議院運営委員会 第44号
- 発言数
- 43 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1952/05/09
会議録
○委員長(川村松助君) 会議を開きます。 常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 自由党から内閣委員の玉柳實君、人事委員の岡田信次君、法務委員の寺尾豊君、文部委員の鈴木安孝君、運輸委員の平井太郎君、電通委員の工藤鐵男君、議院運営委員の左藤義詮君、予算委員の加藤武徳君がそれぞれ辞任せられて、内閣委員に鈴木安孝君、人事委員に平井太郎君、法務委員に玉柳實君、文部委員に工藤鐵男君、運輸委員に岡田信次君、電通委員に寺尾豊君、議院運営委員に加藤武徳君、予算委員に左藤義詮君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。日本社会党第四控室から人事委員の岡田宗司君、外務委員の森崎隆君、電通委員の佐多忠隆君、建設委員の小笠原二三男君、水産委員の三輪貞治君がそれぞれ辞任せられて、人事委員に森崎隆君、外務委員に岡田宗司君、電通委員に小笠原二三男君、建設委員に三輪貞治君、水産委員に佐多忠隆君を後任として指名せられたいという申出が出ております。それから日本社会党第二控室から法務委員の齋武雄君、運輸委員の片岡文重君、がそれぞれ辞任せられて、法務委員に片岡文重君、運輸委員に齋武雄君を後任として指名せられたというお申出が出ております。それから改進党から法務委員の堀木鎌三君、労働委員の鬼丸義齊君がそれぞれ辞任せられて、法務委員に鬼丸義齊君、労働委員に堀木鎌三君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。
○委員長(川村松助君) 只今議事部長から御報告いたしましたように常任委員の辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければさように決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 理事の補欠互選に関する件と議院運営小委員の補欠選任に関する件を一括してお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 自由党から只今、本委員会に加藤武徳君が再び理事、議院運営小委員に推薦されております。又緑風会から議院運営小委員として加賀操君が推薦されております。
○委員長(川村松助君) 只今委員部長から御報告いたしましたように、理事の互選に関する件と議院運営小委員の選任に関する件を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ、さように決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 決議案の委員会審査省略要求に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 千葉信君ほか六十二名から簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用の復元促進に関する件を発議せられ、発議者から委員会の審査省略を要求されております。委員会の審査省略の件をお諮り願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今事務総長から御説明いたしましたように、決議案の委員会審査省略要求に関する件を承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ承認することに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 緊急質問に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 社会党第四控室の吉田法晴君から治安維持に名をかる政府の反動政策に関する緊急質問、要求大臣は総理大臣、法務総裁、労働大臣の三大臣を要求せられ、十五分間の緊急質問をしたいという御申込でございます。
○相馬助治君 今の政治情勢から考えてそういう緊急質問が出ることは、私も極めて当然なように考えられる節がございますが、先だつてメーデー騒擾事件にからんで各党から発せられた緊急質問は、名前をつけますればやはりこの第四控室から出ている名前でやられた緊急質問というようなふうにもとれる内容を持つたものであることはまあ御承知の通りであります。従つてこの緊急質問に私は反対する意思と持つておるのではないが、この際やはり第四控室のほうから、首相は出ないということは先ほどはつきりしたので、首相が出なくてもこれを、やるのかどうか。その場合の御返事の緊急度というものも考慮されて、やはりこの際おやりになる御意思であるかどうか、これらを改めて一つお聞かせ願つておきたいと思います。
○小笠原二三男君 お尋ねですからお答えいたしますが、総理大臣の出席が本日得られないそうでございますから、先ほど議長の御答弁もありましたように、最近の機会において、保留してある答弁方を特に政府に申入れるそうでございますから、総理出席なしとしても、本日この緊急質問は行ないたい考えでおります。 又緊急質問をいたします趣意は、騒擾事件等の場合の質問もございましたんですが、その後においてデモ行進の取締法とか、警察法の抜本的な改正とか、或いは労働立法についての具体的な内容が新聞記事等で発表になり、或いはなりつつあるのでありまして、この点の中核となる諸点について質疑を交し、国民の疑問とする点を解決したいという趣意でありまして、当時或いはあの当時前の情勢とは変つて、問題が具体化して来ているこの際において質問をいたしたいというのでございまして、何とぞ御了解を願つておきたいと考えます。
○矢嶋三義君 私はあの騒擾事件を契機にして労働立法並びに治安立法というものが、或る程度近い機会から考えられつつあるということは想像にかたくないと思うんです。それで私はこの段階においては騒擾事件とこれらの立法との関連性というものは、まず質すべきことは質さなければならない段階だから又相馬君から先ほど騒擾事件の直後に政府に対して質疑応答の形で実質上の緊急質問がやられたという御発言がございました。その当時と現在とは更に私は事態が変つていると思いますので、現段階においては、或いは自由党から名前のつけ方が惡いという意見が出るかも知れませんが、緊急質問はこの際私はやるべきである。こういうふうに考えまして緊急質問をやることに賛成するものです。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○加藤武徳君 緊急質問の件名でございまするが、矢嶋君が只今自由党から「反動政策」という「反動」という用語について何か異論がありはせぬだろうかというような御発言があつたのでございまするが、我々としましては治安維持に名をかる政府の反動政策とは考えておらないので、治安維持のために必要な政府の政策が進められる、このように了解しておるわけであります。併しこれは立場の相違でいろいろな見解も違つて参りましよう。我々もこの緊急質問に反対をするものではないのでありまするが、折角矢嶋君の発言もございましたし、できれば件名を若干変更して御質問願いたい。このように考えます。
○小笠原二三男君 反動を削除してもろもろの諸という字を入れて……。
○委員長(川村松助君) そうすると小笠原君の表題の修正は、治安維持に名をかる政府の諸政策、こうやるのですな、治安維持に名をかる政府の諸政策に関する緊急質問、こういうふうに変えて承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 承認することに決定いたします。
○事務総長(近藤英明君) 只今ここに、いま一件の緊急質問の通告が出て参りました。尤もこれは月曜日に行なつてよろしいという御申出のようでございますが、共産党の岩間正男君から警察の学園干渉についての緊急質問、二十分間、総理大臣、法務総裁、文部大臣の三大臣を要求しての緊急質問の御要求が出ております。
○兼岩傳一君 皆さんが御賛成下されば、今日やつてもよろしゆうございますし、議事の都合上できなければ、月曜日になつても止むを得ないと思います。
○委員長(川村松助君) 次回に廻して如何です。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは次回に廻すことに決定いたします。次回に再び御審議願うことに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に公聽会開会承認要求に関する件をお諮りいたします。
○理事(宮坂完孝君) 法務委員長小野義夫君から破壞活動防止法案、公安調査庁設置法案及び公安審査委員会設置法案三件につきまして、来る五月二十六及び二十七の両日にわたつて公聽会開会承認要求書が提出されております。
○委員長(川村松助君) 只今委員部長から御報告申上げましたように公聽会開会承認要求に関する件を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 承認することに決定いたします。 —————————————
○委員長(川村松助君) 次に法務委員会專門員の任用に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 只今お手許に刷物をお配りいたしてございますが、法務委員会の專門員の長谷川君が東京簡易裁判所の判事に転出され、その代りに東京高等裁判所判事堀真道君を任用いたしたい。かような法務委員長からの推薦が出ておりますのでお諮り申上げる次第でございます。
○委員長(川村松助君) 只今事務総長から御説明をしましたように、法務委員会の專門員の任用に関する件、堀君を承認することに御異議ございませんか。
○小笠原二三男君 法務委員会における各会派の委員のかた、すべて賛成であるかどうか。その事実を御報告願いたい。
○事務総長(近藤英明君) 本件につきましては、法務委員会におきまして相当長い期間、理事と委員長との間に御審議になり、法務委員会自身の会議も数次にわたつて開かれて、そうして最終的に皆さんの御了解を得てこういうふうにした。こういうことを委員長から伺つております。
○矢嶋三義君 そういう事務総長の御発言でございますが、私、会派所属の法務委員に承わつておりませんので、本日は留保して頂きたいと思います。
○委員長(川村松助君) 法務委員会專門員の任用に関する件、一応お持ち帰りの上、改めて御審議を願いたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) この際、ちよつとおきめ願いたいのですが、恐れ入りますが先刻の緊急質問につきましての賛成者がまだきまつておりませんので、賛成者だけちよつとおきめを願います。吉田法晴君の緊急質問に対する賛成者……。
○小笠原二三男君 矢嶋君、お願いいたします。 小委員会みたいな問題がここに出たので、私ちよつと失礼しておつたのでこの際お聞きしたいのですが、運輸大臣の報告ですね、決議案に対する政府の所見、これは郵政大臣が立たれるというのですか、これはどういう理由ですか。郵政大臣が立たれるとか、どの大臣が立たれるとかということであれば、各関係の大臣に見解を表明して頂きたい。即ち郵政省のほうはこれを引取りたいということでございますし、大蔵省のほうは現在これをお持ちになつておられる、この両大臣の見解を承わるようにしたいと思います。こういう取運びにお願いしたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) 只今のお話でございますが、佐藤郵政大臣が言明をするに至つて経緯はどうかということの先の御質問でありましたが、これは決議が行われた場合に、政府を代表して国務大臣が言明する。こういうことで、その立場から佐藤郵政大臣が言明をすることを求めて来られた。こういう経緯だと心得ております。それから只今の小笠原さんの御希望は、佐藤郵政大臣のみならず、更に大蔵大臣からも言明してもらいたい。かような御希望と心得ますが、そういうことでございますか。
○小笠原二三男君 だから他の御賛成のかた等もあれば、申入れをしていい。政府側ではどうしようが、それは私は構わない。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 別に御発言もなければ一応休憩いたします。
○兼岩傳一君 先ほど小委員会のときに、議長にお願いして総理のたまつている緊急質問に対する答弁を速かにしてもらうように、そしていつできるかということを議長にお願いして議長の承諾を得たのでありますが、今日の緊急質問の機会に、一両日前に私のいたしました人民広場における警官を何名動員したか、それから催涙彈、ピストルをどれだけ持ち出して、何発打つたか、それから何人殺したのかということに対して、法務総裁は調査がまだ不十分だからという、まだ今日できんと言いましたが、今日、もうできると思いますから、一つ事務局を通じて法務総裁にこの吉田法晴君の答弁の機会を捉えてでもですね、その私の質問の答弁ができるように、一つ委員長から事務局にお手配願つて御請求願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 伝えておきます。休憩いたします。 午前十時二十二分休憩 〔休憩後開会に至らず〕