議院運営委員会 第16号
- 発言数
- 33 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1952/12/18
会議録
○福永委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。 最初に、緊急質問でございますが、これはいかがいたしますか。三つそのままになつておりますが、この取扱いについて御協議を願います。
○土井委員 大体済んでおりますから、一応それは御破算にしていただいた方がいいかと思います。
○福永委員長 いかがですか、土井君のお話のように……。
○渡辺(惣)委員 この三つ出ておるうち、二つは緊急調整の問題ですから時期遅れですが、一応森三樹二君から出ておるものは、これが出ておるということで、ひとつ話をしてください。
○土井委員 それでは、それだけを一つ留保して、あとは御破算にしてください。
○福永委員長 それでは一つを留保いたしまして、あとはすでにその時期を過ぎておりますので、それぞれ撤回をいただいたものと了承してさしつかえございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それではさように決定いたします。
○福永委員長 次に、日本の議事について御協議を願います。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 昨日当委員会で、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を本日の本会議に上げる、こういう御決定でございましたので、日程に上げてあるのでありますが、これは運輸委員長逢澤寛君が御報告になりまして、討論が三人出ております。反対討論が社会党右派の熊本虎三君、それから賛成討論が伊能繁次郎君、それから反対討論で社会党左派の正木清君。
○園田委員 改進党は留保しておきます。
○福永委員長 そこで採決でございますが……。 〔「起立採決」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは起立採決ということにいたします。
○土井委員 採決は議場内で交渉することにして、一応採決の方法は保留しておきましよう。
○福永委員長 すでに起立採決と決定いたしました。
○大池事務総長 それから、本日の本会議に緊急上程をお願い申し上げたいものがお手元に差上げてございますが、大蔵委員会から、昭和二十八年分所得税の臨時特例等に関する法律案が上る模様でございまして、これは委員長奥村君の御報告で、反対討論が二名出ております。社会党右派の中崎敏君と左派の佐藤觀次郎君、このお二人の反対討論が出ております。 次は、厚生委員会から上つて参ります戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案、それからあん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法及び診療エツクス線技師法の一部を改正する法律案、これは参議院の方からまわつて来たものでありまして、一緒に上るはずです。これは厚生委員長の御報告でございまして、今のところ討論もございません。各派一致でございます。 それから農林委員会から上つて参ります分は、湿田単作地域農業改良促進法案、これも各派一致で出て参ります議員案でございまして、青木正君外七十七名提出になつております。この大蔵、厚生、農林の三委員会の分は、本日の本会議に問う合うと思いますが、あとの人事委員会と法務委員会の分は、おそらく間に合わないと思います。もしこのほかに上りましたならば、また場内で御交渉願いまして……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは、ただいま事務総長から申し上げましたような案件が上つて参りましたならば緊急上程をする、なお、そのほかにも上つて参りましたならば、その節場内交渉の上、山程するということに御了承いただきます。これだけが本日の議事に関するものでございます。次に、次回の本会議はいかがいたしますか。
○土井委員 緊急上程をする場合において、全会一致の場合は問題ないのでありますが、全会一致でないような場合においては、議場内で交渉いたしまして、それぞれ討論者を出すような場合がありますから、あらかじめお含みおきを願いたいと思います。 それから次回の本会議の問題につきましては、明日の予想はどうでしようか。それによつてきめた方がいいと思います。
○大池事務総長 きよう中に上る予定のものは、ただいまお手元に差上げたものだけでございます。人事委員会の一般職の給与の問題、特別職の給与の問題、それから法務委員会のは、人事委員会のが上れば間もなく上ると思いますが、きようの様子を見ませんと、人事委員会は両院合同で打合会を開いておりますから、まだはつきりいたしません。
○田中(織)委員 この際ちよつと議長にお伺いしたい問題があります。それは、有田人事委員長が、いわゆる有田書簡なるものを出して、大分われわれ選挙区からもそのことについて、問合せだけでなくて、上京して来るというような関係で、非常に各党とも迷惑を受けておると思いますが、この問題について、議長の方で、人事委員長が地域給に関する書面を各関係町村に出したということについてのいきさつはお聞きになつておるかどうか、また議長の方で、どのように処理せられたかということについてお伺いいたしたいと思います。
○岩本副議長 今田中さんお話の、有田君が手紙を出したということは、今議長がおりませんが、私は承知しておりません。
○田中(織)委員 これは当該の委員会で、委員長の不信任問題にまで発展するということで取上げられておる問題であります。私らもわが党の当該委員からは、経過について報告は聞いております。ただ問題は、私今回のケースについては、当該の委員会の処置を、ことさらにここであげつらう考えは持つておりません。しかしながら、こうしたことが将来にわたつて各常任委員長において万一行われるようなことになりますれば、常任委員会の意思は、現在のように与党、野党の委員の数が接近している場合においては、必ずしも委員会の意見というものが一本にならない場合もあり得ると思いますから、そういうような情勢下に、委員長の名において関係の町村に書面を出したというようなことは、これはどうしてもやめてもらわなければならぬと思います。場合によれは委員長談というものが、たとえば法務委員長の場合にも、調査した案件等について出ておると思うのでありますが、そういう場合には、もちろん委員会に諮るなり、あるいは理事の意見を徴するなりしておる。そういうものでなければ、やはり委員長という立場、あるいは委員会という立場における声明であるとか、通達であるとかいうものにはならないと思います。この問題については、副議長の方ではまだお聞きになつておらないということでありますが、これはむしろ、私は議長さんの権限内に属する問題でもあると思いますので、今後の問題もありますから、一応事情を調査していただいて、議長のこれに対する見解を本委員会において表明を願えれば、将来のために非常にいいのではないか、こういう意味で、大野議長もこの席にはおられませんから、委員長から取次いでいただいて、何らか議長の見解を表明していただきたいと思います。
○福永委員長 田中君のただいまの発言の点につきましては、先刻岩本副議長が発言されました通り、まだ議長、副議長においては詳細は御存じないようでございますので、御調査いただいて、その上で何分の見解の表明なり何なり、適当な方法を講じていただくようにいたします。
○園田委員 行政監察、選挙、海外引揚及び遺家族援護、この三特別委員会の設置は、すでに本会議において決定した事項でございますが、その後委員会の構成ができないで困つております。会期もあと数日でございますから、すでに決定したものが会期中に活動できないということは、本委員会の権威にも関しますので、少くとも次回の本会議においては、しかるべく御指名の御手配を願いたいと思います。これは両院法規も同様です。
○福永委員長 園田君の御発言の点、しごくごもつともであります。前回にも同様趣旨の発言がございました。与党委員各位においては、この点について、次回の委員会においてかような発言があることのないように、御善処を願いたいと思います。 それでは討論は、例によつて十分程度でどうでしようか。
○土井委員 中崎君のは十五分くらいかかるそうですが、きようは時間もあるし、その程度で……。 〔「了承」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 ここで皆さんにお諮りいたしますが、ただいま森君から、委員外の発言を求められております。これを許してよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 各位の御同意がございましたので、特にお許しをいたします。 その前に申し上げておきますが、緊急質問の件につきましては、本日はあなたの分だけは留保することになつておりますので、いずれにいたしましても、この点につきましてせつかく御発言くださいましても、ただいまから、また本日やるということに変更することはいかがかと思いますので、次会に取扱います際に、森君の御発言をしんしやくするにやぶさかでございません。さような意味で、その点をお含みの上、御発言を願います。森君。
○森三樹二君 委員長の非常な御好意によりまして発言を許していただいて、ありがとうございました。実は人事委員会を今やつておりまして、地域給の問題で今まで協議しておつたので、おそく参つて発言をお願いして申訳ありません。実は遺家族の公債の問題につきまして各地からいろいろ要請がありまして、この間も、私の方の北海道帯広町の遺家族援護会長が来まして、六百三十五枚もらうのに、現在三枚しかもらつていないという。私も新聞で見たところが、公債を遺家族に送るために厚生大臣もみずから督促しておるが、大体年内に六〇%は送れるだろうといつておるということでございます。実は私の妹も遺族でございまして、この五万円の公債を、やはりもち代にしようと思つて非常にあせつておるわけです。私は、当然手続上において全部いただいたもの、交付されてしまつておるものと思つておつたのであります。ところがあにはからんや、今あわてて公債を送つておる。しかも、まだ年内には六〇%くらいしか送れないということが新聞に書いてあります。これでは私は、遺家族の援護に十分ではないのじやないかと思う。できるだけ早くやつていただきたいということを厚生大臣に、それからまた、その金の捻出方法等についても、大蔵大臣にお尋ねしてみたい、こういう考えでございますので、事態は非常に緊急性があると私は考えております。各位におかれましても何とぞ――きようはいたし方ございませんが、明日の本会議に上程せられんことをお願いいたします。どうかよろしくお願いいたします。
○福永委員長 それでは、森君の御発言は本日は承つておきまして、この次の運営委員会において委員各位に御協議をいただくことにいたします。 本日の本会議の開会時間はいかがいたしますか。 〔「一時四十分」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは一時四十分ということにいたします。 次回の本会議につきましては、また明日開かなければならない情勢であるとするならば、場内交渉ででもいたしますか。あるいはもう一回……。
○土井委員 案件が上つて来る見通し等があれば、明日開くことにしておいたらどうですか。会期も切迫しているのだから……。
○大池事務総長 そういたしますと、あん摩、はり、きゆうの分については参議院から来たものでございまして、こちらだけでも済むものでございますから、それだけでも預かつておきましようか。日程がからになつても……。
○福永委員長 それでは各位の御協議をいただいて本日上程することに決しました参議院より送付の、あん摩師、はり師、きゆう師云々の法案は、本日は上程を留保して、明日以後の日程にこれを掲げることにいたします。 本日の議院運営委員会はこれにて散会いたします。 午後一時十九分散会