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15回国会衆議院1953/02/26

厚生委員会 第14号

発言数
20
登壇者
3
会派数
1
開催日
1953/02/26

会議録

平野三郎自由党

○平野委員長 これより会議を開きます。  まず現在地方行政委員会に付託になつております地方税法の一部を改正する法律案について、入場税の免税の範囲に関して当委員会の意見を申し入れたいと存じますので、その件についてお諮りいたします。  社会福祉事業の関係の入場税の免税に関し、免税の範囲の中に映画を入れてもらいたいという声が非常に強いのであります。当委員会の所管として、重大な社会福祉事業に関することでもあります。このことを地方行政委員会の方に申入れを行いたいと存じますので、御相談いたします。まず申入れの意見を朗読いたします。   入場税の免税範囲に関する意見昨年、地方税法並びに同施行令の改正により社会福祉事業関係のいわゆる免税興業について特別の考慮を加えられたことは、民間社会事業方面に多大の喜びを与えた次第である。しかるに、地方税法第七十八条において、課税免除の適用を受ける催しは「演劇、演芸、演奏、運動競技、展覧会、その他これらに類する催し」に限られており、映画はこれに含まれず、いわゆる記録映画等のみが許される取扱いとなつている。しかしながら、大都市を離れた地方においては、映画こそ唯一の催物であり、この映画が催物の範囲から取除かれていることは、今後催物等による特殊募金にその多くを期待せざるを得ない共同募金事業に対する致命的傷手と申すも過言ではない。よつて、当委員会としては、民間社会福祉事業の進展をはかるため、同法第七十八条の課税免除の適用を受ける催物の範囲に映画を加えるよう、地方税法の改正方を申し入れる。以上のごとき意見を地方行政委員会に申し入れることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認め、そのように決します。  なお文書の作成等諸般の手続に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますから、そのように御了承ください。     —————————————

平野三郎自由党

○平野委員長 次に国民健康保険再建整備資金貸付法の一部を改正する法律案の審査方法についてお諮りいたします。本案につきましては、その内容を細部にわたつて綿密に検討する必要がありますので、これを小委員会に付託して審査すべきであるとの御意見が強いのでありますが、本案を国民健康保険に関する小委員会に付託し、その審査に当らしめることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認め、そのように決します。     —————————————

平野三郎自由党

○平野委員長 次に船員保険法の一部を改正する法律案、健康保険法の一部を改正する律案及び厚生年金保険法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題とし、審査に入ります。  まず政府より趣旨の説明を聴取したいと存じます。厚生政務次官越智茂君。

越智茂自由党厚生政務次官

○越智政府委員 ただいま上程されました健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。  健康保険事業は、創設以来今日まで二十五年の間種々の悪条件を克服して、よく発展の道をたどつて参りましたが、特に終戦後は著しい普及率を示し、社会保険の中核として労働者の生活安定に、ますく大きな役割を果しつつあるのであります。しかしながらいまだ本制度の適用を受けない者もまた相当の数に上つておりまして、本制度の拡充に対する要望はきわめて強く、また他面においては、最近の社会的経済的情勢の推移に応ずる必要がありますので、ここに次のような諸点について、法律改正をいたしたいと存ずるのであります。  まず改正の第一点は、現行の適用範囲を拡大し、新たに、土木建築、教育、研究、調査、医療、通信、報道、社会福祉及び更正緊急保護の事業を適用事業とすること。  第二点は、標準報酬を現行最低二千円から最高二万四千円までの十九等級を改め、三千円から三万六千円の二十等級とするとともに、標準報酬の決定を定時に行うこと。  第三点は、療養の給付期間を現行二年から三年に延長することであります。  以上、改正法案の内容のあらましを説明申し上げた次第であります、  次に、ただいま議題となりました厚生年金保険法の一部を改正する法律案につき提案理由を御説明申し上げます。  厚生年金保険法におきましては、最近の社会的経済的情勢の推移にかんがみまして、健康保険法と同様に、強制適用の範囲を土木、建築、教育、研究、調査、医療、助産、社会福祉等の事業にまで拡張いたしまするとともに、事務の簡素化をはかる等のために、標準報酬は毎年一回定時に決定することに改正いたしたいと存じます。  また健康保険の療養の給付期間を三年に延長する措置をとりたいと存じますので、これに関連して、本法の廃疾の認定時期についても、二年以内を三年以内に改正いたしたいと存じます。  次に、ただいま議題となりました船員保険法の一部を改正する法律案を審議せられるにあたりまして、本法案の提案理由を説明申し上げます。  今回の改正は、船員保険制度の拡充をはかるため、療養の給付、傷病手当金及び家族療養費につきまして、その支給期間を一年延長して、療養の給付または家族療養費の支給の開始の日以後三年を限度とすることとともに、これに関連して廃疾の認定の時期等について所要の調整を行い、もつて被保険者の福祉を増進することといたしたのであります。  以上が船員保険法の一部を改正する法律案を今国会に提出した理由であります。  何とぞすみやかに御審議の上可決されますようお願い申し上げる次第であります。     —————————————

平野三郎自由党

○平野委員長 次に児童福祉法の一部を改正する法律案について審査を進めます。  本案につきましては、ただいま委員長のもとに野澤委員より各派共同提案になる本案に対する修正案が提出されております。  まず提出者よりその趣旨の説明をお聞きいたします。野澤清人君。

野澤清人自由党

○野澤委員 お手元に差上げてあります児童福祉法の一部を改正する法律案た対する修正案であります。かねて母子福祉資金の貸付等に関する法律の審議の際にもはつきりと申合せをいたしました事項でありますが、第四条第六号中「五百円以内」を「七百円以内」に改める、こういう項目を提案いたしたのであります。これは当時育英資金が五百円であつたために、育英資金に右へならえするということでありましたので、今回育英資金の方が五百円が、七百円に上げられまして、すでに二十八年度の予算が発表されておるのであります。従つてこの奨学規定の改正に同調いたしまして、母子福祉の中の五百円を七百円に改めたいという趣旨でございます。予算には全然関係がありませんで、予算の範囲内で施行ができるのでありますから、どうぞすみやかに御賛成を得、御可決を願いたいと存じます。

平野三郎自由党

○平野委員長 それではお諮りいたします。児童福祉法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する野澤委員提出にかかる修正案についてほかに御質疑はありませんか。——御質疑もないようでありますので、両案についての質疑は終了したものと認めるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議もないようですから、両案の質疑はいずれも終了したものと認めます。  次に、両案を一括して討論に付します。——別に討論の通告もございませんので、この際採決をいたします。  まず野澤委員より提出された修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔総員起立〕

平野三郎自由党

○平野委員長 起立総員。よつて本修正案は可決いたされました。  次に、ただいま可決いたしました修正案による修正部分を除く原案について採決いたします。本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認めます。よつて修正部分を除く原案は可決いたされ、本法律案は修正議決いたされました。  なお本案に関する委員会の報告書の作成に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますから、そのように御了承ください。     —————————————

平野三郎自由党

○平野委員長 次に、民生委員法の一部を改正する法律案についての御質疑はありませんか。——本案についての質疑もないようですが、本案についての質疑は終了したものと認めるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議もないようですから、本案の質疑は終了したものと認めます。  次に本案の討論に入るのでありますが、本案の討論につきましては、別に通告もありませんので、これを省略し、ただちに採決に入ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認め、そのように決します。よつて本案の討論は省略し、ただちに採決に入ります。本案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認めます。よつて本案は原案の通り可決いたされました。  なお本案に関する委員会の報告書の作成等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますから、御了承願います。     —————————————

平野三郎自由党

○平野委員長 次に生活保護法の一部を改正する法律案を議題として審議を進めます。  本案についての御質疑はございませんか。——本案についての御質疑もないようですが、本案についての質疑は終了したものと認めるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議もないようですから、本案の質疑は終了したものと認めます。  次に本案の討論に入りますが、本案の討論につきましては別に通告もありませんので、これを省略し、ただちに採決に入ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

平野三郎自由党

○平野委員長 御異議なしと認め、そのように決します。よつて本案の討論は省略し、これより生活保護法の一部を改正する法律案の採決に入ります。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔総員起立〕

平野三郎自由党

○平野委員長 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたされました。  なお本案に関する委員会の報告書の作成に関しましては委員長に御一任願いたいと存じますから御了承願います。  本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後二時二十九分散会

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