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13回国会参議院1952/04/25

内閣委員会 第18号

発言数
23
登壇者
2
会派数
2
開催日
1952/04/25

会議録

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) これより委員会を開会いたします。  先ず第一に行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題に供します。質疑はございませんか……。質疑はないようでありますから、質疑を終了したと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) それでは質疑は終了いたします。  これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見のあるかたは修正案の朗読と修正理由の説明を討論中にお願いいたします。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 私は只今議題になつております行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして以下申述べますような修正意見を付して賛成をいたすものであります。  修正案を朗読いたします。    行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二條第一項改正規定の表外務省の項中「本省一、五六七人」を「本省一、五八七人」に、「計二「四三二人」を「計二、四五二人」に改め、同表運輸省の項中「航空庁一、二四五人」を「航空庁一、二〇九人」に、「計二八、二三〇人」を「計二八、一九四人」に改め、同表合計の項中「八四一、六三五人」を「八四一、六一九人」に改める   附則第一項中「昭和二十七年四月一日から施行する。」を「公布の日から施行し、昭和二十七年四月一日から適用する。」に改める。  以上の修正案を付して賛成するものでありますが、修正案について極く簡單にその趣旨を説明いたしたいと存じます。  外務省の項において二十人を増加いたしまするのは、本案を審議中の過程において平和條約に伴つた安全保障條約に関連いたしまして、日米合同委員会が設置せられることになつておるのでありますが、この日米合同委員会において両国間における安全保障條約施行上のいろいろの問題を処理する上において必要な日本側の職員を設けなければならんことは当然でありまして、その場合にそれらの仕事に従事する職員を政府機関に設ける必要があり、その政府機関は当然外務省になりますから、その外務省に二十人の新たな増員を必要とすると認められますので、外務省にそれだけの人間の増員をすることについての修正を加えたいと思うのであります。  それから運輸省の項において、航空庁関係で三十六人を減じますのは、提案の説明によりますと、これは新らしく航空法が制定せられ、それに伴う職員ということになつておりますが、その新らしい提案されるべき航空法は未だ国会に提案をされておりませんし、而も伝えるところによればその所管問題等について政府部内においてもまだ最終的の決定を見ておらないように認められますので、その最終決定並びに提案を見た上で、将来改めてこの行政機関職員定員法の改正をすることも遅くはないと思われますので、その関係の三十六名を航空庁関係において原案から削除することにいたしたのであります。  それから附則において施行期日の関係から先ほど朗読いたしましたような修正をいたしましたが、これは当然のことでありまして、四月一日がすでに過ぎておりますので、公布の日から施行する、但し適用につきましては俸給その他の関係もありますので、四月一日から適用する、こういう趣旨であります。  なおこの機会に私は行政機関職員定員法について希望を申述べて置きたいのでありますが、先の国会において我我内閣委員は行政機関職員定員法の改正につきましては、各委員の真に日夜を分たざる努力を以ちまして、我々といたしましては最善とは申せなかつたのでありますが、併しでき得る限りの努力をして、その最善に近いような修正案を加えていわゆる行政整理の問題を解決したつもりでありますが、その行政整理について我々が今申しますように真摯な態度で各委員一致をして努力をいたしました結果に基いた新らしい定員の配置状況等を見ますと、政府部内においてそれぞれ移管が行われましたり、或いはそれに近いような不満足な配置状況、或いは減員が行われましたりいたしまして、我々重ねて申しますごとく、極めて真摯な立場で、公平無私の立場でいたしました結果が、その一部において蹂躪されたような虞れのあることを誠に遺憾とするのであります。国会の審議権を尊重するという立場から申しましても、政府部内におかれましては将来そういうことのないように特に善処方を煩わしたいと思うのであります。  右の希望意見を附し、又修正案を提案いたしまして、そうして本案に賛成するものであります。

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 他に御発言ございませんか。御発言もないようですから討論は盡きたものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 御異議ないと認めます。それではこれより採決に移ります。先ず第一に楠見委員提出の修正案を議題に供します。楠見委員提出の修正案に賛成のかたの挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 全会一致でございます。よつて楠見委員提出の修正案は可決されました。  次に只今可決されました楠見委員の修正にかかる部分を除いた法律案全部を問題に供します。修正部分を除いた原案に賛成のかたの挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 全会一致であります。よつて本案は全会一致を以て修正議決されました。   —————————————

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 次に総理府設置法等の一部を改正する等の法律案を議題に供します。これについては前回の委員会において大体質疑も終了したように考えておりまするが、質疑は終つたということにいたしまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) それでは質疑は終了いたしました。  これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ願います。なお修正意見のあるかたは修正案の朗読と修正理由の説明を討論中にお願いいたします。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 只今議題となりました総理府設置法等の一部を改正する等の法律案につきましては、大体昭和二十七年度の予算案においてそれぞれの人員その他の増減に伴つた善後措置としての改正法律案でありますので、私はその見地からこれに賛成いたしたいと思うのでありますが、ただ原案につきましては施行期日の点において修正を要する点があると認められますので、その点についての修正意見を附して賛成いたしたいと存じます。  修正案を朗読いたします。    総理府設置法等の一部を改正する等の法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項中「昭和二十七年四月一日」を「公布の日」に改める。  以上であります。

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 他に御発言もないようでありますから、討論は盡きたものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 御異議ないと認めます。  これより採決に移ります。先ず楠見委員提出の修正案を議題に供します。楠見委員提出の修正案に賛成のかたの挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 全会一致であります。よつて楠見委員生出の修正案は可決されました。  次に只今可決されました楠見委員の修正にかかる部分を除いた法律案全部を問題に供します。修正部分を除いた原案に賛成のかたの挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 全会一致であります。よつて本案は全会一致を以て修正議決されました。   —————————————

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 次に法務府設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。本委員会におきましてはすでに四月二日に本法案に対する大体の質疑を終つておるのでありますが、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 異議ないと認めます。只今より討論に入ります。

楠見義男緑風会

○楠見義男君 私は只今提案されました法務府設置法の一部を改正する法律案に賛成をするものでありますが、この際特に政府に対して強く要望をいたしたいことがありますので、その点を附加えて申述べておきたいと思うのであります。  それはこの改正法律案の内容は、拘置支所を拘置所に昇格させること、それから少年院を新設すること及び少年院の分院を本院に昇格させることを主なる内容にしておるのでありますが、かねて委員会における質疑応答の際にも、或いは赤松委員からも強くお述べになりましたように、又私も附加えて申上げましたように、少年院の設備が新らしくでき、そうして又その設備がうまく運用され、改善されることについては、これは必ずしも反対するものではないのでありまするが、併し少年院自体を増設しなければならんような状態をかもし出しておる情勢それ自体は誠に憂慮せなければならんと思うのであります。この点はひとり法務府関係のみではございませんで、広く現政府の全般の施策に関連することでもありますから、例えば一方において国内治安の確保ということを主目的として警察予備隊の増員その他が行われておる今、一つの例として少年院の場合においても新設増築が行われる。併し問題は国内治安にいたしましても或いは小さい問題としての少年院の問題にいたしましても、或いは産業経済の全般に亘る問題にいたしましても、どうも現政府のやつておられることは本末顛倒の施策が多いことを誠に遺憾とするのでありまして、そのもとをよくする、即ち国内治安の問題にいたしましても、国内治安の紊れないような、即ち民生安定の点についての努力があと廻しになり、又その点における努力が非常に足りないのではないか。少年院の問題にいたしましても、こういうような少年院の増設をしなければならんような社会状態を一日も早く改善することこそ最も必要なことでありまして、そういう意味における努力が私は不十分であり、足りないのではないかということを痛感する一人であります。従つて本来それ自体には決して反対する気持は持つておりませんが、そのもとにおける努力についての十分な今後の善処方を強く要望いたしまして、本案に賛成いたしたいと思います。

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 他に御発言ございませんか、御発言なければ討論はこれを以て終了いたしたことにいたしまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) それでは御異議ないと認めます。討論は終結いたしました。  次に採決に移ります。法務府設置法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 御異議ないと認めます。よつて本案は全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました。  なお以上三案の本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつてあらかじめ多数意見者の承認を経なければならんことになつておりますが、これは委員長において本案の内容、本委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することといたして御承認願うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 御異議ないと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の署名を附することになつておりますから、三案を可とされたかたは順次御署名願います。   多数意見者署名     三好  始  上條 愛一     玉柳  實  横尾  龍     石原幹市郎  楠見 義男     竹下 豐次

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) 本日はこれを以て終りたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木直人自由党

○理事(鈴木直人君) それでは本日の委員会はこれを以て散会いたします。    午前十一時十六分散会

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