして、そうして国民の付託にこたえなければならないと存ずるのであります。かような点からいたしまして、休会中文部委員会の開会について委員長から委員にお諮り願いまして、そうして今私が申し上げましたような趣旨に沿うような御結論が出ますように、お願いいたしたいと存ずるのであります。

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 坂本委員の御意見もつともな点もございますが、一応きようは散会にいたしまして、理事の方で御相談したいと思いますが、いかがでございましようか。

坂本泰良日本社会党(左)

○坂本委員 明日から休会になることになつておりまして、本日といえども委員の出席が非常に悪いのです。さらに散会したあとで協議するといつても、なかなか困難な問題でありますし、この場でこの問題については協議をして、そうしてやらなければならないと思います。従つて散会しない前にこの問題については御決定を願いたいと思います。

坂田道太自由党

○坂田(道)委員 ただいま坂本委員からのお話もありますけれども、われわれ自由党といたしましては、できるならばひとつ施政方針演説後にやつていただきたい、こう思います。

坂本泰良日本社会党(左)

○坂本委員 ただいま自由党の坂田委員の御要望もありましたが、明日から休会になりまして、二十四日に再開になり、施政方針演説があるわけであります。しかしながらわれわれはこの間を空費するわけには参らないのであります。というのは、市町村の教育委員会はすでに一日から発足されており、この問題については国民の非常な輿論も反映をしておる関係もありますし、さらに岡野文部大臣は、今度新たな、総選挙後の御任命ではありまするが、前からの大臣でありまして、この教育委員会の問題、また日本の教育の根本問題についても、新聞等ではいろいろ発表をされておるのであります。従つてこの国会が開会されまして、施政方針演説を待つて審議をするのでなくて、この教育の問題はそう等閑に付すべき問題じやないと思うのであります。この委員会において休会中といえども開会しまして、大臣の文教対策に対する根本の考えもお聞きするし、さらにこの教育委員会の問題については、時日を空費するわけには行かない現段階にあると存ずるのでございます。かような観点から、ただいま御決定願いまして、ひとつ善処せられたいと思うのであります。散会してさらに協議なんというと、やはり自由党の今の坂田君の御意見のように、施政方針後ということになつて、もう国会は休会だというような状態になるのでありますから、ただいま御決定を願いたいと思います。

竹尾弌自由党

○竹尾委員 坂本委員の御発言でございますが、これは坂本さんのお話の通り、文教上の深刻な問題であることは御承知の通りであります。従いまして非常な深刻な、重大な問題であるからこそ、慎重に考慮いたしまして、総理の施政方針後に真剣に検討された方が、私どもの心構えからいつても妥当であると思うのでございます。教育委員会制度につきしてはいろいろ御議論がございましたが、とにかくすでに発足を見ておる問題でありまするから、その発足後の経過を幾分でも見るということは私どもの務めであるとも思われまするので、これは施政方針後に慎重に検討した方がよろしいと私は考えます。

松本七郎日本社会党(右)

○松本(七)委員 ただいまの坂本委員の御意見に対して、坂田委員並びに竹尾委員から異論が出ておりますし、私も意見を持つておりますが、ここで議論をしてもなかなかきまらないと思いますので、ちよつと休憩して、臨時に理事の参集を求められたらいいと思い

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 速記中止。     〔速記中止〕

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 それでは速記を始めてください。  この機会に文部大臣、次官、課長からごあいさつがありますが、おはかりいたします。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 それでは文部大臣。

岡野清豪自由党文部大臣

○岡野国務大臣 私は十三国会の当時一時文部大臣をしておりましたが、約一箇月の後に解散がありまして、そのまま十分文部行政に対して力を尽すことができませんでおりました。今回また再び文部大臣を拝命いたしました。御承知の通りに今まで終戦後は、皆様と同じように非常に文教に対して理解の深い、また専門家の大臣がずつと続いて来ておつたのでございます。ところが今回終戦後初めて実はほんとうに学問もありませんし、知識もありませんし、まつたく文部行政に対してはしろうとであるところの私が拝命いたしましたので、はなはだ心もとなく考えておりますが、しかし今後駑馬にむちうちまして、一生懸命に文部行政に対しましてお尽しいたしたい、こう考えております。しかしながらこれは御承知の通りに、私個人の考えもございますが、日本の今の憲法の建前から申しますれば、国会が最高の機関でございますし、その中でまた国会の中から選ばれて文部委員になられましたところの専門的知識をたくさんお持ちになつておる経験者の皆様方が、委員としてこの委員会ですべてのことを決して行かれるということでございますから、私どもといたしましては皆様方の御指導、御援助をいただきまして、皆様方のお考えになつたことを国会の意思として、執行機関たる私はそれを忠実に努力奮励しまして執行して行きたい、こういうような考えでおりますから、どうか一つ今後はすべて皆様方の御指導御支援を、こうむりまして、私の職責を尽して行きたいと存じます。どうかよろしく御支援のほどをお願いいたしたいのでございます。簡単でございますが、私のごあいさつといたします。

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 剱木次官。

剱木亨弘文部事務次官

○剱木説明員 文部事務次官の剱木でございます。  今回、新政府の文部次官にしていただきまして、さらにまた政府委員として努力して行きたいと思います。私、文部省にずつと長くおりまして、一度やめましたが、今回また二度目の文部次官を拝命いたした次第でございます。まつたくつまらないものでございまして、いろいろ叱りを受けることだと思いますが、誠心誠意事に当つて行きたいと考えております。今後も何とぞ御指導のほどを切にお願い申し上げます。

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 局長、課長の方はまだ政府委員の発令が出ておりませんから、散会後にあいさつしていただきます。  速記をやめて。     〔速記中止〕

伊藤郷一自由党

○伊藤委員長 速記を続けてください。  それでは次の委員会は十四日の午前に開くことにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後二時三十八分散会

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