図書館運営委員会 第3号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1952/03/13
会議録
○委員長(西田天香君) これから委員会を開きます。 本日は前回に引続きまして国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案及び国立国会図書館支部上野図書館組織規程の一部を改正する規程案の二件を問題に供します。本案につきましては、先般大体御質疑は盡きたものと思われますが、何か御意見ございましたらどうぞ御発言を願います。
○羽仁五郎君 私は本案に賛成をいたします。但しそれにつきましては條件を附して頂きたいのでございます。その理由はすでに前回の質疑応答並びに討論の際に詳しく申述べましたので、その趣旨によりまして、次のような点を或いは本委員会委員長から議長にお申入れに相成る、或いは一層望ましくは本院の決議としてその意思を表明せられる、或いは更に最も望ましいのは、衆参両院の院議としてその意思を現わす。その三段のいずれをおとり下さるかは、私としては皆様の御意見を伺つて、委員長にお任せをしたいと思うのでありますが、その趣旨は、国立国会図書館は創立以来まだ日を経ること短いのであつて、国の唯一の国立国会図書館としての任務を遂行するために機能の充実を図ることが急務であつて、従つてこの創立の業務が一応完成するまでは一般行政整理というものが適用されるべきではなく、むしろその定員の増加によつて一刻も早く創立の業務を完成し、直接には国会議員、更には国内及び国際的な期待に応えらるべきものだと考える。以上のような趣旨でございます。
○金子洋文君 この前の委員会で、私は本案に対して賛否の意見は保留しておきました。大体余り好ましくないという意見を述べて保留しておきました。それは一応党の国会対策のほうへ諮らなければなりませんので、持ち帰つて本案を委員会に諮りましたところが、今羽仁君が申したように、国会図書館というものは今後発展しなければならないのにかかわらず、そういう人員整理があるということは甚だ遺憾である。併しこの次からはそういうことがないということを條件として賛成してもよかろうと、こういう委員会の許しを得ましたので、條件を附して賛成いたします。
○徳川宗敬君 この国立国会図書館が今まだ完成されないときにおいて、一日も早くこの目的を達成するために、人員を充実させるという必要は十分私も認めるものでありまして、只今羽仁さんの御発言に対して賛意を表します。
○徳川頼貞君 私も同意見で、賛意を表します。
○委員長(西田天香君) ほかに御意見ございませんでしようか。館長の御意見は。
○国立国会図書館長(金森徳次郎君) 意見ございませんです。
○委員長(西田天香君) 如何でございましよう。只今の御意見でございますと、大分皆さん賛成らしうございますが……。
○羽仁五郎君 御出席の全員の御賛成を得て誠に光栄であり、且つ感謝するものでありますが、最も私の願わしいと存じますことは、委員長が衆議院の図書館運営委員会の委員長と会議下さいまして、その結果によりまして、両院の院議として、先ほどの趣旨の決議をして頂くことができれば、これが最も望ましいと私考えております。若しそれが困難であります場合には、本委員会の決定によりまして、本院の院議としてその趣旨を明らかにして頂くという御努力を委員長にお願いすることができれば、これは次善でありますが、そう願いたいと思います。
○委員長(西田天香君) どういたしましようか。羽仁さんの御意見通り、一応交渉して見ます。
○徳川宗敬君 本委員会の意思を表明する方法につきましては、今羽仁さんからも御発言がありましたように、成るべくその目的を達成することができるように、一つ委員長で適宜お取計らいを願うことにして御一任したいと思います。
○委員長(西田天香君) ほかのかた、御意見ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田天香君) 若しそれで、それがあちらのほうの御承諾を得ませんときには、こちらだけで……。館長如何ですか。
○国立国会図書館長(金森徳次郎君) 私どもの述べるべき範囲でございませんで……。(「結構です」と呼ぶ者あり)
○委員長(西田天香君) それではそういうことにいたします。その結果どういたしましよう。速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(西田天香君) 速記を始めて。それでは国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案、及び国立国会図書館支部上野図書館組織規程の一部を改正する規程案は承認を得ることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(西田天香君) 御異議ないものと認めます。さよう決定いたします。 ではこれで本日は散会いたします。御苦労さんでございました。 午後二時三十八分散会