議院運営委員会 第17号
- 発言数
- 67 件
- 登壇者
- 13 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/12/20
会議録
○福永委員長 ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 最初に、両院法規委員の辞任及び補欠選任の件をお諮りいたします。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 ただいま両院法規委員になつております自由党の川野芳滿君が辞任をいたしたい、その補欠に花村四郎君を補充いたしたいという申出がありますので、これを本会議で御決定願いたい。
○福永委員長 これを本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 さよう決定をいたします。 ―――――――――――――
○福永委員長 次に、特別委員の指名の件をお諮りいたします。御承知の通り、従来特別委員会の委員の各位は、公報等で指名いたしましたのでありますが、先日来、特別委員会の委員長等の決定が遅れておるというような点でいろいろお話がございました。しごくごもつともでございますし、実は、各党からの委員諸君の名前も全部出そろいましたので、公報ということになりますと、実際に特別委員会が動くのが、さらにまた一両日遅れることになりますから、今回は、議場で指名を願えれば、さつそく特別委員会が活動を始めることができると思うのでありますが、さよう取扱うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは、ただいま申し上げましたように取扱うことにいたします。 ―――――――――――――
○福永委員長 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りいたします。
○安平委員 この間、森君も委員外の発言を求めたりしておるので、緊急性もあるし、本日お取上げ願いたい。
○福永委員長 ちよつと懇談にいたします。 〔速記中止〕
○福永委員長 懇談をとじます。 緊急質問の取扱いにつきましては、後刻さらに御協議をいただくことにいたします。 ―――――――――――――
○福永委員長 それから決議案の取扱いについて御協議をいただきます。決議案は、御承知の通り今村忠助君外百三十一名提出の海外移民促進に関する決議案と、木下郁君外五十九名提出にかかる原子兵器の使用禁止に関する決議案が出ておりますが、どう取扱いますか。
○土井委員 海外移民促進に関する決議案は、各党共同提案のような形になつておりますから、本日上程していただきたいと思います。
○岡田春夫君 土井君から、各党共同提案という話でしたが、私の方はどうなつておりますか。
○椎熊委員 各党に入らない。
○福永委員長 それでは決議案のうち、まず海外移民促進に関する決議案でございますが、これはただいま土井君の発言のごとく、各党の共同提案でもあることであるし、本日上程されたい旨のお話があつたのでありますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは右決議案は本日上程いたします。
○岡田春夫君 私の方は、各党並でないそうですから、賛否は留保しておきます。
○安平委員 海外移民促進に関する決議案は、土井さんの方で提案説明があつて……。
○土井委員 ぼくの方ではない。自由党の今村君から提案説明があつて、各党賛成討論……。
○福永委員長 それはまだお諮りしておりません。
○椎熊委員 この問題は、二十八日には、第一船が行くのだから、はなむけとしてもやらしてください。
○石田(一)委員 この間、全部が賛成ならば賛成討論をしてはいかぬというので、わざわざ堤君が言つてきたのを断つておる。正論だからというので了解してもらつておるのに、きようだけは例外だというようなことなら、そんな申合せはしない方がいい。
○岡田春夫君 石田君の案に賛成です。
○椎熊委員 反対討論をやる人があつたら……。
○岡田春夫君 いや、しない。
○土井委員 ただいまの石田君のお説は、しごくごもつともだと思うけれども、案自身の内容から言うと、これは、日本の国民が将来海外に移住するという問題に非常に重要な関係がある。従つて、各党がこぞつて賛成の意思表示をするため、特にこの問題だけは例外として取扱う。例外として取扱うことに石田君は御反対だろうけれども、前にも例外という形で取扱つた事項もあるのだから、やはり国民全体の意思を各党が表示するという形で、趣旨弁明だけをやつて満場一致という形式的なものでなく、各党が熱烈な賛意を表すことは、国内だけのゼスチユアではない。国外に対する国民の意思を表明するのだから、単なる形で取扱うべきものでないと思う。しかし、これは石田君のお説ごもつともという前提条件がある。しかも前例としない。移民の問題は、日本としては大がかりにやつて行かねばならないときで、最近出発するというときだから、各党こぞつて賛成するという形をとつてもらう、討論の時間はきわめて短かくてもいいじやないかと思う。その方が対外的に非常にいいと思います。
○石田(一)委員 重要性においては、この間の母子福祉資金の貸付等に関する法律案の方がよほど重要性がある。しかも、堤ツルヨ君という女性議員がこれを討論したいというときに、これをやらさないでおいて、海外移民促進についてだけ特別にやるということは一貫しない。ほかに特別の討論のやり方があると思う。
○土井委員 石田君の言われるこの間の母子福祉の問題は、お説の通りの理由があると思うが、これは国内的な関係だけなんです。今度のは国外的な関係がある。
○福永委員長 ちよつと懇談にいたします。 〔速記中止〕
○福永委員長 それでは懇談をとじます。 決議案の取扱いに関して、懇談中いろいろ御協議をいただいたのでありますが、大体各位の御意見が一致点を見出したようでございますので、お諮りをいたします。海外移民促進に関する決議案につきましては、各党共同提案であり、いずれも御賛成なのでありますが、本決議案の重要性その他にかんがみまして、特に今回は前例としないということにいたしまして、趣旨弁明のほか、各党に賛成討論を許す、こういうことに大体の御意見がまとまつたようでございますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは、本日この海外移民促進に関する決議案を上程いたしまして、ただいま御協議いただきましたようなぐあいに取扱いをいたします。なお、緊急質問につきましては、先ほど御協議をいただいて結論を見るに至つていないのでありますが、本日のところは時間その他を考慮いたしまして、これをひとまず留保し、いずれ明日以後においてあらためて御協議をする。
○井手委員 決議案がもう一つありますよ。それも上げて、そうして今の緊急質問を留保するというように私は了解したのですが、決議案がもう一つある。
○福永委員長 それはこれからお諮りいたします。
○井手委員 今のを取消してもらつて、一応決議案を先にやつてくたさい。
○福永委員長 それはまた、これからお諮りをいたします。それでは、緊急質問に関する件は後刻さらに申し上げます。 その前に、決議案がもう一つございます。原子兵器の使用禁止に関する決議案、これの取扱いについて御協議をいただきます。
○井手委員 懇談に願います。
○福永委員長 懇談にいたします。 〔速記中止〕
○福永委員長 懇談をとじます。 原子兵器の使用禁止に関する決議案につきましては、木下郁君外五十九名提出になつておりますが、従来の取扱いにおきましても、決議案は、できるだけ多くの会派、でき得べくんば全部の共同提案ということが望ましいというので、そういう取扱いをして来たのであります。右趣旨によりまして、この決議案につきましても、まだ提案者に加わつていない会派の方にさらにお話合いをいただきまして、その上で、さらに本委員会において、いかに取扱うかを御決定願うことにいたします。 そこで、ついででございますから、討論考及び大体討論をどのくらいの時間でやるかについておきめを願いたい。
○土井委員 趣旨弁明は何分くらいかかりますか。
○今村委員 十五分くらい。
○菅家委員 長い。
○福永委員長 趣旨弁明は今村忠助君で、十分以内。
○園田委員 私の方は、石坂繁君で十分。
○久野委員 私の方は、田原春次君で十分以内。
○安平委員 私どもの方は、福田昌子君で十分以内。
○福永委員長 いずれも十分以内。それではそういうことにいたします。 ―――――――――――――
○福永委員長 次に、本日の本会議の議事につきまして御協議を願います。
○大池事務総長 本日の本会議の議事順序について御協議をお願い申し上げたいのですが、先ほど御決定願いました両院法規委員川野芳滿君の辞任、これにかわる花村四郎君の補欠選挙、これは議院構成の面でございますから、議長発議でお願いを申し上げたいと思つております。 次に、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会、公職選挙法改正に関する調査特別委員会及び行政監察特別委員会の三特別委員の御指名を願いたい。 その次に、ただいま御決定を願いました海外移民促進に関する決議案を御上程願いまして、日程に入る、こういうことにお願いいたします。 日程第一は、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、これは外務委員会理事谷川昇君が御報告になります。これは社会党左派並びに労農党が反対でございまして、反対討論は、帆足計君の申出がございます。 それから日程第二は、農林委員会の案でございまして、全会一致でございます。坂田委員長が報告の予定でございます。 それ以外に、本日すでに上つております議案がございますので、それを緊急上程をお願い申し上げたいと思います。お手元に差上げてあります議案審議状況のうち、農林委員会の案が二つ上つております。農林漁業金融公庫法案、農山漁村電気導入促進法案、二つとも全会一致になつております。それから通産委員会の、電気及びガスに関する臨時措置に関する法律案、これは委員会は全会一致になつておりますが、労農党が委員になつておりませんので、労農党は反対だそうであります。
○椎熊委員 委員になつていないために反対なんですか。
○大池事務総長 委員会は全会一致でございますが、労農党は反対だそうでございます。
○椎熊委員 それならいいけれども、委員になつてないために反対だつたら……。
○大池事務総長 それから電気通信委員会の、電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案、これも労農党が反対以外は、委員会では全会一致。いま一つ、書いたものがございませんが、オホーツク海暴風浪及びカムチャツカ沖地震による漁業災容の復旧資金の融通に関する特別措置法案、これが水産委員会から出て参りまして、本日御上程を願う、これは全会一致です。ただいま申し上げました五件を逐次上程することにおきめ願いたい。(「異議なし」と呼ふ者あり)それ以外に上るのではないかという予定法案が、内閣委員会の保安庁法の一部を改正する法律案、外部委員会の条約一件。
○椎熊委員 外務委員会のは上りません。
○大池事務総長 それから大蔵委員会の、中小漁業融資保証保険特別会計法案、これが上るかもしれません。
○中田委員 それは上りました。
○大池事務総長 それから、大蔵委員会の最初の二件が上つておるそうですが、本日は間に合わないから緊急上程を申し入れない、こういうことですから、お取消しを願います。
○園田委員 あん摩、はりは……。
○大池事務総長 これは参議院送付で、こちらだけで済むものですから、いつでも上ります。 それでは、今申し上げました最初の五件だけ上つておりますから、これを逐次御上程願います。
○福永委員長 先刻御協議いただきました緊急質問の取扱いに関する件は、本日のところこれを留保いたしまして、明日以後において、さらにその取扱いを協議する……。 〔一異議なし」と呼ふ者あり〕
○井手委員 ただそれだけでは困る。次会には結論を出すように願いたい。次々に送られては困りますから、ぜひ上程するように結論を出していただきたい。
○福永委員長 次会に御協議をいただくことにいたします。
○岡田春夫君 さつきの決議案は、労農党は賛成だそうです。
○福永委員長 今、内閣委員長から連絡がありまして、保安庁法の一部を改正する法律案が、すでに上つたそうです。先ほど事務総長の報告では、上る見込みということでしたが、上つたという報告がありましたので、これも緊急上程をお願いいたします。
○土井委員 これも全会一致ですか。
○福永委員長 全会一致じやない。――それでは他に御発言はありませんか。
○安平委員 社会党左派は反対です。
○福永委員長 では、これで本日の議院運営委員会は散会いたします。本会議の開会は午後四時。 午後三時三十二分散会