予算委員会 第1号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1952/02/01
会議録
○委員長(和田博雄君) 予算委員会を開会いたします。 今日おきめ願いたいのは、お手許に配付いたしました二十七年度予算予備審査日程表であります。先般二回理事会を開きまして理事のかたがたと御相談をしてこの日程をきめたわけであります。ただここでお断わりしておきたいことは、実は今日、二月一日の今日ですが、今日の委員会で大蔵委員会に今かかつておりまする財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案について、これは予算に非常に重大な関係がありますので、当予算委員会としましても、今日委員諸公の審議をお願いいたしたいと思つてこの日程を組んだわけでありますが、本日は大蔵大臣が衆議院の予算委員会に行つておりまして、どうしても手が離せないということで、二月六日にこの今日の委員会を繰延べることにいたしまして、一つこの日程を御承認願いたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田博雄君) それではこの日程表と、それから同時にお手許に配りました予算委員会の視察予定とこの二つです。御承認願つたということにいたしてよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田博雄君) それでは御異議ないと認めます。本日は……。
○佐多忠隆君 西日からのやつは……。
○委員長(和田博雄君) 予定通りいたします。
○波多野鼎君 二月十四日の視察ですが、何人行くのですか。
○委員長(和田博雄君) 大体四名ずつだそうであります。どちらに行くか申込んで頂きたいと思います。それからもう一つ、御報告申上げて予め御承認願つておきたいと思うのですが、この四日に開きまする、月曜日です、四日に開きまする参考人といたしまして、財政法関係の一部を改正する法律案についての参考人でありますが、今予定しておりまするのは大内兵衞先生、それから金森徳次郎先生、それから慶応の財政学の教授であります永田清先生、それからもう一人田中一郎先生の四人の先生がたに来て頂いて意見を聞く予定にいたしております。大内先生と金森先生は御承諾下さいましたが、後の二人はまだ交渉中でありますので、いずれきまりましたら、さように御承認願つておきたいと思います。何か……。
○波多野鼎君 この二月五、七、八日の視察ですね。これは乗物なんか準備は……。
○委員長(和田博雄君) この準備はちやんといたす予定でおります。
○波多野鼎君 集まる時間などは予め……。
○委員長(和田博雄君) かしこまりました。資料の要求とそれから後の三月四日、五日の公聴会にどういうかたに来てもらうかについて一つ候補者をそれぞれお出し願つて頂ければ非常に幸いだと思います。
○佐多忠隆君 資料のあれですが、財政法の審議をいたすんでしようから、財政法に関する提案理由の説明、それから何か改正法との対照表みたいなものができておりますが、大蔵省のほうに……。その資料を一つお出し下さい。
○波多野鼎君 日米防衛支出金、これは日米安全保障條約に基くものだと思うのだけれども、各国の、例えば北大西洋同盟條約によつて行われる場合の防衛分担金、その支出金というようなものが、例えばイギリスが出しているとか、或いはフランスが出しているとか、そういつたようなことが、或いはフィリピンの関係を資料的に一つ詳しく説明したものを出してもらいたい。そういうものを外務省と連絡でもとられて、ほかの国の例はどうなつているとかいうことを……。
○政府委員(河野一之君) 非常にむずかしいんでして、北大西洋同盟條約なんかについてのそういつた経費負担のものについてはつきり書いたものは、ございません。ただ一般的な條約、これはございますが、これはお出しできると思うのです。その他の問題については或る程度機密に属するものもあり、発表したものはないと思います。そういうものをお出しすることはちよつとできないと思います。実際問題として……。まあできるだけのことはいたしますが、北大西洋條約についてそういうはつきり書いたものはございません。
○波多野鼎君 その資料を要求するのは、今日衆議院の予算委員会を聞いてると、大蔵大臣がいい加減な答弁をしておるのです。というのは、アメリカのヨーロッパに対する軍事援助の問題なんかと何らか引つ絡まつたような答弁をなさつておつて、例えばイギリスあたりが、イギリスの国内に設けられたアメリカの航空基地、そういうものに対してイギリスがどれだけ負担しておるかといつたような問題と、ヨーロツパに対するアメリカの援助の問題等と引つ絡めたような答弁をしておるので、あれでは非常に不明確だと思うのです。この支出金をきめられた場合に、政府の側においてはそういう各国の事例等も参照して、この程度は妥当だという意味できめられたと思うので、そのきめられた場合の根拠になる参考資料というものを我々のほうに出してもらいたい、こういうことなんです。
○政府委員(河野一之君) 北大西洋條約とか、或いは米比協定とか、そういつたものは條約集にもございますので、これはすぐ出ると思うのでありますが、防衛支出金について各国がどういうふうにやつておるか、これは各国おのおの態様が非常に違つておるようでありまして、これはいずれ防衛支出金のところで詳細御説明申上げたいと思いますが、このこと自体に関する資料と申しましても、ちよつと法的なものは実はないと思います。各国でおのおのアメリカとの協定でやつておるが、それが発表せられたものは一つもございませんので、或る意味において我々も聞き知つておるというような程度のものが多いのじやないか、勿論外務省といろいろ打ち合わせはいたしておりますが、資料として出し得るものがどの程度ありますか。その点よく調査いたしまして、できるだけ出せるものは出すというふうにいたしたいと思います。
○波多野鼎君 いや、それは今日の大蔵大臣の答弁を聞いておると、何か資料的な根拠があつて、日本としてはこの程度が妥当だという見当を付けてこの予算を組んだのだという答弁をしておりました。この金額が大体妥当だということを、単に国内の経済情勢とか、日本国内の例えば国民所得とか、そういつたようなものだけじやなしに、日米の防衛條約、安全保障條約ですか、こういう規定と、それから北大西洋條約における規定との比較においても、この辺が妥当だと思うというような答弁をしておつたのです。だから何か根拠があるのでしよう。そういう参考にしたものがなければおかしいと僕は思うのだが、どうなんです。
○政府委員(河野一之君) 参考と言いますか、イギリスなどの或る程度の例は知つておりますし、フランスでもどういうふうになつておるというような点はございますが、どういう点の取極ですか、私は行政協定の問題だと思いますので、現に行政協定進行中でもありますし、この行政協定についていろいろ話合いのあつた点、及びイギリス、フランスなんかの例で大臣もお考えになつておるのだと思いますが、具体的にどういう資料があるかというようなことにつきましては、どういうものをお望みになりますかによつて違いますが、そういつた行政協定、英仏等の行政協定を耕せと言われましても、ちよつと或いはむずかしいのじやないかというふうに私は思います。
○波多野鼎君 それは或いは手に入らなければ止むを得ませんから、そういう点は無理なことを要求しておるわけじやなくて、イギリスにしろ、フランスにしろ、共同防衛と言いますか、そういうものの負担はどうなつておるのかという点については、数字的な程度でもいいのです。どうせ参考になさつたものがあるのでしようから、そういうできるだけのものを出してもらいたい、秘密取極のことは日本ではわかりますまいから、そんなものを要求しておるわけじやないのです。
○政府委員(河野一之君) できるだけのことはいたします。
○木村禧八郎君 資料ですが、今度の予算の説明書の中には、国庫対民間収支の見込の表がないのですね。この前のはありましたが……それはお出し願えますか。
○政府委員(河野一之君) これは財政法の二十八條の書類だと思います……。
○木村禧八郎君 ええ、そうです。
○政府委員(河野一之君) これは数日中に出すつもりで今印刷をいたしております。
○吉川末次郎君 四日の委員会で参考人の意見を聞くということで、今委員長から交渉中の人名を挙げられましたが、何の問題について聞くのですか。財政法の問題ですか。
○委員長(和田博雄君) そうです。
○吉川末次郎君 了解しました。
○委員長(和田博雄君) ほかに御発言がなければ、本日はこれにて散会いたします。 午後二時五十六分散会