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15回国会衆議院1952/12/16

議院運営委員会 第14号

発言数
21
登壇者
7
会派数
5
開催日
1952/12/16

会議録

福永健司自由党

○福永委員長 ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  まず、本日の議事について御協議願います。日程第一、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案というのがありますが、御承知のごとく、本日はもうやがて予算が委員会の審議を終了する見込みでありますので、これをいかに扱いますか、またほかの議案をどういたしますか、さよなことについてそれぞれ御意見を伺いたいと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 本日は、本国会の最も中心問題であり、重大な予算案が上つて来るのですから、これに集中することにして、残余の議案は他日に譲つて本日は留保しておく、そういうことを希望いたします。

福永健司自由党

○福永委員長 ただいま椎熊君の御発言のごとく、本日は予算案だけを取扱い、残余の議題は明日以後に延ばす、そういうことでよろしゆうございますか     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

福永健司自由党

○福永委員長 それではさよう決定をいたします。  そこで、本日の予算の本会議における審議についてございますが、ちよつと懇談にいたします。     〔速記中止〕

福永健司自由党

○福永委員長 それでは懇談をとじます。  ただいま懇談中に御協議をいただいたのでございますが、予算三件の議事順序等につきましては、昭和二十七年度一般会計予算補正(第1号)昭和二十七年度特別会計予算補正(特第1号)昭和二十七年度政府関係機関予算補正(機第1号)、以上を一括議題といたしまして、最初に予算委員長の報告、次いで一般会計予算補正に対する修正案の趣旨弁明を行い、その次に特別会計予算補正及び政府関係機関予算補正の撤回を求めるの動議の趣旨弁明を行い、それから討論に入り、その後に採決をする、こういう順序で……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 採決の場合に、昭和二十七年度一般会計予算補正(第1号)に対する修正案、井出一太郎君外二十二名提出に対する採決は、記名投票によつてこれを行い、爾余の二原案、すなわち特第一号、機第一号の撤回動議の採決等は起立採決によつてこれを行い、特第一号と機第一号の撤回動議が否決されますならば、その両案が一応残りますから、その両案の原案を一括してこれを起立採決によつて行う、こういうような方法に取扱つていただいたらよかろうと思います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 事務総長の意見を聞きたいのだが、最もかんじんなのは政府原案でしよう。そのときに記名採決した方がいいのか、修正案のときにやつた方がいいのか、扱いとしては、どつちがほんとうでしようか。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 やはり修正の方がよくないでしようか。野党各派で出ております修正を採決するのですから、それに賛成と反対のものがはつきりしておれば、修正がかりに敗れた場合の原案については、おのおのまた次善の策として賛成する場合もあり、やはり依然として通すために反対される場合がありますので、第一回の方がほんとうじややないでしようか。

福永健司自由党

○福永委員長 それでは議事の順序等につきましては、先ほど私が申し上げ、その後土井君が採決の方法等につきまして発言されたのでありますが、その両方を合して、さようなぐあいに本日の予算案等の取扱いの議事を進めるということに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

福永健司自由党

○福永委員長 御異議ないようでございますから、さよう決定をいたします。  そこでもう一度懇談にいたします。     〔速記中止〕

福永健司自由党

○福永委員長 それでは懇談をとじます。  ただいま討論について懇談中に御協議をいただきまして、自由党、改進党、社会党右、社会党左及び無所属の討論までは御異議がなく協議がととのつたのでございますが、労農党の討論につきましては、いろいろ議論が出ておりますが、ここでひとつ各会派の御意見を伺いたいと思います。

菅家喜六自由党

○菅家委員 これは多年の原則によつて、許さないことに願います。

椎熊三郎改進党

○椎熊委員 館君せつかくの御希望のようでございますけれども、私どもこの原則をきめるのに数年苦労して、そうして小会派は一本になつて一人ということが、大体四年間は厳格に守られて来た。今回は、小会派の中に福田君の賛成の意見があるから、賛成の意見は、当然二名までは出さざるを得ない、従つて優先されております、その際、四名の労農党の方からもまた出ると、反対の討論はすでに三名出ておるのです。私は同郷のよしみをもつて、あまりこういうことを言うのは弱るんですけれども、心棒を通しておきたいから、きようはがまんしてくれませんか。そのかわり、また事情の許すときは、あなたの御希望のために努力する場合もあろうかと思います。きようは大事な会議でございますから、ここで原則をくずすことは残念だと思います。その意味で反対します。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 せつかく館君の方からいろいろお話がありましたが、御承知の通り、予算委員会の審議の状況を見て参りますと、多分四時半過ぎまでかかる見込みであります。本会議を開きましても、四時半からということになると、これらの人々が討論をする場合においても、相当の時間がかかることが予想されるのであります。かてて加えて、従来交渉団体的な員数にならない場合においては、原則として発言を許さないという決定もございますので、この場合時間の関係と、一面原則を通すという意味合いにおいて、この点については労農党の方でもひとつがまんしていただきたい。また従来のように施政方針その他の問題につきまして、それぞれの党の立場において質問等がおありになる場合は、われわれもできるだけそれらに対して賛意を表し、その希望をかなえるべく、過般の施政方針演説に対する質問にも立つていただいたのであります。従つて、きようの場合においては、館君の方でも事情をしんしやくしていただいて御遠慮願いたい、私はこういうふうに考えております。

渡辺惣蔵日本社会党(左)

○渡辺(惣)委員 私も椎熊君と同様に、同郷のよしみで館君の発言を尊重したいのでありますが、館君のきようの御意見では、従来の申合せの原則をかえて発言をさしてくれという御希望です。これはちよつと議運の建前として困ると思う。従来は、無所属、小会派の中からも、こうした討論に参加するようにお互い心がけて来たわけですが、きようの場合は、無所属倶楽部が賛成にまわつております関係上、労農党としても、今日は一言なかるべからずだろうと思いますので、苦衷了承いたすのでありますが、その点は、ひとつ議事進行の建前上、皆さんの御決定にまかしていただきたいと思います。

館俊三労働者農民党

○館俊三君 どうもやむを得ませんが、私、今度初めて会議に出て来て考えておりますことは、そういう原則を、議場を整理する意味においてお立てになることは必要であつたということもあるでしようが、どういうふうな必要からそうされたか知りませんけれども、一応三人でも五人でも、党名をつけて、一つの性格を持ち、政策を立ててやつておる場合には、大政党も小さな政党も、政党には違いはないと私は考えて行きたい。そういう場合に、やはり民主主義の原則に従つて、無所属の方もいらつしやつてなんですけれども、そういう性格とは、私の方の党はいかに小さくとも違う。そこで、民主主義の原則に立つて発言の機会を与えていただけるように、これからお考え直しをいただけないものかと私は考えます。その意味から、今後原則についての考え方に少し御考慮を払つていただければ、私は非常にけつこうだと考えております。特に時間の割当問題についても、実は不服があるのであります。大政党から時間の割当をする、二時間も割当てれば、同じ趣旨のことを四人も出てやる。それに対して、一つの党がほんの少しの発言時間もいただけない。そこで政党の賛成討論、反対討論は、一つの政党から一人として考えて、言い足りないところは補充するにいたしましても、私は、そういうふうな原則を考えておるのであります。きようはやむを得ませんが、ひとつおきめになつたことについては、今後十分御協議を煩わしていただいて、今後何かのときはまたお願いいたしますから、十分に扱つていただきたいと思います。

福永健司自由党

○福永委員長 ただいまの館君の御発言につきましては、それぞれ委員各位においてお聞きになつておりますので、御考慮いただくことにいたして、いずれにいたしましても、各党とも、それぞれこの取扱いについて、党の態度を表明されました。採決をいたすまでもなく、その結論はきまつておりますので、どうぞひとつ館君も御了承をいただいて、本日は討論を御遠慮願うことにお願いをいたします。  本日の議事については大体以上でございますが、次回の本会議はいかがいたしますか。明日どうでしよう。

大池眞衆議院事務総長

○大池事務総長 国鉄裁定も上つて来ておりますし、ほかにまだ上つて来るのもございますから……。

土井直作日本社会党(右)

○土井委員 明日やりましよう。

福永健司自由党

○福永委員長 それでは、案件もありますことでございますし、なお、これからあと委員会から上つて来るものもある模様でございますから、明日は定刻から本会議を開くごとに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

福永健司自由党

○福永委員長 それではさよう決定いたします。従つて運営委員会は午前十一時から開きます。  本日の本会議の開会は、予算委員会が終りまして、本会議に委員長が報告する等のことがございますので、若干の準備の時間を要するかもしれませんが、いずれにいたしましても、委員会終了後、なるたけ早く開会するということに御了承を願います。  それでは、本日の運営委員会はこれで散会いたします。     午後三時三十六分散会

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