議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1952/10/25
会議録
○福永委員長 それではただいまから議院運営委員会を開会いたします。 この際一言ごあいさつをさしていただきます。世に、はからずもという言葉がございますか、私の場合、まつたくはからずも委員長に選任せられました。従来、当委員会におきまして私はお育てをいただいておつた次第でございますが、なおこの上ともぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。議院運営ということは、なかなか容易でないことを身をもつて長く体験して来ておるのでございますが、今日以後の議院運営は、普通に考えますれば、非常にむずかしいであろうということになつております。幸いにいたしまして、皆さんの御協力によりまして、大してむずかしくない運営ができますよう、ぜひとも御協力、御鞭撻のほどお願い申し上げます。(拍手)
○椎熊委員 運営委員長の就任せられた冒頭において、私は運営委員の一員として、お願いやら希望やらを申し上げておきます。 過去の運営委員会でたいへん長く苦労されたと言われますが、なぜああいうふうにめんどうであつたかというと、その当時は自由党が絶対多数で二百八十名からありましたので、何事でも数の多数をもつて横車を押し切ろうという悪い点があつた。われわれは国会を正しく守りたい、国家最高の機関たる国会を正しく守り扱きたいということで、それに対抗して参りましたが、数の力にはとうてい及ばない。そういう結果から、常に紛糾に紛糾を重ねて参つたのですが、今日以後の国会並びに運営委員会というものは、そういう姿であつてはならないと思います。従いまして、私は福永君のお人柄をも、実は長いつき合いではありませんけれども、存じ上げておりますが、非常に公平な方だということを私は確信しております。こういう方を運営委員長に迎えたことは、運営委員会としても非常に仕合せだと思います。従つて、今日以後の運営委員会というものは、過去にやられたような、数で少数を圧迫するような、言論を抑圧するような、小会派には言論の機会を与えないというような行動、あるいは三分間か二分間の演説をやれというような、そういう数の暴力によつて理不尽なことをしいるようなことがあつては絶対ならぬ。そういうことをしてはなりません。われわれも、そういうことであるならば、それに対抗しなければならぬ。幸いにして運営委員の数も与野党とも接近しておりますから、そういう紛糾した場面はないと信じますが、どうか公平無私の見地に立つて、要は国会の権威を保持する、国家最高の機関たる国会のあり方を身をもつてつくつて行くという御決意でやつていただくならば、私どもも協力を惜しみません。この公平な委員長を中心にして、りつぱな運営をして行きたいというのが私どもの念願でありますから、どうかそのつもりで御指導を願います。(拍手)
○福永委員長 他に御発言はありませんか。――それでは次回の本会議をいつ開きますかについてお諮りをいたします。
○松井委員 これは与党の方々にお伺いすればいいか、議長の方にお伺いすればいいか、ちよつと私も見当がつかないのでありますが、今委員長から、次回の本会議をいつにするかということでありました。今までの各党各派の代表者会議といいますか、各派交渉会といいますかで、大体各派の了解点が一致したのは、組閣ができて、それから各常任委員、常任委員長の選任を行う本会議を開く、こういうことでありました。そういたしますと、これは与党でも組閣の日数が何日ということはわからないと思いますが、組閣についての大体可能なる日数の計算――常任委員、それから常任委員長の選任を行い、国会の構成を行うということは、一日も早くしなければなりません。これか国会法の建前であります。従つて、そういう事柄に対して衆議院の最高責任者である議長の見解を、この際お伺いしておきたいと思います。
○大野議長 ただいまの、まず組閣は幾日に完了するかということは、あらかじめ申し上げる材料を持つておりませんが、今総理がせつかく構想を練つておるようでありますから、まず常識からいつて、月曜日から組閣にかかり、まあ一週間くらいで完了するのじやなかろうか。これは私の常識的な見解でありますが、まあ最大限一週間もあればいいのじやなかろうか、かように私は考えております。
○椎熊委員 大体一週間くらいで組閣ができるというお見通しだということでありますが、組閣ができたらただちに御通告を願つて、国会を開いて、委員長その他の国会の機構の整備をやる。それからその日から最も近い時間、すなわち宮中等の御都合を聞いて、二日か三日の間に開会式を行う。それをやつて、その後国会に臨む準備のためにお休みになるなら、休むことには同意いたしますから、ひとまず国会の機構を整備するということに集中してもらいたいという希望であります。
○土井委員 これは懇談的に話したいと思いますから……。
○福永委員長 速記をとめて……。 〔速記中止〕
○福永委員長 懇談を解きます。 懇談中にお話合いをいたしましたことに基きまして、組閣は大体従来の先例等によりまして約一週間くらいを要するものと見まして、三日まで自然休会といたしまして、四日の午後一時に議院運営委員会を開きます。そして九日までに本院の構成に関することと、開会式とを終了する目安をもつて明日から自然休会に入る、こういうことで御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それでは御異議がないようでございますから、さように決定いたします。
○椎熊委員 昨日の本会議で会期六十日を決定いたしましたが、この六十日を決定するのにつきましては、各派の交渉会でいろいろな内容があつて、そういうふうにきまつたのであります。従つて、私はそれを再確認しておいてもらいたいと思います。六十日の会期は非常に長いようではございますけれども、内閣の成立であるとか、あるいは準備期間等をもにらみ合せまして、それを織り込んで考えておるけれども、われわれはこの特別国会を実質的な国会に盛り上げて行きたいという希望から、六十日のうち、末期から逆算して三十日間は実質的な審議に当るということを各派で紳士協定したわけです。それをくずされては非常に困るので、その三十日で足らなければ、なお会期を延長するということもつけ加えて言われております。従つて本第一回の運営委員会では、会期六十日、その間、後半の三十日は実質審議の期間に充てるということを再確認しておいていただきたいと思います。
○坪川委員 ただいま椎熊君から提議されました問題につきましては、自由党といたしましても、各派交渉会におきまして先般決定いたしました通り再確認をいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 それではただいま椎熊君及び坪川君から発言かありました点につきましては、それぞれ御発言の通り決定いたします。 ―――――――――――――
○大池事務総長 そこで各党に割当りました委員の数が差上げてございますが、それによりますと出入りかありますので、どこを出していただくかというようなことは、いつおやり願えますか
○椎熊委員 今やりましよう。私の方の出すのは懲罰、決算、電気通信、郵政、人事、この五つです。
○大池事務総長 そうすると、今度は無所属倶楽部の方から七つお出し願わなければなりません。
○武知委員 これは労農党と今話合い中でございますから、あとでお届けすることにいたしたいと思います。
○岡田春夫君 たしか前々回の各派交渉会のとき、まだ無所属倶楽部ができない前にこちらで相談したのと、無所属倶楽部ができたことによつて幾らか変更か出ておるので、この際これを三階組は三階組で話をさしてもらうことに一応了解していただいて、できるならば、この際もう少し調整ができるように、時間的な猶がかお願いできればと思います。
○土井委員 あなたの方で五つとれるでしよう。だから五ついいのをとればいい。無所属倶楽部も十四、いいのをとればいい。そうしてあとは、これはいらぬというのを出してもらえばよいわけです。
○岡田春夫君 その点をまず第一に了解してもらつて、そのあとで出すということで……。
○福永委員長 それでは暫時休憩いたします。 午後五時三十四分休憩 ――――◇――――― 午後五時四十分開議
○福永委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。
○大池事務総長 無所属倶楽部と労農党との話合いは、こういうことだそうでございます。無所属倶楽部の方は七つ出して、労農が五つもらうわけでございますから、従つて実質的には二つしか出ないわけでございますか、純無所属か三人ありまして、その方にどうしても三つ出て行かなければならぬという形で、電気通信と決算、懲罰、この三つを実質的に出しまして、純無所属の方に差上げて、あとの方は労農と無所属の方で適当にわけ合つていただく、こういうお話でございます。
○土井委員 そこで大体各党から出されました委員の内容はわかりましたが、わが党といたしましては、この際労働と電気通信をちようだいするごとにいたします。
○大池事務総長 そうすると、右派の方は五つのうち二つとつたので、あと自由党の方で一つ、それから左派の方で一つとれるわけです。
○田中(織)委員 私の方は郵政をもらいます。
○大池事務総長 そうすると、あと自由党の方では、残つた決算と懲罰のうちでとれるわけです。――自由党の方は決算をとるそうでございますか、そうすると懲罰が一つ残つております。
○岡田春夫君 私の方を先にとらせてください。私の方に決算を……。
○村上委員 まあ、それでいいでしよう。
○大池事務総長 それでは自由党か懲罰、それから決算の方は岡田さんの方になります。それで一応委員の数はきまりました。
○福永委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。 午後五時四十六分散会